剣と魔法――そして、”英雄”と呼ばれる存在が確かに在る世界。
この世界において、騎士や剣士等の職や技能で最優の者は、天によってその証足る刻印を授けられる。それを持つ者は”英雄(ロール)”と呼ばれていた。
彼らは”能力(アビリティ)”
と呼ばれる、”英雄”独自の力を持っていた。例えば、”勇者”であれば、魔物の最上位種である”魔王”を打ち倒せるほどの力を。
歴史に名を遺すほどの力を。
地方の道具屋に生まれた16歳の少年アルは、そうした英雄への憧れを抱いていた。
それは、彼がまだ幼い日に、偶然のように魔物に襲われていた少女を助けたことがきっかけの一つだった。
そんな彼に冒険者から依頼が入る。町の北にある山で魔物退治をするため、その道案内の要請であった。
英雄への憧れから、山での鍛錬や自警団の任務を繰り返し、その地理を誰よりも把握していたアルにとって、そうした道案内の依頼は珍しいことではなかった。
だが前提が魔物退治という、危険を伴う内容に、幼馴染のシィ――かつてアルが救った少女は反対をする。実際のところ、自分より剣の腕が立たず、魔物を非常に怖がるのに、と。
だが、アルは押し切る。普段通りに自分にできることだけをやれば、何も問題はないはずだ、と。それに、怖くても自分にできることをやろうとすることが、かつて助けた少女――シィをまたこれからも守れるような存在、英雄のようになれる第一歩なのだ、と。
――しかし、実際に足を踏み入れた山は、アルの知るものとは雰囲気を異にしていた。
そして、英雄を目指す少年にとって、果てしなく長い一日が始まる。
※カクヨムとの同時投稿連載です。カクヨムの方が先行します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-17 12:55:10
121957文字
会話率:38%
善と悪。真と嘘。+と-
ある1人の正直者の少年がこの世界の真実。この世界の嘘を暴くため。。!?
アダムとイヴの異能力ゲームに参加することになった少年。
アビリティと言われる能力を使い、その実を一口頬張るだけで全てを司ることのできる果実
。
少年は相反する能力でこの世を+に導くか。。。それとも−か。。。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-15 17:21:20
2032文字
会話率:37%
――――時代が進み、公務員や大手企業に就職するのが安定的だと言われる世の中。
その中でも、今日も多くの者が冒険に挑む。
時には、未知の場所へと浪漫を求め、
時には、一獲千金を狙い、
時には、強敵と対峙し、
時には、栄誉ある勲
章が欲しいと願う。
そして、ここで語るのはそんな冒険に挑む若き高校生の冒険者たち。
彼ら彼女らは、学校へ行き、冒険し、そして青春を謳歌していく。
ある時は強敵モンスターと対峙し、
「はっはっはっ! 俺、わくわくすっぞ!」
「わくわくすんな! 今そういう状況じゃねえから!」
ある時は、ダンジョン深くへと潜り、
「くっくっくっ……我が右腕が疼いている……! この先に何かとてつもないものがあると……! 我のこの両の眼がそう言っている!」
「右腕なのか目なのかせめて統一しろよ……。てか、別にその部分に何の能力も宿ってないじゃんお前……」
ある時は――――
「ねえ南、私、このチームが時折不安になるんだけど」
「そうか。俺は常にそう思ってるぞ」
謳歌していく……?
