<わたし>こと早乙女万里子は、24歳の平凡なOLで、現在47歳の妻子ある男とつきあっている。その彼から「離婚するから結婚してほしい」と正式に申し込まれ……!?
そして、万里子はついに自分とは正反対の容姿・性格をした兄からの影響で、ひとつの
決断をするのだった。
身近な人の生と死を通した、悲しみと再生の物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-17 13:34:28
24240文字
会話率:39%
友人の里子は大学二年生の時に結婚した。一年後には子供を授かり、幸せな結婚生活を送るのを想像していた。しかし現実はそれとは程遠く、結婚相手の男性が二人で貯めていた貯金を持ち逃げしてしまった。僕と里子の奇妙な間柄はこれからどう変化していくんだろ
う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-06-26 10:43:07
1081文字
会話率:60%
芝愛宕下の大地主、山田次郎衛門の一人息子、次郎吉はひ弱で寝たり起きたり。このままでは次郎衛門の跡を継ぐなどとても覚束ない。思いきって息子を深川の鳶の頭、哲次のもとに里子に出し、身体と心を鍛えてもらおうと考えた・・・・次郎吉は毎日二里の道を走
らされ、みるみる頑健になった。ある日、乗っていた船が転覆、おりんという美貌な少女が大川の激流に流され、溺れそうになる。それを救ったのは次郎吉だった。やがて二人は恋仲になる・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-09-11 16:09:50
18075文字
会話率:64%