幸福な人生のためには、頭で考えるよりも身体を鍛えるほうが大切だ。この哲学を脳筋という。
キーワード:
最終更新:2020-03-05 11:00:15
2171文字
会話率:0%
あらすじ
「君は天国を信じているか?」
俺――上谷優夜(かみたにゆうや)が初めて恋をした少女――中原夕(なかはらゆう)は、俺にそう問いかけた。
俺はそれになんて答えたんだっけ。そして、聞いてきた彼女自身の答えはなんだったんだっけ――――
俺は高校生の頃、中原夕とよく一緒に過ごしていた。
その時間の重なりの中で、俺は彼女に恋をした。
でも、それも遠い記憶。
もう、中原夕は隣に居ない。
志田明(しだめい)。
俺が通っている大学で出会った女性の名前だ。
今現在、俺は志田明と毎日のように一緒に酒を飲んでいる。
過去の想い出は大切だが、なら今自分が生きている現在は?
現在は大切だが、なら自分を構成している大切な過去は?
……
俺は選ぶ。
より大切な方を、選ぶ。
過去と現在。
両方の時間から見る、一つの愛に続く二つの恋の話。
※この作品は「LINEノベル」と「カクヨム」にも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-18 02:43:02
141518文字
会話率:45%
木下七海 高校1年 16歳
高校に入って初めて隣の席になったのは、
女嫌いのこじらせ男。
大っ嫌いだった。
感じ悪いし、訳わからない事ばかり言うし、
というか、そもそも無視される。
鼻で人を笑うし、いつも冷たい目で睨む。
まともに話ができ
ない、そう思ってた。
でも、違った。
彼は、工藤勇磨は、いい奴だった。
優しくて正義感の強い勇磨がいてくれたから、
初めての失恋も思った程、ツラくなかった。
彼を知れば知るほど、私は彼に惹かれて
大切な友達になったんだ。
その容姿から、常に女の子からモテまくり、
追いかけられ、せまられ、構われ、日常を狂わせられた生活をしてきた勇磨は、ひどい女嫌いだった。
でも、誰も勇磨の内面を見ようとはしない。
ただ、見て騒いで勝手に想像する。
勇磨はアイドルじゃない。
みんなの勇磨でもない。
私は勇磨の内面を見て好きになって友達になった。
ファンクラブに意地悪されても、勇磨とは友達で
いたい。
だから、ファンクラブとも、その他の女子とも戦った。
そんな私を勇磨は好きだと言ってくれた。
すぐには自分の思いに気がつかず勇磨を傷つけたけど、大好きだって、大切だって思い知った。
それは今も変わらない。
勇磨が好き。
勇磨の夢を応援したい。
私の夢を応援してくれる勇磨だから。
でも、勇磨はモテる。
それは同世代だけとは限らない。
年上の恋愛経験豊富なお姉さんもだ。
勇磨だけは、諦めたくないけど、そんな
お姉さんに、私、勝てる?
どうしたらいいんだろう。
勇磨の気持ちが、私から離れていく。
止められない。
怖いよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-09 09:20:45
21805文字
会話率:13%
ロクでなしのロク、そう呼ばれ蔑まれてきた一人の男がいた。
彼は魔人と呼ばれる人外の身であり、だからこそ常に迫害の中で生きてきた。
そんな彼はある時人の手により捕らえられ、極刑により処刑されることとなる。
だが晒し者にされ、人生に
絶望しながら死の時を待っていた彼に一人の少女が手を差し伸べた。
その少女の名はセレス=アナスタシア。
そして男は唯一自らを救ってくれたその少女と心を通わせるが、彼女は滅びゆく世界を救うためにたった一人犠牲にされてしまう。
すなわち化物の兵器として使い捨てられ、無惨な最後を迎えることとなったのだ。
男にとっては誰よりもなによりも大切だった少女。
彼女は世界のために奪われた。
だから男は、一人のために世界を滅ぼすことにした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-02 08:38:40
94450文字
会話率:32%
鹿羽栄進(かばね えいしん)の青春は腐りかけていた。大切だった友人を失い、甘酸っぱい恋心さえも告白することが出来ず、彼の青春は熟れたまま腐りかけていた。
そんな彼は、同じクラスの四乃崎咲夜(しのざき さくや)と出会う。彼女もまた、一筋縄で
はいかない性格のせいで、青春を腐らせる一人だった。
彼らの青春は腐敗臭に覆われている。だからこそ、二人はそれを隠して日々を送る。
残酷な世界、どうしようもない感情、そんな真実を抱えながら……それでも彼らは生きるしかなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-29 12:51:50
135281文字
会話率:45%
乙女ゲーの世界に転生したのはいいけど、痛いのも怖いのも奴隷になるのもイヤ! 私はネガティブヤンデレ人魚様や腹黒性悪な精霊王様、冷酷孤高な魔王様しかいない攻略キャラの恋愛フラグを全て折ります! ええ、折りますとも!! 回避しまくりますとも!!
