太陽を見れない理由。
最終更新:2017-02-22 04:43:38
248文字
会話率:0%
日陰に咲いた小さくて若いひまわり。彼女はそれを見ながら言った。「太陽の光も当たらないこの子は、これから一体どうなるんだろう」幼い頃からひまわりが大嫌いだった俺は、『影が無い彼女』の、ある秘密を知ってしまう。そこから、勉学に全てを捧げるはず
だった俺の高校生活が彼女によってことごとく狂わされていき......。そして、日常に紛れ込む『違和感』。影無し彼女の選択科目、テスト中の奇妙な出来事、消えたアイスの真実、文化祭当日に盗まれたギターの弦の行方......どうしても『違和感』の原因を追ってしまう俺は一体、何を考え選択し、どこへ向かうのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-07 21:00:00
65248文字
会話率:38%
人族と魔族の戦争が続く異世界ユーテリアス。終わることのない戦に、憎しみが増し、絶望を覚え始める。それはユーテリアスの神々の力を削ぎ、積もりに積もった感情が、ついに邪神誕生のきっかけとなる。
全てを破壊しようとする邪神に対抗するため、神々
は他の世界の神々に助けを求め、勇者として、その世界の子らを召還する事にした。
邪神を倒せなくてもいい。せめて我が子らに希望を。
ユーテリアスの神々のそんな願いを受け、日本の神が四人の少年少女をユーテリアスに送る事にする。
異世界から元の世界に戻るにはその世界の神々の力を取り戻す事。
拒否権無しで送られた四人は二つの世界の神々から与えられた力を駆使し、この世界のためにも、そして自分達のためにも、『生活向上!』を目刺し世界中を駆け巡る事に。
そんな中知ったのは、神の過保護とも言える加護と魔法の影響で培われた、日本人の四人ですら呆れる衣食住に対するあまちゃん思考。
発酵食品が無いくらいならまだ理解できる。
しかし、卵を食べるのは人非人。芋や球根など土の下にある太陽の光に当たってないものは美味しくないものと食べもしない。キノコなんてもってのほか。乾物系などの保存食も無し。そもそも、樹木は大地の女神の化身とされているので、伐採されないために、燃料不足で料理方法が軽く炙るか生食が基本。
食文化舐めんなぁ!!
と、怒りつつも、邪神や邪神族も関係ない。そんなもんとは戦いたいやつだけが戦ってろ。とばかりに、衣食住改善改革を、異世界人達に合わせながらも推し進める勇者達の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-01 14:47:23
170437文字
会話率:45%
夢幻山脈エレボス側。そこは太陽の光を遮り、雪が積もっている寒気が満ちる世界が広がっている。そこへと足を踏み入れるヨウであったが、この環境に適応し神格化を果たした生物がヨウの立ち入りを察知する。これは孤高の狼少女と覚りの青年のお話。
最終更新:2017-01-30 20:26:06
20708文字
会話率:62%
鉄工所で働く僕は、すべてが灰色に思えていた。
眼球震盪がひどかった。
休み時間に、ひとのいない工場の外に出た。
そこで、僕は幽霊に出会った、気がした。
彼女の姿はあまりにも——眩しかった。
後光が差していたのは太陽の光のせいではない。
それ
は突如、絶対的なものとして僕の前に現れた。
相対なんてする余裕がなかった。
僕は、思い詰め、思い込んだ。
空の色は——折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-02 00:00:00
10304文字
会話率:46%
昔々、明けない夜の国がありました。
その国は悪魔の力に支配されていて、太陽の光が届かないようになっていました。
どうやら太陽の場所は、王様が知っているようでした。
──抜粋 聖書のおとぎ話「常夜の国の話」より
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最終更新:2016-12-31 14:57:14
849文字
会話率:0%
