「じゃあさ、皆で一度逃げ出そう。思うがままの時間を過ごそう。どうせ夏も終わりに近いんだ。何か一つ俺達だけでどっか行ってみるのもおもしろくないか」
夏も終盤に差し掛かる頃、小学校以来の再開を喜ぶ男女六人は、離れ孤島に一週間の滞在を決める。
皆それぞれの立場があって、悩みがある。あの頃からやはり皆は変わっていて、それでいて変わっていないところは変わっていない。ちょっとした現実からの逃避行。ささやかながらの安息の日々。
本来なら一生交わる予定のなかっただろう六人。互いに愚痴をぶちまけ合って、自分の立場を忘れて束の間の時間を過ごす。たとえ結局この時間が終わったならば、それぞれの日常に帰っていくしかないとしても。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-14 21:02:07
2715文字
会話率:56%
ある時、人魂が外を飛んでいるのを見た。
僕らはそれを捕まえる事にした。そして、天ぷらにしようと… でも。
最終更新:2010-02-21 14:53:52
1167文字
会話率:50%
最近、暑くてねぇ。天ぷら、作ったんだよねぇ。油はじけて、熱くてねぇ。そんな、熱い詩。
最終更新:2009-07-17 23:53:24
1723文字
会話率:60%