「次の方どうぞ」面接官の声がする。
ついに私の番が来た。私は思い切ってドアをノックする。
「失礼します」
この夏始まる舞台の主演オーディション。私の女優としての物語が今はじまる…
なんていう夢を見て、夢の中で遊ぶ私と、私の夢を後ろで楽しそう
に眺める獏の紫煙。
ずっと二人の生活が続くと思っていたのに…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-12 19:26:51
5713文字
会話率:56%
梅雨も開けて夏である。近年は猛暑続きで大変だが、やはり夏は暑くないと。
そんな夏はかき氷である。食べる涼。夏に対抗すべく人類が生み出した最強納涼兵器。ふわふわな高級感溢れる氷の綿菓子。シャリシャリなジャンク感溢れる力強い大艦巨砲主義。
コロナの影響で縁日や祭りが自粛され、縁日で食べる機会が激減したこの夏。それでもやはりかき氷は良いものだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-03 08:01:44
2936文字
会話率:31%
ずっと暗くて冷たく深い所にいた。
もう何度死にたいと思ったか分からない。
そんな高校生活最後の夏にクラスメートの天野と銀河鉄道の旅に出る。
何故みんな死んでしまったのだろうか。
何故みんな生き続けることができるのだろうか。
生きることが
本当の幸なんだろうか。
それとも死が本当の幸なんだろうか。
だとしたら、ばあちゃんは死ぬ間際何を考えていたのだろう。
「僕_______」
これは、この夏に少年たちが一歩を進む為に走り出した銀河鉄道の物語。
「かえらなきゃ」
今、銀河鉄道のベルが鳴る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-26 14:15:33
4503文字
会話率:57%
「もし、この夏がもう一度来たら君はどうする?」
都内の普通の高校に通う普通の高校生「悠」
ある日生徒会長である六門双葉に出会い自分の家である神社を案内することになる。
それと同時に彼女の"用事"を手伝うこととなる
。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-23 11:27:04
4151文字
会話率:60%
大学2回生の夏、神田慎太郎は、先輩からのサークル勧誘からなんとか逃れるため、夏休みの間は地元に帰省して過ごすことにした。都会から離れ、過去に挫折した夢を思い出しながら、怠惰に夏休みを過ごしていた神田は、ある日、恐竜を模したパーカーを着た不思
議な少女、種崎あかりと出会う。ひとりぼっちで遊んでいた種崎と遊ぶようになるにつれて、神田はかつて過ごしてきた夏休みの日々を思い出す。
――おかえり、神田くん。この夏は、きっと忘れられないものになるよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-19 13:46:05
9244文字
会話率:42%
感染症の終息していない2020年の夏と、二人の少女の物語
最終更新:2020-06-19 21:53:45
3756文字
会話率:59%
主人公のボクは母が臨月でボクの世話が出来ないことから親戚の家に預けられることとなる。
そこには個性豊かな人々と立て続けに起こる多くの出来事。
ボクくんはこの1度しかない夏休みを満喫することはできるのでしょうか。
1度しか訪れることの無
い、その年の夏休み。
ボクくんはこの夏休みで大きく成長することでしょう。
※この作品はとあるゲームを元としてアイデアを得て、1部同じように使っている所もありますが、設定は全てオリジナルで作ったものです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-06 02:29:18
3790文字
会話率:67%
高校2年の夏を迎えた宮前ラダ。彼女は、この夏、自分の水嫌いを克服するため、父、賢太が持っているカヤック譲り受け海へと挑む。
最初は水嫌いを克服するためだったが、次第に熱が入り、遂に松山市沖の興居島へ渡ると言い出す。
父、賢太はモーターサ
イクリストで本も刊行しており、ラダの航海が、自分がバイクに乗り人生が動き出したと同じように、ラダの航海も彼女の人生が動き出す最初の1ページと確信し全面的に協力する。
父賢太の協力を得てラダは興居島へ向けて出発するが、そこでは想像もできないような事に見舞われ、予定のコースを大きく外れることになる。
そこで起きたことは単に水嫌いを克服するため、以上の経験をラダに与える。
翌年、ラダは大阪の専門学校へ行くことになる。前日、ラダは父、賢太の書いた本を借りる。
翌日、母から渡された父の手紙を列車の中で読むラダ。
ここで改めて父、賢太の自分の名前“ラダ”に込めた思いを知り涙を落す。
父の人生の最初を記した本をトランクから取り出し、初めてその1ページを開いた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-03 21:00:00
12601文字
会話率:30%
夏・・・街の子供たちが楽しみにしている季節がやって来た。
先立つものを手に入れて、この夏を有意義に過ごすために、冒険者ギルドが特別に用意した依頼を受け、子供たちは冒険に旅立つ。
3人の小さな冒険者たちは、どんなクエストを選び、冒険を繰り広げ
るのか?!
