人間は悪意に溢れている。そういった悪意が少しずつ蓄積されていくと、世界中にとある自然現象が発生する。通称:悪獣
これらは、悪意のまま人を襲い、他種を襲い、世界を傷つけ続ける。基本的には悪意をばら撒き続けるだけだが、まれに核となる悪意に左右
される知恵を持ったものも存在している。そういったものを討伐するために、力を持ったものたちが存在している。その名も「救世主(ヴィラン)」。悪意は悪意によってしか、消すことができない。初代救世主の皮肉によって字とは違いそう呼ばれることとなった。
そして、あまりにも長い年月大きい悪意の蓄積によって誕生したナニカ、これによって世界は混沌に巻き込まれた。悪意は伝染する。先ほどまではナニも感じていなかった隣の人間を憎しむようになり、暴力を振るい、傷つける。世界中のあちこちでそんな現象が確認された。
それを救ったのが、初代ヴィラン。悪意の塊を討伐し、世界を覆った悪意を取り去った。しかし、しばらくすると疾走した。
世界は悪意に満ち溢れている。それを全て取り除くことは不可能だ。
でも、君に降りかかる悪意くらいなら取り除いて見せよう。
世界は私を救世主と呼ぶが、私はそうは思っていない。
勝手に世界を救い、勝手に悪意を取り払った。人間を壊すのも悪意そのものだが、人間を成長させ世界を発展させるのも悪意であることを否定できない。
だからこそ、私は、私のことを悪役(ヴィラン)というのだ。
私は決して正義の味方ではない。そのことを決して忘れないでくれ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 13:05:00
4762文字
会話率:29%
他人にまったく興味のないボッチ、佐川コウ。他人のためにセクハラを笑顔で見過ごしてきたビッチ、佐藤ひかり。ひょんなことから付き合うことになった二人。なのだが、お互いにまったく愛のない交際で、観察対象としか思っていない。そんな二人の仲を引き裂こ
うとする男子生徒たちとの醜い争いの中、二人は思った、「どうしてこうなった」、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-03 23:00:00
162292文字
会話率:61%
しがない工員の輪島奥安。
彼は無類の丸い物好き。丸い物の中でも特に丸い穴好き。しかし彼はそれがアブノーマルだとは全く思っていない。
独身40男の日常を黙々と綴ったヒューマンファンタジー。
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このお話は、
蝦夷松庵、豊生義之、香坂くらの協同創作です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-07 12:11:11
11217文字
会話率:14%
ネクロマンサーのヴィラントは、戦乱により命を落とし、死霊となってしまった死者を癒やして天に還す日々を送っていた。しかし、「人の国」の住人たちは、墓地で夜な夜な開かれているダンスパーティーを快く思っていない。仕事は山積みなのに、ちょくちょく人
の国から横槍が入るし、もうわたくしいっぱいいっぱいなんですけど? そこへタイミングよく現れた英雄たちをさくっと手下にし、これでようやく本業に打ち込めると思いきや!?
※アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-17 20:00:00
29677文字
会話率:50%
異世界でパン屋を経営している少女クリム16歳。元は日本人だったがある日を境になぜか異世界で生活することに。神様から授かったパンを作る魔法で大好きなパンを焼きながらのんびり暮らしているだけなのになぜか厄介事に巻き込まれる。しかし他を寄せ付けな
い圧倒的な無双っぷりとチート級の魔法ですべてを解決してしまう。パン屋や旅の途中で出会った様々な人々に獣人、真面目な魔王に百合体質の聖女たちと交流しながらものんびり異世界を楽しむほのぼの系の物語。
物語の最初はパンを作る魔法としか思っていないのですべて腕力のみで解決します。魔法を使い出すのはもう少し後になるかも。少し百合っぽい展開もありますが過激なワードは使わないようにしています。
基本的に作者が自由に展開させていますので辻褄が合わないこともあると思いますが温かい目で読んでいただけると幸いです。
※自身の都合で毎日投稿が厳しくなるので楽しみに読んでいただいている方には申し訳ありませんがしばらくは不定期とさせて下さいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-14 10:41:58
102197文字
会話率:43%
黄色楓(オウシキカエデ)、十八歳。周囲の評判はバカチビデブ、いいとこなしの童貞高校生である。クラスメイトからはいじめてすらもらえないほど影の薄い存在。そんな彼も何とか卒業式を迎えたが、彼はそこで……。
気が付くと彼の前には一人(?)の女神が
。「おめでとうございます! あなたは死にました!」
人を人とも思っていないクズ女神の気まぐれによって美少女に転生することに!
