イィーツゥレモンド神を唯一神として信仰するガルディア王国に、異世界のニホンという国から聖女様が召喚されました。紆余曲折を経て、聖女様と同室になった私こと、ミレーヌ=オーディアール。聖人君子な人間なんていやしないと、非の打ちどころのない聖女様
の化けの皮が剥がれる日をずっと待っていました。が、あれれ?ちょっと、あなた。え?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-30 01:11:14
4624文字
会話率:50%
下界の毒に冒され、二十年以上の眠りを受けた唯一神の妹、クランベリー・マクウェル。彼女はあらゆる物事を見通す奇妙な能力故、常に飄々とした態度と欠伸を欠かさない少女だった。
今日も捜し人を求め、幾度目かの降臨を果たしたある日。降り立った地
で、人語を介す狼と人が暮らす小国を治めて欲しいと頼まれる。
クランは以前雪山で知り合った故人、前女王シスカエリア・クオルの真意に幾許かの興味を持ってそれを引き受ける。しかし、これが長い波乱の女王生活の幕開けになろうとは、この時彼女自身すら想像もしていなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-19 17:00:00
84922文字
会話率:64%
対立した二人の神。一人の神、バルバドスは、もう一人の神、フレイヤを神界から突き落としてしまう。神力を奪われ、追放されたフレイヤは、地上で新たな力である魔力を生み出した。バルバドスは唯一神と名乗り、未だ生きているフレイヤを悪魔とした。
二人の
神々の悲しい運命を、亡くなった女神は見守る。果たしてどちらが正しいのだろうか。神々との決別の戦に、アデルは巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-02 16:47:51
11686文字
会話率:26%