勤め先の急な倒産で、いきなり路頭に迷うことになった耕一。妻子を抱え、年齢も四十手前という厳しい状況で、なんとか早めに転職先を見つけたその喜びもつかの間、地下鉄で喧嘩に巻き込まれエスカレーターを頭から落下、あっけなく死んでしまう。どれだけ時が
経ったのか、気づくと耕一は昔のヨーロッパを彷彿とさせる見知らぬ地に、前世の記憶を持って転生していた。
イシュルと名づけられた、田舎の農家に生まれた赤ん坊として。
生前に突然、家族と死に別れた辛い想いを胸に、自分の生まれた世界を知ろうとし、将来を模索するイシュル。だが、ある出来事をきっかけに強力な魔法具の力を手にしたことで、やがて果てのない戦いと冒険の日々へその身を投ずることになるのだった。
※主人公は異世界、ファンタジー、小説やゲームなどに特に詳しいわけではありません。※展開は遅めです。※いずれ主人公チート?いずれ恋愛も?
※基本5の付く日、月に1〜2話ほど更新します。
※2019年10月、マッグガーデン社より出版予定
※カクヨムの方にも、保管を兼ねて掲載はじめました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 03:17:18
2818012文字
会話率:31%
「アハハ、何これー!」
「ん?」
今日も用事もないのに、何故か俺の部屋でゴロゴロしている幼馴染の沙也が、唐突に大笑いした。
「何だ? 何か面白いもんでもあったか?」
「これこれ、見てよ功輔!」
沙也に差し出されたスマホの画面を見る
と、そこには時間を止める能力を手に入れた男が、女性にあれこれエッチなことをするという内容の、エロ漫画の広告が流れていた。
「これのどこが面白いんだ?」
「えー!? メッチャ面白いじゃん! そもそもまず唐突に時間を止められるようになるのが意味不明だし、仮に止められるようになったとしても、それでいきなりエロいことに及ぼうとするのも、思考回路ブッ飛んでるじゃん!」
「そうか? でも、エロ漫画ってそういうもんだからなぁ。整合性を求めるだけ、野暮ってもんだぞ」
「……へー、随分エロ漫画に詳しいんだね功輔は。まあ、功輔も思春期の男子高校生だもんねー。そっかそっかー、うんうん」
クッ、いつもそうやってからかいやがって!
……何とかして沙也に仕返ししてやれないものか?
「……!」
その時だった。
立って部屋から出て行こうとしたまさにその刹那、壁に掛かっているアナログ時計が止まっているのが目に入った。
ああ、また止まってる。
この時計は最近調子が悪く、たまに止まってしまうことがあるのだ。
……あ、そうだ。
ここは一つ、これを利用して――。
「ほえ? どうしたの功輔?」
俺はその場で、パントマイマーみたいにピタリと身体を止めた。
これぞ、時間が止まったフリ!
「おーい功輔? 功輔ってばー?」
俺の顔の前で手をブンブン振ってくる沙也をガン無視して、尚も時間が止まったフリを続ける俺。
さて、沙也はどんなリアクションをするかな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 21:02:10
3858文字
会話率:41%
香川県に旅行に行った際に、悪質な車両運転に巻き込まれて死亡した男。死んだかと思うと、目の前に神を自称する爺さんが立っていた。特に詳しい説明もなく、頭の悪そうなノリで異世界転生させられることに。
チート?そんなものはありません、「人類ってだけ
でチートです」。男は己の肉体一つで異世界を渡る。
作者より「執筆の合間に書いたネタに走りまくった物語です。長い題名物語を一度は書いてみたかったんです」
※作者がメインで書いている物語の合間に書いているものです。なので投稿頻度がめちゃくちゃ低いです。
※ちょくちょく宗教だったり神話ネタがあります。決してその宗教や神話を馬鹿にしているわけではないので、ご安心ください。
※香川県要素はありません。
※この作品はフィクションですがチートはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 10:16:19
1833文字
会話率:66%