「バカ、デブ、チビ。そんな人間に生きてる価値はありません」
「人間界で得をするのは美女、美男、一般女子、一般男子、ブサイク、ブスの順」
「私に従わないなら二億年の無間地獄」
やりたい放題の女神に振り回される元根暗ボッチ美少女のヒューマンドラマコメディ!
一話から読んでいただくことをオススメしますが、単発日常コメディとして好きな話から読んでいただいてもOKです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-10 15:55:10
168561文字
会話率:40%
「異世界転生おめでとう!!」目が覚めると真っ白な空間で突然女神に祝福された。
人を手駒程度にしか思っていない女神は雑な説明を少しだけしてから、二人の男女を異世界転生させる。
異世界転生した宝生蓮(ほうじょうれん)は現実で培ったラノベ知識と、
元からあるセンスで回りからは最強賢者と呼ばれる様になるが問題が一つだけあった。一緒に転生した大好きな幼馴染の姫宮桜(ひめみやさくら)はキスが出来ない呪いをかけられていたのだ。
この作品は長文タイトルでどのくらいの人に読んで貰えるかの検証の為に作ったので、良ければブックマークと評価をお願いします。
更新速度はブックマークと評価次第で上げます。
(現在月1予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-27 17:57:39
2324文字
会話率:52%
遠い未来の話。主人公たちはロボットだが、自分のことをロボットだと思っていない。人権もない世界で彼らは何を思うのか。
最終更新:2020-09-18 23:27:09
1797文字
会話率:16%
河原木高校。
その高校の文化祭には、少し特殊な催しがあった。
その名も——
【校内ベストカップルコンテスト】
そのコンテストにて、一年生ながらに過去最高得点を叩き出した二人組がいた。
しかし、彼らはこう言うのだ。
「自分達はカップルで
ない」と。
これは、そんな天文部所属の眼鏡の似合うイケメン『大村翔』と、登山部所属のオーストラリア人の父を持つハーフ『大西メイ』の、本人たちにとっては何気ない日常風景を切り取った——
——少し特殊な夫婦物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-13 14:07:10
4093文字
会話率:51%
このビシュベル王国含め諸外国全てに共通する脅威、魔王。
青騎士に所属する4名はそれぞれの信念を抱えて殿下に忠誠を誓う。
皆に賛同される信念だとは思っていない。
ただ貫くのみ。
最終更新:2020-08-19 00:00:00
3974文字
会話率:13%
京都に住む主人公の魔帆は、自分の母親を母だとは思っていない。
魔帆の従弟である直樹もそうだ。
魔帆の母と直樹の母は姉妹で仲が悪いが、真帆と直樹は仲が良かった。
そんな2人が、学校であらゆる問題を起こしまくる。
魔帆は彼氏を巡り女子生徒と対立
し、直樹は夜の学校での肝試しを計画した。
それだけでなく、2人だけで東京に・・・?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-14 17:24:58
895文字
会話率:21%
「ただそこにいて人の話を聞くボットでしかない。皆、私に話しても解決策は何も得られないのにね」
私は話すのが苦手。だからいつも聞き手に徹している。話すのはいいけどなにも思っていないわけではないけどね?
