丸山田誠一郎は、仕事のできない52歳。
そんな彼は突然リストラされる。
途方に暮れる誠一郎だったが、公園で田中留子という少女と偶然
出会い、ヴァンパイアハンターに転職してしまう。
新たな職を手に入れ奮闘する誠一郎だったが、隣近所の知り合いが
ヴァンパイアであったり、娘の同級生が実はヴァンパイアハンターであったりと波乱万丈の日々が始まる。
ある日、娘と留子が姿をくらましてしまうが、それがヴァンパイアの仕業と解ると誠一郎はそれを助けるべく現場に向った。
そこで待っていたのは、裏切った渡辺と留子の父であり、ヴァンパイア勢力
のボス、田中聖一郎。
誠一郎達はこれを辛くも撃破。
死闘の末、聖一郎を倒すが、娘の彼氏が実は同僚の春川優人であることを
知ると、誠一郎は激昂し、春川に婿養子になるよう迫ったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-07 12:00:00
158334文字
会話率:44%
降りしきる豪雨の中、高校2年の不良、加藤竜平の連れた3人の友が2mを越えるレインコートの大男に殴殺された。即死だった。
そして、3つの死体が公園の土の上に横たわる中、激昂した竜平とレインコートの殺人鬼との血みどろの喧嘩が始まった。
敵
の強大さを悟った竜平は懐にあったカッターナイフに手を掛ける…。
純粋すぎる暴力小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-23 20:45:48
10198文字
会話率:3%
ある日、十数年ぶりにザラメの結界を打ち破って目の前に鬼が現れた。しかし少しも物怖じしないどころか脅迫行為に及んだザラメに鬼は戸惑い、やがて激昂するものの歯が立たず、檻の中で吼えるだけの弱弱しい存在に成り果てた。
平和を望んで人間界で暮ら
す鬼・響(きょう)は、ザラメの悪趣味な計らいで同属の不遇を知ることになり、嫌々ながらもザラメの住んでいる村、風野に一時帰らなければならないのだと悟り、憂う。
風野の村は変わらない。のどかな風景がいつまでもどこまでも続く。しかし、心は変わる。
風野に帰った響は、友人や天敵や奴隷長や同胞に会い、一つの結論に至る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-21 10:00:00
117968文字
会話率:45%