これは、そんな少年少女たちの青春と冒険の成長物語。
*この作品は、ノベルアップ+にても掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-15 01:54:14
494322文字
会話率:51%
過去に憧れの人に騙され自分の全てを失った主人公が、史上初のポイント制度の学園がつくられ憧れの人が学園にいると聞き、学園にはいって復讐をしようと考えていた時に学園側がゲームシステムを提示してきた。ゲームにはアビリティと必殺技を駆使した戦う本格
格闘ゲーム、勝つ事によりポイントをもらえポイントが高ければ高いほど生活が良くなると最初に説明されゲームをやるための道具コンタクト型機器ipをつけて一ヶ月後にいきなりルーキー狩りとよばれる先輩に勝負を申し込まれちゃったはたして主人公こと一星翔はどうなるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-19 00:55:16
1133文字
会話率:40%
妹と幼馴染とイチャイチャする夢を見ていた俺。
目が覚めるとそこは異世界の世界だった。
さらに俺の隣には実の妹と幼馴染も一緒にいた。
転移した理由が分からない俺たちはこの世界で生活していくことを決め冒険者となる。
妹と幼馴染はなかなか良いア
ビリティがついていたのだが、肝心な俺はまさかのこの世界においていちばん弱いアビリティがついてしまった。
そこから俺たちはモンスターを倒してお金を倒すべくいろいろなクエストに出向く(主に倒すのは妹と幼馴染)
これは転移した理由を探しつつ世界も守るという超優しい優しい俺たちの冒険である
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-18 02:14:47
2575文字
会話率:64%
その日、オルヴィは初めて、薄暗い檻越しから彼女を見た──
ネフィリア・ペニー・アムサムダルム七世。
帝国一の美姫と称される美しい少女。
彼女は名門のドゥルソリヤ魔法学院に入学するという。
その瞬間、オルヴィはすべてを思い出した。
前世
は日本人の佐藤真也(しんや)という名前だったこと。大学生時代から付き合っていた小野塚紗絵(さえ)という彼女がいたこと。
紗絵を妻に迎えた次の日に、紗絵と一緒に死んだこと。
ネフィリアは、紗絵にとてもよく似ていた。
「どうすればドゥルソリヤ魔法学院に入れるんだ?」
「おまえが? バカじゃねぇの、奴隷のくせに」
奴隷だから無理だとバカにされながらも、オルヴィは学院に入るために奮闘する。
その途中で、自分が今まで生きた思い出や感情を才能にかえる天賦(アビリティ)・《天賦超越》を持っていたことに気づく。オルヴィは、ネフィリアに告白するためだけに自分の天賦を育て始めた──
これは、奴隷の少年が身分違いの愛を叫びたいがために強くなる物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-08 23:02:01
11876文字
会話率:38%
高校生の空永慶一郎はアブストラクトゲーム(オセロやチェスなど)の天才だった。それ故に今まで他のゲームをやったことがなかったのだが、妹たちや友達の張谷祥吾に誘われて、仕方なく始めることになる。
彼が誘われたのはDerive Ability
Online《ディライブ・アビリティ・オンライン》というVRMMORPGで、このゲームの醍醐味は千種類以上あると言われるアビリティだ。このアビリティが何になるかで、プレイヤーの成長の方針が決まるとも言われるほどだ。
慶一郎は空蝉というアビリティに決まったが、このアビリティが実は最低ランクのアビリティだった。彼はがっかりするも、このアビリティが自分にとても合っていることに気づく。
これはRPG未経験者が知らず知らずのうちに経験者よりも強くなってしまい、無自覚のうちに伝説となってしまう物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-29 15:25:50
63887文字
会話率:67%
双子の妹、凛と蘭に起こされ、いつも通りの朝を迎えた黒椿狂夜の元に白い箱が届いた。その箱を開けてみると中には一通の手紙と、小さな白い箱が入っていた。
手紙には俺たち兄妹が【異世界転生アンケート】に当選したと書いてあり、妹たちは喜んでいたが
狂夜には何のことだか分らなかった。
仕方なく残りの箱を手に取り開けてみると中には時限爆弾が入っていて――
爆発に巻き込まれた黒椿兄妹は神界へと招待され、そこで女神様から性癖能力化《フェティシズムアビリティ》という力を与えられる。