時は30XX年。およそ千年前から、世界に陽が届かなくなっていた。太陽の光が、月並みの明るさになった逆転した世界。生命の源でもある陽光に頼れず月光夜に支配された世界で、人々は文明を進化させ、順応して生きていく。そんな中、孤児院育ちの少女・アー
リャは、大きく膨れ上がった満月を見つめながら太陽の暖かさと匂いを思い出していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-30 12:00:00
8572文字
会話率:22%
私は叶山彩萌、今は小学四年生。私は朧げだけど、前世の記憶があるみたい。放課後――私は嫌になるほどに眩しく、太陽の光を照り返す真っ白な髪の男の子に話し掛けられた。どうも私は彼の怒りに触れたらしく、殺されかけて、取り戻せと言われたの。何を取り戻
せと言うんだか、まったく……。私は平凡で普通の人間なのよ、取り戻すものなんて……――ある訳が無いじゃない。巫(かみなき)なんて、聞いたこともないわ。どうでも良いけど、私の平穏な日常を壊すのはもう止めてくれない? ファンタジーなんて、知りたくもないから。 アヤメちゃんの魔法日記の後編作品です、前作を読んでいない方には大変優しくない作りとなっております。ネタバレのオンパレードです、前作を読んでいないと主人公が何を言っているのか分かりません。 アヤメちゃんの魔法日記は→http://ncode.syosetu.com/n1417bo/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-20 05:23:48
699194文字
会話率:31%
表と裏が存在する世界、ウィルシード。
神々に愛されたと称される人が住む表の世界、ウィルティア。
悪魔に愛されたと称される魔物が住む裏の世界、ヘルシード。
長年、二つの世界は交わることもなく均衡を保ち平和な時間が続いていた
がいつしか人々の中である変化が訪れる。
ウィルティアの人々はいつしか、太陽の光が届かず暗く寒く醜い世界を嘲笑いヘルシードを見下すようになった。
ヘルシードの魔物達はいつしか、太陽の光が照らし暖かく美しい世界を羨望しウィルティアを憎むようになった。
虐げられてきたヘルシードの魔物達は遂にウィルティアを手に入れるために侵略を始めた。
ウィルティアの人々の中に入り込み操り、諍いを起こさせ始めた。
いつしか争いが絶えなくなったウィルティアはそれがヘルシードの仕業だと気付くと、今度は魔物に操られた人を狩るようになった。
人を裁判に掛け、神の名の元に処刑をするようになった。
その裁判のほとんどは魔物憑きではなく、ただの人。
その事態を重く受け止めた神々は人々にヘルシードの魔物に対抗する術を授けた。
神に祝福を受けた者たちは、魔物たちと闘う組織を作り出した。
それが神の騎士団…ローズ・オブ・ルミナス。
今度は我らが反撃を期す番なのだ。
「ウィルシード戦記、第一章より」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-23 23:24:59
7780文字
会話率:41%
オタクで年齢=彼女いない歴の橘コウイチだが今日も嫁のために買ったカードを入った袋を奪われた少年の後を追いかけて気がつけば異世界へと転移していた。この世界ではどんな小さな犯罪も行えばば直ちに拷問にかけられ一生太陽の光を浴びることができない生活
になってしまう。そんな厳しい世界で有名な残虐犯罪者として捕まってしまうがひょんなことから女しかいない監獄へとつれていかれてしまった。そこではさまざまな犯罪を犯した者たちがぞろぞろ居るなかある一人の少女に出会う。
「あなたはここから脱獄したくない?」
今まで脱獄を成功したものはいないと言われるこの世界の監獄に挑む橘コウイチ、彼を中心に脱獄を考えるさまざまな理由を抱えた少女達とのハーレム系脱出アクション。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-21 23:52:55
2217文字
会話率:7%
俺が初めてその人の光に気がついたのは、太陽の光を浴びた図書室の一角。
彼女は光と共に現れた。
