千年前、異界から来た神々と創世の神々とがぶつかり合い、三つに分断された世界。ガナン大陸では最北の国カーネライズの皇帝ジニヤが狂気に走り、邪神の眷属「魔獣」を復活させ自国の民以外を根絶やしにしようとしていた。
だが大陸の半分がその狂気に飲
み込まれてしまった時、伝説の舞台となった聖地オルトランドの丘でそれを再現するかのように創世の三柱の使徒「天遣騎士団」が現れ、窮地に陥っていた人々を救う。
その後、天遣騎士団は魔獣の軍勢を撃破しながら進軍し、ついには皇帝ジニヤを打倒してカーネライズの暴走に終止符を打った。
一年後、天遣騎士団の半数はまだカーネライズに留まっていた。大陸全土の恨みを買った帝国民を「収容所」と称した旧帝都に匿い、守るためである。しかし、同時にそれは帝国の陥落直前に判明したあるものの存在を探すための任務でもあった。
そんなある日、団長ブレイブと共にこの地に留まっていた副長アイズ、通称「黒い天士」は魔獣の生き残りに襲われていた少女を助ける。両親を喪い、成り行きで天遣騎士団が面倒を見ることになった彼女の世話を「唯一の女だから」という理由で任せられるアイズ。
無垢な少女との交流で彼女の中に初めての感情が芽生え始めたことにより、歴史はまた大きく動き始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 17:00:00
343279文字
会話率:47%
戦術とは時に個々の能力や人数を覆す
天下をとるために戦った武将たちも優勝するために仲間と鍛える運動部員も筋力や体力だけでなく戦うための技術を研鑽し勝ちをもぎ取るために日夜鍛錬に励むのだろう
毎日仕事をする社会人だってそうだ、何年もただ上司に
叱咤されるだけじゃない
経験を積みある者は昇進を夢に見てまたある者は安寧の生活のために技術を磨き上げる
戦術とは芸術、人の一生の中で命を吹き込む技である
立ち込める黒煙、むせかえる瘴気、無数のモンスターによって蹂躙される人々
その悲鳴、絶叫、這いづるための腕は容赦なく踏みつぶされる
あるものは怒り、あるものは嘆きまたあるものは声とも言えない声で救われたいと命を乞い願う
「お…かあさん、おと…さん」
そしてまた少女も倒れた人々の骸をかき分けボロボロのクマのぬいぐるみを手に両親の姿を探す
目には大粒の涙、髪の先も焼け焦げ身体には小さな傷跡を無数につけ戦火を彷徨う
だが足はもつれ転げてしまう
それでも顔を上げた先には口角を上げるモンスターが1匹
それを見た人たちは少女の短い命の終止符に顔を手で覆うばかり
なぜこんな時代に生まれてきたのだろう誰もが自分の人生を呪った時、
『斬‼‼‼』(slash)
どこからともなく機械音が鳴り響く
ズズゥ…ン
転んだままの少女が見据える先、少女に手を伸ばし命を奪おうとしていた巨体が真っ二つに割れて大きな音を立てる
「もう大丈夫だよ」
可憐な声が巨大な岩の塊のように崩れた方から聞こえてくる
ポニーテールの髪型をした女性がニッコリと少女に笑いかけていた折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 16:44:39
17007文字
会話率:74%
それは魔と人が争う世界、混沌と希望に満ち溢れた日常、しかし争いはやがて終止符を打つ、時の鐘が鳴り、陽はやがて沈んで行く、その時空から異世界人「シュジン・コウ」が現れる彼はその世界でどんな旅をするのか世に満ち溢れた感情を救い上げることができる
のか、彼の必殺奥義「ファイナル・ハイパー・シャリオ・ウルティマ・ファイナル・エキストラ・レインボー・極限・ダークネス・リローデッド・ライトニング・ストライク・アサルト・ファイナル・ブレイク・バースト・ストライク!」で魔王をコテンパンにする!!彼の異世界ライフは此処から始まる!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 07:01:50
201文字
会話率:100%
ギフトと呼ばれる特殊能力が存在する世界。不死のギフトを得た主人公リアだが、ギフトを得て数千年……… 自分の人生に終止符を打つため、そして自分の人生を取り戻すための旅が始まる……
最終更新:2024-03-12 07:54:34
12192文字
会話率:50%
過去に起きた魔物との戦争で魔王を倒す事で戦争に終止符を打った英雄レイヴァン・シンドレアは再び戦争が起こる事を危惧し魔物との戦闘を専門とする冒険職の育成を専門とする学校、シンドレア学院を設立する。そして設立から30年後、シンドレア学院に英雄
