大きく息を吸って、心を落ち着ける。今日こそ呼んでみせますわ。大丈夫、何度も練習しましたもの。大丈夫……。
「レ、レ……ッ」「ダイナ様ダイナ様! これからダイナ様ゲームやるんですけど、ダイナ様もご一緒にどうですか!?」「お待ちなさい。何ですか
そのけったいな催し物は!?」「ダイナ様の可愛いところを、ひとつずつ上げていくんです! 参加者は今のところ、私とルカ様ですね!」「るるるるルカ様になんてことをさせているのですか!!!」
きゅるきゅるとした大きな目に星をいっぱいに詰め込んで、最高に残念なことを口走る友人を叱責する。あなたはわたくしに、名前を呼ばせる隙すら与えないのですか!?
(https://ncode.syosetu.com/n8871fd/)これの続きです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-18 20:38:03
5154文字
会話率:67%
編入生の子が来てから、僕の婚約者は変わった。それまでは高飛車でとっつきにくくて、影で人を苛めていると知っていたのだけれど、彼女が来てからそんな暇はなくなったらしい。
「ダイナ様ダイナ様ダイナ様ッ!!」「喧しいですわ!!」ああほら、後ろをチョ
ロチョロする編入生を、ダイナが構ってる。口ではお小言を飛ばしながら、甲斐甲斐しく世話を焼いている。
「うわあああんっお兄さんがあああ!!」「泣きつかないでくださいまし! 制服が濡れますわ!」「だってダイナ様のハンカチ、シルク製なんですもんんん」「ご自分のをお使いなさい!!」編入生の顔にそのシルク製のハンカチを押し付けたダイナの顔は、ちょっと笑っていて可愛かった。
(https://ncode.syosetu.com/n4228fg/)続きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-01 20:28:19
5889文字
会話率:54%
少しオタクでアニメ好きの普通の女子高校生の望月雪。いつものように学校に行っていた雪。
でも、ある瞬間車が自分の方へと突っ込んできた。避けることが出来なかった雪はその瞬間自分とそっくり女の子を見た。その少女はにっこりとこっちを見て笑っていたよ
うに見えた.........。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-11 23:35:16
8728文字
会話率:31%
民主大国を掲げる政治家が王国に住んでいるため民衆は民主化を支持し王国が倒れようとしている。
僕も学校の授業でそう教えられ王国の弾圧から自由を勝ち取るためには民主化するのが一番いい方法だと教えられた。
家に帰るとメイドさんがいる。
「王子よく
ぞ帰って戻られた」
僕はそそくさに靴を脱いですぐに家に上がる
そして部屋の中に閉じこもり、着替えの準備をする。
そう僕はカルザス帝国の王子 ニーラスカルザスペトレネーブ。
ペトレと呼ばれている。
これから謁見の間で大切な話がある。
カルザス王「ペトレお帰り、学校はどうであった」
僕は「お父さん何で民衆を弾圧するんですか?先生怒っていたよ!!」というとカルザス王は「またその話か?米が不作で食料が足らないと強盗の真似をしていたんで成敗してやったんだよ」
ぺトレは「そうでしたかそうとは知れずに申し訳ない」
カルザス王はにっこりした。
学校では平民、家では王子そんな身分を使い分けて生活しているのだが、僕達の政局(政治局面)はものすごく不安定である。
父上から力は正義だと教えられてきたため普段から剣技を鍛えている。悪い奴らに負けないよう鍛錬を組むことで精神面も鍛えている。僕には五人の仲間がいる。勇者、戦士、賢者、僧侶、魔法使い、現代では皆学生という名で通っているけど、僕達の間では冒険者ギルドに連なって王国が認定している職業をあだ名の変わりに名乗っている。教会と書いてチュートリアルと呼ぶ、そこに集まることによって冒険が始まる。現代で言う学校のようなもの教会が字や言葉を教えていた。普通の生徒は塾があると寺小屋みたいなところで算数を習うが、王国には不必要なもの、必要があるのは勇気と情熱だけ、そして真に強い男だけだと大臣に教わる。確かに算数なんて今の社会使わない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-03 16:11:09
9305文字
会話率:49%
にっこりさんにとっては、ほんのささやかな返礼だった。しかし人間にとってそれは、生命の法則を逆行した、禁断の秘術になり得た。
とある富める国の王子と、はるか異国の貴族令嬢シャルは恋に堕ち、このまま永遠に結ばれるかに思えた。しかしその運命は、
シャルの壮絶な最期と共に幕を閉じてしまう。王子の富を狙う者により、その暗殺計画は何の不手際もなく完遂された。
シャルの心優しい性格は幸か不幸か、彼女自身にに新たな命の火を授けたのだった。前よりもずっと力強い、命の灯火だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-30 08:06:55
3411文字
会話率:70%
にっこりさんに、倫理の枷は存在しない。故に、一から生命を創り出すことに躊躇はない。