! そう、それで思わぬ伏兵との恋愛フラグが立ったとしても――って、あ、あれ? 痛くもないし、奴隷にもなってないけど、どうしよう……思わぬ伏兵さんの変態ストーカーぶりが怖い! マジで怖い!!!
そんなわけで、お助けキャラが暴走中、正規攻略対象が正直酷い、ヒロインである私の身体能力が異常に高いという問題大ありのヤミゲー世界で、私は学校に通ってます。
え? 最後の身体能力は良い点だろ――だって? 確かに生きるうえでは大切だよね。でも、これ、一応元は乙女ゲーだよ? どこにキック一つで校内の壁破壊しちゃう乙女がいるよ。あ、ここにいたよ。私ですよ、それ。……そう言えば、他のゲームにも怪力持ちや能力持ち、男らしい主人公はいたにはいたか……あれ? 私ってその枠なの?
※シリーズに【番外編】を用意しました(2016/4/1)
よろしければそちらもご覧になってください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-26 18:12:43
193428文字
会話率:38%
雪のように儚く消えて死ね――――
魔法のように妖しく光って死ね――――
大切なこと。大切なもの。大切だった時間。大切だったあの場所。大切だった思い出。
私はただ――――みんなといっしょに遊んでいたかっただけなのに――――
「――――貴方を助ける――――この命に代えても」
味方なんて何処にもいなかった。救いの手なんて何処にもなかった。
だから私は――――
※推理系異世界百合(ガールズラブ)小説となっております。苦手な方はご注意下さい。
※挿絵は随時描き直し・追加致します。
※なんか諸々があって未完になりました。最後イラスト云々~の話(?)にイラスト載せたのでよろしければ見ていってください。てか、このあらすじ悪い意味ですげえなw(2020年1月7日追記)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-07 18:00:00
126854文字
会話率:42%
___今の人生が自分にとって本当にいいものなのか?
わからないままズルズルとこの歳まで生きてしまった。
今更、自分のアイデンティティを覆せる出来事なんて起きるわけない。
何かを成そうとか、自分が生きた証を歴史に刻みたいとか、そんなたいそれた
ことは言わない。
けど、ほんの少し、大切だと思える誰かに認めてほしかっただけなんだ___
冴えないマニュアル人間の主人公が異世界に転移して
攻略本を読みながら5人の精霊たちと時空の歪みを直すお仕事をしていくお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-31 13:32:26
10439文字
会話率:12%
夏の日。涼やかな風と夜が恋しくなる昼下がり、僕と彼女はそこにいた。日陰もないこの道は暑くて、しんどくて、だけど、僕にとっては大切だ。
ちょっと不思議で非日常な、大切なひと夏のお話です。
最終更新:2019-12-13 02:39:16
2117文字
会話率:48%
毎日毎日玄関の前に座っている盲目の老人。
そこにいることが老人にとって大切だった。
その老人と心を通わせる少女と老人のお話し。
最終更新:2019-11-27 22:16:51
6504文字
会話率:23%
高校二年生の四月、オカルト好きの親友に誘われて、この地域で噂になっている都市伝説の調査のため夜の学校に向かった新海圭太(しんかいけいた)はそこで偶然、噂の都市伝説である『アオイさん』と遭遇してしまう。
「アオイさん……」
「もしかして私
のこと呼んだ?」
学校に調査をしに行ったことがキッカケでアオイさんに取り憑かれてしまった圭太は仕方なくアオイさんを自宅に連れて帰ることにするが、彼女は自由気ままでおまけにお姉さん気質(願望)だった。
そんなお姉さんぶりたい彼女と圭太は一緒に買い物したり、どこかに出掛けたり、時には家でダラダラしたり。
普段通りの生活をするうち、次第にお互いを大切だと思い始めるアオイさんと圭太。周りの人達に色々助けられたり、助けられなかったりしながらも二人は今日も一日を過ごしていく。
これはそんな二人の日常を描いた話──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-24 13:05:27
118909文字
会話率:59%
相良羽純は曲度の貢がれ体質だ。幼いころから天使と称された彼は、高校2年の現在、立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花ということわざを具現化したように美しく変貌を遂げていた。
しかしそんな彼の貢がれ体質に影響を受けない男が一人だけ存在した、それ
が家が隣で幼馴染の中野紘貴である。
羽純は対外的にはパーフェクトなのに、紘貴にのみ彼は甘えるのだ。
毎日のネクタイを結んで貰うのに始まり、制服をハンガーに掛けてもらったり、夕食までも作ってもらう。
そんな日常が羽純は大切だった。
