「なんて醜い娘なんだ。その才能があったとしても、とても釣り合わないな。うちで働きたいって? はっはっはー、なんのジョウダンだ。帰った帰った」
心優しい男爵令嬢ドロシー·ヘヴンスは、すでに世に知られた才能豊かな薬師だ。しかし彼女の姿は醜いと
蔑まれ、仕事に就くにも苦労している。
そんなドロシーは盲目の王子オリバーと出会い、それまでの人生を大きく変えた。
ドロシーのとって、自分の見た目を気にしなくて良い王子と交流は、とても居心地のいい時間。王子にとっても、ドロシーの優しさと聡明さはとても新鮮なモノ。ピュアな心に驚き、美しさを感じ、そして惹かれていく。
ドロシーは思う。この人の役に立ちたい、|盲《めしい》た目を治したい。例えこの醜い姿を見られても。王子も思う、この人と添い遂げたいと。例え王子の地位を捨ててでも。
ただ、それを良しとしない、嫉妬に狂う妹姫はとても意地悪で、いつもドロシーに辛くあたる。そこには愛も思いやりはなく、心の闇しか見当たらない。
それは段々とエスカレートしていき、王子の薬が完成し、全てが丸く治まろうとしている時でさえ、妹姫のおぞましい悪意は止まらない。そして遂にはドロシーを殺害しようと。
これは薬学少女と盲目王子が、互いを求め支え合う物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-13 21:29:26
15824文字
会話率:45%
婚約者には愛する人がいる。その相手は私ではない。
どんなに尽くしても。相手が私を見てくれる事はない…
私はどうすれば良かったのだろう。
※この作品はアルファポリスで掲載しています。
最終更新:2022-01-11 18:00:00
9849文字
会話率:27%
「もう二度と恋なんてしない」
そう決めたのに一
生まれた頃から虐げられてきた。母も父も誰も私を見てくれなかった。それでも認められたくて、必死に勉強して名門大学に合格した。大学では、素敵な彼氏もできた。両親とも決別して何もかもが順調だったの
に…
彼氏には傷つけられ、両親に虐待された夢は未だに私をなやませた。
そんなある時、友人といつものように居酒屋へ行き、酔いつぶれてしまうと…
目が覚めたら小説の世界の悪役令嬢に!?
原作では、婚約者の王太子を奪われたことに嫉妬して、ヒロインを殺害しようとしたんだっけ?
絶対そんなことはしませんっっ!!!
こっちの世界でも悪役顔のせいで、陰口叩かれたりしてるけどそんなことは気にしませんっ
せっかくお金持ちに生まれたんだから、ダラダラして生きるに限る!!!
1人でひっそり暮らしたいのに魔力は目覚めるし、謎に王太子も迫ってくるんだけど!?
これは虐げられてきた少女が強くなって、周りから愛され、幸せになるまでの話。
※よくある異世界系の話です
※ヒーローは最初は冷たい(?)です
※主人公への暴力、悪口等の表現があります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-01 17:38:05
1553文字
会話率:38%
私のことは誰にも見えていない。
そう思うくらいに誰も私を見てくれない。気づいてくれない。家族ですら私を見えないものとして扱ってくる。日々薄れゆく感情のなか、私は私の大事な部分に気づいていく。
最終更新:2021-12-06 07:16:29
977文字
会話率:13%
夢にまで見た結婚式。
みんなが私を見てる。みんなが私を祝福してくれる。
こんな幸せな気持ち、初めて。
そう思った。
それなのに……どうして?なんでこうなるの?
最終更新:2021-10-19 20:00:00
16932文字
会話率:15%
私は私に恋をした
私は他人とは少し違う、世間で言う普通ではない。私の幼少期は悲しいものだった、私の母さんは昔から病弱だった、そんな母に父は付きっきりだった、私は幼少期の寂しさを抱えながら、それでも元気になって欲しくてお世話をした、そんな母さ
んが亡くなった、その事で父は気を病み引きこもり、私を見て母さんと比較した。私は母さんと父さんの唯一無二の子供なのに。私は私を保てなくなった、私自身が何であるのかが分からなくなった。そんな想いがふと頭によぎった時、ソレはもう居た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-22 22:23:54
1834文字
会話率:0%
真っ黒の子どもがいた。たぶん子どもだと思う。背はそれほど高くない。真っ黒のシャツにこれまた真っ黒のハーフパンツを履いた子どもが私を見ている。
そう、ずっと見ている。
最終更新:2021-08-21 15:06:08
3142文字
会話率:11%
大金持ちの令嬢、ユリアナは醜かった。
お金目当てに言い寄ってくる男たちは、誰も本当のユリアナを見ようとはしない。
婚約相手のロランスも例外ではなかった。
ロランスは醜いユリアナと結ばれることを心底嫌がった。
だがロランスの弟、ラヴィキア
だけは違った。
彼だけは本当のユリアナとまっすぐに向き合ったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-09 06:10:13
4941文字
会話率:43%
「ー…姉さん…ごめん…」
金の髪に碧瞳の美しい義弟が一筋の涙を流しながら私を見て告げる。
自分も辛いだろうに、この優しい義弟はこんな時にも私を気遣ってくれているのだ。
視線の先には
私の婚約者と義弟の婚約者が見つめ合っている姿があった。
最終更新:2021-07-07 09:14:40
6775文字
会話率:21%
タイトル通りの作品です。
地味な女の子にイケメンくんが告白します。
※この小説はカクヨム様にも投稿しております。
最終更新:2021-07-02 20:00:00
6137文字
会話率:40%
生まれたときから私には過去の記憶があった。そして気づく。私が前世にやっていたゲームの世界へと転生したのだと。
赤ん坊の私に優しく笑う母。そして少し強面だけど私を見て笑う父はとても幸せそうで……。
私は愛情をたくさんもらって育ったの。両
親はもちろん。国王陛下に王妃様、城下の人たちにお屋敷の人たち。それから殿下にも。
私は、ストーリーを知っている。だからみんながどうなるかを知っている。
……これは私が断罪された三年後のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-24 20:57:28
6829文字
会話率:58%
結婚を間近に控えた「私」には真剣な悩みがある。これを機会に美容整形すべきか否か。 人は見た目じゃない──他人のことなら、どうとでも言えるのだけど。
カクヨムにも公開しています。
最終更新:2021-06-05 09:20:17
10497文字
会話率:54%
歓迎されない赤髪を持って生まれてきた王女である私、ディアナ。
結婚など遠い話の出来事だと思っていたら、パーティーに来ていたクオーレ国の王太子ジャンルカ様が私を見て一言。
「美しい」(美しい!)