に憧れる少年イルミ・シンドレアが入学する。しかし、イルミはある欠点を抱えていた。それは――レベルが上がらない事であった。レベルの高さが重要となるこの冒険者の世界でイルミはそれでも英雄になる事を諦められずにいた。そんなある日、イルミは学長であるレイヴァンから呼び出されそのままでは進級が出来ないと告げられる。卒業が出来ないとプロの冒険者になれないイルミにレイヴァンは一つチャンスを与える。この学校で最強になれば誰も文句を言わない。それはシンドレア学院で『最強』と言われれば誰もが一人の生徒を思い浮かべる程圧倒的な強さを誇るコーデリア・サスフィールを超えろと言う意味であった。しかし、超えろと言われたのに何故か今度の学校イベントでイルミとコーデリアの二人がタッグを組む事になるにであった。
レベルが存在する世界での異世界ファンタジーです!レベルが上がらない主人公イルミがいかに強くなり成長していくかの英雄譚となっています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 21:00:00
139957文字
会話率:48%
ある日、同級生の男子から告白された男子高校生の「私」。あらん限りの勇気をもって告白した彼に対し、「私」は返事の保留を伝えて結局断ってしまう。
だが「私」はそれ以来彼を意識し始め、ついには恋心まで抱いてしまうようになる。しかし彼のほうはも
う「私」を想ってなどいないようだった。
十中八九片思いに決まっているこの恋をやめるべきと主張する理性と、恋に突き進む感情との板挟みとなり「私」は激しく苦悩する。
そして、どんどん強まる片思いの苦痛に終止符を打つため、「私」はある行動に出ることを決意するのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 20:19:24
23951文字
会話率:18%
記憶が引き継がれない毎日。
でも思い出は日々変化している不思議な生活。
異世界転移をした実感はあるが、確証はいつまで経っても得られない。
そんな中、1人の少女との出会いが彼のうやむやな日常に終止符を打とうと奮闘する。
しかし儚い日常は時を追
うごとに終わりへと向かっていた。
彼と少女はなんのために出会ったのだろうか。
そして真実に辿り着く方はできるのだろうか。
辿り着いた先には何が待っているのか?
異世界転移の真相と深層を2人は掴み取ることができるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 00:42:47
513文字
会話率:67%
多様性と語る現代に生きる主人公、清水 流華。中学二年のある夏の日、人生に終止符(ピリオド)を打とうしていた、安西 雫に出会う。流華は雫の生きる意味を探していくにつれ雫に恋愛感情がー。
流華と雫の人生をかけたひと夏が始まる。
最終更新:2024-02-17 00:06:32
13425文字
会話率:0%
絶望に飽きた雅司はその日、ビルの屋上にいた。
自らの人生に終止符をうつ為に。
そこに現れた謎の女、ノゾミ。彼女は悪魔だと告げた。
願いと引き換えに、魂を譲って欲しいと契約を持ちかけるノゾミ。
雅司は言った。「俺を愛してくれ。そうすれば、契約
完了だ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 18:00:00
95967文字
会話率:61%
地球からの転生者である勇者はついに魔王を追い詰める。長きに渡る世界大戦に終止符が打たれようとしていた。
「最後に言い残すことはあるか?」そう問われた魔王は「担々麺が食べたかった」と答える。
その言葉が二人の《運命の歯車》を大きく狂わせた。
『担々麺』それはこの異世界には存在しない料理。それを知る魔王は勇者と同じ転生者だったということになる。
それに気付いた勇者は魔王に向けていた聖剣を鞘に収める。直後、手を差し伸べて「俺も担々麺が食べたい」と答えた。
この瞬間、魔王と勇者に共通の目的が誕生する。それは《担々麺を食べること》。
それもただの担々麺ではない。魔王と勇者に相応しい《究極の担々麺》だ。
そんな《究極の担々麺》が完成すると〝誰かに食べてもらいたい〟という感情が芽生える。これは世の理だ。
二人は魔王城を担々麺専門店へと改装して《究極の担々麺》の提供を始めた――。
店潰しの美食家、元勇者パーティー、元魔王軍大幹部、盗賊団、自称世界最強の男、災厄で最凶の邪竜、キャリア三十年の情報屋など、個性強めな客の舌を唸らせることができるのか?
