友達とけんかをした、一人の少女。
遅い時間まで出歩いていた彼女は、『影法師』と名乗る動く影に出会った。
話してみれば、とても気さくなその影。友達になった少女は、話を聞いたり聞いてもらったり。あるいは人外の技を披露してもらって、楽しく日々を過
ごしていた。
そんな日々に、一つの転機が訪れた。少女が「大人の姿で遊びに行きたい」と言い出したのだ。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-03 20:04:08
6819文字
会話率:44%
パール公爵令嬢ジェーンは、前世の記憶が蘇りとんでもない事に気がついてしまった。どうやら今自分が生きているこの世界は、前世の自分が夢中でしていた乙女ゲーム「ときめきジュエルクイーン」の世界らしいと。その世界に自分は転生してしまったようだ。
このゲームは、深窓のお姫さま育ちで人を疑うことを知らないヒロインが、周囲の思惑で王位継承争いに巻き込まれバッドエンドを迎える確率が非常に高い。
特にギルバードと婚姻したら最悪。王位についてもライバルの悪役令嬢側にしてやられ、しまいには処刑台へと送られてしまう。そんなのいやぁ! ギルバードとは婚約済みで半年後挙式。なにこれ、詰んでる! 死にたくないので婚約破棄します!
このお話は婚約破棄したい令嬢と、そうはさせるかとあがくヒーローとの攻防戦に、攻略相手たちが絡んですったもんだする話です。
※※※8/21日間ランキングで8位まで来ました。またまたありがとうございます。応援してくださった皆さまのおかげです。ありがとうございます。今後も番外編をぼちぼち投稿していく予定でありますが、読んでもらえたなら大変嬉しいです。本当にありがとうございます。.゜°(⊃Д`).゜°※※※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-15 10:53:49
155138文字
会話率:54%
古代ローマ帝政初期。第一九五回オリュンピア競技祭が近づく地中海世界。『ティベリウス・ネロの虜囚』に続く、歴史フィクション。
ポントス女王、カッパドキア王妃、ピュートドリスには、長年あこがれ続けている男がいた。ローマ将軍ティベリウス・
クラウディウス・ネロ。十三歳の春、あの運命の出会いから、一日も忘れはしなかった。
月日が流れ、二十年後、思いがけない機会を得たピュートドリスは、ついにかの愛しい人に会いに行く。引退中のティベリウスは、なんとオリュンピア競技祭へ向かう道の途上だという。折しも次期ローマの「第一人者」確実とされる若きガイウス・カエサルが、東方世界を訪れているところだった。
因縁深い隣国の女王デュナミス、優しく気さくな叔母クレオパトラ・セレネ、夫アルケラオスと可愛い子どもたち。すべてを巻き込んで陰謀が渦を巻く。
ピュートドリスはティベリウスとの再会を叶えられるのか。その愛の成就は――。
甦りしアマゾンが、今、歴史に名を刻む戦いに立つ。
「ポントス女王、アントニウスの孫、世界であなただけなんだ!」
**********
『ティベリウス・ネロの虜囚』の続編です。とはいえ、時間が三十年経過しております。(紀元後一年)
全四章、およそ四十四万字です。
こちらのブログにも「A.Banana.S」(http://anridd-abananas.hateblo.jp/)、第一章一節と二節を掲載しています。
連載中に、参考文献一覧を挿入します。前作との重複も多いので、一部そちらのリストへのリンクでご容赦願います。人物紹介等の資料も用意する予定です。
地名等は、必ずしもラテン語・ギリシア語を片仮名にしたものではなく、現在の一般的な呼称(と筆者が思っているもの)、あるいは作中で違和感がないと思われるもの、を使っております。不統一な点は誠に恐縮です。
