令が桜の花弁に誘われた先には、あるはずの無い遊歩道と桜並木、そしてどこからか聞こえてくるバイオリンの音色だった。主人公の令はその音色の主と関わったために亜空間から侵攻してくる化け物たちと戦う防衛軍の小隊に配属させられた。
バイオリンの持ち主
には双子の姉がいた。
令はその姉にちょっかいを出され婚約者に仕立てられてしまう。
交差する双子と令との感情と、バイオリンの謎とで令の気持ちが妹から姉に移っていく。
亜空間からの影響で化け物になっていった動物たちとの戦闘を繰り返しながら、亜空間の元凶を探っていく令は、バイオリンが大きく関わっていることを知った。
バイオリンをなんとか破壊しようとするのだが、持ち主の妹から生命力を吸い取っているために破壊できずにいる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-31 13:47:52
67680文字
会話率:48%
春。
入学した新しい学校への登校中に桜並木で出会った、1人の綺麗な男。
主人公、新城春は、恋に落ちる。
自分は、おかしいのだと、気持ちが悪いのだと、生まれてこなければよかったのだと、卑屈になっていた春。
そんな彼を救い、共に生きると誓った男
。
恋にトラウマをもつ2人が繰り広げる、恋の物語。
八月の雪。
ーこんな時期に雪を降らせるなんて、僕らはやっぱり変わってるー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-24 14:08:10
1532文字
会話率:34%
※元々は一年間を書こうと思って作ったものですが取り敢えず一ヶ月で終わりにしています。そのため途中が無駄にダラダラと長く、一番最後がジェットコースター並に速いです(プロットをまったく考えずに見切り発車したせいもある)。ご了承ください。
【
内容】
「だから私、文芸部に入って小説を書くのが楽しみなの。いつか自分も泣けるような話を書けたなってね」
ニッコリとアキが笑う。その瞬間、春風が吹くと同時に、桜並木の花が一斉に舞い散った。そんなドラマティックな光景に、俺は想像を超える高校生活を予感せずにはいられなかった。
——これは、俺こと小敷谷智也と、幼なじみである今泉アキとの高校生活を描く物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-28 23:00:00
19950文字
会話率:51%
高校生である美咲の元に、ある一通の手紙が届いた。それは数日前、突然と自分の元から姿を消した親友、彩から届いたものだった。
『桜並木をまっすぐ進むと、小さな看板があります。それを頼りに歩くと、「ニンゲン動物園」という場所に着きます。私はそこ
で鳥として暮らしています。』
不可解な封筒、謎の文章。ニンゲン動物園という不思議な言葉を手がかりに、美咲は彩を探しに行くことにする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-02 17:53:47
9959文字
会話率:38%
『強いバレーボール選手とは、〝勝てる〟選手です』
その年、新たな〝女王〟の登場に高校女子バレーボール界は沸いた。夏のインターハイ・秋の国体・春の高校バレーの三冠を成し遂げた北鳴谷学園。その立役者である若きエースの名は、九条綺真。
やがて年度
が改まり新学期。桜並木の大通りを全力疾走する少女が一人。小脇に真新しいバレーボールを抱えた彼女の名は、宇奈月実花。
少女は走る。その先に待つ未来など知る由もなく。
これは、〝運命〟に逆らう少女たちが織り成す、王道・ガールズ・バレーボール・ストーリー。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
私、宇奈月実花!
バレーボールが大好きな15歳の女の子。
身長165センチ。体重ヒミツキログラム。
好きなサインは、もちろん、ぶいっ!
この春、城上女子高校へと進学した私。
バレーボール部があることは、受験前から調査済み。
入学式は、もうすぐそこまで迫ってます。
どんな人たちがいるのかな?
考えると、いてもたってもいられない……っ!