戦争のため、鋼から生み出された一体の機構兵器。無垢な少女の様な姿をしたそれは、重大な欠陥を抱えていた。感情と言う欠陥を。
にっこりさん写本 鋼の刻第二作
最終更新:2018-12-24 20:48:15
2364文字
会話率:57%
にっこりさん書第一弾。
とある弱小魔族の少女の雑録。
最終更新:2018-12-24 19:42:40
21698文字
会話率:65%
「私がね、哀しむとこの世界は壊れちゃうんだって。だからもう無理、ねぇDia、これ、あなたに預けたい。」
「..Alice。」
「これ以上は無理なの。でもまだ世界は大丈夫、あなたに私の全てを託したい。だから持っていて欲しい。」
「..うん
。分かった。」
「だから哀しんでは駄目。ほら、にっこり笑うの。」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-01 13:48:04
17670文字
会話率:71%
「君を愛することはできないと思う」
レナートは婚約者に告げた。
だがその非情な言葉に、セラフィーナはにっこりと笑って理解を示す。
婚期が遅れた『訳あり』令嬢は、一体何を考えているのだろうか?
悲しみも、いつかは思い出に変わりますように。
最終更新:2018-08-02 18:00:00
18515文字
会話率:41%
悪役令嬢テンプレが難しい。
「わたくし、怒っておりますのよ? だから全てなかったことにさせていただきますわね? (にっこり)」
ヒロイン(らしい)に落とされたヒーローが悪役令嬢に殴り込むも返り討ちにあった上に微ざまぁされて全てなくすお話
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-31 08:00:00
5011文字
会話率:43%
彼女は生まれつき体が弱かった。
いつも代わり映えのない自分の部屋で一枚の布団にくるまって、寝ているしかなかった。
僕はそれが、悲しかった。
愛らしくも儚げな彼女の表情が、悲しさに邪魔されて見えたから。
見えてしまったから、ほっておくことは
出来なかった。
美しくも可憐な黒髪が窓の隙間を通り抜けた風がそっと揺らして。
雪月のような真っ白な肌を、 皓月の光が更に彼女を輝かせ。
僕を見つめ、にっこりと笑う顔だけはこの世界のなにより、負けることのない強さだった。
彼女の代わりに、外へ出掛けよう。
彼女の代わりに、景色を眺めよう。
彼女の代わりに、食べ物を買ってこよう。
彼女の代わりに、料理を作ってあげよう。
彼女が幸せそうな様子を見れるだけで、僕は幸せになれた。
必死に頑張ってきた彼女のために、僕は彼女がゆっくり腰を休ませる木になろう。
また、ゆっくりと歩き出すために。
そして彼女と共に、明日を見据えよう。
だから僕は彼女の元に、彼女が眠る家に足先を向ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-11 14:00:00
12194文字
会話率:31%
老人は音もなく曲芸師のように、二階のバルコニーへと飛び降りる。
クリスマスの静かな夜。ふんわり積もった雪が、老人のかすかな足音さえも吸い込んでしまう。
赤色のもこもことした衣装を身にまとい、長い白髭を生やし、大きな白い袋を肩から提げた
老人はにっこりと微笑んだ。
「この家が最後の《プレゼント》かな」
※この作品は「カクヨム」「ときまき!」「星の砂」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-04 14:35:42
5143文字
会話率:34%
転生者ちゃんがやってきた。
身の丈60cmほどのぬいぐるみボディ。ギリギリ三頭身に届かないデフォルメフォルム。ぴょこんと生えたアホ毛がトレードマークの、転生者ちゃんがやってきた。
森の中で遭難し、魔物に片腕をもがれて今にも失血死しそうな僕の
前に、転生者ちゃんと名乗る謎の人型生命体がやってきた。
「たすけにきたよ! よろしくね!」
転生者ちゃんは地獄を落とし込んだような瞳を僕に向け、顔だけはにっこりと笑っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-19 18:05:22
3570文字
会話率:49%
「逃がしてあげるけど、条件付きだから」
盗みに入った家で防犯装置に引っかかり、必死に脱走を企てていた泥棒に。
少年はにっこりと笑って、告げた。
「せっかくだからついでに盗み出してよ。オレのこと」
最終更新:2017-08-15 21:00:00
23889文字
会話率:30%
ヒカルは夜の河原で少女に出逢う。
「お祭りが始まるよ」
少女はにっこりと微笑み、ヒカルの手を取った。
最終更新:2017-08-05 00:00:00
5950文字
会話率:34%
たまたまCMでやっていた期間限定のアイスを買いに行こうと思い、自転車で走っていた時、事件は起きた…………。
突然地面から出現した謎のぐるぐるとした穴。
なんとそれは、異次元へと繋がる穴だったのだ。
「ようこそいらっしゃいました。
ここは、ビリボーです」
にっこり笑いながら説明する女性の耳は何故かウサ耳で!?
