「消失への恐怖と、残された者の孤独」
次々と人間が消えていく謎の現象によって、世界は終わりを迎えつつあった。あるカップルの男女も例外ではなかった。いつ終わるか分からない、残された時間を共に過ごす彼らの姿を、俯瞰した日常と男の日記で交互に描
いた作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-08 20:00:00
12875文字
会話率:15%
結婚寸前で、婚約者が謎の失踪を遂げた。その15歳の妹・紫野を引き取って暮らし始めた23歳の青年・隆之介。兄になかなか心を開こうとしない妹と、妹にどう接していいのかわからない兄。それでも、残された者同士の絆はゆっくりと育まれていく――。
そして7年が経った春の夜、ふたりは「最後の晩餐」を迎える。紫野から静かに明かされる秘密。それは、15歳だった彼女が生きるために選ばざるをえなかった、悲しい嘘だった。
カテゴリは一応純文学です。ほのかに恋愛要素も含まれますが、基本的には兄と妹の、ぎこちない家族の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-11 08:50:39
38519文字
会話率:40%
雪にまつわる短いお話。去りゆく者と対になっています。二つで一つのお話ですが、これ一つでも読めます。
最終更新:2009-09-28 13:45:38
1235文字
会話率:4%
雪にまつわる短いお話。残された者と対になっています。二つで一つのお話ですが、これ一つでも読めます。
最終更新:2009-09-28 13:43:35
911文字
会話率:0%
雨の葬列…自殺した"彼"の遺したもの…残された者の想い。
最終更新:2008-12-23 12:25:07
1030文字
会話率:7%
「具合が悪いから、早く帰って来て」というメッセージを妻から受け取っていたにもかかわらず、飲み歩いて酔って帰った夫の悲劇。
最終更新:2007-07-12 11:45:47
1430文字
会話率:8%
国は空に上がった。残された者はこの地に残る。世界は変わっても人はあまり変わらない。そこに三つ子が生まれる・・・。
キーワード:
最終更新:2006-05-19 12:27:37
67869文字
会話率:65%