ひょんな事から魔王を救い、病的に好かれた男がいた。
名をエオン。
そして、病的にまで村人を好いた女の子の魔王がいた。
名をルシフェール。
二人は家族として暮らしていたが、ある日家の財産を全て失ってしまう。
どうにか生活する為にと、売りに出
そうとした短剣までも盗まれ、とうとう苦渋の決断をする。
それは迷宮を攻略したり、魔物を倒したりする冒険者だった。
不思議なギルドで二人は冒険者となるのだが、エオンはレディマスターという謎のレア職業に。
そして、ルシフェールはどんな職業にでもなれる無限適正を。
これは、冒険とは無縁だった二人が冒険者になるまでのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-15 02:48:18
3474文字
会話率:34%
【Stiletto(スティレット)】
刺殺に特化した十字型の短剣。鎖帷子が普及し、それまでの剣ではダメージを与えられないため発明された。
瀕死の重傷を負った兵士にとどめの慈悲(mercy)の一撃を与えるため、ミセリコルデ(Miseric
orde)とも呼ばれる。
尚その刀身の形状からか、先のとがったヒール、いわゆるピンヒールも「スティレット」と呼ばれることがある――。
バルダー・ブラックモアは野心に燃える軍のエリート将校。
しかし権力闘争に明け暮れた彼を待っていたのは陰謀と身の破滅だった。
一瞬にして全てを失い、酒に溺れ自堕落な日々を過ごすバルダー。
もはや生ける屍と化した彼はある日、化け物の女と出会う。
女の名はスティレッタ。
バルダーはスティレッタに血を与え、その対価として彼女から力を分け与えられることとなる。
新たな力を得たバルダーを待ち受ける運命とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-05 00:39:36
43966文字
会話率:28%
他者の返り血を浴びた者は、反逆者と呼ばれる化け物へと、姿を変える世界。
返り血を防ぐ短剣を持つ少年ヴァリスは、鐘槍の女騎士ヘルカとともに、小都市サルヴェンの自警団員として、日々を過ごしていた。
いつものように反逆者を打ち倒し、屯所に戻
ったヴァリスの元に、一人の少女が訪ねてくる。
およそ自警団とは縁遠そうな少女は「国王ゼリを、殺してください」と、言った。
一度は暗殺の依頼を断ったヴァリスだったが……。
縦読み推奨です。
行間弄ってる版をカクヨムに掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-27 00:27:25
140056文字
会話率:37%
不定期更新です。
文庫は全三巻(ファミ通文庫)。
「やあいらっしゃいませ。『古き良き魔術師たちの時代』にようこそ。お客様は初めての方ですよね。なるほどダンジョンからの帰りでしたか。お疲れ様でした。……ほうほうオークの盗賊団のねぐらからお宝
の山を見つけたんですか。それは幸運でしたね。
そのリュックに入っているのが収穫のようですね。曰くありげな魔道書に、黄金に輝くドラゴンの像に、仄かに魔力を漂わせた翡翠の指輪、ただならぬ気配の短剣までありますね。なかなかの物ばかりのようだ。……どれも価値がわからないですって? そうでしょう。そうでしょう。ダンジョンで手に入れたアイテムは須く未鑑定品。調べてみるまで価値が分かりませんからね。
さあ、それでは早速、『鑑定』を始めましょう!」
これは迷宮都市のとある魔法道具屋と、そこに訪れるダンジョン探索者達の物語です。
主人公は一応、店長さんです。アイテムおたくでカフェイン中毒。低血圧で居眠りをしては全身甲冑さんに怒られて一見いいとこなしですが『鑑定』の腕だけはチート級らしいので御安心を!