そんなわけで、ちょっと走り込みいってきます!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-27 18:54:25
1220585文字
会話率:47%
私は、三日ほど前に、この美しい桜並木の下で不思議な少女に出会った。
旧型の一眼レフカメラを構え、被写体を探してうろうろしていた。
他愛のない話で盛り上がったのだが、名前を聞くのを忘れていた。
もう一度会いたくなって、空いた時間に立ち寄ってみ
たのだが……
──見つけた! 私は人ごみをかき分け、夢中で駆け寄っていた。
彼女も嬉しそうに振り返り、話し始めた……
※この短編小説はエブリスタにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-07 21:59:02
1954文字
会話率:8%
始発の電車。
再会は突然にやって来た。
最終更新:2019-04-08 19:40:46
1467文字
会話率:37%
桜並木を通るといつも思い出す私の高校時代の思い出・・・。
最終更新:2019-02-25 23:35:17
1303文字
会話率:15%
「僕」は桜並木の道を歩きながら、奇麗な景色を記憶に焼き付けたいと思った。
最終更新:2018-12-10 07:00:00
10144文字
会話率:26%
神の中でも末端の役職である、送り神。
彼らの仕事は死後罪を犯した魂を冥界へと送ること……
戦闘センスはあるが本物のバカで人間嫌いのグレイ、温厚で料理が得意だが常に無表情のハク、頭はキレるがよく人を小馬鹿にするノワール。この三人が数多の怨霊
に挑む。
今回彼らに下された命は桜並木の怨霊を捕縛せよ。
任務のために向かった問題の桜並木。
そこで彼らは一人の女性記者と邂逅するーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-21 00:03:19
146285文字
会話率:26%
或る公園から或る山を見た時の印象が基になっている短い心理劇。
最終更新:2018-09-24 22:19:27
2782文字
会話率:0%
わたしは桜です。
桜の木です。
川沿いの土手に植えられた桜並木の中の一本です。
春まだ浅い季節に、桜の木の独白はつづく。
贈り物をくれた少年と少女の思い出を語りながら。
最終更新:2018-06-22 14:03:01
1438文字
会話率:0%
色味のない桜並木。それはいつかの約束を彷彿とさせた。
最終更新:2018-06-18 03:25:57
4609文字
会話率:29%
不治の病で倒れ、余命宣告を受けて運ばれた先の病室。窓のある壁際のベッドの男が窓の外に見える風景をボソボソと呟く。それは幻覚か妄想か、ただわかることは、男が語る窓の外の風景はでたらめだという事だけだった。
最終更新:2018-06-06 04:41:13
3149文字
会話率:13%
みんなはこの世界がどう見えているのだろうか?ーー僕には灰色に見える。
そんな灰色の世界に一人、他の色味を帯びた”彼女”が桜の「樹」の下に立っていた。
僕にかかる呪いのちからと、”霊”退治の仕事。他の桜並木とは一線を画す桜の「樹」。
出会いは
いつだって偶然で、しかしそのいくつかは実は必然で。
これは僕が知ることの無かった偽りの物語。彼女が紡ぎたかった真実の物語。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-10 23:13:19
17629文字
会話率:45%
桜色に染まる桜並木を歩きながら、俺は悠々と空を見つめる。いつもなら青に少しの白を含んだその空が、今だけは桜色に染まっていた。
空を仰ぐ手をみると、手には花弁が付いていた。既視感を覚えながら桜並木を歩く。
桜色に染まる、青い、春の思い出を抱
きしめながら折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-01 05:58:52
2748文字
会話率:54%
「私に感情を教えてほしい」
「白ウサギ」の異名で知られる情報屋、高峰 雪兎は4月某日の夜、桜並木の下である女性に出会う。彼女の名前は工藤 朔夜。彼女は人間らしい感情が欠落しており、自分に感情を思い出させてほしいと雪兎に頼んだ。日々を孤独に
無機質に過ごしていた雪兎は朔夜の願いを受け入れ、彼女が感情を思い出させるまで側を離れない事を約束した。
その2年後、2人は平凡に毎日を過ごしていた。しかし、朔夜は2年前よりマシにはなったものの、一部の感情が欠落したままだった。そんな中、雪兎と朔夜はある人物たちに監視されるようになる。そして、この出来事が2人の関係を大きく変える。
これは、夜桜の下で約束を交わした白ウサギと機械のような女性の不器用で複雑な愛の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-13 23:45:39
23907文字
会話率:64%
これからまた寒くなるそうだ。だけど、桜は変わらず春になると咲き誇る。
最終更新:2018-03-15 20:18:40
2077文字
会話率:1%
美人でありながら性格が暗いと言われる篝火柚子。高校二年生。
いつもと変わらぬ平穏な日常を送る彼女は、幼馴染みの唯斗に誘われ、『有栖川骨董店』へ行くこととなった。
しかし、唯斗は場所を教えようとしない。
それどころか、店名すら初耳である柚子
に先導をさせ始める。
納得できないままに通学路を歩く柚子。
やがて足を止めたのは、普段は人気のない神社へと続く桜並木道の前だった。
そこからは何故か先を行く唯斗の後について桜並木道を抜けていく。
暫くして、神社の境内へと辿り着いた。
そこへ吹き荒れる薄紅。
思わず瞼を伏せ、次に開いたとき。
そこには、『有栖川骨董店』という看板の架かる店が建っていた。
それまで何もなかったはずの場所に、骨董店。
不可解に不安と恐怖を抱きながら、ここで一人になりたくはない。そんな思いから、疑問を持たない唯斗に続いて、怪しさ満点の店へと踏み込んでいく。
しかしそこは骨董店ではなく、一人の青年が営む魔導具店だった。
ただでさえ不可思議な事態に訝しむ柚子に対し、青年は、柚子を店に連れてくるよう唯斗に頼んでいたと言う。
一体どういう事なのか。
疑問を投げた時、そこへ一人の男性客が現れる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-09 13:48:17
8235文字
会話率:33%
女性が桜並木から異世界へ迷い込み、現実世界へ戻って来る。
最終更新:2018-02-26 12:21:58
2880文字
会話率:35%