妹たちに自分の性癖が晒されるという公開処刑を受けた狂夜は、いろいろと精神的ダメージを受けながらも異世界へと転生する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-25 14:05:24
100468文字
会話率:39%
完璧な人類を作るための学校ルーズワール学園は完全実力主義。そんな学園の落ちこぼれ1年F組の少年佐藤隆司。実技筆記ともに学年ビリで歴代最低の生徒としてパーフェクトワーストワンという称号さえつけられた超落ちこぼれな少年は実は最悪最強の生徒だった
!?アビリティという固有の個性を使い学園最強を目指す!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-23 11:55:05
9464文字
会話率:49%
突如"アビリティーゲーム"という謎のゲームに巻き込まれた司。ゲーム内で頼れる仲間や強敵たちと出会い少しずつ変わっていく。
最終更新:2020-03-20 16:03:27
1644文字
会話率:14%
特殊能力を使えるものがほとんどの世界で恐れてられる家に生まれた次期当主が能力全開で戦う物語。
最終更新:2020-03-14 21:37:17
791文字
会話率:15%
前の作品能力、〈アビリティ〉の主人公、ユーゴの何年か先のお話。
この作品の主人公、真宮清秀〈まみやせいしゅう〉は竹の子大好きな十五歳。
二歳のころに家出した父を探すため、一番手掛かりがつかめそうな、対合神獣〈キメラ〉組織である、獣狩〈じゅ
うか〉に入る。獣狩で出会う仲間たち、父を見つけ出すために成長していく主人公。
果たして見つけることはできるのか!
最後まで見守っていただけると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-14 12:00:00
9311文字
会話率:62%
格闘道場経営している、父、アマタを殺した罪を着せられ、牢屋に閉じ込められた少年、ユーゴ。その牢屋から脱走はするものの迫ってくる追っ手から無事逃げきれることができるのか!?
異能力系のバトルストーリー!
最終更新:2020-03-09 21:48:06
1190文字
会話率:35%
僕の能力は『トゥルーアビリティマ』世界に存在する能力を知る事が出来る能力。
僕はある日記憶を無くした、家族の記憶。しかも部分的に……
関わっているのは記憶に関する能力だと思う。そう僕が探しているのはその能力を持つ人物なんだ……
そして
僕はある日探そうと決心した……
狼の用心棒を頼んで僕は探しに行く。
*この作品はカクヨムでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-26 13:03:49
6729文字
会話率:40%
22世紀、世界のあらゆる所で未知なる力を手に入れた人々が現れると、各地では犯罪や暴徒などで世界政府は手を焼いていた。
未知なる力を入れた者を世界政府はNA(ニューアビリティ)と呼び、NAの危険度をLevelで5段階に分ける事にした。
Levelの基準とされているのはARPである。
ARPとは、ability(アビリティ)、risk(リスク)、psychopathy(サイコパシー)の3つで、その割合でLevelは決まる。
これは各国が判断して決まるが、どの国もLevel1からLevel3までは警察で対処出来る範囲であるが、Level4とLevel5は国で危険視するレベルである。
更にどの国でもLevel5には別名が付けられ情報を共有ている。
そして世界の驚異となる者をLevel6としているが、現時点では世界を脅かす程の能力者は現れていない事から5段階となっている。
現在では何故NAが誕生したのか?少しずつ解明が進み、ようやく少し対応が出来る様になったきて、日本の政府や警察でも特別対策室も出来たがNAの人数は年々増えると同時に犯罪も増え、政府や警察も手を焼いていた。
だが、国家は解決出来ない事件を裏でとある組織(チーム)に金銭で依頼する事で人知れず事件を解決していく。
国家機密である。
この事は一部の者しか知らない。
そして池袋近辺を拠点(テリトリー)にしているチームがある。
そのチームの名は灰色の幻影(ファントム)、東京都で最も多くの事件を解決した者達である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-24 08:11:40
118600文字
会話率:53%
約1000年前に落ちた隕石が原因で魔物が発生するようになった世界。
