いつまでも過去に囚われる男と、想い出の中に生きる彼女。
変わらないものと変わっていくもの。二つの間に何があるのか。想い出に恋する彼は何を思うか。
最終更新:2017-11-12 19:43:42
4102文字
会話率:47%
あるところに、小さいながらも豊かな国があった。
その国の名はエルターナという。
300年の歴史があり、代々賢王によって治められてきた国である。
だが、ある日、その国に小さな闇が生まれた。闇は瞬く間に巨大化し、エルターナ国を覆い尽くした。
闇
に支配されてより数十年…小さなエルターナ国は、世界屈指の軍事国家となっていた。
そこに突如現れた名もなき少年。
呼び名ばかりではなく、まともな服も食べ物も家すらも、彼には何もなかった。
ただひとつだけ、笑顔を除いては…。
彼は、のちにブランシュと呼ばれるようになる。
ブランシュ…白。
髪も肌も真っ白な少年。
荒んだ世界に生きながらも、決して闇に囚われることのない無垢な少年…その生きざまを描く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-01 00:00:00
73162文字
会話率:59%
人間の心の闇を具現化した力、”魔”。人はその闇に囚われると、理性を失い、異形の怪物、”愚魔”へと姿を変える。ここ数件、警察内を悩ませてきているこの事件に対し、驚異の解決率を誇るエリート警察官、九頭竜碧斗。愚魔を討伐し続けてきた警察の英雄を
周囲は”相棒殺し”と揶揄し、九頭竜は居場所を失っていた。そんな彼が――愚魔を倒す専門組織、愚魔討伐機関EBOに、ヘッドハンティングされるのだった。
そして、そのEBOに所属していたにも関わらず、新人警官として警察本部にやってきた男、阿久戸光。彼もまた、たった一人で愚魔を討伐する九頭竜に惹かれ、警察へと身を投げ入れる。
九頭竜と阿久戸。違う環境で育った二人が、違う環境で交錯する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-11 23:19:45
27390文字
会話率:56%
負の連鎖に囚われる少女華憐は、記憶喪失となれはて目を覚ますと暗闇の中に……。
「誰かいないの…?」
そう呟いた華憐の元に現れたのは冷帝の名を持つ史上最強の天使であり、漆黒の悲しみの瞳を持った使い魔を名乗る天使のパルスだった。
グルグルと
回る歯車の中、悲しみ苦しみながら前を向こうと必死に努力する華憐。そんな可憐の前に家族が現れ記憶の欠片が蘇ってー?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-18 11:17:30
9069文字
会話率:51%
──数年前まで自分の眼にだけ「化け物」が見えていた過去を持つ女、日向飛鳥は高2の春、再び悪夢に囚われる。
最終更新:2017-04-27 21:01:40
2322文字
会話率:40%
沢山の陰謀と願いと愛と夢と憎悪が男女を引き裂いた。
男は自分に囚われる。
女は思い出に囚われる。
男は、昔を取り戻したいと願う。
女は、男の幸せを願う。
その願いを利用する者が多くいて、純粋な願いでさえも汚される。
そして、男は暴走し、女は
、心を痛めた。
そんな二人の掻き乱された物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-21 19:07:01
101906文字
会話率:37%
囚われる感覚。
10年以上前に別名義で書いたものです。
最終更新:2017-03-15 12:00:00
296文字
会話率:0%
目の前の光景をどう捕らえれば良いのだろう?
世界の狭間、雲海に浮かぶ小さな小舟の上でオールを持ったまま呆然としている美しいスーツ姿の男性がつぶやいた。
雲海、凪いだ海の彼方にはポツポツと小さな島が見える。
天空には天使達の住む宮殿か遥か上
空に見え、雲海の下には悪魔や魔物の住む暗く殺伐とした魔界が見える。
その遥か下方に有るのが人間の世界、今は世界対戦の真っ最中だ。
「ルードビッヒ、君がまだ近くにいてくれて良かったよ」
そう言った先にはゆらゆらと魂の球体が浮かんでいる。
「僕の姿を思い出してくれないか?」
そう言った声の主のことを思いうかべた折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-26 13:23:10
4835文字
会話率:62%
たくさん存在するはずの未来。
しかし人は常に一つの今しか歩けない。
変えたい過去に囚われるあまりに起こす人々のドラマ。
最終更新:2017-02-24 00:46:30
3569文字
会話率:12%
女子高生の<私>はここ最近、高い壁の狭間へ囚われる明晰夢を見続けている。逆周りの時計は溶け出し、豆の木は踊る――不条理が支配する夢世界を抜け出す方法は、壁を”越える”こと……!?