一部、殺傷描写等があるため、R15をつけさせていただきました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-14 01:36:53
444575文字
会話率:39%
~『炎幻』~
火を使って生み出される幻。それはかつて人に寄り添う神によって授けられた血に宿る異能力の一つ。
人の為として生み出されたこの『炎幻』の異能力を持つのは、萩原家の次期当主――萩原灯子である。
24歳にして無職。自由人にして面倒
嫌い。気さくにしてお節介焼き。そんな彼女の口癖は、
「遺憾なく、淀みなく、問題なく」
しかし言葉通りな平和は彼女の周りにはなく、住まう稲見村を中心に巻き起こる数々の騒動。
それは次第に、彼女自身の秘密へと迫っていくことになる。
自身が何者かを問い続けながら、萩原灯子は『炎幻』や『神通力』の向こうに何を見るのか。
これは、そんな幻使いの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-11 14:00:00
125560文字
会話率:72%
片田舎にある写真館、「丸川写真館」の店主、丸川竜雄(まるかわたつお)は、気さくな人柄で、写真の腕前もいいものの、「パチンコが好き。」という困った一面があった。
そしてある日竜雄は、とある老紳士に声をかけられる。またその老紳士は、竜雄に5
00万円の借金があることを知っていた。そのことを老紳士に直接言われ、動揺する竜雄。そして、老紳士は、「veto(ベトー)」なる公営ゲーム・ギャンブルに勝利すれば、借金の500万円は返済できると、竜雄に伝える。
竜雄は迷った挙げ句、そのvetoに参加することを決める。そこでの対戦相手は、「マサキ」と名乗る青年であった。そのゲーム、序盤こそ竜雄がリードしているように見えたが、それはマサキの計略で、結局竜雄はそのゲームに敗れ、さらに500万円の借金を背負わされてしまう。
そのことを家族にも言い出せない竜雄。その後、竜雄は「タツヤ」と名乗る人物に電話で呼び出される。
そして、竜雄の妻、昌子(まさこ)に警察から電話が入り、夫である竜雄が遺体で発見された、ということが告げられる。昌子は息子でカジノゲーム好きの大学生、高司(たかし)と共に警察の任意の事情聴取を受けるが、ショックを隠せない。
数日後、老紳士が、大学から帰る途中の高司に声をかける。
「父親を殺した犯人を、知っている。また、父親には計1,000万円の、借金がある。」という旨のことを老紳士は高司に伝え、高司は動揺する。そして老紳士は、
「父親殺しの情報、また1,000万円の借金返済に関して、あなたが、父親も参加した公営ギャンブル・vetoに参加して勝利すれば、情報を提供し、1,000万円もお支払いしましょう。」
という旨のことを、高司に告げる。そして、高司は迷った挙げ句、そのvetoに、参加することを決める―。
※2018年 ノベル大賞 1次選考通過作品
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-30 17:00:00
53759文字
会話率:45%
帝都大学の若き助教授×仕事一筋の田舎娘、ひと夏の恋愛物語。
***
明治時代後期、ある夏の日。讃岐の小さな民宿に、帝都大学生物学助教授の朱鷺野尊(ときのたける)と、生徒の柴原が客として訪れた。民宿の裏手の山に、三尾の狐のあやかし──お狐さま
が棲みついており、朱鷺野はお狐さまの研究をしに来たのだ。民宿の娘、吾妻(あがつま)ひよりは、山の案内役として朱鷺野と柴原に付き添いお狐さま探しに協力することになる。
日本人離れした美しい容姿や、少し変わったところもあるけれど気さくで優しい朱鷺野に、ひよりは徐々に惹かれていく。しかしお狐さまを前にした時、朱鷺野は予想外の行動を取る。その結果として彼の頭には狐の耳が、お尻には三本のしっぽが生えてしまう!