しかし羽純の現在の彼女、紗恵との半年の節目を目前にして、ちょっとした変化が訪れた。
紘貴が一緒に登校してくれなくなった上、部屋にも来てくれなくなったのだ。
けれど羽純はそれに反発するように、いつにもまして紘貴にベッタリくっつくようになり……
pixv/自サイトにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-08 23:15:56
10697文字
会話率:51%
ーーー忘れられない人がいる。僕は君が好きだった。何よりも大切だったんだ。
最終更新:2019-11-06 23:46:48
1285文字
会話率:53%
幼なじみの彼が怪盗をしていることを知っているけど、気づいていないフリをして、幼なじみを心配している主人公。
そんな主人公が大切だけど中々素直になれない、幼なじみの彼とのお話。
最終更新:2019-11-04 21:32:27
2024文字
会話率:21%
そばに居るからこそ、大切だからこそ、伝えられないこともある。いつか君にこの言の葉が、届きますように。
最終更新:2019-10-29 12:28:16
798文字
会話率:0%
高校2年。
恋に恋して入学した男女共学の夢の学園。1年間全力で恋に突っ走って全滅。
「だって初瀬くん、誰にでも手出すっていい噂聞かないし……」
よーし仕方ない。人生は切り替えが大切だ。
悪評が広まったこの学園での恋は諦める。その代わり、
俺は今から全力で大学デビューに備えるぞ!
「おい! お前もてはじめてるんだって!」
「うるさい! 邪魔しないでくれ! 俺は大学デビューの準備で忙しいんだ!」
残念でバカで、それでも恋に一途な男の不器用な恋愛物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-11 22:29:52
3087文字
会話率:67%
人とは――人間とは、斯くも残忍で、斯くも惨めで、斯くも愛おしい――。
例え住む世界が違えど、年の差があれど、同性であれど、守りたいと思った。大切だと、必要だと思った。
医学生の青年がある事件をきっかけに、寮の敷地内にて一人の少年を拾いそこか
ら人生が転がり始める。意外にも人生が少しだけ似通っていた二人は、まるで傷を舐めあうように同じ時間を過ごすようになり……。だがそれがいかに残酷であったことか。
神よ、これは貴方の仕業か。はたまた悪魔の挑発か。ただ分かることは、世間が狂っていると言えども彼らの心に刻まれたものは、確かに輝けるものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-22 21:13:35
71797文字
会話率:45%
⊡ エラ・ジェゼロは国王でありながら伝統に縛られ自由な恋愛も許されない。それでも平穏に暮らしていた中、他国との婚姻話が持ち上がる。帝国の陰謀に飲み込まれて友にまで裏切られた若き王は、全てを失い国から逃げるしかできなかった。そんな中、手を差し
伸べたのは国王付きのベンジャミンハウスだけだった。皮肉にも、好いた相手と二人旅に出る。だが、王位を取り戻すと信じついてきてくれたベンジャミンの為にも、その想いは国王であった時よりも一層隠さなくてはならない。
⊡ 国の悪しき伝統で王の父親は傍にいられない。ベンジャミン・ハウスにとって、何よりも愛しき国王陛下の傍にいる事が大切だった。そのためには男としてではなく、良き理解者として守護者として、近くにいる事を選ぶしかなかった。だが、国王の座を奪われれば? そんな悪しき思いを抱きながらも、エラへの執着的な想いに縛られ、全て失った王と共に旅に出る。このまま自分だけのものにしてしまいたい。復権を望むエラ様の助けとなりたい。二つの反する想いを抱えながら、ベンジャミン自身も他国の陰謀に巻き込まれていく。
◇きな臭い隣国ナサナと謎多き帝国ジェームを巻き込み、ジェゼロの存亡は二人の手にゆだねられた。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-10 22:10:54
263182文字
会話率:51%
素敵な女性と交際できた人間の恋愛において大切だと思う事の話です。
最終更新:2019-08-30 19:54:51
824文字
会話率:0%
※現在過去編執筆中、本編までしばしお待ちをー
それは普通の幸せとは言えないけれど、大切な日常だった。例え、目を抉られても、脚が動かなくても、大切だと、愛すべき日々なのだと知るべきだった。守らなければならないものを壊してしまった。
歯車は狂
う。信じられるものは己自信。
己の欲望に気が付いたとき、失ったものの大きさを知る。
二度とは戻らない。
これは結晶によって運命を狂わされたある魔法使いたちの話。その一部である。
「これは私達の罪だ。これが私達の罰だというのなら私が背負おう。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-28 10:21:20
22017文字
会話率:45%