<私>は挑み続ける。失敗続きの挑戦の
中、この不条理の夢世界に”現実”の影を見出しながら。
<壁>は祈り続ける。彼女がいつか何かを見つけ、そして何かを喪って、この世界から旅立てますように、と。
シュールギャグとジョークで何かを塗りたくった小説です。ミステリー要素もあります。完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-21 00:18:24
63605文字
会話率:21%
男が囚われる妄想の話。
最終更新:2017-02-06 23:56:36
979文字
会話率:7%
記憶をなくした少女。
一途に想っている騎士。
可愛い妹の邪魔する者は許さない妹至上主義(シスコン)
魔法のiらんどにて上げていましたが、ログインできなくなり続きが書けなくなったので、こちらに修正しつつ移動します。
最終更新:2017-02-04 12:16:03
16141文字
会話率:30%
輪廻転生。
それは、死した者の魂はまた新たな命となりて現し世に戻ってくるという概念。
転生の際に魂に残る記憶はリセットされ、全く新しい別の存在として現し世に生を得る。
それは呪いであって救いである。
前世の思いに囚われることはないのだから。
だが、その輪廻転生の枠組みの中には一つの例外があった。
人外。
それは、人ならざる力を魂に宿した存在。
彼らは人と変わらぬ見た目を持ち、現代では人間の中で人間と変わらぬ暮らしをしている。
だが、彼らは輪廻転生の枠組みの中の一つの例外。
彼らの魂は転生を経てもリセットされることはない。
彼らは人外である限り幾度の転生を経ても転生前の記憶を保持してこの世にまた生を得る。
それは救いであって呪いである。
前世の思いを受け継ぐことができるのだから。
しかし、自ら人外の力を捨てて人へと転じた時、彼らの魂もまた、人同様にリセットの宿命を負う。
これは、かつて人外であった少年と、今も人外である少女の物語。
道を違えた二人が再び相見えた時、彼らは何を思い何をなすのか。
此度語るはかつて人外であった少年。
【輪廻の先で出逢った二人】
いざ、開幕折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-10 00:00:00
26707文字
会話率:37%
幾億の波と星とに抱かれ、神と少女は恋をする。
豊かな海に囲まれた珠流可《するが》の村に一人の少女が住んでいた。
村長の御館に囚われる様に暮らすその少女は、波を読み海を占う海神の巫女。
歴代の巫女ほど力を持たぬ少女は、ただ囲われるだけの己の
存在に意味を見出せないでいた。
そんなある日、御館を抜け出した少女の前に一人の青年が現れる……。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-04 22:28:53
4267文字
会話率:15%
ある豪華な屋敷の一室で目覚めた少年。
この部屋から早く出なくては! という気持ちに囚われるが・・・
最終更新:2016-05-28 08:12:46
5490文字
会話率:17%
ある出来事を境に囚われる夢に囚われてしまった「稲城 大成(いなぎ たいせい)」
毎晩見る夢の内容は変わることはなく同じものだった、ひとたび夢を見ればそこは暗闇、毎晩追うは小さな背中、そして行く手を阻む「夢鎖(むさ)」と呼ばれる鎖。
大成はこ
の夢から抜け出すことはできるのか!
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※初投稿となります。
※不定期投稿
文字間違い、意味の通らない文章などが多々でてくると思います、それらがお嫌いな方、苦手な方はおすすめできませんのでご理解いただければ幸いです。
みなさんのお時間をいただき読んでいただく為努力してまいりますのでよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-16 15:01:42
615文字
会話率:32%
復讐の念に囚われる男は、子供達を手駒にしようと考えた。
悪魔の檻に囚われた名も無き役者達は、痛みに苛まれながらも選択肢を探す。例え行き着く結末が同じだったとしても……
最終更新:2016-04-07 19:22:26
1028文字
会話率:14%
不良×苛められっ子/失恋したもの同士/セフレ関係/ ※サイトより転載しました
>>誰よりも愛していた関に振られた梓は全てを捨てて全寮制の学園へと逃げてきた。しかし何も変わらず、相変わらず関への想いに囚われる日々。次第にほとほと
疲れてしまった梓はクラスメイトである木戸とセフレ関係を結ぶ。木戸もまた失恋したようで、梓と同じ傷を負っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-24 19:31:14
8414文字
会話率:60%
かつて杖突と呼ばれる者たちがいた。
全身黒塗りの服に身を包み、フェドーラ帽を深く被り、道化の仮面で素顔を隠し…。
杖を片手に悪を葬る正義の使者。
常に固定概念に囚われることなく、全てを見通して正義を振りかざす鋼《刃金》。
鋼杖師《コウチョウ
シ》と呼ばれる彼らは、今日もまた――
――死臭を纏いながら、杖を突いて歩くのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-05 17:00:00
25376文字
会話率:16%
国後六郎が目覚めると、その身は不快害虫になっていた。
文豪カフカが描いた前例に囚われることなく、六郎は一路、学校を目指す。
そこには、彼が愛する高嶺の花、脇田理恵子がいるのだ。
昆虫になってしまった、気難しくもストーカー気質の少年と、
人
とは変わった感性を持った美しい少女の、心の交流を描く物語。
※ダチが女になりまして。二年目のスピンオフですが、本編を全く読まなくても問題ありません。
※不快な表現というか害虫が描かれています(((折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-24 16:22:01
3562文字
会話率:18%