朱鷺野の裏切りを受けて傷つきつつも、弱っていく朱鷺野を放っておけないひより。二人の距離は再び縮まっていく。朱鷺野の行動の理由は、朱鷺野は元の姿に戻れるのか、そして数々の困難の先に、二人が結ばれる未来はあるのか──。
*エブリスタにも投稿予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-24 02:00:00
113444文字
会話率:49%
ボクはそこに住み始めてどれくらい経っただろう。
淡い色が似合う穏やかで涼しい街は、森の広場や水の広場、手作りの工芸品や家具に衣服が売られている賑やかなショッピングストリート、香ばしい旨そうな匂いが漂う食事処とそんな魅力的なもので溢れている。
心優しく気さくな人々が集まり、いつも誰かがボクを訪ねて来て、毎日毎日何かしらが起きる街だ。
だからボクは暇をする暇がない。
楽しくて、明るくて、楽しくて、優しくて。
だから、なにか違う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-21 12:12:48
13066文字
会話率:1%
星花女子学園の高等部一年、理純智良(りずみ ちら)。明るく気さくな少女だが、その正体はラッキースケベを演じることに余念の無い稀代の変態であった。夏休みに入っても、ターゲットを赤面させるための罠を張り巡らせることに全力であったが、逆に元生徒
会ナンバー2であった高等部三年の河瀬(かわせ)マノンに罠をかけられてしまう。
日仏ハーフのはんなり乙女であるマノンは身柄を元会長に突き出さない代わりに、智良にある要求をする。
「うちの高校最後の文化祭を、最高のものにしたってや」
登美司つかさ様企画【星花女子プロジェクト 第二弾】参加作品。
河瀬マノンは月庭一花様考案のキャラクターです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-08 10:46:46
164637文字
会話率:46%
エトヴィリア王国侯爵令嬢のクーデリア。彼女はとても気さくで平民にも声をかけ、気軽に街に行っては買い物を楽しんできた。そんな彼女は十五歳になり、学院に通うこととなる。家名を気にする父親、姉に憧れる妹、心配する母親をよそに学院生活を送ることとな
るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-27 07:29:47
41192文字
会話率:54%
私の手は気さくな狐、少女の絆創膏は花柄、これは私の優しい一コマ。
キーワード:
最終更新:2018-05-25 22:38:38
523文字
会話率:8%
文化祭に『シンデレラ』の劇を行う我がクラス。
王子様役はノリよく気さくでかっこいい成瀬くんにすんなりと決定するも、王子様役である成瀬くんと劇中で恋人気分を堪能したい女子多数につき、シンデレラ役の決定が難航する。
そこで、王子様役である成瀬く
んが自ら出題する謎を一番乗りで解いた人がシンデレラ役を行うルールの元、恨みっこなしの公平公正なクラス総出の大謎解き大会が開幕することとなる。
その時、王子様が出題した謎こそ
王子様である成瀬くんがいる場所を探し出し、迎えに行くことだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-20 06:14:27
8496文字
会話率:46%
季節外れの転校生、「大塚 実」は気さくで笑顔が印象的な美しい少女だった。
大塚は、いつもクラスの中心にいる「阿久津 春」という少年と、文武両道・才色兼備の一匹狼「藤咲 聖花」という少女の2人と半ば強引に交友関係を始める。
大塚の転校から間も
ない彼らの距離が縮まった頃、大塚は2人に自らの秘密を話す。
それから彼らの教室は少しずつ様子を変えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-30 23:10:35
3086文字
会話率:49%
都市伝説やオカルティックな事が好きな透子は、女子大生になりました。
色んな本やテレビ番組を見ては、ワクワクドキドキしていますが
本人にはまったくそんな特殊な力もないようで、ひそかに超能力や怪奇現象に憧れています。
今までは、そんなことを気
軽に話せる友人もいなかったのですが
通い始めた大学に、占いサークル(同好会)があるのを発見し体験入会してみることにしました。
場所は、今は使われていない倉庫のような半地下の部屋。
いつも誰かがいるようで、いなかったりしてなかなか実態がつかめません。
