「もう決して目を逸らさない。そう、覚悟したんです」
2025年7月4日、殺人事件が発生。犯人は目撃者らの通報で駆け付けた警察官によって現行犯逮捕された。
犯人はバッタを模したヒーローのマスクを被り、自身をバッタマンと称して、法の裁きを逃
れる犯罪者を相手に私刑を行ってきた自警団だった。
取調べの担当刑事に対し、バッタマンは過去に起こした事件を話していく。
痴漢や万引きなどの軽犯罪や、メディアを騒がせる悪人、果ては警察の捜査資料に度々名が挙がる様な大物にさえ邂逅し、それらを退治してきたと語るバッタマン。
その手口は現代社会に適応したものばかりで……。
何故その手を血に染めたのか。
何が悪で、何が正義なのか?
※作中で行われる手口は再現可能なものも多数登場しますが、危険なうえ違法行為となる恐れがあります。絶対にマネしないで下さい。
関連楽曲:https://youtu.be/ZQBq4lSHoaw?si=PE0XFBrXUbz4wqTD
イラスト:中村様
https://x.com/nkmr_kg?s=21&t=KSAOl6bL8qLcKVr0SVzfYg折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 07:30:00
4793文字
会話率:29%
藤島葵。十六歳。
高校二年生の彼女は、ある日突然異世界に飛んでしまった。
「よろしくお願いします、勇者様」
飛ばされた挙句勇者にされる葵。
流されるまま仲間と共に冒険の旅に出る葵。
その道中、剣を振れど、魔法を放てど、彼女はとんでもな
い活躍をしているわけでもないのに、ほめまくる仲間たち。
「さすがだアオイ!」「あなたなら魔王も倒せます!」「この世界の未来を切り開きましょう!」
「え、えっと...」
無自覚、などというわけではない。
確かに、葵が手にしているのも聖剣と呼ばれるものだし、身に着けている装備もとんでもなく価値のあるものばかりだ。
しかし。
葵が無自覚なのではなく、葵の仲間が無自覚なのである。
魔王を倒す旅路の中で、仲間がやったことを仲間自信が自覚せず、勇者のおかげだと葵を持ち上げ、葵はただあわあわしているだけの日々。
「だって、信じてくれないんだもん」
果たして、魔王は倒せるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-23 19:36:03
9424文字
会話率:38%
大学生、中谷仁(なかたに じん)は、ある日異世界に召喚されてしまう。
そこには自分を魔王の娘と名乗る女、イースがいた。
「私を魔王にしてくれ!」と頼み込む彼女に振り回されていく仁。
さらに森の中で出会った謎のエルフ、シショーや、赤髪の冒険者
リーザとの出会いの中で彼はどんどん新たなトラブルに遭っていく!
先の読めない異世界ドタバタラブコメディ、始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-14 18:20:43
34361文字
会話率:36%
気がついたら知らない場所に幼馴染と一緒にいて、告げられたのは「勇者」であること。修行だとか、慈善活動だとか、いろんなことに振り回され、怪我ばかりの毎日。これ以上、頑張るのも面倒なので、召喚された国から逃げ出すことにした。俺のことを気に入った
魔法使いが手を貸してくれるらしいが、交換条件があるようで……。
高校生の主人公が魔法使いとその仲間たちと家族ごっこをしながらゆっくり生活する話。
twitter始めました。@neko10RI折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-22 21:37:41
159213文字
会話率:19%