治癒ポーション……それは、ロールプレイングゲームや異世界ファンタジーにおける、重要な回復アイテムの一つである。多くの場合、特殊な薬草や魔法を駆使して作製されるが、その薬効や詳しい成分などは、未だ解明されていないのである。魔法と言う非科学的
なもので構成された医薬品は、まさに神による遺物とも言えよう。
しかし、それは本当に神による作品なのだろうか。信仰と科学がクロスするとき、その世界は崩落を始める――――。
※ノベルアップ+にて同時掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 23:24:55
688213文字
会話率:55%
苦しい時に
悲しい時に
疲れた時に
癒しが欲しいその時に
「あなたを癒します」
健康、食育にも詳しい癒し娘。
大変な時代でも癒してくれる娘たち♥
最終更新:2024-03-21 03:00:00
1442文字
会話率:31%
我が子を投げ捨てたのも、浮気相手の出産を邪魔したのも、愛人に夫の真実の姿を見せて焼き殺したのも、全部全部、夫・ゼウス様を愛するが故。
最高神にして超がつくほどの浮気性の男、ゼウスを夫に持つ結婚と家庭生活の女神ヘラは、今日もまた夫の浮気に
悩まされている。
「今のヘラの怒った顔を見た? なんて可愛いんだろうね」
夫を好きすぎるヘラの愛はまた、ゼウスの歪んだ愛で受け止められる……
※ギリシャ神話で(作者的には)最大の謎、なんで浮気性夫ゼウスと妻のヘラは離婚しないのか?(歴史的経緯とか小難しい話は全て脇に置いておいて)その謎を真面目に妄想してみた結果→ヘラはヤンデレ(メンヘラかも?)でゼウスがドSだったから。折角なので小説にしてみました(*´ ˘ `*)ウフフ♡
※この小説はギリシャ神話がベースとなっておりますが、忠実に再現したお話ではありませんのでご了承ください。特にギリシャ神話に詳しい方は突っ込みたくなる所がいっぱいあるかと思いますが、娯楽小説ですので目を瞑ってください(;´▽`)
※エブリスタ、カクヨムに先行して掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 20:33:24
195621文字
会話率:41%
高校生活が始まってまもなく幼なじみの優梨が急死してしまった。彼女だけが心の支えだった天太はすっかり無気力になってしまった。しかし高校三年生になり考えを改め勉強や交友に打ち込み始めた頃、唐突に死んだはずの優梨から電話がかかってきた。
優梨は事
件の日の記憶が無く異世界で突然目覚めたらしい。そうして異世界と交信できる魔術師、ユーリとして生きることになったのだという。
どうやら彼女のいる異世界はゲームとよく似ているようでゲームに詳しい天太がサポートすることになった。
異世界と現実が交差する冒険ファンタジー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-08 22:42:57
50935文字
会話率:82%
この世界は、有次元・無次元の2つの次元で構成されている。それぞれの次元の行き来は限られた者にしかできないため、大多数の人間は自分が今いる場所、時間に同時に存在している次元の人間に気づくことなく生活している。しかし、まれに有次元と無次元で“同
じ心臓”を共有している者がいる。詳しいことは、未だ解明されていないが、無次元で、ある生物が命を落とすと有次元で同じ心臓を持つ者が貫化され、変異が起こる。それを浄化するため、闘原師、調波師、癒祈師が存在する。彼らは、専門の育成機関「人聖学園」でその能力を身に付け、生きているものを救わんとする...!
原点に立ち返り、生きる意味をここに問う。
歴史を紡ぐのは神ではない、今生きている我々だ...!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-27 22:51:18
33817文字
会話率:43%
よくある乙女ゲーム転生モノ です。
ヒロインの語りで進められます。 苦手な形式の方はすみません。
ヒロイン口が悪いです。
ヒロイン粗雑な性格しています。
ヒロインはひどいんではない……はず?
