拓海の婚約者にはΩの幼馴染が居る。αとΩだが兄弟みたいに育った間柄でお互いに恋愛感情は無いと主張しているのだが、幼馴染の方はどう見ても自分達の邪魔をしていた。
しかもそれを婚約者に伝えても気にし過ぎの一点張り。
このままモヤモヤとした気持
ちを抱え続けなければならないのかと思っていたが、実は幼馴染の方にも婚約者が居ると知った拓海は思い切って相手にコンタクトを試みた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 22:56:06
5311文字
会話率:46%
αとΩの同性の両親を持つ相模 楓(さがみ かえで)は母似の容姿の為にΩと思われる事が多々あるが、説明するのが面倒くさいと放置した事でクラスメイトにはΩと認識されていたが楓のバース性はαである。
そんな楓が初恋を拗らせている相手はαの両親
を持つ2つ年上の小野寺 翠(おのでら すい)だった。
翠に彼女が出来た時に気持ちも告げずに、接触を一切絶ちながらも、好みのタイプを観察しながら自分磨きに勤しんでいたが、実際は好みのタイプとは正反対の風貌へと自ら進んでいた。
実は翠も幼い頃の女の子の様な可愛い楓に心を惹かれていたのだった。
楓がΩだと信じていた翠は、自分の本当のバース性がβだと気づかれるのを恐れ、楓とは正反対の相手と付き合っていたのだった。
楓がその事を知った時に、翠に対して粘着系の溺愛が始まるとは、この頃の翠は微塵も考えてはいなかった。
※作者の個人的な解釈が含まれています。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 20:00:00
75810文字
会話率:29%
果南(かなん)はごくごく普通の女子大生。当然、第二性もβ。だけど彼氏の千春(ちはる)はだれもが認めるαで、常々釣り合っていないと陰口を叩かれていた。そんな千春はよく果南のうなじを噛む。βである果南のうなじを噛んでも、意味はないのに。果南はα
とΩの運命的な関係にあこがれる一方、千春との別れを予感しながら恐れて、しかしどこかあきらめられていると自分では思っていた。しかしいざ千春に「運命」のお相手が現れたとき、果南の体に異変が起きて――。
※異性間(男女)オメガバース。
※他投稿サイトにも掲載。
※全4話。完結まで予約投稿済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-17 00:00:00
8699文字
会話率:35%
近未来SF的なの。オメガバースではない
最終更新:2022-05-10 15:58:00
1723文字
会話率:0%
俺の両親は、男性体のαとΩだった。
遺言を受け取る話です。
エブリスタ・Fujossyにも掲載しています。
最終更新:2021-07-11 17:59:17
1399文字
会話率:31%
舞台は、男女という性別の他にアルファ・ベータ・オメガの分類が加わった計六種類の性で構成された社会である。性別的にも、社会的な立場的にも劣るオメガという性を受けてしまった市川樹は、ひたすら自分の性を隠しながら生活を送っていた。
ある日、会
社でオメガの性質でもある発情期を発症してしまい、自分の性が部下の桜シャーロットにバレてしまった。シャーロットは、樹の性別がなんであっても愛している、オメガであるのなら尚更自分がパートナーとなって楽にさせると言ってきた。
しかし樹には松戸瑠衣という想い人がいた。瑠衣も樹の性を知っており、付き合ってはいないものの樹と瑠衣は両想いだった。樹は学生時代のトラウマを抱えており、誰と心が通じて結ばれようとも、決して自分の置かれた待遇を脱却することはできないと思い込んでいる。そのため大好きな瑠衣と肉体的に結ばれることを避け、慕ってくれるシャーロットのことは適当にあしらう。
樹の性を知ってからも、パートナーとして認めてもらえなくても、シャーロットは樹にしつこく寄り添い、アルファという立場上日常生活でも危険にさらされる彼女のことを支え始め、樹の幸せを願う。樹と瑠衣のこじれた恋愛事情に首を突っ込みながら、シャーロットはついに強硬手段を取ることにした。
シャーロットにとって樹は最愛の人であるから、もちろん自分の両親のように仲良く結ばれるのが理想であるが、自分の気持ちよりも樹の幸せを願い、彼女を無理矢理眠りにつかせた後、瑠衣を呼び出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-12 18:42:26
50161文字
会話率:56%