魔王と勇者の担々麺LOVEコンビが織り成す至極の異世界ラーメンファンタジー、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-06 19:00:00
260138文字
会話率:38%
あらすじ
主人公
○下澤 鳴李音(シモザワ ナリネ) 女
・音楽が好きで日々作曲に明け暮れるごくごく普通な高校生。同級生には秘密でネットで活動している。かといって売れているわけでもバズったわけでもなく…。そんな活動がある日学校で噂されて
いることに気づく。「アンタなんか才能ないよ?辞めなよ笑」「お前自分のこと天才だとか思ってんの??笑笑」毎日続く嫌がらせにいつの間にか自信をなくし自分を追い詰めて人生に終止符を打った……はずなのに。
目が覚めたら広く純粋で空気が美味しいいわゆる異世界?に転生していた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 23:20:30
3370文字
会話率:62%
「殺人鬼を処刑しろ!」
魔王ハーデスと人類の人魔戦争は、異世界からやってきた勇者たちによって終止符が打たれた。勇者は魔法を滅ぼし、人類を救済した。
しかし、聖女と彼女を護衛、擁護していた勇者たちに対して、人魔戦争の最前線であったロンバルディ
ア帝国は残酷であった。
帝国民は、勇者たちを迫害した。その背後には、剣聖の勇者率いる貪欲な勇者たちの存在があった。
聖女や聖女を護衛していた名前のない殺人者であった「名無し」は、剣聖たちに嵌められ、無惨にも、処刑される。
名無しは、死の直前に勇者たちへの恨みを抱いて死んだ。
そして、気が付けばロンバルディア帝国の偽物公女であるキリエ・ド・ルッフェに転生していたのである。
名を得た殺人鬼は、勇者たちへの復讐を開始する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 16:54:35
27003文字
会話率:21%
論争が起こりがちなお菓子についてです。頭を使わずお読み下さい。
キーワード:
最終更新:2024-01-25 08:00:00
3021文字
会話率:8%
魔法と妖精の国フェアノスティ王国。
文官の娘のアマリリスと公爵家の次男のカーネリオンは、幼いカーネリオンが呪いに侵されたのをきっかけに出会って以来、身分こそ違えど10年来の幼馴染で友人だった。
そんな二人はいい年頃になっても浮いた話ひとつな
いということで、これまた身分を超えた友人である親同士の思惑もあって、ひと月ほど前にひっそりと婚約を結んでいた。対外的には何の発表もしていない婚約で、アマリリスは自身はカーネリオンの仮の婚約者でしかないと思っていた。
そんな二人が通う王立学院高等部に才女と評判の平民の美しい少女クロエが入学してきた。クロエの周りでは人間関係で少々厄介なことが起こっており、クロエに関わることでアマリリスとカーネリオンの関係にも変化がもたらされてしまう。
鈍感な学者肌のアマリリスが、幼馴染の公爵令息との仮の婚約に終止符を打つまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 16:39:02
45687文字
会話率:36%
『──封印されし聖剣が解き放たれし時。共に眠りしバスト120cmの女神は目覚め、選ばれし勇者に祝福をもたらすであろう』
王国に伝わる伝承を頼りに王子はとある寒村に辿りつく……そこには古来より伝説の聖剣が眠る古ぼけた教会があるのであった
。
「お待ちしておりました王子」
伝説の聖剣を手にし長らく続く魔族との戦争に終止符を打つため、王子は伝説の聖剣による使い手の選定へと挑戦するのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 23:00:00
6595文字
会話率:62%
自堕落な生活を送っていた男は、そんな生活に終止符を打つべく十数年ぶりの外出を決意する。
最終更新:2024-01-11 15:22:55
3073文字
会話率:30%
彼女なし、金なし、才能なしの33歳男は、恋した女性に振られ人生に絶望してしまい、ついに自殺を決意する。後悔ばかりの人生に終止符を打つべく、自殺しようとする彼を襲ったのは人間世界には存在しないとても激しい光だった。
その時、神の意志によって選
ばれた彼は願いを叶えるきっかけを与えられる。
彼は望んだ。願った。
「俺は神になりたい。」と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 21:40:47
