世界に突如ダンジョンが姿を現し、人類はレベルとスキルを手に入れた。
そんな世界で探索者として生きる男、顔悠(かんばせ ゆう)。
彼の持つ固有のスキルは不滅。
決して老いる事も死ぬ事もない不老不死だった。
だがそのスキルにはマイナス効果があ
り、レベルを上げる事と、スキルを新たに習得する事が彼は出来なくなってしまう。
そのため、ただ死なないだけ。
それ以外は何の力もない無能。
それが周囲から彼に向けられた評価だった。
そんな男がある事をきっかけに、終わりのないダンジョン――通称、エターナルダンジョンへと挑む事になる。
本来ならば、それ絶対に踏破不能なダンジョンだ。
だが彼は死なない事を武器に、食料も無しにただ一人ダンジョンを突き進む。
それから1万年。
顔裕は遂にエンドレスダンジョンの最深部に到着し、望みのアイテムを手に入れる。
それは――
時を巻き戻すマジックアイテムだった。
「遂に……ついに手に入れたぞ。絶対……絶対今度こそ守ってやるからな。エミ、母さん」
顔裕はアイテムを発動させ、1万年以上の時間を巻き戻す。
彼の家族が無事だった時間まで。
そう、顔裕が1万年もの孤独な時間に耐えてダンジョンを攻略した目的は、時間を巻き戻し、救えなかった家族を守る為だった。
この物語は、時間回帰した主人公がかつて救えなかった家族を――そして世界を救う物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 19:49:34
248783文字
会話率:32%
妛原 閠(あけんばら うるう)26歳事務職。趣味はMMORPG。あだ名は「幽霊」。それ以外に特筆すべきことなど何もないと、ただ生きているから、まだ死んでいないから生きているだけと標榜する彼女は、ある朝突然、ゲーム内のキャラクターの体で見知ら
ぬ場所に横たわる自分を発見した。ゲームのスキルを用いて誰からも姿の見えなくなった彼女は、これで本当に幽霊だ、誰に気兼ねするでもない生活を送ろうとやけっぱちに決意する。現実に失望し幽霊であろうとした閠は、そして異世界で白百合に出逢う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 18:00:00
1321307文字
会話率:35%
最悪な人生だった。
それ以外に、言いようのない人生が終わった。
私は高校一年生の冬に、死んだ。
そして────
転生の女神と出会い、異世界に転生する。
今度こそ、まともな人生を歩めますように……。
そう祈りな
がら────
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
カクヨムとアルファポリスで
先行して投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 20:24:04
26936文字
会話率:9%
魔族との戦争で勇者を失った人類は、新たな英雄を求めた。
そこで「救世主計画」と総称される一連の英雄創出策が考案され、勇者の子どもたちが参加することになる。三男のイクサスが参加したのは、幼少期より徹底した教育を施し、武術や魔法などのあらゆ
る戦闘技能を習得した、最強の戦士を育てる計画だった。
だがこの計画には、単純だが解決の難しい問題があった。それはすなわち、老化である。技能を習得し終えたころには肉体が老いており、もはや最強の戦士と呼べるほどの戦闘能力がないのだ。
この問題を解決するため、転生によって知識や技能を来世に持ち越すことが考え出された。転生魔法には多大な犠牲が伴うが、それでもイクサスは転生を遂げる。
転生した彼が最初に目にしたのは、二体の魔族だった。彼は驚き戸惑いつつも、計画の完遂を目指して行動を開始する。
***
しかし彼には、人類を救うことよりも重要なことがあった。人類の救済はいわば、彼自身のメインミッションを達成するうえで必要な、単なるサブミッションにすぎなかったのだ。
目的を達成するためならば、彼はどんな犠牲も厭わず、人の命すら惜しまない。目的のためにそれ以外をすべて切り捨てた先で、彼は何を見るのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 19:30:00
116855文字
会話率:43%
南町奉行池田播磨守頼方(いけだはりまのかみよりかた)が下す裁断についての、江戸市民たちの評判がすこぶる良い。大見得を切って正義を振りかざすような派手さは無いのだが、胸にジンと染みる温情をサラリと加える加減が玄人好みなのだと、うるさ型の江戸
っ子たちはいう。
江戸でも有数の呉服屋である大松屋の主人良蔵が殺された。
