学校七不思議の四つを友達の居ない坊主頭に眼鏡の佐山が勝手に調べ、自慢気にオカルト研究会のノートに書き記していた。それを読んでいた私に一つの疑問が生まれる。
最終更新:2023-12-02 10:00:00
1000文字
会話率:5%
孤高の王女には好きな人がいた。しかし、かつての彼は見つからず、お見合いから逃げ続ける日々。歳は十五。王女としての責務を全うするか、己の感情を優先するのか、彼女には選ぶ余地がなかった。
最終更新:2023-11-29 13:18:23
5498文字
会話率:46%
『一体いれば国が滅ぶ』と言われる魔物が複数体徘徊し、環境は荒れ狂い、外の常識は一切通用しない、まさに、生物が生きていること自体を否定するかのような過酷な場所。
そこはSS級ダンジョンと呼ばれ、世界に数あるダンジョンの中でも最も危険な場所の一
つ。
そんなダンジョンの最奥の間に立つ数人の影。
彼らの目の前にあるのは、石碑に埋め込まれ、鎖で固定され、強固な封印が施された一振りの剣。
その剣は、神々しさと禍々しさを併せ持った鈍い光を放ち、集団の先頭で両手を広げて喜ぶ少年を淡く照らしていた。
「では、頂いていくとしようか。歴史に名前のみを残して姿を消していた伝説の聖剣……いや、転魔聖剣てんませいけんエリクルシア。これさえあれば——」
聖剣と呼ぶには少々放つ光に闇を含むそれに、少年が手を伸ばす。
「遂にこの時が来たな!」
「魔王様があの剣を手にすれば、もう魔王様の目指す道を邪魔できるやつなんていなくなるわ!」
「やっと、念願に手が届きますな」
「そう、やっと、やっとなのだ。これで我の願いに近づける」
「これで、魔王様こそが世界の頂点となるのですな」
「だっはっは! 最強の坊主が最強の剣を手に入れたぞ!」
「魔王様に敵はいなくなったわね」
引き抜かれた剣を掲げる少年の姿に、背後に控えてい者たちの顔が綻ぶ。
「ああ、この剣を使い、我は世界の頂点——」
少年の後ろに控える彼らは、歴代の魔王が終ぞ果たせず、長年停滞してきた時代をこの主あるじが制してくれるのだと確信していた。
「——勇者になるっ!」
この言葉を聞くまでは。
⭐︎
自らの希望で勇者育成学園に通うことになった魔王様。
敵対するはずの勇者を育成する学園に通うために魔に転じた聖剣までわざわざ探しだし、なんとか入学条件を突破する。
そこまでして勇者学園に入学する理由とは……。
「我は暇である」
この小説には、復讐とか、闇堕ちとか、そういったドロっとしたのは基本ありません。
明るめの話で行く予定です。
この先必要になっても成分薄めでいければいいなぁと、ふわっと考えながら書いております。
面白かったら、ブクマと評価をください。
執筆の励みになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 00:00:00
49590文字
会話率:41%
釣りをする坊主と少年の話
最終更新:2023-11-02 18:08:08
898文字
会話率:45%
「小金餅」に「万金丹」、そして「蒟蒻問答」。
生臭坊主がキーパーソンとなる三席の古典落語を紹介して、生臭坊主たちの人物像と落語における仏教の位置付けについて考えます。
(※ 本エッセイは、ひだまりのねこ様御主催の「集まれエッセイ企画」の参加
作品で御座います。)
(※ 本エッセイの末尾に、黒森 冬炎様より頂きましたFAを貼らせて頂きました。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-25 06:00:00
5185文字
会話率:4%
二人声劇 10分 ホラー
楠木勝則は街中を走っていた。しかし気がつけば田んぼの畦道を走っていて……、等身大のてるてる坊主が話しかけてくる。
最終更新:2023-10-24 14:05:09
3798文字
会話率:96%
佐倉さんはとてもおモテになる。
妙な音を聞いたり、何でもない雑木林で迷子になったり。
なんといえばいいのか、ちょっと好かれ過ぎじゃない?