勢いで書き上げたので、詳しい
世界観やらは何もありません。
ゆるふわ設定ご都合主義です。
ざまぁは無いです。
ハッピーエンドかどうかは読まれた方に任せます。
(作者の中では相手は決まっていますけど、お好きに妄想ください)
アルファポリスさまでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-13 07:55:06
4988文字
会話率:10%
転生先にはサツマイモとジャガイモがない世界! 魔法や妖精と交流のあるサフィール王国、《白の妖創塔》という施設の十三番目の子供としてサティは転生する。
単調な集団生活で黒い獣と出会いつつも、サツマイモとジャガイモを食べたい気持ちが募る。
「貴族令嬢なら今の生活よりも自由が増える……。ということは、土いじりや庭園ぐらいなら許されるんじゃ!? それに妖精貴族なら、植物に身詳しいはず!」
貴族令嬢として養子、そして妖精貴族と婚姻を結べば、施設から出てサツマイモとジャガイモを探せると考えて行動を起こした。
伯爵令嬢として養子になるところまでは順調だったが、義両親は一族繁栄にしか興味がなく、同じ施設出身の義姉トリアからは酷い嫌がらせを受ける。踏んだり蹴ったり。
さらに社交界デビューでは「サティ、どうか私の番になってほしい」と、義姉トリアのご執心している夏の妖精王ミデルからのプロポーズ。
義姉トリアから嫌がらせがエスカレートし、拉致、毒殺されそうになり、何とか逃げ出したものの追手によって殺されそうになるところを、黒い獣だった冬の妖精王アルバートに救われる。
アルバートはずっとサティを助けようと動いており、自分があの時の黒い獣だと告げようとするが、ミデル王の魔の手から救うため契約結婚を提案してしまい――。
※旧タイトル「私事ですが、死の精霊王と番になりました!」→「転生したら妖精王の花嫁候補でした」→「余命×年の訳アリ令嬢は不器用な妖精王の番になりました」のリメイク版です。
内容など話数も大きく変動したので、リメイク版として公開することにしました!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 13:45:39
51805文字
会話率:39%
【簡単なあらすじ】
愛され幼女の魔法チート無双&魔界スローライフファンタジー
【詳しいあらすじ】
「どうちて!? わたち、幼女になってゆ!!」
深夜に会社から帰宅していた藤沢流歌(ふじさわ るか)は、気が付いたら金髪美幼女に転生
していた。
ルカは元の世界に帰る手段を探しつつ、魔王軍で働きながら、彼らから信頼を得ていこうと決意する。
魔界の西方・ヴィオレ魔導王国軍で堅実に、けれども穏やかに過ごしていくうちに、ルカは類稀なる【光魔法SSS】ランクの能力と、謎に包まれた【天界最終兵器・聖天使】としての特殊スキルが、徐々に開花していく。
魔王軍の大切な仲間達との日常を守る為、ルカは秘められた才能を駆使して成長し、運命に立ち向かっていく。
そんな中、ルカは聖域から追放されたという魔獣に出会い、使い魔として契約する。
いつしか子供ながらにしっかり者なルカは、周囲から高い評価を受け、魔界統一を目指す美麗で冷酷な魔王ヴェルカズの養女となることを提案された。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 23:30:30
234606文字
会話率:34%
ある日、交通事故で死んだはずの後輩を名乗る人物に呼び止められた「俺」は思わず鼻を殴って追い払った。けれども、その次の日も、また次の日も、別の人物が後輩の名前を名乗って「俺」の眼の間に現れた。聞けばどうも後輩は「画皮」という妖怪になったらしく
、そのせいで別人に変化しなければ現世で生きられなくなってしまったという……
しかし、妖怪に詳しいサークルの女学生にその話をしたところ、「画皮」とは人の生皮を剥いで被って化ける妖怪だという。では、毎日毎日別人の姿で現れる後輩は一体?
