忘れた記憶を夢の中に潜入して思い出すことができるシステム『パラノイア』が開発された。
その開発者の息子である坂巻チサキは、ある日突然父親が「お前の妹だ」と連れてきた女の子、杏里の隠された記憶を取り戻すため、そのシステムを使って杏里の夢を調査
する。しかし、夢の中で強力な妨害にあい、なかなか思うように進展できないでいた。
そんなある時、『パラノイア』の存在をTV番組で知った高校一年生の桜井陽菜は調査依頼のためチサキの元に訪れ、ダイブを初経験する。
チサキに淡い恋心を抱いた陽菜はその後、この研究所が調査員を募集している事を知り、調査員に立候補する。(一章)以下ネタバレ。
陽菜は研究所に来た依頼者の女性の夢にチサキとともに潜り込むがここで初めて記憶の復活を阻止するモノ『ガーディアン』と対峙する。
本人にとって思い出したくない記憶には『ガーディアン』が出てくることを知る。(二章)
そして、杏里の夢にはその『ガーディアン』の妨害がすさまじかった。もしかしたら絶対に思い出してはいけないものなのでは?
しかし、チサキと陽菜の活躍により全てを思い出した杏里。杏里の隠された記憶とは『パラノイア』の解読コード。杏里はこのコードを持って本部を逃亡。そして自ら記憶を封印していたのだった。このコードによって裸にされた『パラノイア』は以前杏里が開発した記憶上書きプログラムを使うことによって、ある一部の人々が、パラノイアシステムを使って人々の記憶を知らない間に容易に改ざんできてしまう危機に陥ってしまった。(三章)
でも大丈夫。実は杏里が思い出した記憶は上書きプログラムで改ざんされたパラノイア破壊コードだった。
坂巻透博士が本部の思惑を危険と判断して杏里の記憶を改ざんしていたのだ。
本部はそうとはしらず早速破壊コード入力。めでたく『パラノイア』はただのごついだけのヘッドフォンに成り下がってしまった。
陽菜とチサキと杏里と博士はバカどもの手から世界をまもったのだった。(四章)
おわり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-09 17:35:25
29808文字
会話率:33%
偏執病(へんしゅうびょう、偏執症、パラノイア、英: paranoia)は、精神病の一種で、体系だった妄想を抱くものを指す。
キーワード:
最終更新:2013-04-24 15:19:14
487文字
会話率:0%
アポカリプス それは神々の愛情エキス。字余り
最終更新:2012-09-03 05:39:04
1334文字
会話率:0%
中学1年生のころから、私の周りはポットだらけだ。
高校生になってから、私は人間に出会う。
最終更新:2012-04-10 19:01:32
114218文字
会話率:51%
魔物や化け物がごく普通に、人間に交じって暮らす現代。人外達は死神の統制下、月明かりと黄昏、白日の間でひっそり生活していた。そんな中、人間の中でも人外にやや近い、古来より連綿と続く魔女の家系が存在する。秘術を伝える魔女の少女、その心臓を狙い
、魔女へと成り上ろうする6人の人間と1体の亡霊がいた。人間同士の闘争のため、死神が介入できない中、国連から派遣されてきた魔人が少女を守るお話。そして魔人は1000年に渡る因縁への決着を行う。※本作品は『GAIA小説広場』に投稿されていた作品を再編集しています。また本作品は『月シリーズ』として、別作者と世界観を共有しながら作成しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-02 06:00:00
419362文字
会話率:30%
異能を持ち生まれた二卵性双生児の片割れ、『災禍』は無力で無垢な弟『雪崩』を自らの巻き起こした遊びに巻き込んでしまう。
黒万屋(くろよろずや)の『異路馬劉輔』の手を借り、雪崩を助けるべく災禍が世界を壊す。
戦闘シーンあり。
最終更新:2011-05-02 16:52:25
2422文字
会話率:18%
女でありながら剣を振るう道を選んだ千優。なんとか新撰組に入隊し、剣客として生きる場所を見つける。周りの隊士と背中を預けて戦ったりちょっぴり恋もしたり...。 ギャグ(?)もはいった新撰組録☆
....しかし時は流れ、やがて戦乱へと巻き込ま
れていく新撰組。
運命は彼女をどこへいざなうのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-22 23:33:55
15333文字
会話率:44%
私は今、命を狙われています――――。腕利きの傭兵、ベインの前に現れた貴族然とした少女は、頬を紅潮させながらそう告げた。何やら厄介ごとに巻き込まれているらしい。護衛なんて自分の仕事じゃないと鼻で笑うベインに、しかし少女は首を横に振り、声を震わ
せながら静かに告げた。「貴方にお願いしたいのは護衛ではありません。私は貴方に―――貴方に、帝国を滅ぼして欲しいのです………」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-26 20:48:25
68663文字
会話率:27%
私はただ、彼女を愛していただけだった。
強すぎる愛情は次第に独占欲へと変わっていき、妄想は狂気へと加速していく。彼と彼女を殺すのに必要なのは、致死量の感情だけ
妄想に蝕まれた男の話。
最終更新:2010-01-21 14:14:59
12090文字
会話率:22%
「現実が、虚構に侵食される―」『対人憎悪症』である伊橋善親と惨殺優等生の一ノ瀬英里。そして数多のパラノイア(妄想狂)と我々『健常者(いじょうしゃ)』を巻き込んだ『狂気異常(きわめてふつうの)アドベンチャー』!とりあえず言えることは、まともな
結末を期待するな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-01-04 23:58:34
10759文字
会話率:18%