最終更新:2016-06-16 14:11:50
5872文字
会話率:18%
おはようございます魔王様。どうしたんですか。 浮かないお顔ですね……はあ、魔王を辞めることにした? 御冗談を。貴方様は生まれながらにして闇の眷属すべてを総べる王なのです。はい……はい? だめですよ。いくら全ての闇魔法が使えるからと言って、
勇者パーティーには入れてもらえません。他のポジションも同様です。僧侶なんてもっての外。いいえ、地獄の閻魔と交替もできません。死神も悪魔の鍛冶屋も迷宮の経営もダメです。……ちょっと魔王様、どこ行くんですか? ものども出会え~! 魔王様が逃げたぞ! 逃げる魔王に追う魔族。目指すは太陽の光が暖かい地上での平和な暮らし。邪魔立てする者は排除するのみ! 無理ポ! 魔王様にそのポジションは務まりません! 開幕です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-31 13:37:39
24856文字
会話率:35%
太陽の光は気持ちがいいですよね……
最終更新:2016-04-30 12:00:40
440文字
会話率:0%
ドンキーは、もぐらです。土の中に穴を掘って生活するもぐらです。もぐらは昼間外へは出られません。太陽の光が苦手なのです。
しかし、春になると地上の動物たちが走り回っているのが、うらやましくなります。地上の様子を教えてくれるのは、友だちの野
ねずみロンドです。
ある日、ロンドは女の子リスシーラに会ったことをドンキーに告げます。
「とっても小さくて、すばしっこくて、何よりも金色の毛がふさふさしているんだ。」
しかし、ドンキーは太陽の下シーラには会えないのです。ロンドも会わせてはくれません。
よし、僕の方から出ていってシーラに会ってやろう。ついに、ドンキーはそう決心しました。………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-28 19:27:43
5204文字
会話率:32%
百年前、吸血鬼の男は『雨の国』に辿りついた。
吸血鬼にとって、『雨の国』は、太陽の光のない最高の国のはずだった。
だが、『雨の国』に永遠に降りしきる雨を降らしているのは、『雨の国』そのものではなく、雨を操る『雨の魔女』の仕業だった。
これ
は、『死ねない吸血鬼』と『雨の魔女』の出会いと別れの追憶譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-01 21:54:42
32377文字
会話率:37%
太陽の光の力は絶大で、その光はこの世界に様々な恩恵をもたらしている。そして、その太陽の光の力を唯一継承する事が出来る『ゼーレ族』と呼ばれる一族の家系に生まれ育った少年リヒトは15歳を迎え、太陽の光の力を継承する事に。しかし、そこで巻き起こる
出来事がリヒトの人生そのものを左右してゆく事となる…。
※初投稿で小説の知識もほとんどありません。それでも良いよって方は見ていただけると嬉しいです。そして、ダメだし等の感想も全然OKです。(更新するのに日があく事が多いと思います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-23 00:47:16
1606文字
会話率:44%
世界は、ダークフォルト王率いる闇の術者たちの支配下に堕ち、
魔力によって、太陽の光すらもブラックダイヤモンドに変えられてしまった。
超能力家系の主人公ムウランは、父が残した地図を頼りに、
故郷ライトフィリップからフォルブランの宝石箱を見つけ
出し、
ダークフォルト王の支配する世界へとワープした。
そこで、中折れハット帽がトレードマークの小さなブルドッグ、
ゲーシュタイナーロンデミオン・ボトリアーナ・クロスハインアルト
(略してゲボクと呼ばれる)に出会う。次いで、ダークフォルト王の力で
石化された人々を救うため、トルマリン一族の魔法使い、金髪美女
トルマリナも仲間に引き入れる。
三人は、ダークフォルト王の聖域に踏み込むため、最低でも八種類の
宝石が必要となった。