俺ただの田舎の生臭坊主なんだけど。
最終更新:2023-09-06 21:08:15
70174文字
会話率:28%
蓮照寺の住職である照恕は、酒好きの生臭坊主である。悪友の古物商、綺仙洞と、暇を見つけては酒盛りをする。
綺仙洞は、商売柄、奇妙な話を客から持ち込まれる。時にそれは心霊現象に見える。
照恕は、彼に呼びつけられて、あるいは、酒に釣られて、困り事
を解決するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 21:21:24
33130文字
会話率:44%
Twitterすら毎日呟かない、三日坊主で筆不精の人間が毎日投稿をどこまで維持できるか。
とにかく書くことをサボらない、文章の出来に恐れないための鍛錬の場となります。
主に外部サイト「即興小説トレーニング」を使用し、基本的に一話完結の小説
を毎日作ります。
ジャンルは不問、たとえ支離滅裂な内容であっても臆せずに更新していく所存。
ごくたまにエッセイもどきを書くかもしれない。
タイトルに深い意味はなし。「春雨さんと私」も見てね。
■ルール
・一日十五分以内に書き上げること
・文章の内容を一切見直さないこと
・毎日更新すること
・整合性を気にせず勢いで書き連ねること
・サボッてもよいこと
・十五分超えても気にしないこと
・書き溜めしてもよいこと
※この毎日投稿ルールは一 一様の「文楽」をリスペクトかつパクッたものとなります。(許諾済み)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 21:00:00
336204文字
会話率:26%
都市伝説「牛の首」、この世でもっとも恐ろしい怪談、だけど誰もその内容を知らない。その真実を知っているという投書を受け取った、とある大学の「都市伝説研究サークル」。怪談の元になった石碑があるが、碑文を読んだら年内に死ぬらしい。
最後まで読むか
読まないか、どうか自己責任で決めてください。よろしくお願いします。
モデルにさせていただいた神様たち、どうかお許しください。
もし本当に非業の死を遂げておられたら、安らかにお眠りください。
*この作品は、家紋武範さまが主催された「牛の首企画」時に書かせていただいた詩を、碑文として再出しています。家紋様、執筆の機会をくださり、また今回、話を膨らませることにご快諾いただきありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 02:00:00
23342文字
会話率:35%
雨が降り続いている。
じめじめとした嫌な雨。梅雨に入って断続的に降り続いている。私はふと隣の家を思い出してしまった。
最終更新:2023-08-19 12:12:44
572文字
会話率:32%
ある晩、寺務所の外から何かをひきずるような音が聞こえた。
物音の正体を確かめに外に出た哲は、うっかり寺の鐘で頭を打って意識を失う。
哲が起きた場所、そこは異世界とおぼしき場所であった。
白髭のじいさんたちに月神さまと呼ばれ、崇められ、人々
を困らせる怨霊の除霊を懇願される哲。
もとの世界に帰るまでの間という約束で、哲はできる限りのことはすると約束をして────。
※夏のホラー用に書き始めました。完結したらタグ付けします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 21:09:05
8728文字
会話率:25%
干ししたけさんの楽曲と歌詞をモチーフにした小説です。
てるてる坊主と少年との関係をてるてる坊主の視点から語る短い物語です。
あなたと、てるてる坊主にはどんな思い出がありますか。
そんなことを思いながら読むといいかもしれません。
最終更新:2023-08-01 23:48:16
1852文字
会話率:44%
ヤヴァいテンションで作ったネタ小説です。ようつべのshortsみたいな感覚で読んでいただければ幸いです。
最終更新:2023-07-31 21:06:26
633文字
会話率:71%
海の中から引き揚げられた棺桶から姿を現した吸血鬼ドラガ。彼は「妖怪」なのか「人間の味方」なのか。海坊主、磯撫、塗壁、鎌鼬らが蔓延るヤマト国で様々な妖怪や妖怪を討伐する人間らと出会い、吸血鬼ドラガは何を成そうとしているのか。
※この作品は
カクヨムにも掲載しております。
https://kakuyomu.jp/works/16817139556801113298
小説家になろうでは分割しての後追いの形になります。最新話はカクヨムに先ず更新されるのでお気を付けください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 18:00:00