当初は押し込み強盗か盗みに入った賊の仕業と思われたが、調べが進むと、女将のお松が殺した可能性が出て来た。
店は呉服屋の看板を掲げているもののそれ以外の品物を多く扱っており、呉服部門は赤字だった。その状況を打開するために、お松の発案で、呉服屋を前面に出した新装開店を目前に控えている。
お松は先代の主人松蔵の一人娘で、番頭だった良蔵を婿に迎えていた。
二人は、店の新装開店の方針について対立していただけでなく、お松の病気についても言い争いをしていた。
頼方は、どうやって犯人を追い詰めるのか。そして、どのような処分を下すのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 17:12:06
39824文字
会話率:51%
今回『はるぶすと』を書くにあたり、ちょっと思いついた事がありまして。
筆者のお話にはよく神さまが登場します。筆者は神社仏閣が大好きで、気になるところは近場なら、だいたい実際に訪れてみるのですが、その先々であったチョットした事を、妄想たくまし
い筆者がほのぼの、のほほんとしたお話にしてみようかなと。
毎回、超短編で、本当にコラムのようなお話になるかなと思います。
それ以外にも、美術館や博物館、観光地なども、妄想たくましい物語仕立てにしてお届けできたらなと思っています。
筆者は関西在住ですので、必然的に近畿二府四県がメインになると思いますが、どうぞごゆるりとお楽しみください。
更新は気が向いたときにですので、そのあたりもご了承を。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 08:54:15
40850文字
会話率:6%
『目覚めたそこが私の生きる世界』の番外編です。
主にエステル以外の目線で、短編を載せていこうと思っています。
それ以外のお話も更新していきます。
最終更新:2025-04-10 11:00:00
60771文字
会話率:40%
「その人はね、本当に逢いたい人を願うと目の前に姿を現すの」
他人と関わることを嫌い、自身の考えを是とする少女イザナ。
ある日弟と逸れ泣いていた少女に変わって、行方知れずになったとされる森の中でイザナは足を滑らせ死の淵へと追いやられる
。意識の朦朧とする中、彼女の中で10年前に亡くなった祖母と再会を果たす夢を見ながら異世界へと転移する。
しかしそれは夢ではなく、「ククリ」という人物が願いに応え逢わせてくれた現実だと言う。
転移したその世界の各地で言い伝えられているとされる「ククリ」と言う名の人物。場所によって容姿や性格が異なる中、唯一「心の底から逢いたいと願う人がいる者の前に現れる」ことだけが共通していた。
それ以外の情報のないその人物を探すべく各地を旅するイザナは多くの者と出会い、別れ、人を知ってゆく。
これは「別れ」のための「再会」の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 21:35:03
4852文字
会話率:31%
今年も行って参りました、山梨銘醸の蔵開き。
それ以外にも、あちらこちらへ出掛けております。
最終更新:2025-04-06 12:00:00
11517文字
会話率:8%
八牙帝國記(やがていこくき)序章
冒険の旅を終えて故郷に帰って来た隼人は、義兄の統治を助けようと申し出る。
かくして冒険の仲間たちと共に、戦の日々が訪れる。
「瑞穂は、これからどうするつもりなんだ?」
「各地を平定する。それ以外に真の平
和はあり得ぬ。もしもこの考えが気に入らなければ、ここで私を斬れ。私は王道ではなく、覇道をゆく」
※この作品は2000年より別サイトにて公開しておりましたが、2020年2月よりこちらへ引っ越しました。
引っ越しに際して、以前の掲載分は非公開設定としております。
また加筆修正を行っております。
末永いご愛顧を賜れば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-25 14:00:00
111206文字
会話率:62%
ある不思議なところに、大天球と呼ばれる青色の空に浮かんでいる巨大な構造物に四人の可愛らしい子供の天使たちが子供たちだけで、暮らしていました。
子供の天使たちは空に迷い込んだ人がいないか、空を毎日、見守っていました。
そんなある日、……。急
に大天球に異常がおきました。
その原因を見つけていると、大天球の中心には、一人の小さな天使がいました。
どうやら、この騒ぎはその一人の小さな天使のしわざのようでした。
長編小説 第六作目
