※本作はシリーズ物の第七作です、未読の方は是非ぜひ! 第一作「少女マリーと父の形見の帆船」からご覧下さい! 目次の下部にリンクがございます!
シリーズ第七作! 近世大航海時代。立ち塞がる危険、溢れ出す勇気、その先にあるのは名声と報酬か、そ
れとも。
父の因果が娘に報い……ではないが、追われる身の上となったマリー。だけど全ての海は繋がっており、船乗りは何処へ行くのも自由なのだ。海賊にも海軍にも、海の商人根性を見せつけてやれ! そして陰謀渦巻く大都会でマリーが見たものは、謂れなき罪で処刑台に送られようとしている、親友の姿だった。
船長なのに船に酔う、力も強いわけじゃない、空を飛ぶ事も火を吹く事も出来ないマリーはしかし、助けを待っているだけのか弱いヒロインではなかった。
自分では自分を臆病な人間だと思っている、着ている服で性格が変わる、親譲りの無鉄砲で「助けに来るヒロイン」マリー・パスファインダーの冒険と航海は、まだまだ、続きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 02:33:04
1013881文字
会話率:45%
徒然なるままに……ではないですが、気取った人間が浅薄な戯言を無駄に述べているだけのエッセイです。
基本的に自身の無聊を慰めるべく、または日頃の鬱憤をぶつけるべく、自己満足目的で書き殴っているだけの作品ともいえぬ作品です。
そんなわけで
、時に鬱であり、時に過激。いろいろと問題の多いであろう内容となることが予想されますので、それでもという方のみ宜しくお願い致します。
【私選有害図書指定】
当作品は読者に対し、知識、思想、嗜好などに於いて、悪影響を及ぼす可能性があります。ご注意下さい。なお、当方と致しましては、一切の責任を負いませんので、読者様方の自己責任にてお読み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 19:00:00
36604文字
会話率:1%
少し長く眠りすぎたようだ。
俺はぼんやりとする頭を振り、ベッドから起き上がった。
病院……ではない。古びた雑居ビルの一室か。ひとの気配はない。
ベッドを降りて、柔らかな陽が射す窓から外を望む。
四階か五階くらいの高さだろうか。地方の郊外の街
という感じを受けた。
ただ、見た限りではひとの気配はない。
一体ここはどこなんだ――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 17:00:00
5001文字
会話率:31%
人間を凶暴化させるウイルスが全世界に蔓延して三ヶ月、地上の覇者は人間から感染者へと移り変わった。警察、自衛隊は壊滅し政府機関は機能停止。文明は崩壊しわずかな生存者が息を潜めて暮らす中、少年は廃虚と化した街で一人生き延びていた。感染者の目を盗
み、部屋の一室に引きこもる生活。しかしある日出会った少女によって、少年の生活は一変することになる。(注:第二部からご覧になっても楽しめると思います)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 08:28:36
1266989文字
会話率:33%
RTA(Rescue and Tactical Approach)……それは世界各地を襲う脅威――魔王を最速最短で撃滅するための特別な技術。しかし、これは限られた者のみが扱える力……ではない。チャート(計画書)とそれを順守する心があれば、誰
でもRTAを行うことができる。今はそんな時代……。
数々のなんやかんやを経て、ヤツらが帰ってきた!
実力はあるのにクッソ激烈なクズ運によっていまいち一流になりきれないRTA集団〈レイ一門〉。重すぎるコイン、すぐ落ちる橋、真っ直ぐ歩けない千鳥足、罠と知ってたのに開けちゃった宝箱、オリチャーの誘惑……すべてのガバに足をすくわれつつ、今日も彼らは当然の権利のように完走を目指す。
これはそんなガバ一門にすっかり馴染んでしまった新人の、数々の冒険を経た、その後の物語である。
(本作は本編終了後のエンドレスモードです。内容に特に変化はありませんが、最終回がないためだらだらとお楽しみください。また、投稿は各エピソードごとの短期集中連載となり、エピソード終了後には若干の休載がはさまります。その間は別の作品シリーズを投稿していくと思います)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 10:32:59
139306文字
会話率:45%
フィクションで出てくる
「世間知らずのお嬢様を陥れ、その後復讐される『ざまぁ担当の男たち』」が、
復讐するまでもないほどの、底の抜けたレベルのクルクルパーばかりだったら……
