小徳は、元兵衛親分を斬って、恋女房・おりくを置いての凶状旅。逃亡時の怪我によって、巌通寺宿の春日屋で寝込んでしまう。そこへ、子分を連れて訪ねて来たのは元兵衛の一人娘・寅美。小徳の怪我が治ってから仇討ちの対決をということになるが、おりしも宿場
の顔役・久蔵親分のもとに、小徳の赦免を知らせる旅にとおりくがやってきていた。ところが久蔵親分というのもまた悪い奴で…。 股旅物で、初めて演劇台本を書いたときの練習作です。筆が滑って、サブヒロインにヒロインが食われてしまいました(汗)。(*自分のサイトで公開しましたが、ここへの転載に問題ありません)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-22 20:13:51
15758文字
会話率:64%
とある作品の、とあるサブヒロイン二人の、物寂しい年末の、ささやかな明暗。
最終更新:2011-04-09 00:52:21
3881文字
会話率:39%
時代は2227年。
127年前に起きた未曾有の大災害によって人々はシェルターと呼ばれる空間にのみ生存することを許された。
全世界の生物の70%以上の生き物が絶滅した大災害。
それは今まで人類が繁栄と引き換えに自然を壊し続けた結果だった。
大
災害の後、全人口の40%以上が死亡した人類だったが、その人類は新たな危機を迎える。
ベクターウイルスの万延だった。
ベクターウイルスとは、主に超能力と呼ばれるに相応しい能力を発現させる謎のウイルスで、主に染色体異常を引き起こす。
その結果感染した生物は染色体異常によって新種へとなり、厳しい環境下における中で凶暴化してしまったのだ。
超能力を持った生物は魔獣と呼ばれ恐れられている。
ベクターウイルスが感染するのは動物に限ったことではない、人間も同じだった。
ベクターウイルスは非常に感染力が強く、粘膜接触によって簡単に感染してしまう。
だがしかし、超能力の発現には何かが必要なようで、ウイルスのすべてはまだ解明されていない。
そのため、人間ながらにしてその能力を扱えるものは極少数の限られた人間たちであった。
それこそが【vector】。人でありながらにして、人以上の超能力を持つ者たち。
研究機関によって能力を開発された彼らは、今日も高い塀の外にいる魔獣達と死闘を繰り広げなければならなかったのである。
***
そんな超能力者達が送るシリアスなんだかギャグなんだか・・・
そういう話です。
サブヒロインレイ登場シーンを混ぜた短編にしてみました。
上・下作です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-21 16:18:35
6541文字
会話率:52%