国は『アビリティ』と呼ばれる特殊能力を持つ子どもたちを特殊能力養成高等学校『アストア学園』に集め、魔物の討伐と隕石の調査を行う国の傭兵と冒険者を育成することとした。
主
人公の天地 明日《あまち あす》はアストア学園に通う3年生。
対象指定魔法と範囲魔法しか存在しない世界で唯一全体魔法を使うことができるのだが、全体魔法が原因で両親を亡くしており、全体魔法が使えることを隠している。
そんな彼が覚醒したアビリティ「レイド」。
この特殊能力はアビリティの中で唯一市販されている最弱能力だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-22 20:42:24
7142文字
会話率:53%
現実世界の真下に出現した、巨大なダンジョン。
とある事情でそれを攻略することになった俺は、
さっそく自分に与えられた能力を確認してみる。
そこにあったのは、【自動周回】という謎のアビリティだった――
最終更新:2020-02-13 22:36:58
3112文字
会話率:24%
リンデル王国第1王子 ルイン・リンデルビアは、約束された次期国王としての道を歩んでいくはずだった。しかし、12歳の時迎えた鑑定の儀で、本来王族が得るはずのない低級アビリティ「固定」を引いてしまう。王位継承権は優秀なアビリティを持つ弟にほぼす
べて移ってしまった。
ルインは「失敗作」とののしられ敵国との交渉材料という形で国を追放されてしまう。
捕虜としてみじめに死ぬ予定だったルインだが、あることに気付く。
「あれ?なんかスキルレベルカンストしてない...?」
これは、最弱スキル持ち主人公ルインが、高すぎるスキルレベルを活用して成り上がり、ゆくゆくは母国をぶっ潰す物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-27 02:58:29
1190文字
会話率:27%
ゲーマーなら一度は、憧れるゲームの世界に
入るVRという技術、それが2100年に開発され
それから20年の時が経ちVRMMOとして
『エボリューションアビリティ・オンライン』が
発売された、その名の通りスキルを強化して
オリジナルのスキルを
作れるゲームである。
そこにまた一人の男がログインしようとしていた…
◇
他にも連載したいのあるのにVRMMOを見切り発車で投稿したバカなただの厨二病です。
※見切り発車なのでたまにしか更新しないので
期待しないでください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-14 20:00:00
7756文字
会話率:19%
異世界を救うため、何も知らされず異世界に飛ばされた女性声優達。
そんな女性声優達を守るために異世界に向かったおっさんは、女性声優達と異世界を救えるか?
初投稿になります。色々な方の作品を読んで、自分も書いてみたくなりました。
基本的に本
を読みませんので他の方の作品の様な文学的な表現とかお約束みたいなのは使えません。
読み苦しい所多々あると思いますが生暖かい目で見守ってもらえると助かります。
どこまでが二次創作にあたるか?よくわかってません。突然削除されるかも?
試行錯誤しながらでも完結までもって行けたらと思っています。
投稿は不定期です。R15は保険です。アルファポリスにも掲載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-08 21:00:00
109837文字
会話率:32%
とある異世界の竜王の息子として生まれたリント。
とある理由から家を出て旅をしていた彼は、いつの間にか自身のいた世界とは別の世界───地球に来てしまい────
これは、元の世界では最弱の竜であったリントが強くなり、異世界の王となる物語。
最終更新:2020-01-03 21:53:44
6177文字
会話率:30%
学校で昼寝をしていたら、いつの間にか異世界に『勇者』として呼び出された俺。
しかし、俺以外にもいっしょに呼び出された『勇者』がいて、正直どうしようか迷ってしまう。
とりあえず、この世界で生き残ることを最優先に、世界を救ってみるとするか───
──
───これは、あらゆる強敵を斧槍でズパンズパンと薙ぎ倒していき、最終的には『救世の英雄』と呼ばれるようになる『斧槍の勇者』の物語である───
※キーワードは追加されていく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-01 07:00:00
23251文字
会話率:40%