という、何も考えずに読めるドタバタ・ラブコメファンタジー。
舞台は中世風ファンタジー。
ヒロインの女子高校生『アンジュ』は、ある日異世界に転移した。
だが、彼女は『いかにも悪役令嬢』といった釣り目な容姿はそのままに、
チート能力は愚か『レベルアップ』もできない、無力な少女のままだった。
加えて、転移前は家庭も比較的裕福で苦労知らずで育ったため、
「怖そうな見かけに反して、人の悪意についてまったく知らない世間知らずのお嬢様」
であった。
当然、そんな世界に来たら周りは彼女を食い物にしようとする。
その中には『現代知識』を豊富に持つ転移者や転生者たちも含まれていた。
……しかし、彼らは知らなかった。
この異世界に住む男性は転移者も含め、どいつもこいつも『アホの子』ばかりだということに。
そして「現代知識など、基礎技術も基礎インフラも整ってない異世界では、クソの役にも立たない」ということに。
そしてアンジュが剣も魔法も使えず、レベルも上がらない理由は、
「あまりに、この世界の男たちがバカなので、少しでも公平を保つために彼女に神が与えたハンデ」
であることに。
実際に彼らは、アンジュが何もすることなく勝手に自滅を繰り返していき、没落していく。
一方で、彼らの自滅によって、どんどん成りあがっていくアンジュ。
更に彼女の天然ボケな性格と『悪役令嬢っぽい見た目』が悪い方向にかみ合ったせいで、
「あの女は男たちを惑わし破滅させる、得体のしれないチート能力を持つ、最凶の悪役令嬢だ」
と、あらぬ誤解を受けていくことになる。
だが、極楽とんぼの彼女はそんなこともつゆ知らず、
「この世界の男性はみんな親切な人ばかりで、毎日が楽しい」
と、彼らの悪意に気づくことすらなく、お気楽に過ごしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 20:47:56
85881文字
会話率:48%
ある日、雑魚モンスターであるゴブリンしか召喚出来ない召喚士のルイド・アッカーサーは、所属しているパーティーである『永劫の剣』から、お荷物だとして追放されてしまう。
どうにかして生活費を稼ごうと考えたルイドは、近くのダンジョンに入ってゴブ
リン達と共にモンスターを倒していたのだが、戦闘をしている際に転移型トラップを踏んでしまい未到達の階層まで飛ばされてしまった。
とんでもなく強いモンスターに殺されそうになりながらも、ゴブリン達と共に何とかそのモンスターを倒した……が、辺りには戦闘音に釣られてやってきた大量のモンスターがおり、ルイドは死を覚悟する。
だがその時、モンスターを倒した事でレベルが大幅に上がり、新スキルを獲得したという声が聞こえ、急いで確認すると、どうやら召喚士を召喚出来るらしい。
何を言っているのかよく分からないこのスキルに一か八かを賭けてルイドはそのスキルを発動したのだが、それで丁度ルイドのMPは尽きてしまい、気絶してしまう。
そして目を覚ますと、後頭部にもちもちとした感覚があり、あっ、これ死んだんだなとルイドは思ったが……
「お目覚めになられましたか?」
という言葉が頭上から聞こえ、ルイドは思わず飛び起きる。
振り向くとそこには、絶世の超絶美女が正座して、上目遣いでルイドの事を見つめていたのだ。
誰なのかとルイドは質問すると、彼女は自身の事をエリシアと名乗った。
次に自分を囲んでいたあのモンスター達はどうなったのかと尋ねると、暗闇の奥から一体の大きなモンスター、キマイラが現れた。
そして何とそのキマイラはエリシアが召喚したモンスターらしい。
つまり、自分を囲っていたあのモンスター達は、このキマイラが倒してくれたという訳だ。
ルイドは、エリシアとキマイラにお礼を言い、この二人と一匹でダンジョンから脱出する事を決める。
そして約一ヶ月後、ダンジョンで沢山の経験を積みながら何とか脱出したルイドは知らなかった。
自分が、最強の冒険者になっていた事に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 12:00:00
167321文字
会話率:58%
これは、魔法のある世界エルゲニアに生きる人々の話…… ではない。
これは、エルゲニアを見守る神々の掲示板。
そこでリリースされる世界のパッチノートの一喜一憂しながら、新たなるバグによる被害に悲鳴を上げる神々の嘆きと努力の物語である。
最終更新:2024-12-30 00:00:00
447406文字
会話率:11%
久良充は普通の男子高校生……ではない。
彼の周りはいつも女の子で溢れている。それもとびきり可愛い女の子だ。
アイドル顔負けの容姿にグラビアもびっくりなプロポーション。そういう全男子が羨むような女の子……ではない。
いや確かに可愛いのは間違
いないが、やばいのだ。
何がやばいかって?