最終更新:2020-08-14 01:58:29
322文字
会話率:40%
誰も彼も私もおばあちゃんもおじいちゃんも、もしかしたら愛すべき人も暮らしているちっちゃな土と鉄の塊の上で、誰かが思っている事かもしれないことと思っていないかもしれないことに、フィクションなふりかけした一場面な短編集。
最終更新:2020-07-30 18:01:40
2237文字
会話率:16%
ーーパッと切り取った一瞬のような日々が終わり、この日僕は建国した。
長命の種族であるエルフと呼ばれる僕の周りには、他にエルフと呼ばれる種族はいなかった。
ここには身寄りのない生き物しかいない。人間、ドワーフ、獣人、ヴァンプ、戦人、半妖
、エルフ。これらバラバラの種族の共通点を挙げるとすれば、みんな活力がなく目がうつろになっていることだろう。
種族の坩堝と化したこの地は”捨てられた島”と呼ばれているらしい。一番歳を取っているように見える”長老”が言っていた。
つまり、いらなくなった生き物を”捨てる”島ということだ。
ここには森があり、そこには恐しい化物がうじゃうじゃいる。そんな環境で、捨てた側の生き物はまだ生きているなんて思っていない。そういう悲しい場所だ。長老はそう言って悲しそうな顔をしていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-13 01:06:35
29636文字
会話率:43%
楠木一絃(くすのきいづる)は小学生の頃、好きな女の子坂脇穂雫(さかわきほのか)に告白するもあえなく振られてしまう。
だが、高校生になって好きだった穂雫に再び巡り会う事になってしまい、しかも席は1番後ろから1個前の席で、穂雫はその後ろの席
となっていて、前後のお隣となってしまう。
過去の事で忘れていた事実を思い出し、距離を置こうとするも何故か穂雫は振った相手である一絃の事を見つめていて……。
1度失恋をしたと思っている一絃と振ったとは思っていない穂雫の遠回りの勘違いになってしまったが確かにあの時に動き始めていた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-07 20:13:17
69122文字
会話率:61%
ざっくり言うと「あざとい後輩女子っていいよね!!!!」って話。
2話以降は毎日18時、1ページ(1500文字程度)ずつ投稿予定です。
【詳細なあらすじ】
生徒会に所属し、才色兼備文武両道の生徒会長からあらゆる技能を教え込まれた主人公
・有栖優也は、彼女が高校を卒業するその日に告白をする。
しかしその返答は「ただの後輩としか思っていない」だった。
以降腐っていた優也の元に、一人の少女が現れる。
彼女の目的は、カッコイイ先輩と付き合うべく理想の後輩になることだった。
優也は少女が作った、理想の後輩になるための部活『後輩部』に強引に入部されられ、少女に理想の後輩としての振る舞いを指導しつつ、姫宮の可愛い行動の被験者となったのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-18 18:00:00
73941文字
会話率:62%
ゲームオタクの健太
頭も良く美人な舞
正反対と言ってもいいほどの二人
健太は人との関わりが嫌いで舞のこともあまり良くは思っていない
舞が健太の心を解き放つ
そんな2人の物語....
最終更新:2020-06-01 14:54:46
4412文字
会話率:81%
桜介、私の事嫌いだったよね?
三年ぶりに再会した幼馴染の桜介に、突然「付き合おう」と言われた柚葉。桜介に嫌われてると思い込んでいる柚葉は、言葉通りには受け取れなくて…。
好かれていると思っていない女の子達による、勘違いすれ違
いラブコメディ。
※ 視点がコロコロ変わります。R15は保険です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-23 09:00:00
119543文字
会話率:34%
都では、こんな噂が広まっている。「誰も入れない森の奥があるらしい」「入ろうとした人がいるけど元の戻されるみたいだ」「見たこともない何かがいるのかもしれない」そこから尾ひれが付いておとぎ話ともなって、森にまつわる噂は留まることを知らない。そ
れもそのはず、実際にその森は入ろうとしても入れないのだ。国はその現象を認め、世間に公表。調査を専属の研究グループに一任した。しかし、様々な方法で進入を試みるも森の奥部への踏破は叶うことはなかった。何かがそれほどまでに私達を拒んでいるのだと研究グループは考え、無意味な挑戦をやめてほしいとの声明を出して、この件から手を引いた。
それでも森の内部へ入ろうとする挑戦者は後を絶たない。そんな中、誰かが言った。
耳の尖った人がいた、と――。
誰もが伝記上のある種族を思い浮かんだ。入ることのできないその森の領域の名は、エルフの森と定着しつつあった。
エルフの森の内部。大きな川が流れているその場所に、都では大層な噂が流れていることを露とも知らず、微塵も思っていない銀髪の少女が一人、鼻歌を披露しながら釣りをしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-15 20:09:27
363328文字
会話率:43%
【ストラーノ】
30年前の隕石衝突の時に発生した粒子の影響で目覚めた異能力の名称である。【ストラーノ】に目覚めたものは非能力者に迫害を受け、生活がままならない状況においこまれた。
各国は能力者を守るという名目で土地を用意し能力者を隔離。研究
対象とした。
それから時がたつにつれ能力者への理解も徐々に深まり、迫害などは減っていった
それでも能力者のことをよく思っていない者もまだまだいる。
そんな中、能力者と非能力者の共存を目的とした人工島〔桜花島〕に神薙玲は引っ越すことになった。
非能力者の玲は平穏無事な生活を願っていたが突然事件に巻き込まれ。
能力者になってしまうのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-15 10:00:00
17960文字
会話率:46%