自立型自動人形を巡る十二の物語。
十二人の人間がある一つの事件に関わるとき、
最後の一人がたどり着いた結論とは……?
四〇〇文字から五〇〇文字程度の章ごとに視点が変わる短編集。
※なお、当作品は他のサイトでも公開されています。
軽微
な修正による多少の差異はありますが同一作品ですので、ご了承くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-16 15:00:00
5094文字
会話率:24%
海辺の丘の上に、住む人も無い家がある。かつてこの家に住んでいた老人の生涯をたどる物語。ささやかな幸せを掴み、それを守るために懸命に生きた彼と彼の家族、その彼等の前に立ちはだかる戦争というう悪魔。幾度と無く打ちのめされるコスナーさんの人生。愛
する父親を戦争に奪い取られたコスナーさんは、ついに最愛の息子まで・・・最後に心の奥にしまっていた怒りと悲しみを権力に向かって叩き付けるコスナーさん。彼の心の叫びを聞く時、私達は、忘れかけていた平和への限りない感謝と戦争を断じて許さない勇気を思い出すだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-05-11 00:39:25
1327文字
会話率:0%
「一日一日を大切に生きよう。どんな不幸でも気の持ちようで世界は素晴らしくなる。些細な幸せでも至福にできる。それが私の、いわば、信条だった。」双子の姉妹エリスとソフィア。姉はただ恋人と妹とのささやかな幸せだけを願った。心から、敬虔に。人は神の
名のもとには痛みを生む。今、運命の歯車が軋みだす。エリスとソフィア、そしてエリスの恋人ラヴァを取り巻く、愛と哀しみと優しさのおとぎ話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-02-01 12:21:08
144094文字
会話率:38%