性格と品性がねじ曲がっているのである。
何度拒否しても久良の意志を無視してすり寄ってくる女の子達。
我慢の限界を超えた久良は、とうとう彼女達と正々堂々向き合うことを決意する。
それが地獄の始まりとも知らずに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 07:52:31
10010文字
会話率:36%
タイトルのとおりです。
文中に誤字や言い間違いが沢山出てきますけど、わざとです。
深夜のノリと勢いで書き上げた作品ですので、深く考えず読み流してください。
恋愛……ではないし、不思議な思考回路の王子なのでファンタジーに…………
ア
ルファポリス様でもアップしています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 01:42:40
4554文字
会話率:33%
転生……ではないのですが、死んだら、神になっていました。
ですから、理想的な世界を作ることにしたのですが、意外と難しいですね。
ですが、結構理想に近付いたので、遂に私、この世界に人間として受肉して、ただの世界の一員として楽しみます!
どん
な世界かと言うと、文明水準は高い! 魔法がある! 楽しいことがたくさん!
カクヨム、ハーメルンに掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 14:10:00
24395文字
会話率:19%
YouTubeで見た動画の感想……ではないが、その事が頭にこびり付いていたので、唐突に記したくなった…という感じか?
前書きの方にも記したけど、まあ適当に見流して貰えたら幸いです。
最終更新:2024-03-20 12:41:08
1130文字
会話率:0%
「お、俳優が来た!」
「よっ、今日、学校終わったら収録かぁ!?」
「フォー! 浩平くぅんー!」
「ドラマおもしろかったよー!」
「いやー、ははは……」
朝。とある小学校。鈴木浩平少年は教室に入った瞬間、このように熱烈な歓迎を受けた。
彼らクラスメイトが言うテレビドラマ。それは昨夜放送された小学校を舞台にした言わば学園ドラマである。まだ第一話目だがネットの評価は上々。実際、このクラスでも流行の兆しを見せていた。
ただ、面白いだけでなく、その大きな理由が一つあった。それは彼、鈴木少年がドラマに出演しているから……ではない。彼は役者でもなければなんでもない、ごく普通の小学生。
ただ、彼の名前と年齢がそのドラマの登場人物と完全に一致しているのだ。おまけに……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 11:00:00
3025文字
会話率:25%
夜、その建物の中でポタッ、ポタッと水が滴り落ちる音と足音が響く。
外は雨……ではない。何日か前に降った雨が屋上から下へ下へと染みこんでいるのか、それとも配管から漏れているのか、いや、水道は止められているはずだ。
ここは廃墟。彼の仕事は
そこの巡回。
なんだってこの俺がこんな仕事を……。
という心の嘆きは足音に表れることなく、ただ体の内部で繰り返し繰り返し木霊し続けている。
この社会が、実力主義であることはわかっていた。受け入れていた。望んでもいた。
……自分が一番前を走っている時は。だが、今や若い連中に職を、居場所を奪われ……
「ああっ!」
と、彼はとうとう堪えきれず声を上げた。肩に水滴が落ちてきたからだ。
彼は手で払い、そしてその手もまた、ぶんぶん振った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 11:00:00
1621文字
会話率:10%
ヒック! と声を漏らし、夜道を歩く男。
泣いて顔を真っ赤に、というのはあながち間違いではないが
手に持っているのは缶ビール。酔っているのだ。
フラフラとした足取りでその男は公園に入り、ベンチに座った。
「なんだってんだもぉ……」
そう呟き、項垂れる男。それもそのはず、この男、本日定年退職。
晴れて自由の身……ではない。
定年退職と言っても早期定年退職。つまりは体のいいクビ。男は望んでいなかった。
退職金は割り増しだがそれでも妻と子を養い、さらに自分たちの老後の生活を支えるのは厳しい。
まだまだ働けると言ってもこの歳で再就職となると……という風に落ち込んでいたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 12:00:00
2987文字
会話率:50%
今俺は三人の美少女に迫られている。
超絶金持ちのお嬢様、鷺ノ宮鏡花……だがストーカーだ。
全生徒憧れの生徒会長、九条朔夜……だがドМメス豚だ。
金髪ハーフのロリっ子読者モデル、姫野リリー……だが露出狂だ。
何の因果か三人に惚れられ迫られる毎
日。
だが聞いてくれ……俺は同性愛者なんだ。イケメンが好きなんだ。
「攻一さん聞いてください。攻一さんの私生活盗撮126時間収録のBDBOXが完成しました」
「捨てろ」
「攻一、私の事はいつでもイジメてくれて構わないからな」
「うるせぇ!」
「攻一に私のパンツ上げるね」
「きったね!」
誰か……俺の事を助けてくれ……特にイケメン。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 18:22:11
110680文字
会話率:48%
「エーデリュナ・ウィチアース! 貴様との婚約は破棄させてもらう!」
「……甘い……甘いですわ~~~~!!!!」
王侯貴族の通うティラゾーン学園の卒業パーティーで公爵家の息女、エーデリュナ・ウィチアースが叫んだ。
その原因は婚約者、カ
イゼン第一王子による婚約破棄を宣言されたから……ではない様子。
彼女は王子に物申したいことがあったのだ。
彼女に期待された役割はカイゼンを諫めつつ正しい道に導いていく役目。言い換えれば【監視役】だった。
王子の性格を治すため、憎まれ役……悪役(※一般的な悪役とはズレている)に甘んじていたエーデリュナ。
けれどカイゼンにはいつまで経っても変化が見られない。
婚約破棄騒動でついに堪忍袋の緒が切れたエーデリュナは長年で培われた悪役スキルでカイゼンを追い込んでいく。
そんな彼女に逆上した王子は拳を振り上げたが――!?
