妖怪としての命を手に入れるには、二通りの方法がある。妖怪として産まれるか、はたまた妖怪によって「妖怪」から「人間」へと変化させられるか__。
そんな「人間上がり」の妖怪たちが虐げられる「幽世」の学び舎で、生粋の天狗と人間上がりの狐が立ち上
がる。
現実世界たる「現世」と人外の区域「幽世」を行き来する彼らは、強さこそ正義の幽世で己の力だけを頼りに何を見るのか__。
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カクヨム、アルファポリスにて同作品連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-26 20:14:30
30172文字
会話率:42%
科学によって発展した世界は、更なる力を求めてオカルトと呼ばれていた魔術へと手を伸ばした。
結果魔術による発展はあったが、同時に遥か昔に幽世と呼ばれる世界へと封印されていた者達を呼び覚ますことになってしまった。
そして彼等が語った『宣戦
布告』の日。星の降る夜。
かつてヒーローに憧れて目指していた、落ちこぼれの魔術師である少年は、一つの魔術を成功させる。
召喚魔術。
それによって現れたのは、間違っても少年の力で呼べるはずもない、世界の創造者、神域にある者である『精霊』だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-05 22:32:24
84689文字
会話率:42%
無資格整体を営む市川宗氏にはもう一つの顔がある。
祓い屋、という名の相談所だ。
天皇が現人神として顕現し二千年余。
独自の文化様式に至った日本皇国は、現世と幽世の狭間で今日も平和に混沌としている。
そこに暮らす人々のお話。
最終更新:2016-12-08 02:11:41
3274文字
会話率:53%
歴史書とは異なる時を刻む、明治の世。
帝都では絶対的な力を持つ華族、通称『白華』と『黒華』による権力闘争が公然と繰り返されていた。
それでも人々は、無関心に平穏な日々を過ごす。
老舗料亭の娘、西雲彩音もその一人のはずだった。
あの日、血のよ
うに赤い黄昏の空の下で、謎多き帝国陸軍大佐、天苑寺貴臣に出会うまでは。
「逢魔が時、幽世の扉は開かれる」
貴臣が口走った言葉の意味を知った時、彩音の運命は静かに動き出す――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-09 18:32:51
33066文字
会話率:55%
夜に眠らなくなったのはいつからだろう。
人を嫌い、夜を自分の居場所と規定する彼女は、鈴の音に導かれて夜の世界に足を踏み入れる。そこは月の光が誘う、現世と幽世が混ざりあう不思議な時間。月の満ち欠けに従って様々な怪異と出会う、彼女が主人公の物
語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-12 05:51:19
9636文字
会話率:56%
和風ファンタジーな異世界が舞台。何の変哲もない町で旅人が出くわした、とある小さな怪異の話。作者がビビリなので、大分ぬるいホラーです。いつか連載化したい。
最終更新:2016-07-07 16:15:27
5168文字
会話率:28%
かつて某匿名掲示板で投稿、現在カクヨムと同時掲載。
仏は拝み、神は奉る。神仏習合により薄れていく日本の神道の神。その本質は畏怖すべき存在。かつての因果により生まれた陰陽道巽流という流派。その後継者が遭遇する怪異。時として顕世と幽世の境界は朧
げに打ち砕かれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-08 23:57:12
277691文字
会話率:57%
大手一流企業に務めるも、過労で倒れてしまい、諸々あってリストラされてしまった主人公は親友に勧められ、療養のため、とある場所で一月過ごすことになる。
親友に連れられて、都会から異界へ誘われ、不思議な列車に揺られて着いたのはどこかの田舎の駅だっ
た。
バス停すらない駅を出て途方に暮れる主人公。
そこへ迎えに来たのは、友人の妹を自称する少女で、彼女の案内で目的地へと向かう。
案内されて着いたのは辺鄙な農村で、わずか五十名程の住民が暮らしているという。
長閑な光景に癒される主人公は、来てよかったと涙する。
村の中を案内してもらい美味しい夕食をご馳走になったあと、風呂に入ることを勧められる。
早速風呂に入るが、そこには裸の見知らぬ少女がいた。
「とりあえず全身舐め回してもいいですか?」と聞いてくる裸の少女にたまらず逃げ出す主人公。
ところが逃げる先々で村人が妙なことを口走りながら追いかけてきて主人公涙目。
あわやというところで友人の妹に助けられた主人公が聞かされたのは驚愕の事実。
なんと、この村は妖怪達が住む村だったのだ。
そして、主人公は村で行われる祭りの祭司として送り込まれていたのだった。
