彼女は僕の一部だった。
今までもそうだったし、これからもそうであることを僕は望んでいた。
だけれど彼女がある日切り出すことには、彼女は僕のいない、ここではないどこかに行きたいのだという。
最終更新:2016-03-09 15:55:43
1621文字
会話率:80%
ここではないどこか。『ココロドリ』を『捧げる』ことで翼を得ることのできる心翼族(スフィロー)の少年、ハルバレは、日々疎外感と孤独に浸かる日々を送っていた。今日も今日とて村人と衝突する朝、しかし、そこに『抽念石』(エクスポーザー)を集めている
というトレジャーハンターの女性、ニッケルハウンドが現れ……
少年の成長を恐らくは描きたかったのであろう、二万文字弱の作品です。感想お待ちしております!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-17 17:54:29
17786文字
会話率:49%
ある日、相良 樹(さがら いつき)は暗闇の中で目を覚ました。自分の名前以外思い出せることは何もなく、恐怖に包まれて一夜を過ごす。
ここではないどこかの世界、人知の越える力を持った、ドラゴンのような生き物、魔族を従えるような魔王、何百年
も生きているような魔女、そんなものに人が一人で勝てるようなことは、天地がひっくり返りでもしなければ起こることがないでしょう。
ということで、この物語は、主人公であるイツキが、厳しいながらも少しの才能と、少しの幸運に恵まれて冒険者として生きていくものになる予定です。
#ストックがつきるまでは、大体毎日更新予定です。
#個人的に誤字が多いタイプなのでそっと突っ込んでいただければ幸いです。
#更新の状況については、Twitterアカウント@YoHozukiでも報告させていただく予定です!
ひっそりと、前作「ベタな異世界物語はハーレムもので」http://ncode.syosetu.com/n9430bp/ の執筆も再開しました(不定期)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-01 22:03:31
189824文字
会話率:40%
『どこまでも、走る。あてなどない、ここではないどこかへ。できるだけ遠くに──』
ジュリア・ウィルクスはラヴァンディ王国の軍人をしている。他国との戦争がここ数百年は無いため、貴族たちの不正を取り締まる仕事をしていた。ある日、ジュリアの師匠
が国に背いているのではないかという疑いが掛けられてしまう。
敵は誰か。そして味方は本当にいるのか。背後にいたのはそれとも……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-15 23:10:56
4247文字
会話率:67%
ここではないどこかの世界。人間は異世界、あるいは天上から現れた「魔」__人でない化け物__と争いを起こした。絶対的に追い詰めらてた人間だったが、誰もが体内に秘めし力「魔力」を用いた力「魔導」を発見し、辛くも「魔」を退けたのだった。
この物
語はその後時が経ち、魔導を職とする「魔導士」達が活躍した頃のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-08 20:59:07
55712文字
会話率:62%
今ではない時、ここではないどこかで。
最終更新:2015-09-07 21:10:19
2654文字
会話率:0%
ここではないどこかで、彼女はささやかな願い事を胸に秘め、戦っていた。
最終更新:2015-07-12 19:48:01
1746文字
会話率:47%
あの頃、ぼくらは求めていた。ここではないどこかに行くことを。
キーワード:
最終更新:2015-06-07 15:23:23
14099文字
会話率:32%
町はずれにある、おとぎ話から出てきたような青い屋根の洋館。
平日の15時から18時まで世界一・・・、かもしれないお菓子が食べられるカフェ「ブーゲンビリア」が営業している。
銀色の鍵で扉を開けば、甘い香りがしてくるだろう。
ただ、金曜日に行く
なら少し用心した方がいいかもしれない。
この日だけは22時まで営業しているが、それはここではないどこか遠い場所にいる誰かの為。
さる王国の姫君であったり、怪しげな魔法使いだったり、喋る動物達だったり。
きっと、あなたは驚いて紅茶をひっくり返してしまうだろう。
それでも行きたいのなら銀の鍵を手に入れて、洋館を探すといい。
青い屋根が目印だ。すぐ見つかるだろう。
来た時は、私がとっておきのお菓子を作ってあげよう。
今まであなたが食べたどのお菓子よりもおいしいものが作れるよう、頑張るよ。
まるで、おとぎ話に出てくるような可憐なお菓子をね。
あなたが素敵なお茶の時間を過ごせますように。
Have a nice tea time!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-30 20:30:09
1123文字
会話率:0%
町はずれにある、おとぎ話から出てきたような青い屋根の洋館。
平日の10時から14時まで世界一、かもしれないお菓子が食べられるカフェ「ブーゲンビリア」が営業している。
銀色の鍵で扉を開けば、甘い香りがしてくるだろう。
ただ、金曜日に行くなら少
し用心した方がいいかもしれない。
この日だけは18時まで営業しているが、それはここではないどこか遠い場所にいる誰かの為。
さる王国の姫君であったり、怪しげな魔法使いだったり、喋る動物達だったり。
きっと、あなたは驚いて紅茶をひっくり返してしまうだろう。
それでも行きたいのなら銀の鍵を手に入れて、洋館を探すといい。
青い屋根が目印だ。すぐ見つかるだろう。
来た時は、私がとっておきのお菓子を作ってあげよう。
今まであなたが食べたどのお菓子よりもおいしいものが作れるよう、頑張るよ。
まるで、おとぎ話に出てくるような可憐なお菓子をね。
あなたが素敵なお茶の時間を過ごせますように。
Have a nice tea time!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-30 00:13:36
1110文字
会話率:0%
戦後、進駐軍は子どもにお菓子をくれることもあったそうで。
でも、大丈夫?