サードオニクス、ルビー、サファイヤ、ガーネット、エメラルド、オパール、ターコイズ、ダイヤモンド。それらは、各々の宝石と属性が同じ一等魔導師の
敷地内に存在しており、激しい戦闘は避けられなかった。
そうして多くの困難を潜り抜けた末、かけがえのない仲間とともにムウランは、決戦の地で世界の明暗を握るダークフォルト王と激しい死闘を繰り広げる……。
果たして、宝石が照らす未来とは、ムウランたちにとってどんなものなのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-14 15:24:49
36198文字
会話率:39%
自分の生きた時間と心の闇、葛藤、実在を元にしています。
キーワード:
最終更新:2016-01-11 15:11:13
273文字
会話率:0%
ベットから体を起こした彼女は髪をかき上げた。長らく眠っていたのであろう。髪に寝癖が付いているのが自分で分かった。カーテンから、うっすらと太陽の光が入っている。夜明けに合わせて彼女の隣にいる彼が起こしてくれたのだろう。少しだけカーテンを開け
て、ぼんやりと朝焼けた空を眺めていた。
不意を衝くように、彼女の頭を彼は撫ぜた。寝癖も気にせず、ただ彼になされるがままになる。彼は彼女が抵抗しようともしないことをいい事に、そのまま彼女の頭を胸に抱き寄せた。
「ねえ」唐突に彼女が言った。「あの空の向こうまで行けるかな?」
虚ろな表情を一切変えず言葉をこぼすその様は、まるで人形を思わせた。
そんな彼女に彼は言葉では返さず、抱きしめる力を強めて応える。彼女は彼に言葉を再び投げかける。
「もし私が空の向こうに行ってしまうことになったら、その時は貴方も一緒にいてくれる?」
「勿論さ。どこまでも一緒にいる。天どころか、地獄の果てでも一緒にいる。当たり前だ」
そこで初めて彼女は虚ろだったものから表情を崩した。彼女は不安だったのだ。そして彼の言葉でその不安が払拭された。
「私、学校の人や色んな人から『怖がり』『ビビり』って言われてたけどね。貴方と一緒なら、何処へだって、何だって、何も怖いものなんてないんだよ」
そう言って明るく笑い、抱きしめている彼に抱きしめ返した。
彼女のそばにいる彼は現実の存在ではない。言うなれば、統合失調症による彼女の妄想だ。妄想に浸れば浸るほど彼女の心は救われ、そして不愉快な現実と切り離されていく。煩わしくも楽しい人間関係など、そこには無い。
客観視するならば、彼女は紛れもなく孤独な存在と言えた。だが、本当に孤独にさせたのは誰か。
彼女は妄想にしか拠りどころを見いだせず、妄想にすがるしかなかったのだ。そこまで追い込んだのは誰か。彼女の精一杯の努力を一蹴したのは誰か。
怒りにもならない理不尽なこの境遇に、誰が同情するというのか。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2015-08-24 18:59:49
815文字
会話率:29%
突如として訪れた暗黒の時代、それは朝日降り注ぐ早朝のことだった。その姿を目撃した人間は数少ない。マイスターの称号を持つ鍛冶師の息子である主人公レコムはその一人。
1日の始まりを告げる太陽の光を埋め尽くす竜の群れ、その大群の後に竜王の強大
な魔力で暗黒に染まったままの世界がどこまでも広がった。竜王から放たれるひと吹きの火焔で家族を奪われ、一匹のスライムが工房に忍び込んだことで唯一の親の形見まで失ってしまう。
レコムは親の形見を取り戻すために森へと向かった。それは忍び込んだ張本人のスライムとともに。
森には血に飢えた寝ぼけオオカミ。さらには山岳より現れたトロール。街を飛び出し、自分を変えようと北を目指す幼馴染のエミーとその姉レミーがいた。
少年はそこで新たな自分の可能性に気付く。
この物語はある日突然少しの光が見えた少年がその光を追い求め自分を探す物語。そして仲間とともに、仲間も一緒に、自分を信じて突き進む、誰にも知られることのなく世界を救った少年少女と一匹の物語だ。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-12 02:26:44
45967文字
会話率:46%