友人に騙されていたと知り呆れる主人公だったが、友人の妹に頼み込まれ、渋々承諾する。
祭りが始まるまでの間、一癖どころか癖だらけの村人達との慌ただしい日々を送り、ついに祭りの日がやってきた。
祭司としての役目を努め、祭りは無事に始まる。
年に一度、死者との再会ができるという祭りの中、複雑な思いを抱きつつも、愛しい人との再会に涙する者達を目にして、引き受けてよかったと安堵する。
祭りはつつがなく終わり、主人公の役目も終わった。
好きなだけ居ていいという友人の妹や村人達の言葉に甘え、休暇の間だけ世話になると決め、田舎のスローライフを満喫する主人公。
やがて、休暇を終えると、帰らないで欲しいと訴える村人達に別れを告げ、主人公は一つの決意と共に現世へと戻る。
その後、主人公は再び村へと向かい、村人達の歓迎と共に迎え入れられるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-15 22:44:31
66270文字
会話率:63%
死者の国、幽世(かくりよ)。
幽世には4つの界がある。
精霊界、天上界、霊界、冥界――、
霊界において、死者の生前の業を裁く閻魔庁が大王(おおきみ)の養女(むすめ)・華(ハナ)。
残念なイケメン(許嫁)の求婚から全力疾走で逃げまくり、キャ
リアを積むために奔走する日々。
彼女が死者の魂との交流の中で、思い悩み、傷つき、成長する、そんなお話です。
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*注意*
あくまで作者のなんちゃってあの世風ファンタジーです!
不慣れな為、読み辛い、見苦しい部分があると思いますが、
読んでいって下さればうれしいです。
仏教・神道・諸々の神話や昔話等、作者のちっぽけな知識の中から捻り出しており、色々な概念や言葉がごちゃ混ぜに使われていたり、アレンジされて使われております。
あとヒーローが執着心が強い、残念イケメンストーカー設定です。
苦手な方はご遠慮ください。
感想等聞かせていただければ嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-28 22:30:29
34944文字
会話率:25%
山の中腹に店を構える、幽世喫茶。
そこでは、不思議な珈琲が振舞われるという。
幽世喫茶を中心とした、ちょっと妖しいお話。
最終更新:2015-07-24 19:50:38
83493文字
会話率:54%
深夜の旧校舎に忍び込んだ日、主人公の日常は綻びはじめた。
襲いかかる幽世の存在との邂逅、そして命の危機に瀕した時に現れた美少女。
そんな不可思議な夜の体験は彼の日常をも徐々に侵蝕していく。
「昨日の夜のことなんだけど」
最初の使者は初対面の
美人の先輩から不意に放たれた一言。
それに凍る教室。無責任な憶測。嫉妬の視線。etc.etc.
これは1人の高校生が昼の現世と夜の幽世を行き来しながら青春をまっとうする、どこかで聞いたお話。
旧題:Fear Edge ―特別課外活動―
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-02 21:00:00
122908文字
会話率:57%
高校二年のハルキは、翌日から夏休みという終業式の帰りに突然現れた水着姿の少女に唇を奪われて気を失ってしまう。目を覚ましたハルキは、そこに現れたキクノという幽霊に促され、少女を自分の家へと連れて行くことにする。ハルキは少女――ヒガンを介抱す
るが、その途中でなぜか彼女に興奮して自分を抑えられなくなり、彼女に触れようとした直前で死神を名乗る男が突然現れ、ヒガンが淫魔でハルキの命を狙っていると警告して去っていく。
翌朝、ヒガンはハルキに自分が幽世から来たこと、そしてカブトという行方不明になった恋人の魂が、今はハルキに転生していることを告げる。魂を現世から幽世に連れ帰ることは死を意味するが、ヒガンはハルキを殺したくないと言い、殺す以外の方法が見つかるまで一緒にいたいとお願いをする。それをハルキは断るが、キクノが説得すると夏休みの間だけという条件で渋々頷く。
ヒガンたちと一緒に暮らすことになったハルキは、水着のような服しかないヒガンのために同級生のチエリを呼ぶ。密かにハルキを想うお嬢様のチエリは、彼の力になろうと手伝うが、ハルキを誘惑し続けるヒガンに振り回されてしまう。
翌日、チエリが自分の別荘へとハルキとヒガンを誘いに来る。ハルキは嫌がるがヒガンは喜び、最終的にはチエリの別荘へ行くことになる。
別荘でヒガンとチエリは互いのハルキに対する気持ちを伝え合い、ビーチでの楽しい時間を過ごすが、その夜に花火をしている最中、チエリが誤ってハルキの護身用毒ラムネを口に入れてしまう。咄嗟にハルキはチエリに口付けをして解毒剤を飲ませるが、その際に自身が毒を飲んでしまい、それをヒガンが助けようとする。しかし、そんなヒガンに、ハルキは最後の力を振り絞って、なぜか自分を殺すように言う。嫌がるヒガンだったが、彼の言葉にカブトの面影を見たヒガンは、彼を信じて二人で幽世へと帰っていく。