大変なのは戦後処理と、支配下に置いた地域の統制。
ここではないどこかの世界では、そのための準備として活用したのかもしれません。
他サイトのタイトル企画に出
展した旧作品です。やや改稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-13 16:36:48
495文字
会話率:17%
「ここではないどこか」――――。
街には、人が来ては去り、来ては去り――神田さんにはもう二度と逢えない。
片野田が電車が嫌いなのには理由がある。
きっかけは彼女の失踪だ、と片野田は思う。
最終更新:2014-09-14 03:22:13
9218文字
会話率:30%
ここではないどこかの世界。 魔族と呼ばれる種族の二人の王子。その二人が好きになったのは、一人の女の子。 何がいけなかったのか。 どこで間違ったのか。 これは昔々の小さな恋。 黄昏色の絵本が紡ぐ物語。
最終更新:2014-09-07 01:47:16
7928文字
会話率:35%
夏の昼下がり。私が木陰で涼んでいる頃に、階段を登ってやってくる彼の頭が見え始める。自由に游ぎまわる魚たちの絵を描き、〈月の向こう側の国〉を語ってみせる彼は、ここではないどこか遠くばかりを望んでいる……。尾道にある小さな公園を舞台にした、小さ
な彼らの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-18 09:00:00
3618文字
会話率:13%
真夜中にその列車は発車する。
――どこへ行きますか?
――ここではないどこかへ。
現実から逃げ出したい者へ。
どうぞ、ご乗車ください。
先の見えない闇へとご案内いたします。
最終更新:2014-06-05 10:47:35
2066文字
会話率:24%
昔々、ここではないどこか遠くの世界。
とある夫婦に訪れた、離別の話。
***
拙作『甘党陛下と酒やけ王女』のスピンオフ。若かりし老王とその妃のお話です。
最終更新:2014-03-22 16:21:27
4280文字
会話率:39%
ここではないどこか遠くの島の話
最終更新:2013-11-03 22:39:46
3300文字
会話率:37%
たぶん僕は恋をしたのだろう。十四も年上の、知性も社会的地位も名誉も財産も美しさも、おまけに夫まで持っている、中学生の頃からずっと憧れ続けた女性に――
大学生が、覆面作家に恋をする話しです。恋愛青春小説、と見せかけた何か別のものです。
※以前
他のサイト様に投稿していた作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-29 01:04:06
25755文字
会話率:46%
ここではないどこかへ行きたい。
そんなことを考えていたどこにでもいる少年は、突然現れた傍若無人なチェーンソーを振り回す女に蹴られ舐められ、その挙句にどうあっても外せない首輪を付けられる。
しかもなぜかその女は彼の家に住み着いて……。
少年の
退屈だった日常は、彼の望まぬ方向に捻じ曲がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-31 11:11:13
56235文字
会話率:25%
ここではないどこかの物語
子ども二人の面倒を見る、ファンタジー世界の三十台の日常風景
最終更新:2012-12-16 12:00:00
36486文字
会話率:54%
「大人になんてなりたくないよ。」
ここではないどこかの世界。
人間で溢れかえったこの世界では、通過儀礼としての戦争が行われていた。14歳から18歳の思春期を迎え青年へ変わりゆく子ども達は戦争に行かなければいけない。
そんな、子ども達のお話
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-09 16:36:54
24476文字
会話率:19%