暴力系主人公×妖怪になった後輩の最期はいかに?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 00:35:23
16752文字
会話率:27%
子供の頃から鮫が大好きな女子高生、深野冴(ふかの さえ)。好きという気持ちが行き過ぎ、将来の夢は何と『サメに喰われて餌になる事』。
そんな狂った夢を周りからは理解されずに生きている時、転校生がクラスへと加わった。最初の頃は特に関わりも無
かったが、ある日放課後の図書館で彼が鮫の図鑑を読んでいるのを発見する。思わず話しかけ、同志を見つけたと思い込み、自分が鮫好きな事を熱弁してしまう。
すると、彼は彼女に頼みがあると言い、制服の袖を捲った。なんと彼の右肩には鮫によって付けられたと思しき歯型が。彼曰く、物心ついた時から右肩(ここ)にあり、詳しいことは自分でも分からないから、せめて何鮫の歯形(もの)かぐらい知りたいとのことだった。
この歯型の鑑定をしたことがきっかけで、謎の転校生である新海交一(しんかい こういち)と彼女は、交友関係を持つようになる。そしてある日の放課後、彼らの前に一人の少年が立ちはだかる。彼は自分の事を"猫鮫の鮫人(こうじん)"と名乗り、新海交一を捕縛、又は殺害するのが目的であると告げた。そして、凶暴な鮫人間へと変身し、突然彼らに襲いかかって来たのだった。
果たして、鮫人とは? そして、新海交一の正体とは一体何なのか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 03:38:59
9893文字
会話率:52%
内気で大人しい性格の主人公が、神様に体を作り変えられ狐娘になる。
体をもとに戻すには自分の知名度をあげ、有名になる事を条件にされ……。
妙に俗世に詳しい神様と配信したり、学生生活をなんとか送る感じのお話になればいいなぁ。
最終更新:2024-01-21 11:34:58
10206文字
会話率:34%
前世の詳しい記憶はないが、現代人として過ごした価値観で生きるには今世が辛すぎる。
そこで、自分が生きやすいように生活改善を始めた結果、それが一族を巻き込んでの大改革となり・・・。
底辺生まれのオーガが成り上がるまでのお話です。
最終更新:2024-01-17 12:48:10
100069文字
会話率:21%
異世界へ行きたい高校生、遷部渡星(ウツシベワタホシ)は異世界のことで頭がいっぱいであった。
頭がいっぱいといってもなんか異世界に詳しいわけではない。
彼が今どハマりしている異世界小説のこととかで頭がいっぱいなのだ。
下校中、友達と別れた遷部
少年は黒塗りの高級車にぶつかってしまいかねない。どうなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-11 03:59:01
408836文字
会話率:37%
このエッセイではなろうのWeb APIからこのサイトの小説データを取得してガラフなどで可視化したり統計的考察を実行したりします。
なろうには色んな作品が投稿されていますが、ここでは主に『TS』というジャンルにフォーカスします。
最近私は
主にTSものを読んでいて、作品の紹介とまとめを書いています。もう一つのエッセイに乗ってあります。
>> https://ncode.syosetu.com/n6126gu/
あっちのエッセイでは読んだ全部のTS作品を紹介していますが、それはほんの僅か一部に過ぎません。
それに対しこっちのエッセイはこの『小説家になろう』全体のTS作品を持ち出して一気に分析します。
※ 大体の内容は
- なろうによるTS作品の位置づけ
- 統計や機械学習で傾向の分析と予測
- どんな作品は人気になっている?
- 名作はどれ?(色んな意味で)
- ブクマ、評価、ポイント、感想、レビューの傾向
- ジャンル別や関係のあるキーワードとの関係
- タイトルやあらすじの大切さ
- TS作品の作者はどんな人?
