架空の歴史設定に基づく東アジア:大華。
20世紀中葉、日本列島、朝鮮半島、東北アジア、琉球をまたにかける大東洋皇国は、無為にして絶対なる君主、天皇を頂点とする世界国家の樹立を掲げ、大陸北部の中華イスラム共和国や、南部の新興社会主義国家・華
南民主共和国と交戦状態にあった。
勢いに乗って戦線は拡大する一方であったが、裏で皇国の唯一最大の支援者であった米国との友好関係が失われ、戦資は次第に困窮しはじめ……
さらに、相互不可侵条約を結んでいるはずのソ連と華南の結託や、東南アジアの先進国であり、皇国の最大のライヴァルである大京(きん)民国が米国に接近しようとする動きを見せていることに、東京にある皇国政府は神経を尖らせざるをえなかった。
そんな中、皇国の精神的中枢たる皇宮内で、こともあろうか天皇の権威の拠り所であった三種の神器が盗まれるという事件が起こる。
犯人の思惑はただ一つ。それらの神器を彼が正統な天皇の後裔と仰ぐ少年に奉還することだった。
一方、齢14の皇女、彰子(しょうし)は、国家のためでも、王権のためでもなく、ただ自分自身と家族の命のため、神器を取り戻すべく旅に出る。
架空歴史ファンタジーここにスタート 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-13 20:16:42
3451文字
会話率:36%
紅倉美姫最後の番組収録。某社会主義国の独裁者が革命軍に処刑され、その様子を撮したビデオが公開された。そこに不可思議な現象が写っており、紅倉が鑑定を試みる。紅倉の口から長々語られる人の魂とあの世の仕組みの解説。
最終更新:2010-10-04 22:50:22
14736文字
会話率:14%
西暦2050年世界経済は一応の発展を遂げ多数の富を生み出したが、同時に大きな格差を生んだ。そんな時ある国で低所得者は革命を起こし過去の遺物とされていた社会主義を採用した。しかし、市場開放及び私有財産も補償したその形態は資本主義と社会主義の融
合と呼ばれ世界から青い社会主義と呼ばれるようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-03-08 02:03:52
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会話率:0%
震災後の街でぼんやりと生きる少女は、ある時ひとりのキリスト教徒と出会う。教徒の名は内村鑑三。かつて反戦論を唱えた社会主義者・幸徳秋水らと行動を共にしていた−−−(※日露戦争前後〜第一次世界大戦と関東大震災をイメージしたパラレルフィクションで
す)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-07-18 15:11:38
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会話率:16%