※物語はショートショートの連作です。アイテムごとに完結します。
※アイテム紹介(鑑別証)は、各章の最後になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-18 18:15:07
333051文字
会話率:31%
自分を自分で殺した方が良いなら、誰だって自分を慈悲の短剣で殺す様にするさ
最終更新:2016-11-21 15:44:46
2017文字
会話率:0%
森の中で目覚めた名も無き男。そんな彼に最初に声をかけたのは十大精霊の一人、知の大精霊ティノン。ティノンは彼の名前が無いことを不便に思い、クロイという名を授けた。
この物語は、記憶を無くした少年が新たな世界を歩んでいく物語。
※見切り発
車であるため、投稿日はかなり不定期になりそうです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-12 13:26:33
51281文字
会話率:40%
ある砂漠の城下町に、皇帝を暗殺したとされる罪人の死体が曝された。だが水も干上がる炎天下、その体はなぜか腐敗することはなかった。
同じく町にひとりの少女が住んでいた。彼女は誘われるかのごとく、罪人の死体に突き刺さる短剣をその心臓から引き抜いて
しまう。その瞬間、大きな陰謀が動き始め、冒険への旅が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-24 14:58:03
21525文字
会話率:16%
巡り合うはずのない二人が巡り合う時悲劇は起こる。
二つの短剣が示す美しくも悲しいファンタジー。
「会いたかったよ」
最終更新:2016-09-18 22:53:23
1440文字
会話率:37%
学校の帰り道、新作のソーシャルゲーム、アルターゲート・リザレクションを楽しみにしていた少年、直江 アルトは不運にもその前日、事故に遭う。
翌日、意識を取り戻したアルトは病室でゲームの配信中止の情報を知り落胆にくれる。しかしその夜、ふと目
を覚ますとその首元に短剣が迫っていた。
間一髪、それを防いだのは時代錯誤な格好をした一人の少女。
曰く、これこそがアルターゲート・リザレクション。現実世界で行われる怪物を従えて行う殺人ゲームだと。
自身を主犯者だと言い共に戦おうと進める少女を前にしてアルトの出した答えは―――。
現代バトルロイヤルファンタジー。新時代のリアルソーシャルゲームがここに開幕する。
「さぁ始めよう。素晴らしき殺し合いの日々を―――」
全40話予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-06 07:24:37
31226文字
会話率:24%
VR技術が普及し、医療やゲームに利用されている時代。両性具有の主人公(24歳)は親友の田中 功(タナカ コウ)に誘われて子供の頃からの夢だったファンタジーの世界をゲームとして体験していくことになる。
彼はもちろん魔法は好きだけどどうせなら
短剣を使ってやってみたいという思いによりゲームではメインでわなくサブとして使われる短剣をメインとして使う変人だった。それでも自分のスタイルを貫き通しゲームでもかなりの強さにまでなった。
しかし、ある時を境に親友が突然ゲームに来なくなってしまった。彼は戸惑ったがその内また来るだろうと思いあまり気にしないようにした。それから少したった時、運よくユニーククエストを受けることができ、最後のBOSSをなんとか倒すことができた。だが次の瞬間意識を失い起きたときにはなんとゲームと同じ異世界に来ていた。
これは彼がゲームのキャラクター【ツバサ】となって新たな世界で歩む冒険の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-03 01:36:11
1823文字
会話率:0%
勉強や運動はそこそこできるし、容姿も悪くないそんな芝崎紫苑は妹である皐月のことばかり考えているシスコンだった。ある日、HRの前に友達と話していたら魔法陣によって異世界に召喚される。しかし、ちょうどよく紫苑を訪ねていた皐月も異世界転移に巻き込
まれる。スキルが重要な世界で巻き込まれた者という理由でスキルをもらえなかった皐月に紫苑は自分のスキルを譲渡する。その際、女神様からもらったチートな短剣にはデメリットが。シスコンは妹と異世界デートを楽しむ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-29 23:50:48
9675文字
会話率:78%
異世界に転生したら短剣になっていた。
最終更新:2016-04-27 18:12:18
1522文字
会話率:0%
ミースは、小学校を出たばかりだが、両親を亡くし、小さな町で、観光馬車を走らせ一人で暮らしている。ある日、観光馬車に強盗団ゴムルに追われている少女が助けを求めて来る。ミースは少女をかくまい、家に連れ帰る。少女は、両親を亡くし、田舎で独り暮ら
し。狙われたのは、家宝の短剣。ミースは、隣家のテディムおばさんとジャッツに相談し、仙人サザムの所へ助けを求めに行く。サザムは、水晶の霊視で、レスリーが王家の血筋で、短剣は「カシムの剣」といい、「愛」と「力」の二対あり「力」の剣はゴムルの謎の主が持っていて、片方を狙っているという。そして、その剣は二対揃えば、一国を平和にするだけの力があるが、ゴムルに「力」だけを使わせれば、国を滅ぼす可能性がある。そこで、こちらから、山の霧の古城、ゴムルのアジトに侵入し、謎の主から「力」の短剣を奪わなくてはならないと言われる。ミースとレスリーとジャッツは戸惑うが、次の日、ゴムルの襲撃を受け、逃げれないと戦いを決意する。そして、戦い方をプロのボクサー、ジャッツに習い、ミース、レスリー、ジャッツ、サザムは百名の警察とともに、山の古城に向かう。深い霧と結界がゴムルの主によって張られ、迷いそうになり、やっとのことで古城に着くと、ゴムルと警官隊の激しい銃撃戦が始まる。一行は、ゴムルの隊長イドラの怪しげな術に翻弄されるが、サザムの術でそれを破る。そして、ミースたち四人は、城へと突撃し、玉座の間での戦いが始まる。イドラをジャッツが倒し、謎の主ダスラーの短剣を使った衝撃波などに苦しみながらも、ミースが、ダスラーの仮面をはぎ、それが行方不明だったレスリーの兄で、邪悪な仙人ガガールに乗り移られていたことを知る。そして、サザムとガガールの術を駆使した戦いの末、サザムがガガールを封印し、四人は勝利する。ゴムルも全員逮捕で、全てが解決したのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-24 16:16:42
46473文字
会話率:45%
闘技場での対戦のお話。描写練習を兼ねています。今回は魔書使いと短剣使いの一戦です。
最終更新:2016-01-10 15:00:00
1613文字
会話率:30%
戦乱の世、とある村に少女がいました。
村を、両親を敵兵に殺された少女は、絶望のさなか、不思議な短剣を見つけます。
『力をやる。代償は魂だ』
短剣を手にした少女の中には、狂気が生まれていました。
*短編です。
最終更新:2015-12-26 23:33:20
3772文字
会話率:7%
不朽の名作「走れメロス」の制作秘話。
綿密な調査と時代考証にまったく基づかずに、作者の苦悩を描き出す。
メロスはシラクスの街に行き、王に激怒し、王城に忍び込み、捕まった挙句、友であるセリヌンティウスを人質にして帰ってきた。
妹の結婚式
を終えたメロスは、温和なはずの自分が短剣を隠し持っていたことについて違和感を覚える。そもそも短剣を懐に入れた記憶がないし、街へ買い物に出かけるだけなのに、自分はなぜそんなものを持っていたのか?
