さて、さっきから矛盾の色が段々と色濃くなってきたかと思う。由実子は真面目な顔で言うのだけれど、正直なところ疑いの念しか出てこないのだ・・・(本文より)男と女の矛盾する愛のカタチです。
最終更新:2006-10-15 22:00:55
41300文字
会話率:23%
686年10月2日大津皇子は謀反の疑いをかけられ、自害させられた。その前日、大津皇子の皇子・粟津王は吉備の船乗りの手によって救い出されていた。10年後、粟津王・カイは養父・リキとともに帆船に乗り半島を行き来していた。旅の途中、児島の津で恐ろ
しい妖物に遭遇する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2006-05-29 19:51:58
55792文字
会話率:34%
ゲイの店を経営している27歳の野田秀時は、ある事で女性に対して恐怖感を持ち女性に対して普通に接することが出来なくなり、ゲイの道に入った。彼の寂しさを埋めてくれるのは、生まれる前から家族同士付き合いの有った家の独り娘の優だけであった。親から離
れて隣同士で暮らすうちに優は自分に目覚め始め人生を考えるようになった。彼から逃げない事が自分も救われる事だと考え、彼がどうしてゲイに入ったか解った時、自分への彼の愛が凄まじい事が解り、自分の彼への愛を疑い悩む。その結果自分の愛の強さに気づく。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2006-01-09 18:20:41
29161文字
会話率:14%