それは、天使族と悪魔族が遥か昔より互いを敵視し争いが絶えなかった頃の話である。悪魔族の長リーガは幾度も天使族へ奇襲を仕掛けるが一向に決着がつかず憤慨、天使族も度重なる戦いに困り果てていた。 ある日、天使族の住処に体中に怪我を負った一人の男が
倒れていた。天使族を纏める長の指示により、一人の少女が怪我した男の介抱を任されるが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-12 14:06:45
68041文字
会話率:31%
ある国で、フェアリット男爵家が火事に見舞われました。男爵と嫡子、そして五人の娘達。
たった一人だけ、融資を申し入れた人物がいました。『マティンリ侯爵』彼の望みは、フェアリット男爵家の末娘を手に入れること、ただそれだけ。
最終更新:2014-05-24 18:16:17
24771文字
会話率:40%
長きにわたる悪の組織と、正義の組織の戦い。
闇の世界から、人の世界へ侵入を仕様とする悪魔族。
対するは、正義のヒーローとヒロインの二人組。
高校2年生の飯島薫(いいじま かおる)は、あろうことか『第445期正義の“ヒロイン”』に選ばれ、悪
と戦ってゆくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-13 16:43:32
9205文字
会話率:61%
物語の舞台は2130年5月まだセミが鳴くには早い初夏。
今より1世紀前に魔術が正式承認され、さらに未来化が進み不自由のない世界が築かれた、しかし長らく問題化されていた地球の環境破壊問題そして天候逆転によってその地図は大きく塗り替えられた。
我が国日の本である「日本」本島はその影響下を直に受けその面積の半分を失い、さらには全ての次元がひとつとなることによって人間の住む三次元や龍族、天使族、悪魔族などが三次元に出現する事態となったがどの種族も皆互いのテリトリーを守る形で力の均衡をとる形となった。
そしてそれと並行して急激に人口を減らす深刻な問題が浮き彫りになていたが世界の安定化と見られた半世紀2060年、再び人工増加傾向のある中で現在の島内では増加する人口を抱えきれないと判断した内閣府は大きな決断をした。
「日の本の上空に天上島を作る」この決断に日本国民は大きな希望を抱いた――
しかしその希望は見事に打ち砕かれることになった、天上島にはごく一部の富裕層しか入島できなかったからだ。
そしてそれに反感を覚え内閣府を倒す組織「瑞穂」が彼女の手によって創設された。
「北條院凛花」彼女は有数の北條院財閥のお嬢様でもあり、蔑まれる下級国民を救う現代のジャンヌ・ダルクとも呼ばれた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-26 21:44:01
11113文字
会話率:55%
時は西暦2614年、場所はフェイルのグローナルシティ。この王家で双子の男の子が生まれた。そしてそのうちの長男が悪魔族であったことからこの王家の運命が大きく動いていく。本来なら王家に悪魔が生まれたという時点で、即殺害してしまわないといけないの
だが、悪魔族は非常に戦闘能力に長けるので、このまま生かして戦闘人形に仕立て上げるという計画が立てられた。そして、無条件に生かすことは世間の批判を受けることになるので彼が生まれた瞬間に彼の意思に関係なく契約を勝手に結ばせた。その内容は彼の命の保障をするかわりに生涯王家に従い続けるというものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-07-04 17:49:34
35284文字
会話率:37%