突然悩み始めてなかなか走り出してくれないメロス。それを空から見ていた作者:太宰治はこれではタイトル詐欺だとやきもきする。
何としてもメロスに走ってほしい作者は、一体どうするのか……?
まず「走れメロス」を読んでからこちらを読むことをお勧めします。
(青空文庫 http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/1567_14913.html)
母校の校誌に投稿したものに加筆訂正を加えたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-07 22:16:26
11976文字
会話率:45%
剣と魔法の世界に短剣として転生してしまった青年
いろんな人、魔物の手に渡り異世界を旅する物語
笑いあり、涙あり、いろんな場所を渡りながら、時々
武器屋に売られながら、それでも、楽しく武器ライフ
最終更新:2015-09-10 09:56:19
1127文字
会話率:0%
聖女アルテ一行が災厄を払い、救われた世界。
とある下町に住む少女アリッサはその平和な世界で聖女に感謝の祈りを捧げて日々を過ごしていた。しかし、アリッサの誕生日に親戚から祝いにと貰った護身用の短剣に触れたとき、少女の運命は変わる。
「はじめ
まして、ボクはルイス。この短剣にとりつく精霊さ」
金の髪に青と紫のオッドアイの不思議な少年に出会ったその日。
少女は、――勇者になった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-23 19:25:33
547文字
会話率:32%
短剣の神器を失くしてしまったリルストはガランの協力のもと街を回る。
そこで、一人の男に出会う
最終更新:2015-05-31 18:50:12
3970文字
会話率:59%
――私のお父様を殺めたのは、私の初恋の相手だった。
ファーティマが十六歳になった年に、アケメネス女王国の女王である叔母から少女の婚約に関する話題を持ちかけられた。婚約者は、西の隣国であるセレウコス王国の王子で、レザー、という名前の少年であ
った。叔母は、今回の件が政略結婚である事実などを包み隠さずに話してくれた事もあって、すぐに了承する。その日、兄のファルザードと夕食を共にしている時に、今、アスワドがセレウコス王国にいる、と兄の発言を耳にする。自分の知る限り、アスワド、という名前がつく異性は、一人しかなかった。しかし、三年前のある日を境に、幼馴染みの少年は行方不明になっていた。
それ故に、話の真偽を尋ねた途端に、首都の宮殿でアイツを見かけた奴がいる。だから、これでアイツを殺せ、と言った兄から短剣を渡された。
ファルザードが親友のアスワドにそこまでの憎しみを抱いている理由は、只、一つ。
それは、三年前に起こった兄妹が尊敬している父親が殺害される事件が関係していた。何故なら、父親を殺した張本人というのがアスワド自身に他ならなかった。
短剣を受け取ってしまったまま、後日、セレウコス王国の首都に到着したファーティマは、レザーの護衛官を務めているアスワドと再会を果たしてしまう。花婿の王子を介しながら、幼馴染みの青年と関わる中で、彼の事が今でも好きなのだ、と再認識させられる。戸惑いを抱えている最中に、自分達が旅に出る事になった、という話をレザーから聞かされる。婚礼を挙げる前にお互いの親族の家に訪問する、というセレウコス王国の慣習がある事を初めて知る。ただ、今回の場合は、花嫁と花婿だけではなく、炊事などの細々とした事を支えてくれる者達や護衛の者達も参加する。勿論、この中には、アスワドも含まれていた。
後日、首都を出発する。旅の道中で、アスワド、レザーの二人と密接に関わるようになり、彼らと親交を結んでいる者達と交流する過程で、彼に対する二律背反の想いに激しく揺れてしまい、ファルザードの願いに対する決断を下せずにいた最中に、ある事件に巻き込まれてしまった。様々な困難を乗り越えながら、事件は解決に至った事で、父親を殺害したアスワドへの自分なりの覚悟を決めた花嫁の少女は、ファルザードの願いに対する決断を下した。
果たして、アスワドに関するファーティマが下した決断とは、一体――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-24 20:11:50
302529文字
会話率:44%