これは長年努力し続けた令嬢が報われずに婚約破棄を言い渡されたけど、自分の力で撃退して幸せを掴む物語です。
ざまぁでスカッとして、ハッピーエンドの甘い恋愛模様をお楽しみくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 08:24:04
13212文字
会話率:35%
何の特徴もなく、ただただ平凡な高校男子の俺、水瀬悠は、いつもと変わらない学校生活を送っていた。
これからもずっとこのまま時間だけが過ぎていく――そう思っていたが、
その平穏と言える日常は、あることをきっかけにして音を立てて崩れていく。
「私
ね、たまに欲求が異常に高まる時があるの……」
「……え?」
予想もできない言葉を告げられ、俺は何を思えばいいのか。
紆余曲折どころではない。人生の悪運という悪運が回ってきたのか。それか、ある意味では幸せなのか。
俺は日常では起きなかった事に毎回頭を悩みきれない程に悩ませる。
最初は最悪の言葉に聞こえたそれも、最後には心地よくすら聞こえてくる。
あくまでこれは、体験したくはなくも、どこか羨ましくも思える……?
新感覚……ではないラブコメである。
完全な趣味ですので、文章力が限りなく低いですが、そこはご了承ください。
ただ、それをコメントされても一つの意見としてしっかり受け止めますので、是非、一言でもいいので残して行って頂きたいです。よろしくお願いします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-16 19:28:31
2559文字
会話率:40%
あたしのバディは早々に他界する運命……ではないようだ。
最終更新:2022-12-16 00:40:57
1000文字
会話率:45%
水瀬銀次(みなせぎんじ)は祈らない。祈る代わりに殺すことにした。
大学院での彼の研究は心臓をはじめとする「循環器系」全般を人工のものとして再建できる、まさしく画期的なものだった。
多くの人を救い、多くの者が称賛し、世界が彼を「認めてくれ
る」
……はずだった。
あっけなく奪われた彼の研究。挙句盗んだのは「彼」が「教授」からということで大学から除籍。親からも見放され、明日食うのにも困ったあたりで下らないスレを見つけた。
「この三つの能力の中ならどれが欲しい?」
下らなかった。
でも下らないことに使える時間は今、嫌になるほどある。
「僕は液化金属かな」
────これは降って湧いた超能力を武器に異能力バトルで無双する話……ではない。
強大な力を手に入れた者が、果たして「人間らしくあり続けられるのか」
これは「人間」の物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-24 19:22:30
701674文字
会話率:53%
どこにでもいるごく普通の高校生、圭一。だが、彼には大きな悩みがあった。それは義理の妹、エミーリアの存在だった。このエミーリア、どこにでもいるごく普通の女子中学生……ではないのだ。立ち上がれば普通の成人男性を遥かにしのぐ身長、男性ボディビルダ
ーでも真っ青な筋骨隆々の肉体をしているのである。おまけに柔道をやっていて腕っぷしも強く、性格はとってもサディスティン。
この話は、そんな義妹に気まぐれに遊び相手として目を付けられてしまった平凡な高校生である圭一の災厄話である。
※当作品はpixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-19 16:11:20
7393文字
会話率:53%
ぼくは、人生が楽しくなかった。
でもあるとき、神秘的で美しい男がぼくに別の世界で人生をやり直すチャンスをくれた。
彼の名はシルリヤ=ヴァ=ウィンド。
風の力を司る神でありこの世界の創造主の1人にして、ぼくが暮らす国の王だ。
彼のお陰でぼくは
楽しく新たな人生を過ごしたのだった。
めでたしめでたし……ではない?!
シルリヤはぼくの幸せを願ってくれた心優しいやつではなくて、ただ友達がほしかっただけ?!
いつまでも会いに来ないぼくに痺れをきらしたシルリヤは王の付き人を募集すると言ってぼくを王宮へ呼んだ。
なんでこんな遠回りなことするのかな?!
不器用で素直じゃない美形な王となんだかんだ人生を楽しんじゃいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-11 00:00:00
89894文字
会話率:26%