など
色々プログラミングで分析します。特にPython(具体的に言うと、Pandas, Matplotlib, sklearnなど)
ここで主に結果だけ載せて、詳しい方法は割愛しますが、プログラミングやデータサイエンスに興味があったら感想でお尋ね大歓迎です。
※ 注意: データは時間によって少しずつ変わっていくものです。最終的に2021年全体の結果で発表したいが、今2021年がまだ終わっていないので、まずは2021年12月18日時点で取得したデータを使用します。ただ13日の差で大した違いはないはずですが、2021年12月31日になったらまた実行して結果を新しいデータに更新する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 01:13:17
62630文字
会話率:2%
豚カツを一人分作ったが、私は一人で食べるわけではない。小さくて可愛い同居人と一緒に食べるから。
彼女は『コㇿポックㇽ』という身長15センチしかない小人だから、自分にとって巨大な豚カツをどうやって食べるか気になるよね。
しいなここみさん
の『とんかつ短編料理企画』の参加作品です。
この短編は『手乗りコㇿポックㇽと可愛い魔女っ子と私』( https://ncode.syosetu.com/n2661ik/ )の前日譚です。
時間軸としては本編より先で、単体の短編としても完結のはずなので、まず本編を読む必要はないのですが、ここでは2000文字という制限があって詳しい設定の説明は略されています。気になったら本編を読んでください。
2人のこれからのことも本編で読んで見送っていただきたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 01:11:35
2000文字
会話率:54%
【コミック版2巻3月5頃発売予定(ガンガンコミックスUP!)】【書籍版2巻発売中(GAノベル)】
『人と魔族が争って勇者が魔王を討伐……』なんてのは遠い昔の話。
現代では冒険者も魔族も勇者も魔王も命を懸けない職業に過ぎない。
世界が平和にな
り、ダンジョン攻略がエンターテインメント化した時代。
冒険者も魔物も魔力で作られた分身を用いて戦う、誰も死なないダンジョン攻略が大人気に。
大陸中で攻略映像が配信されている中、僕の所属する勇者パーティは世界第四位の人気パーティだった……のだが。
パーティーメンバーは五人という規程があり、黒魔導士なんて不人気ジョブは三位以上に登りつめるには邪魔だと言われてしまう。
そうして無職になった僕は次のパーティーを探すがまったく見つからない。
ある日、そんな僕の前に金髪紅目の美女が現れて仕事があると言った。
かつての仲間よりも能力を高く評価してくれた美女に感激した僕は、詳しい内容を聞く前に面接を受け入れてしまう。
足を運ぶとそこは最深部到達パーティーゼロを誇る最高難度ダンジョン・魔王城で、四天王と魔王が僕を待っていた。
これは勇者パーティーを追い出された黒魔導士が、魔王軍に入り勇者たちを撃退する側に回る話。
※最高順位【総合】日間1位、週間1位、月間1位、四半期1位※
※カクヨムにも掲載※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 19:00:00
1397797文字
会話率:31%
「半透明の守護者 硝子と少女」の続きです。
本作は「カクヨム」でも、宙色紅葉という名前で連載しています。
毎週木曜日に、6000から8000字くらいの分量で小説が投稿されます。
皆で遠足で海に行く話です。
半透明な猫が再登場したり、守護者の
お友達が出てきたりします。
こちらは投稿途中なので、詳しい展開は控えますね。
物語の説明になると思うので、以下に人物紹介をのせます。
<登場人物>
金森響(かなもりひびき)
主人公。高校一年生。気が強く、少し面倒くさがりな性格。幽霊とも何ともつかない不思議な存在、マボロシを見る力があるが、能力自体は微妙で曖昧。
清川藍(きよかわあい)
高校一年生で金森響のクラスメート。小心者で泣き虫だが、のんびり屋で優しい性格をしている。偶にその無邪気さで、知らずに他者を攻撃している。マボロシを見る力は無い。
赤崎怜(あかざきれい)
高校一年生で、金森たちとは別クラス。強めの中二病患者で、闇に選ばれしナイトを自称している。容姿が優れているなど、無駄にスペックが高く、四人の内で一番、能力も強い。
守護者(しゅごしゃ)
マボロシ。清川に一切認識されていないにも関わらず、長年、清川を守り続けてきた。清川を自分の子のように大切にしており、清川に認識され、堂々と世話を焼いて関わり合う日々が幸せで仕方がない。
半透明の猫
前作から赤崎の周りに出現しては消えてしまう、不思議な猫。恐らくマボロシなのだが、金森にしか見えていない。
博士
守護者の知り合い。昔ちょっとした約束をしたのだが、果たせずにいる。大人っぽいが享楽的で、少し意地悪な、よく分からない性格の男の子。謎が多い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 21:00:00
96655文字
会話率:30%
祖父同士の約束で、許婚だった高藤青眞と、雫は祝言の日に初めて顔を合わせた。翌日から青眞の家で暮らしはじめると、家は雑多な物と――アヤカシで溢れていた。幼少時から視える雫は、どこかヘラヘラとしている青眞と、個性豊かなアヤカシと共に暮らし始め
る。どうやら青眞の仕事は、文章を書く事のようだが、雫はまだ、詳しいことを知らない。※なんちゃって和風異世界なので、都合良く異国から文明の利器が流入しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 01:36:12
13822文字
会話率:56%