とある高校の1年D組で、地縛霊として10年目を迎えた幽霊と、幽霊と知り合いたい少女の物語。
最終更新:2018-07-21 22:11:10
4034文字
会話率:45%
ある少年は絶望し、町外れの廃墟にあてもなく向かっていた。すると、誰もいないはずの中から、不気味なピアノの音が聞こえくる。ドビュッシー作曲、『仮面』。演奏者は、アスカと名乗る少女だった。音楽を紡ぐことにより、聞き手を絶望させるという彼女の特異
な考え方、ピアノに対する底なしの情熱。その思考と、ずば抜けた作曲能力、そしてその調べは少年を魅了し、彼と彼女は互いに魅かれていった。だが、彼女はどうしても自分の事を語ろうとしない。それを訝しく思った彼は、彼女の過去を探ってしまう。彼女は、実際は数年前、原爆二世であり、いじめや障害に耐え抜き、一時期世間をにぎわせた天才少女だったが、父親の職場見学の最中、建物の倒壊に巻き込まれ死んでいた。彼女は地縛霊だったのだ。だが、彼は彼女を人間として扱い、そして別れを告げた。少年は悲嘆にくれるが、彼女のメッセージを、そして彼女と作った歌を見て、音楽家になると決意する。
少年はピアニストとして活躍するようになった。地元でのコンサートで、彼は彼女と一緒に作った思い出の曲を弾く。アイネクライネナハトムジーク、小さな夜の歌を。過ぎ去りしあの日々の事を、懐古するように。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-15 16:31:11
22239文字
会話率:51%
高校二年生の俺、祐介は、今日もいつものように目を覚まし、いつものように家を出、いつものように…………。
最終更新:2018-06-27 18:27:38
3483文字
会話率:29%
女が一人居る。
そこは吹き溜まり。
人生の墓場の暗がり。
女が三人来た。
そして開けられた窓。
墓穴に差し込んだ光。
同類と木偶の坊と変人。
彼女達は導く。「帰るべき場所へ帰れ」と。
そして四人は遙かなる光を見た。
「女四人」
彼女
はまだ帰れない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-09 00:50:24
17682文字
会話率:47%
地縛霊は他者の思いでとどめられているんじゃないかと考えました。
最終更新:2018-06-05 19:45:06
2282文字
会話率:35%
上京した部屋にはすでに誰かが住んでいた
最終更新:2018-05-14 17:33:53
9026文字
会話率:66%
買ったばかりのスマホを起動した瞬間、半透明の女の子が出てきました……。
最終更新:2018-05-07 23:11:11
10048文字
会話率:27%
ある霧雨が降る秋の日。
地縛霊となった実晴は、霊感の強い少女・日菜に手を引かれ一度も離れることができなかった木陰から一歩踏み出す。
そんな彼女たちが光と暖かさを少しずつ知りながら、「生きる」の意味を探す太陽の物語。
最終更新:2018-05-01 02:35:49
14181文字
会話率:20%
1,000文字小説第三作目です。今回は心霊現象について。
文章だとどう書き起こすかが結構なお題でした。ちょいと今回は難産。まだ突き詰められるかなとも思いつつ。
安アパートに地縛霊として住まう幽霊と、引っ越してきた陽気な青年の日常の一コマです
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-04 15:00:00
1119文字
会話率:33%
どこにでもいそうな睦実(むつみ)・高校一年じょしのごくありふれた一日の出来事……ただちょっとだけ、霊いっぱいですが。
最終更新:2018-02-25 14:03:35
11656文字
会話率:28%
幽霊のカレンは犯人を見つけたいと悩んでいた。自分が死んだ所に花を置いていった人物は誰なのか、それを調べるため動きだす。地縛霊の知り合いから目撃者情報を聞いたカレンはハルトという坊主の息子と接触したのだが、どんなに追跡しても無関係なデキゴトば
かりに遭遇してしまう。いい加減に諦めようと悩みだした時、幽霊が見えない筈のハルトから意外な言葉が口にされた。「この世のナゾはトかない方がいい」と……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-13 00:00:00
13457文字
会話率:40%
地縛霊から神になった“鶴”という者がいた。ある日“鶴”は、街を出る決心をする。
最終更新:2018-01-19 23:05:35
2139文字
会話率:0%
小さいころから人には見えない何かが視えていることには気づいていた。
かといって彼らに恐怖を感じたことはない。妖の中にも優しい妖がいることは前々から知っている。気がついたときには妖と友達になっていた。
そんなある日、幽霊でも地縛霊でも
ない彼女に会った。
彼女はひどく傲慢で、一向に部屋から出ていこうとしない。これではせっかくの一人暮らしが台無しだ。
俺はそんな彼女を一刻も成仏させるよう、様々な方法を試すことになるのであった……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-08 21:51:45
1454文字
会話率:34%
僕、絡繰 唯 は趣味の深夜の散歩で、綺麗な女の人に会う。
それからその人の事を気になるようになってしまう僕は、どうするべきかわからなかった。
最終更新:2018-01-01 23:10:13
1353文字
会話率:58%
悩み持つ主人公、悟史の前に現れた友希。友希は地縛霊であり、悩みを聞くために来たと言う。しかも友希に話した悩みは100%解決する。ただし、悩みは3つまでかつ、期間は7日間。悟史は次々と悩みを解決していく中で、新たな感情を持つようになっていた。
最終更新:2017-12-13 16:43:47
47594文字
会話率:53%
エブリスタ超・妄想コンテスト参加作品、『目を開けると、そこには』
優秀作品をいただきました!
幸せだったはずなのに、開いた目は見てしまった。
――生まれてこの方、俺は泣いたことがない。
医大に現役合格した俺は、本家の所有している屋敷
に引っ越してきた。
それなのに、そこにはどうやら何かが憑いているようで……。
……なんだこれ、これもある種のボーイミーツガールじゃないか?
これは、幽霊に恋した青年の短くて長い恋の話。
※この作品は同名作者の短編小説であり、エブリスタからの転載になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-10 18:04:55
8049文字
会話率:31%
心の隙間、お埋めしましょうか。
『お告げカフェ』
幽霊・妖・地縛霊、生き霊、動物霊、怨恨その他諸々なんでもかんでも取っ払います。その代わり、丸裸になりますからね。
ん? 金を取るのかって? 当たり前でしょう。世の中、『ただ』ほど怖いものは
ありませんよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-30 21:00:00
126222文字
会話率:46%
私は、ずっと同じところに居続ける地縛霊だった。彼女と出会うまでは。
最終更新:2017-11-01 00:00:00
576文字
会話率:46%
日本に住み着いた真祖のヴァンパイア!トロイアル公マスタング3世の日常。
最終更新:2017-10-22 18:47:01
6666文字
会話率:33%
自殺して地縛霊になった俺
最終更新:2017-09-29 23:17:30
2206文字
会話率:39%