真っ白なところ。それ以外の色は見えません。本当に全部が真っ白でした。上も下も、まわりも全部が真っ白。そんな不思議なところに天宮五百枝はいました。
五百枝は空が見たいと思いました。
青色の空が見たい。透き通るような美しい青色。青色は五百枝の一番大好きな色でした。でも、顔を上に向けても、青色はありません。そこには真っ白な色がどこまでも広がっているだけでした。
五百枝はあきらめて顔を動かして前を向きました。そして、ゆっくりと足を動かして歩きはじめます。
とんとん、と五百枝の足音が小さく聞こえます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 01:21:31
16601文字
会話率:4%
この世界、ステラには国が一つだけ存在する。国の名も世界の名前同様、ステラ。
この世界ステラが小さいわけではない。世界全てが一つの国なのだ。
そんな広大な土地を治めるのは『ポラリス』と呼ばれる羅針盤(王)と、その下につく『十二星座』と呼ばれる
十二人の臣下。その十三人を合わせてこの世界の『トップ』と呼ぶ。
ポラリスはこの世界に存在する四つの属性魔法全てを操ることが出来、更に上に立つ人間性も必要である。そして十二星座全員が認めた者しかなれない。この世界を治めるからには、条件も厳しくなるというもの。
そして十二星座は、それぞれの星座を襲名している人物から代々受け継がれるものである。ただし、それぞれ何かに秀でていなければならない。(まあ、主に戦闘面であるが)
そんな世界ステラで、初代に次いで有名な世代があった。小さい子から老人まで皆が知る世代。その名も『××の十二星座』。
その世代のことは小説や絵本などになってまで後世に根強く伝わっているくらいなのだから、相当の人気だったのだろう。
何故そこまで有名なのか。それは十三人とも美形揃いというのもあるが、この代の十二星座はとにかく世界が平和であることに力を注いでいたからだ。だからこそ、国民は当時の彼らを讃える。
これはその『××の十二星座』の時代のお話である。
───
※主要キャラ十二人は全員主人公が大好きです。しかし恋愛要素は多分無いと思われます。
※最初の『十二星座編』は主人公を抜いた主要キャラ目線で進みます。主人公目線は『一章』からです。
※異世界転生者(異世界語から現代語に翻訳できる人)はいません。なので物の名前は基本現代と同じです。
※一応主要キャラは十三人とも一人称が違います。分かりやすく書けるようには努めますが、誰が話しているか分からなくなったら一人称を見ていただけるとなんとなく分かるかと思います。
※一章よりあとは、話数に続いて名前が書いてある時はそのキャラ目線、それ以外はマロン目線となります。
※アルファポリス、カクヨム、ノベプラにも重複投稿しています。
※なろうに投稿し始めた時点で、他サイトで投稿していた時の題名と少し変わりましたが、中身は変わりません。他サイトでも題名を変更し、統一させました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-03 18:00:00
133539文字
会話率:52%
サクラ舞う、台本には無いこと
キーワード:
最終更新:2025-03-24 19:30:55
313文字
会話率:0%
信じる気持ち、確率のこと、それ以外のこと
最終更新:2023-04-11 22:32:00
280文字
会話率:0%
キミに聞いてみたこと、覚えていたこと、それ以外のこと
最終更新:2022-01-29 10:57:23
341文字
会話率:0%
俺の名前は周防一馬、日本人。
それ以外は分からない。
そうやら死んでしまったらしい俺は、異世界で魔王となり世界をぶっ壊す事となった。
最終更新:2025-03-20 11:23:36
5486文字
会話率:25%
名前以外を思い出せない男、八塩静は幽霊となってしまった。それ以外の記憶はない。
そこで幽霊の見える少女、高田舞と一緒に生活することとなった。
静と舞は町に蔓延る幽霊を成仏させるために、共に協力しつつ過ごす。
最終更新:2025-03-18 19:25:20
4764文字
会話率:53%
人が死を迎えた時に必ず行きつく三途の川には関所がある。みんなを受け入れ善悪で振り分ける能力があるヨミがいるのは壱の関所だ。ヨミは世見であり、黄泉でもある。ヨミが判断を迷う者が振り分けられるのが弐の関所になる。そこでは本人と一緒に人生を振り返
って、その結果から裁定を下すのがゴクである。ゴクは獄でもあり極でもある。川を渡った者を振り分けるのはムクロの役目であり、罰を与えるのは奈落、炎鬼、氷鬼とその配下の鬼たちだ。
ここでは弐ノ関所でゴクによって『なぜ自分が罰を受けなければいけないのか』を知らしめる様子を描いている。