この作品は、Pawoo、カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-15 21:00:00
30091文字
会話率:54%
二十歳の夏休み、不幸にも水難事故にあってしまい命を落としてしまった春風咲田
そんな彼が再び、目を覚ましたとき、彼は何故か世界を守る巫女(女性)に生まれ変わっていた
男とし長年生きてきた彼にとって、女性としての生活は苦難の連続で、巫女としても
ダメダメだが、様々な人に支えられ少しずつ成長していく。
果たして咲田は水の姫巫女ミスティアとして新たな生活を無事乗り越えていけるのだろうか?
水の姫巫女に転生した男の物語が、今ここに開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-18 07:00:00
218807文字
会話率:67%
人一倍メンタルの弱い女子高生、後藤優。
いつも一人のアパート暮らし。毎晩の自己嫌悪と自傷。息ができない。地獄にしか思えないような日々に舞い降りたのは、見ず知らずの「お姉ちゃん」だった。
ほんの少し楽になりたい。楽になったら美味しい
もの食べて、気持ちよく昼寝して、幸せになりたい。
幸せになったら、わたしはお姉ちゃんと遊びに行くの。
秋になったら紅葉狩りへ、冬は海のある街までいってイルミネーションを見よう。春は近くの公園でお花見しよう。美味しいお弁当一緒に作ろう。
ふたりの時間は、そんな期待が膨らんでしまう。夢見て、願ってしまう。
妄想することくらい許してください。
この夏が、終わるまでは。
(9/16「プロローグ」に挿絵を追加しました。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-01 21:09:18
42792文字
会話率:29%
「彼女と海に行く」いい響きですよね。憧れます。
黒髪ロングな女の子と海に行く約束をする。ただそれだけの話。
※本作品は・ハーメルン様・カクヨム様・マグネット!様にも投稿させて頂いております。
最終更新:2019-09-01 18:03:55
1127文字
会話率:67%
夏休みの計画を立てていた大学生5人は、ある1人の提案によって山奥に建つ病院の廃墟へ肝試しに行くこととなった。ただのひと夏の思い出づくりになるはずだった。この夏休みに起きたことが、一生忘れないものになるとは思いもせずに──。
最終更新:2019-08-29 22:00:00
14818文字
会話率:55%
夏休み、2人の少年は出会う。新たな発見、出会い、冒険、秘密基地。思い出は日に日に積み重なる。鍵を握るのは少年の持つ豚の鼻。この夏休みで、彼らの運命は大きく変わる。
最終更新:2019-08-25 23:22:05
37041文字
会話率:42%
蚊取り線香の匂いがする。
僕はアイリと電子柱の影を踏む。
そうして、この夏はたったの一度だけだと思い知る。
最終更新:2019-08-23 23:43:04
1523文字
会話率:63%
この蒸し暑い夏。
高校最後と言っていいほどの価値がある夏休み。
僕はまた『視えて』しまった。
この夏はもう戻らない。
最終更新:2019-08-22 22:12:09
46838文字
会話率:33%
夏が来る!夏が来る!そして、夏が来た!
若者よ、巧みなトークでギャルを、ボーイをゲットしろ!
夏というカオス領域のパワーを利用して、彼氏彼女をゲットするのだ!
恋人が出来れば、君の人生もきっと変わる!変わるはずだ!
愛の伝道師たる私の仕事は
、そんな君たちをサポートすることくらいだろう!
デッド・オア・五人衆!夏はすぐそこまで来ているのだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-27 09:59:46
2724文字
会話率:14%
なつこは夏のある日、先生に呼び出され、病院へと向かう。
そこには、亡くなった父と、泣く母の姿があった。
最終更新:2019-06-19 17:58:40
3079文字
会話率:9%
この夏場所、朝乃山が、平幕優勝した。
が、横綱、大関に対しては、豪栄道と対戦しただけであり、また横綱、白鵬。大関、貴景勝の休場で、ただでさえも少ない上位力士同士の取組なのに、豪栄道-高安。豪栄道-栃ノ心といった取組がなかった。
このことに関
する作者の意見をあらためて書かせていただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-05 06:46:16
1734文字
会話率:0%
「こんなものに意味なんてない」「何気に初だったんだけど。初がお前って」数年振りに再会した俺のいとこは、いじめられてるくせに妙な撃退法でいじめっこを退けてしまう。恋愛感情もくそもない俺たちがしたキスのせいで事態はどんどんこじれていくわけだけど
、問題はそれだけではなかった。後ろの席の真面目系おさげ女子はトラウマ持ってるわ色恋沙汰に疎いわで、いつも屋上でのんびり絵描いてるあいつもあいつでおかしな人間関係形成しちゃってるし、ある友情が崩壊する一方でまた新たな友情が生まれたり、案の定いじめもエスカレートしたりなんかもして、人間関係って往々にしてそんなものなんだけど、なんだか俺自身も笑えない状況になってきた。高校生活の中で生まれるコンフリクト――葛藤、軋轢、衝突の数々。果たして俺たちは、この夏を無事に乗り切ることが出来るのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-09 16:01:55
358537文字
会話率:39%