ああ、異次元で暮らすのって本当に大変です………。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-23 03:00:00
768文字
会話率:4%
ある日気がつくと私は親指サイズになって、見知らぬ世界の、貴族の子弟が暮らす学院の寄宿舎にいた。どうやら〈召喚〉されてしまったらしい。しかも召喚されたこと自体が事故で、戻し方がわからないとか。途方に暮れる私を保護してくれたのはそれぞれ趣の違う
四人の少年たち。だがちょっと待て。服が珍しいからといってスカートをひっぱるな。私は小さくても人の言葉はわかるのだ。それに何、この鳥籠は。まさかここに入って暮らせというの?? 親指姫サイズになった女の子と四人の騎士のほのぼの同居生活物語。**折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-01 21:56:56
112546文字
会話率:36%
いつの間にか立っていた
森の奥の小さな畔
そこに一陣の風が吹き
にっこり笑みを浮かべてる
「さあさあ今日も始めましょう!
世界を救うこの儀式!
貴方が声を出すだけで、
みんな平和に暮らせるの!」
私はノートをぺらぺらめくり
ため息一つ、
ほおを赤らめ
世界の為だと言うけれど、
黒の歴史の音読か……
とほほ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-08 01:27:18
39443文字
会話率:23%
彼は俺を助けてくれなかった。
彼は俺を殺した。
にっこりと微笑むその笑みは作り物。
海に身を投げた自分。痛みより鋭い冷たさだけが体に染み渡る。
俺はただ愛が欲しかった。彼がそばに居てくれればそれでいいのに…。
けど期待は外れる。
そもそもその期待などは最初から外れていた。
彼が愛をくれるはずがないでも求めてしまった。
だから
もう一度
チャンスをくだ…サイ
この小説はホラー&blが含まれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-06 00:55:50
966文字
会話率:6%
自由の国にありながら、底辺で行き詰まった日常を送る青年は、死にたかった。だが、それすら叶わないのは勇気がなかったからだ……。孤独な彼の前に現れた悪魔はにっこり笑って凶刃を手渡す。
「さぁ、どうぞ?」
震える手でそれを受け取り、そして……
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-26 15:00:00
8440文字
会話率:43%
明日から二学期!そう思っていたはずしかし次の日目を覚ましたら夏休みの最初に戻っていた!?
最終更新:2016-09-22 00:42:04
734文字
会話率:30%
その少年はにっこりと微笑んだ。
「君ですね、霧が言ってた新人さんは。」
北村天音、20歳大学生。
私はさっき突然死んだ。
最終更新:2016-08-01 21:00:34
9356文字
会話率:35%
サンタ見習いの私は、先輩からの無茶振りにより、クリスマスイブまでにとある少年の欲しいものを聞き出さなければいけないことに……
でも、聞き出さなければクビになるかも、と泣き落としにかかった私に、
「なら、クビになればいいんじゃないかな」
彼は
にっこりと笑って、そう言った。
こんな生意気な子供だなんて、聞いてないよ先輩!泣
そんなサンタ見習い少女×屈折少年によるクリスマスのお話。
────遠くを見る瞳は、たぶん流星よりももっと遠いものに想いを馳せている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-02 21:58:15
24282文字
会話率:40%