法を犯すことだけが罪ではない。
それ以外にもたくさんの罪がある。
私たちは果たして現世で一つの罪も犯すことなく一生を終えることができるのかを考えたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 00:06:06
314724文字
会話率:40%
田舎貴族の娘、ゼニス・エル・フェリクスは転生者。元は32歳の社畜喪女だった。
赤ん坊の頭に無理やり前世の記憶が詰め込まれたため、脳みそがバグってイカレポンチ幼女になっていたが、7歳の時に転生を自覚して落ち着いた。とはいえ本質はあまり変わらな
い。
せっかく異世界転生したんだもの、ファンタジーに生きてみよう!ということで魔法使いを目指す。
でもこの世界、ステータスもスキルもないの?魔法は詠唱必須なの?魔力はまあまあ強めだけど、それ以外の転生チートは特になし?あっそう、しょっぱいなぁ……。
魔法のお師匠様(美女)は塩対応だし、いわくつきの異国の王子様(年下)のお守り役を押し付けられるしで、なかなか魔法の修行と研究に専念できない。
それでも知恵と勇気(笑)で頑張って、魔力と魔法の不思議、それに世界の秘密を解き明かす!……予定。
魔法の研究も恋も家族も世界の危機も、大事なものは全部しっかりがっつり捕まえて、どれも諦めないからね!
おおむねコメディたまにシリアス。
脳内ツッコミがうるさい主人公の欲張りで楽しい異世界奮闘記です。
※中盤以降、恋愛要素が出ます。
※ムーンライトノベルズ掲載作品を下敷きに改稿・加筆したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 12:03:27
800014文字
会話率:33%
崖から身を投げた男は目覚めると謎の洞窟の中にいた。
洞窟の外は雨の海、ポツンと大海原の中に佇む洞窟から脱出するため中を探検していると次々と不思議なことが起こる。
謎の存在との遭遇、人間ではない化け物も。強力な力を持った怪しげな武器、突
然変わる世界。
まずは脱出すること、それ以外は知らん。そんな男の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 09:40:24
46739文字
会話率:23%
俺、神北英俊はいくつもの過去の英雄の魂を保有している特異体質。
それ以外は普通の男子高校生と同じだが、ある日先生のたった一言で日常が非日常へと変わる。
最終更新:2025-02-18 15:34:17
786文字
会話率:47%
ノストラダムスの大予言の1999年が、数年後にせまる1990年代後半。
ソビエト連邦の崩壊により、世界は新しい平和な時代を迎えると、多くの人々は信じて疑わなかった・・・
しかし、古い混沌の終焉は、新しい混沌の始まりでもあった。
そんな時代、警察庁と防衛庁(当時)が共同で組織し、誕生した秘密機関。
警察庁国家治安維持局。
治安部と防衛部に分かれ、その存在を知る者は、限られた極一部しかいない。
その、国家治安維持局のさらに外部局である外部班。
0から4班で構成され、人知れず日本と日本国民を守るため、非正規な活動に従事する影の組織である。
外部局長により、外部0班に配属される事になる1人の少女。
表向きの素性は、日本の大企業グループの会長に養女として迎えられ、帰化した日系アメリカ人であり、一児の母でもある女子高生だが、彼女には、ある秘密がある。
日本と日本国民を守るために、非合法な任務を熟す事になる彼女。
果たして、彼女は任務と学生生活、子育てを両立させ、外部0班の中でのし上がっていく事が出来るのだろうか・・・
※1990年代の後半の出来事から、多少ずれている部分が、あるかもしれません。そのため、それらのご指摘及び感想、意見は受け付けますが・・・それ以外の時代の感想、指摘などには返信出来かねますので、予めご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 06:00:00
36528文字
会話率:50%
果てしなく広がる荒野に作られた町、ディサピア。交通拠点ではあるがそれ以外の使い道はなく、西暦三千年を過ぎて衰退した文明からはさらに隔絶されていた。町の保安官ケイトは、旅のガンマンを身元不明の不法入国者としてディサピアに引き止めるが、ミミズク
は世界がどうなっているか知っているらしくて……。
ほとんどパロディネタ。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-13 03:00:00
59738文字
会話率:39%