う、嬉しいですけど、貴方の頭の上にある大き
な赤い文字は何ですか?
*『素直って、こういうことじゃないと思います~殿下の頭の上に文字~』のスピンオフ、テオの両親の話です。読んでいなくても話は通じます。
全6話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-06 22:00:00
18214文字
会話率:32%
私の幼馴染みは私の可愛い妹にベタ惚れして溺愛しているんです。
その幼馴染みは私には冷たく意地悪です。
そんな幼馴染みを私は好きなんです。
だから彼に妹のような扱いをされたくて妹に似ているメイクをしました。
誰もが私を妹だと思うのに彼はすぐに
気付きました。
そんな彼が私と妹の違いに気付いた理由は、、。
気になった方はお読み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-23 20:28:58
6629文字
会話率:53%
私が異世界を嫌いな理由は彼が私を見てくれないからです。
だから異世界を好きな彼も嫌いです。
しかし、彼が異世界の本を見ているのには理由がありました。
彼の一途な愛が分かったとき、私は彼も異世界も今まで以上に好きになるのです。
甘くてドキドキ
のお話をどうぞ読んで下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-08 05:58:37
1548文字
会話率:52%
私には好きな人がいる。
でも、その人には別な好きな人がいる。私を見てくれなくても構わない。どんな理由であれ、あなたが必要としてくれるなら。
※この作品はカクヨム、エブリスタにも掲載済みの作品です。
最終更新:2021-04-21 06:40:30
1807文字
会話率:18%
人間が嫌いです。その理由は、私を見て、何かを期待して、裏切られたような顔をする瞬間があるからです。その瞬間に私は自分が断頭台で殺されて、その死体をただ何も言わず幽霊として見ている気分になります。なぜ彼らは私をそういう目で見るのでしょうか(第
一段落より抜粋)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-05 22:00:00
2502文字
会話率:24%
前世なんて信じない。今、ここにいる私を見て欲しい。
――バイト帰りの疲れた私に声を掛けてきた人は、憧れていたモデルのガブリエル。
綺麗な顔なのに日常生活が壊滅的なガブリエルを世話するうちに、私は不思議な懐かしさを感じ始めた。恋人未満の幼馴染
との間で、心は揺れる――。
全30話。カクヨム・エブリスタにも投稿しています。R18シーンを加筆したものをムーンライトノベルズに投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-28 19:00:00
115433文字
会話率:52%
幽霊の少女・依里(えり)と、生前付き合っていた『彼』との同居譚。
--『彼』だけが死んでしまった私を見てくれる唯一の人だ。
そう思っていた依里が、『彼』との同居生活の果てに気づいた真実とは--
最終更新:2020-11-20 15:01:10
5856文字
会話率:13%
仕事終わりの午後八時に、私は駅の近くのファミリーレストランにやってきた。夕食の時間にも関わらず人の入りはまばらでおいおい、このファミレス大丈夫か? と私は思う。店員が「おひとりですか?」尋ねてきて、「待ち合わせです」と答える。
「消毒だけ
お願いします」
私はレジ前に置かれた消毒液の頭をプッシュして出てきた液体を両手にこすり合わせる。なんとなくバカバカしくなった。席の方を見渡すと、旦那が私を見て軽く手をあげた。隣には、私よりも十歳くらい若い女の子を連れている。私も“気づいたよ”くらいの合図を手で返す。一度視線を外して、深呼吸。すー、はー。よし、行こう。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2020-11-19 19:45:02
2761文字
会話率:31%
人間の国で奴隷をしていた"私"は。ある日、荷物と一緒に馬車から捨てられた。そんな私を拾ったのが魔族の王子であり四天王のピアーズだった。ピアーズは何故か私を見て面白いと言って屋敷に連れ帰える。そして、私はピアーズのペットと
して飼われることになった。大きなお屋敷でペットとして第二の人生を歩むことになった私は、色々な人と出会い沢山の事を知ることになる。
このおはなしは奴隷だった"私"が四天王のペットになり、最後には嫁になるまでの物語。
*この小説は「カクヨム」「アルファポリス」でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-17 21:00:00
247216文字
会話率:44%