3652文字
会話率:10%
21世紀の芸術作品である時和大学の主人公、時和奏と空和葵の二人は、双送式が完了して、天上の扉の向こうに辿り着き、物語のエンディングを迎えると、謎の通路、そしてその奥にある謎の扉、9999(フォーナイン)に遭遇した。困惑しながらも通路で彷徨
っていると、二人は、謎のプログラムに巻き込まれていくことになる。
そこから一つの作品の主人公は時代を遡り、時代を彩る人類の芸術作品の主人公たちとともに、出会い、冒険していく。少年ジャンプ、ジブリ、マーベル、任天堂などなど、あらゆる芸術の歴史が交差して、一つの物語を紡いでいく。
映画、アニメ、漫画、ゲーム、小説、音楽、あらゆる枠組みを一つに纏め上げた究極的な総合芸術。
人類の芸術の総決算、人類の芸術の一つの終止符、来るべき次なるAI時代に対する人類の一つのケジメを刻む総合芸術。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-12-31 19:08:33
3059文字
会話率:19%
――誰か助けて。
見知らぬ少女がケント・カノウの胸で涙を流して呟いた。
勇者が魔王を倒して平和を取り戻した人間の国、【ユートピア】。
多くの人々が平和に喜び満ちている。
そんな幸せが訪れた世界に1人、助けを乞う少女がいる。
その名はトネリ
コ・ロードピス。
齢16歳という年齢で1000年続く人間と魔王の戦いに終止符を打った勇者である。
そんな中、ユートピアでは妙な噂が広がっていた。
実は魔王の正体は勇者であり、人間を支配する為の自作自演ではなかったのではないかと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 00:55:24
27596文字
会話率:50%
先祖代々続く魔王一家。
その終止符を打つため、魔王の息子は旅にでる。
すべては世界を統一する為。
そして魔界の平和を勝ち取る為に!
「・・・っていうのを前置きで、興味があるんだよなー! オレの宿敵となる勇者に!」
魔王になる
前に旅に出る!
宿敵となる勇者に出会う為に!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 07:00:00
2606文字
会話率:72%
人間と魔王との勝負に終止符がうたれ10年。
世界は平和と平穏を手に入れ穏やかな生活を過ごしていた。
しかし
人間と魔族との長きに渡る争いの傷は、簡単に癒す事など出来るはずもなく、深い溝が広がったままだった。
そんなある日、魔王の息
子は父に夢を伝える。
「親父! オレ、勇者になる!」
息子の言葉に魔王城は大騒ぎ。
しかも人間の事を知る為に、人間の国へと旅に出てしまう!
おい待て息子!
今、人間達の所に向かうのはまずい!
なぜなら現状の人間と魔族の関係は―――ッ!!
勇者に憧れた魔王の子供が、世界を救う為に英雄となる。
これは、そんなファンタジーな御話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-17 03:13:19
2569文字
会話率:30%
「家族なんだから、困ったときくらい助け合うのは普通でしょ」
勇者ドナシアン・ガリマールは魔王ヴァハトマンスを聖剣デア・アンファングで貫き、世界の闇を振り払って戦いの時代に終止符を打った。
そして、彼はかつて仲間たちと共に魔王亡き後の新たな
世界を作り上げていった。
この哀れな世界では魔王は討たれても二十年が経過すると復活してしまう。その二十年は「凪の二十年(ツワンツィヒ)」と呼ばれたある種の宿命だった。
しかし、勇者ドナシアンが魔王を倒して以降、二十年が経過しても世界は平和なままだった。
やがてツワンツィヒは二度繰り返され、魔王も勇者も神話のようになっていた。
勇者ドナシアンたちも漏れなくその平和を享受して家族を築き、そして年老いていき、やがて孫が出来た。
これはその晩年を迎えた勇者とその孫たちが織りなす醜い醜い醜い醜い醜い物語。
※人によって抑鬱の閾値は違います。元気があるときに読むことをオススメします。
※この作品では「いいね」は「クソだね」と変換してください。
※何もかも全てが怖いので感想欄はオフにしています。
他サイト掲載も予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-04 22:48:02
97722文字
会話率:21%