恐る恐る扉を開けると、副部長の谷崎が目を閉じて座っていました。
自称オカルトオタクと笑う気さくな谷崎に、少し安心し
透子は1週間だけとりあえずお試し入会してみることにしました。
イケメンだという部長にはなかなか会うことが出来ないながらも
サークルのOB玉沢と、本当に存在しているのか疑わしい幽霊部員に囲まれながら
透子は不思議なサークル体験を始めるのですが・・・
現実世界と、半異世界のような存在のサークルで起こる透子のファンタジー体験物語です。
このサークルの在る意味とは? 副部長の谷崎は何者なのか? 透子はこのサークルに入ることができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-12 16:49:38
374文字
会話率:0%
強大な力を持つも、幾度となく窮地に立たされた妖怪「世壊シ」
新たに辿り着いた世界で傷を癒そうとするが、その目の前に現れたのは気さくな男だった。
その男は、思わぬ勝負を持ちかけてきた。
最終更新:2017-09-28 20:22:04
4242文字
会話率:28%
20世紀も半分を過ぎていない時代の頃、休戦直前の戦闘で重傷を負った海軍飛行中尉の熊野直遙は、部下で、無断で彼についてきた宇久井環一飛曹とともに南太平洋に打ち棄てられた島、南洋島――別名クビキリ島へと赴任する。
もう空へは戻らないと固く誓
っていた熊野だったが、その島で、開発の頓挫していたはずの最新鋭機、通称エーナナを見つける。空への郷愁をはせながらも、組織になじめず腹に一物抱える気さくな隊員達との交流で、少しずつではあるが心の傷を癒やしていた頃、突如として彼の前に白銀の髪に金色の瞳の少女が現れる。それを契機として起きる不可解な事象。熊野と南洋島の隊員達は知らぬ間に世界の奔流へと巻き込まれていく…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-26 02:00:00
536264文字
会話率:47%
私は彼の腕の中で眠るのが好きだ。
ある初夏の日に私は彼と出会った。気さくな彼の性格に私は段々と心を惹かれていく。
最終更新:2017-08-19 16:39:18
1873文字
会話率:8%
誰からも一目置かれる結城には常に取り巻きがいる。その中には事大主義が二人いた。遠野と田辺だ。遠野は積極的に結城の武勇伝を聞きたがり、田辺はその隣で目をキラキラしながら話を聞く。田辺は結城に憧れながらも、近場の遠野に気やすさを感じている自分を
感じていた。田辺が欠席した雨の日の翌日、遠野は結城に関心を示さず一人で過ごしていた。他の取り巻きは一人では臆して結城に近付けないのだと言ったが、結城はその推測は間違っていると察する。食堂の席で欠席した田辺の話題を出した結城は、遠野の口から出る思惑を聞いた。
結城…成績がよく気さくでクラスの中心人物。影響力があり支持率高い。ちょいちょい悪いことをしてるけどそこがかっこいいと憧れてる人が多数。
遠野…事大主義。結城の話を積極的に聞いている取り巻きの一人。好きな食べ物はトマト。
田辺…フツメン。結城を尊敬してるし理想の人だと思ってるのに、近場にいる遠野を好きになってしまって自分の感情に納得できてない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-07 19:17:52
3482文字
会話率:53%
「やあ、私がここの主だ。気さくにDDと呼んでくれてけっこう」
DDと名乗る怪人のもとには、今日も様々な依頼人が訪れる。
最終更新:2017-04-30 12:04:13
1902文字
会話率:0%
気さくな性格で誰からも好かれるが、貧乳の姉
引っ込み思案で内気だが、巨乳な妹
そして一般的(?)な男子高校生な主人公とその周りの人々とおりなすラブ15%コメディー80%その他5%のラブコメもどき・・・
この作品はアルファポリスにも掲載してい
ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-21 00:00:41
2384文字
会話率:27%
両親が死んだ。僕は引っ越しを期に、転校した。
隣の席の彼女は気さくでいい人である。…だが、僕の勘では彼女とは深い関係をもたないことが大切だと思った。…が、深い関係をもってしまう!何故なら、僕が引っ越してきたのは′暗殺者′になるためだからだっ
た。果たして、僕はどんな暗殺者になれるのだろうか───折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-21 13:55:08
727文字
会話率:42%