33947文字
会話率:26%
【雨が降らないと商品が売れない!上司の無茶な指示に会社員は・・・?お仕事もののヒューマンドラマ】
■あらすじ
カー用品メーカーで営業職を勤める雨晴真佐貴は、空梅雨のおかげで撥水ワイパーや撥水塗布剤などが全く売れなくなって困っていた。そのよう
な中、上司の国分に雨が降るような願掛けをするように無茶な指示を出されてしまう。
※400字詰め原稿用紙換算枚数:25枚
※非ラノベ作品です。
※こちらの作品はエブリスタ、カクヨム、小説家になろう、ノベルデイズの各小説サイトにも掲載予定です。
■所感
今回はライトめに書いてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 00:00:00
7888文字
会話率:29%
金髪坊主頭の不良とセーラー服を着て高校へ通ういじめられっ子が、少女漫画的に出会ってお互いがお互いをかわいいと思う話。
セーラー服の美形後輩×金髪坊主不良 のイメージ。
攻めがヒロインみたいになってしまいましたが、攻めのつもりで書いています。
視点がころころ変わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 18:20:51
13699文字
会話率:54%
坊主頭の大学生がコンビニ店員に恋をする話。
攻め視点です。
最終更新:2023-05-20 08:31:14
8487文字
会話率:48%
愛しい妻に会うために家路を急ぐ。今日は大好きなカレーだ。
しかし、途中でお坊さんに道をふさがれた。彼は人の顔を見てお経を唱えてきたのだ。
※この作品は「夏のホラー2023」参加作品です。
※この作品は「アルファポリス」にも掲載してい
ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 08:00:00
348文字
会話率:37%
山伏姿の、童子レオとバカにされることが大好きな、少々変わった少年。天汰堂煉翁《てんたどうれおう》。
是空界《ぜくうかい》というこの世界。
いや、自然界そのものの、神々の姿そのものの権化、または具現化した姿が、
刃の形をした誠の姿「
真理刀剣神」なのである。
只、その多種多様な生物、目には見えない霊体、宙ノ理のなかで
心に闇を抱えた者だけが、その戸惑いの自分の、
開けない道を、どう切り開くのか。
惑人《まどびと》という人間だけが、目の前の闇を切り、
そのこと切れた闇をどう施すかで、
扱う者の生命がより生きる。またそしてそれを手にし、
生きてゆくこと自体、また始まる「神縛刃」と共に歩んでゆく刀剣。
その神縛刃のなかで、世界の人々の平穏と安らぎ【迷落《めいらく》】とした世界の、その混沌を。希望へと変えることを。
扱う者に一縷の願いを託し、
神々が一同に集い、錬金したとされる
『十八岐ノ焱《じゅうやまたのほのお》』の複数本の一振り
『炎螺剛《えんらごう》』が。
哀愁漂う煉翁の坊主頭のてっぺんに(イメージと真逆じゃねぇか!?)
鋼色の落雷と共に。埋まって、頭髪は赤焦げた色に……?!
そのエンラよっと、炎螺剛が。
生まれつき両手足とも。指が1つない煉翁少年の、左手小指の爪先へ。
まるで別次元へと、渦巻く溶岩のような煉獄の炎と共に、目から見えるようにその爪先に納まり、存在した。
その後腕白な天汰煉翁少年は、図らずもその炎螺剛を宿した小指のある左手に、
法螺貝を詰め込み過ぎてしまったせいで、「法螺」を抜け出せなくなってしまった。
その煉翁少年の身に危険が及んだ時。
こっちも焦げ茶色である、法螺に護られた爪先に。小さく収まっていた、炎螺剛の秘められた力が発揮される……。
そして、煉翁は拳を握り。上手く炎螺剛を操って。
その敵たちと。
自身の宿命ともこれから。
戦い抜くことになってゆく。
未来に待ち受ける困難へと、その先へ悩みながら、もがきながら、悲しみ、苦しみながらも。
でも。煉翁はそれでも悠然と。目に見える・または見えない、目の前にある荘厳であり、壮大な冒険浪漫へと。駆け進んでゆくのだった。
※カクヨムさんでも連載しております。更新は不定期で行います。御意見、御感想、メッチャお待ちしておりますm(_ _)m※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-23 22:00:00
8403文字
会話率:15%
僕は逆さてるてる坊主。泣き虫坊ちゃんの小さなおててから生まれてきた。
この作品は、エブリスタ様でも掲載させていただいております。
キーワード:
最終更新:2023-06-21 20:03:15
1004文字
会話率:0%