人はよく、ちょっとしたことで怖いと感じます。ホラー映画を見たとき。真夜中に人気のない道を一人で歩くとき。テストで赤点を取り、親に見せるとき。
確かに怖いのかもしれませんが、真の恐怖を知る人はそうはいません。
真の恐怖。例えば、ナイフ
を持った変人に襲われたり、お墓で火の玉や幽霊を見てしまったり、数年間付き合っていた恋人が自分と同性だと気が付いたときなど、いろいろあるのかもしれません。
今回、俺は真の恐怖を味わうことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-09 00:42:54
19452文字
会話率:31%
幾多の苦難越え辿り着いた『魔王城』。猛る勇者を目の前に魔王は悠然と笑み、的の無い嘲りを投げかける。「褒美をやろう。ああ、例えば。世界の半分をくれてやると言ったら?」。其は勇者。永遠の魔王に終わりを告げる福音也。有名な魔王の名台詞を叙情で描い
た短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-25 14:15:47
9753文字
会話率:30%
平凡な日常の中に起こる変化の兆しなんていうものは、意外と何気ないことなのかもしれない。
例えば、目覚まし時計が壊れたり、そのせいで遅刻したり、帰り道で犬の糞を踏んだり…(小説冒頭より)
平凡な高校生の小さな変化と謎と恋と愛の物語。
最終更新:2011-02-05 02:25:30
6758文字
会話率:36%
この世界には曖昧な存在が多い。
それは例えば、神様や幽霊といったモノであり、人が勝手に信じて、勝手に怖がっている。そして、利用している。人間なんてそんなものだ。
俺、犬神悟(いぬがみさとる)は、今年から通うことになる高校、霧識高校を通じて、
運命的だったり、衝撃的だったりといった出会いを体験していく。
それはなんだか切ないようで、
確かに楽しかった、そんな尊いもので、
俺はやっぱり、神様も幽霊も、信じる気にはなれなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-31 06:00:00
45289文字
会話率:50%
大学の講義室、二人一組でディベートするように言われて僕は困惑する。
キーワード:
最終更新:2011-01-06 17:18:35
9575文字
会話率:3%
あなたはすでに誰かのもので
他愛ない会話や思い出以外増えてはいかない。
けれどそれでも私はきっと彼以外好きにはなれないのだろう。
そう例えば―――――貴方に好きな人がいてもきっと私は好きなのだ。
きっとずっと彼が好き、で。
最終更新:2010-12-13 23:16:47
607文字
会話率:28%
例えばそれは青でもいいはずだった。
もっと言えば、赤や白でも、それこそオレンジやピンクなんかでも良かったのだと思う。
けれど、私は黒を選んでしまうのだ。
キーワード:
最終更新:2010-12-12 23:06:41
765文字
会話率:0%
人生は選択の連続であると言える。
就職か進学か、どのような会社に勤めるか、どのような結婚相手を選ぶか。
そのような大きな選択でなくとも、例えば今乗り過ごしたバスに乗るべきだったかとか。
もしかしたらあのバスに乗っていれば、事故に巻き込まれて
死んでいたかもしれない。
そんな事を思いながら内藤康弘は乗り過ごしたバスを息を切らせて見ていた。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2009-11-16 19:12:25
1284文字
会話率:60%
部活動取材が始まって約1ヶ月。いよいよ夏に突入し、どの部活にも大舞台が迫ってきた。
新聞部員、上月灯も遅まきながら取材活動に慣れてきて、ようやく自己を、そして周囲を見回す余裕が出来はじめた。
そうなって初めて気付くことが、いくつかあっ
た。
例えば、部員達のこと。
例えば、自分の成長について。
そして例えば―――仲間達との日々に、終わりが迫っていたこと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-11 20:06:19
12706文字
会話率:52%
世界が壊れるまであと
一週間 生き残れる人物はたったの一人
さあ コロシアエ
愛する者でさえ コロスノダ
そうじゃなきゃ あなたはシヌノダカラ――――
例えば君の妹が自分をコロソウと考えていたのなら
あなたはどうしますか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-24 17:35:46
9704文字
会話率:36%
とある高層マンションの屋上で偶然出会った男女二人。普通とちょっと違っていたのは、二人とも投身自殺をしようとしていた事で・・・ 小さな出来事を綴った短編になります。肩の力を抜きながら突っ込み満載でお読み下さい。
最終更新:2010-10-14 15:18:34
4832文字
会話率:5%
いろんな人には、それぞれ相棒が居ると思う。
