世に伝わる“十二使徒伝説”には、『マタイによる福音書』、使徒行伝』、『パウロ書簡』、『ヨハネの黙示録』等々諸説がある。
狭義にはイエス・キリストの十二人の高弟を指すが、広義にはキリスト教の布教に重要な役割を担った宣教者たち、或はその者たちへ
の称号である。
だが、ここに云う“十二使徒”は、その遥か昔、太古から存在した。
そう、地球の誕生とともに……。
大宇宙の意思、人間によって“神”と呼ばれるモノの意思として存在した。
十二使徒の役割とは……?
十二使徒とは、神の使いか、悪魔の僕か……?
この物語は二十世紀の日本から始まる。
早大の教授で世界的に著名な考古学者谷口和夫(57歳)が、戦国時代の古戦場跡地において驚くべき人骨を発見した。
谷口はローマ時代の古戦場跡から発掘された人骨や中国の"秦"の時代の古戦場跡から発掘された人骨とのある共通点に気づく。
そこで谷口の明晰な頭脳が閃き、世界中の古戦場から発掘された人骨の調査を開始した。
調査を進めるうちに、あっと驚く事実が浮かび上がってくる。
そして舞台はいきなり二十六世紀、四百年後の地球へと移る。
二十一世紀の初頭には七十億を超えた世界人口が、十分の一以下となっていた。
恐ろしいことに、残った人類の二割強が漢民族、つまり中国人なのである。
愚かな人間たちによって、或る男の歪んだ思想が具現化されたのだ。
この時代、当然の如く、数において圧倒的多数を占める中国が世界を支配していた。
その中国の絶対的支配者、御神……
その御神に戦いを挑む謎の一団……
歪められた歴史を正すための聖戦……、果てしなき戦いが、今始まる。
この物語は、時を駆け、次元を超えて展開する空前絶後のファンタジーである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-30 06:00:00
24696文字
会話率:42%
僕は松戸庄之助。
今度は謎の中国人が、僕らの回りをうろつき始めた。
果たして今日は何が起こるんだろう…
最終更新:2011-06-20 21:10:04
9450文字
会話率:48%
高校進学を機会に渋谷へと上京してきた湊美鶴は平穏な高校生活が送れることを祈っていた。
しかし、それは儚い願望だったと思い知らされる。
――東京タワーから落ちても死なない男。
――億単位の金を動かす仲介屋。
――フリーライターを自称する謎の中
国人。
――生徒会長兼ネコ耳メイド。
――どこか裏のある天才バイオリニスト。
そして、渋谷を裏で掌握する組織『ケルビム』。歪な人間が揃いも揃って、バカみたいにバカ騒ぎする渋谷。そんな世界で平穏な高校生活が送れるはずもなかった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-07 23:18:34
12297文字
会話率:34%
中国人スチュワーデス・周静芳と恋に落ちた日本人駐在員・雨宮秀樹。
文化や習慣のちがいを乗り越えて愛を育もうとする二人の間に立ちはだかる「反日感情」という名の壁。
恋人の自死をいつまでも消化できない秀樹が向かった先は、死の直前に静芳が言い残し
たというトルコの地方都市だった。
旅先のトルコで秀樹の前に現れる女性・渡辺妙。
生とは?死とは?愛とは?そして、感謝とは?
残酷な現実と真正面から向き合い、心の傷を乗り越えながら進む恋愛物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-16 04:55:55
66898文字
会話率:48%
ある時、16歳の青年は突如告げられる「おまえは守護者だ」と。
自分の過去に何があったのか、自分は守ろうと思うものを守れるのか、
悩み苦しみながら、答えを見つけるために青年は歩きつづける。
たとえ、その先に破滅が待っていても・・・・。
最終更新:2010-05-04 16:35:10
4363文字
会話率:10%
羽田の倉庫で働く男と来歴不明の中国人女性、同性愛のケンジ、事務のみっちゃん、危険な香りの陳、様々な人間模様がぐるぐる回って、少し悲しい終局です
最終更新:2009-07-10 05:25:25
4054文字
会話率:29%
他人のことなんて分かりやしねーよ・・・まして同じ言語や文化であってもさ・・・ホストファミリーになった奥田家。アメリカ人、ブラジル人、中国人と個性豊かな面々と学生生活を過ごすことになるが、それぞれには傷ついた過去と抱えている問題があった・・・
家族や国が抱えている問題、心の傷は誰によって癒されるのか?ユキノと宗佑の過去が重なるとき、優しい感情が国境を越えて伝わりはじめる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-06-04 12:55:27
18925文字
会話率:37%
中国。リンは日本に行くことを夢見ていた。両親の突然の死。家族を失ったリンは、旅立つことを決意する。
最終更新:2009-05-23 17:18:15
1825文字
会話率:39%
その事務所では、三人の人間が“探し屋”(人や物を探す職業)として働いていました。「陸斗もオーナーもそんなだから、依頼が来ないんだよ…。」降魔術と自己流護身術の使い手の少女、雪森要。「ん…売られたケンカを買っただけっすよ。」棒術と時操術の使い
手、日本人と中国人のハーフの溌陸斗。「こういう日はスクラッチをやるに限る。」読心術とプラズマガンの使い手、オーナーの八代内順司。ある日、彼らの元に来た依頼は…“翡翠のルビー付きの指輪を探してほしい”というものだった…。続きは本編で(・ω・)/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-03-19 12:51:32
45647文字
会話率:56%