幽世へと戻ってきたヒガンは、そこで自分がカイホウシンドロームという病で、それを治すショック療法としてカブトが転生したことを知る。そして二人は、死を越えてより強い絆を手に入れる。
この作品は著者( siou )の個人サイト『てくてく( http://tex2light.textnetyard.com/ )』にて公開している作品の転載です。サイトではEPUB版も公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-31 18:05:30
82897文字
会話率:47%
やる気はない。お金もない。気になる人は居るけれど、仲よくなるために努力する気もない。
そんな無い物尽くしの大学生、〝朝霧直音(あさぎりなおと)〟。
そして人間にはお近づきになるのは不可能だと言われ、〝幽世姫(かくりよひめ)〟などと
いうあだ名を付けられるほどの鉄壁お嬢様〝姫川梨乃(ひめかわりの)〟。
正反対どころか、まったくの別世界に住む直音と梨乃。
そんな二人がなんとなく仲良くなるまでの、そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-22 03:37:13
10822文字
会話率:37%
七年に一度の大役を果たした跳人の雪良(せつら)は、故郷についたとたん守護の柳葉刀が抜けなくなったことに気づく。『幽世』の具現である『白』も応えてくれない。跳人の長は齎儀(さいぎ)を行うべく、霊山を上る。そこで雪良がみたものは。
※長編小説番
外編的位置づけになりますので、詳しくは下記サイトへ。
http://p.booklog.jp/book/52858(東かおり「神楽~春・夏~」)
http://p.booklog.jp/book/75498(東かおり「神楽~秋~」)
http://p.booklog.jp/book/83551(東かおり「神楽~冬~」)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-23 20:36:16
7201文字
会話率:30%
双剣で悪霊を斬り捨てて危機から救ってくれた名も知れない彼女との再会を願って、千佳は1年間待った。
疲れ果てて行き倒れていた彼女を見つけた千佳は、瑠璃という名前を知り、人ならざる者と知りつつも
恩返しのために家へと連れ帰り介抱をする。瑠璃とい
う少女は現世から近くて遠い灰色の異界で怪異を
狩り続け、肉体と精神に限界を迎えた亡霊の姫君の一人だった。長編伝奇ファンタジー小説、完結済み!
(作者のサイトで連載中の同名作品と重複投稿です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-11 16:00:00
198755文字
会話率:49%
大神の神威を駈り、日本の幽世を人知れず管理する存在……神憑き、即ち人狼。そんな神憑きの一人である舞田総司は、婚約者である宇野鶴ついなとの待ち合わせのために急いで神憑きの仕事を済ませた折りに、禍魂に呑まれていた銀色の狼を拾う。その狼もまた人狼
で、西洋人の神憑き……ヌァザと名乗る記憶喪失の女性だったのだ。 幼妻と野生児、ボケとツッコミ、神と魔、少年と少女が跋扈する少し不思議な世界で、修羅場と恋が交錯する現代人狼神話譚、始まりまして候!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-09 09:10:26
8460文字
会話率:24%
八月夕暮れ。ある少年とろくろ首の女の話。
最終更新:2014-06-29 20:27:01
517文字
会話率:5%
この世とあの世の境目にある世界「幽世(かくりよ)」。
そこで紡がれる不思議な日常、その中心の一族と妖怪達の不思議な関係。
不思議な世界の普通の毎日を過ごしていくがそれはやがて――
オリジナル和風ファンタジーで描く奇妙な物語です。創作妖怪しか
出てきませんのでご注意を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-05 00:24:36
5625文字
会話率:26%
「それはそうだよ。だってここは幽世だからね」
「かくりよ……?」
「そう。あの世とこの世の挟間にある、どっちつかずの世界のことだよ。本当なら生きている人間も死んでいる人間もここにいちゃいけないんだ」
――本文抜粋
最終更新:2014-04-25 11:19:22
7005文字
会話率:46%
現世(うつしよ)と幽世(かくりよ)が曖昧に交錯し、魔物と人が渾然と存在した時代――
人々はまだ濃密な闇を孕んだ微睡の中に暮らし、神話の残り香に包まれて生きていた。
――それは、『剣』と『神』を巡る物語。
最終更新:2013-09-30 23:42:25
1224文字
会話率:38%