皆、絶対一人はいて、まだ出会っていない人もいるだろうし、もう出会っている人も居ると思う。
きっと、相棒の事を「運命の相手」と呼ぶ人だっているだろう。
それが、例えば恋人だったり、家族だったり、友
達だったり・・
ーーこのお話の主人公の相棒は、自分の家にある、一台のグランドピアノ・・。
ーーこの小説は、そんな相棒と毎日を過ごしていく、音楽ストーリーです。
・・よければ読んでやって下さいまし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-11 21:05:09
4298文字
会話率:31%
泣ける場所があるって、素敵なことだと思う。例えばそれは母の腕の中だったり、自室の布団の中だったり、階段の隅だったり。では、彼は――――――――?**********雰囲気だけで書いた、ストーリーのない文章です。
最終更新:2010-10-02 01:41:16
998文字
会話率:15%
この世界、特に日本にはいたるところに境界が存在します。
例えばあなたの部屋と他の部屋を隔てる壁だとか、道路の対向車線同士を区切る白線だとか。
大抵の場合、あなたはその境界の向こう側にあるものが見えているか、もしくは向こう側に何があるか
知っています。
それが真実であるかは別にして。
その境界を越えたとき、向こう側にあるものは本当にあなたの見えていたもの、知っていたことなのでしょうか。
これは、そんな境界で遊ぶ物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-10 18:23:19
23833文字
会話率:38%
西暦××××年日本は変わった……そう、悪い方に……戦争などを再びするような……。
主人公の戰(いくさ)はこの国をもう一度平和にしようと努力するが…………!?果たして戰はこの国を平和に戻す事ができるのか!
○●○●○●○●○●○●○●○
●作者のオススメの小説があります。
例えば、貝柱帆立さんの、神?ああ、俺の前で土下座してるよ。や同一作者の馬鹿な天才と護られる絶対領域や甘田燐火さんの、某中学校の変人ども。等々面白いので、是非とも読んで見て下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-20 12:58:43
21410文字
会話率:80%
例えばふつうの例え話。
キーワード:
最終更新:2010-07-31 12:02:45
444文字
会話率:17%
こんな平和な世界は退屈だ
もっと私の近くで事件が起こればいいのに
そう例えば・・・
最終更新:2010-07-20 19:49:31
821文字
会話率:16%
まだ見ぬ世界。
そこはどんなところであるのか。
想像に留まることは容易で、また残酷である。
明日の世界から今日の世界を覗けるとしたらその手段は記憶の他ない。
記憶の保存は難しい。人間はすぐに忘れる。
だから明日の世界からしたら、今日の世界は
もう崩壊している。
時間という概念は同じように存在するが、その内容・密度は当然異なる。
この物語は、もしかしたら今日という唯一つの世界を守ることができるかも知れないんじゃないかなあっていうそんな感じの御伽噺になりきれない物語。
あなたは、明日から今日が見えますか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-14 01:29:32
19663文字
会話率:18%
小ネタ集てきなもの。
最終更新:2010-06-20 21:12:36
334文字
会話率:97%
「いらっしゃいませ!」
看板娘のディアは今日も接客業にいそしんでいた。
しかし喫茶店もなかなかやってみれば繁盛するものだ。下手をしなくとも公にやってない本業より儲かっている。
しかし、しかし本業放ってこんなんでいいのか?
という
か接客業はあまり好きではない。
マスター、あなたに言ってるんですよ。あなた紅茶飲んでるだけじゃないですか。
なんで私がこんなグズ共に笑顔で接客しなきゃいけないんですか。
そして澄んだ鈴の音が響く。
やっと本業ですか。
「いらっしゃい、あなたの願いは何かしら?」
マスター・・・なんだか魔女みたいですよ。
失われた幻想を胸に少女が囁く。
忘れられたモノ、救われぬモノ、欲望に従い、慈悲を求め、ひたすらにただ願う
「あなたの願いは?」
例えば失われた恋人への追想
例えばささやかな子供への願い
例えば別れるモノへの餞
例えば忘れたモノの再来
「それはきっと叶うわ。きっと、過不足なく」
それは少し不思議なお店で人のエゴと向き合う、それだけの話し
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-06 22:32:59
25218文字
会話率:57%
私の家の近所には、悪魔が住んでいる。とてもかわいらしい悪魔だ。その悪魔に近づいては私の身に危険が迫るというのに――それは重々承知しているというのに、私は何故か悪魔の元に足を運ばずにはいられない。
とあるのほほんとした日常の小話です。
最終更新:2010-04-05 00:12:13
988文字
会話率:12%