「残念だけど君は死んじゃったんだ可哀想に」
舞台はアメリカ架空の都市エンパイア・シティ、その街に住むしがないこそ泥だった少年ジェイクはある日異形の者により命を奪われる。
死んだ筈のジェイクの前に死神イルナが取引を持ち掛ける。
「この街
のゴミを処分して魂を集め君自身の命を買い戻せ」
ジェイクは最愛の恋人スターシャに再会する為魂を狩り続ける。
「よう悪党、俺の為に死んでくれ」
魂を狩り生命を買い戻せ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 21:52:02
12681文字
会話率:32%
千年前、人は「異形の力を得た“亜人”」と「異能の力を得た“貴人”」、そして「何の力も得られなかった“凡人”」の三つに別れてしまった。
亜人は貴人や凡人を食料として襲い、貴人はそれに抵抗するように亜人達を殺していった。
凡人は亜人から守
ってくれる貴人側に付き、ついには戦争が勃発した。
戦争に勝利した貴人側は政治の実権を握り、「対亜人特別武装組織」通称“ガーディアン”を設置して、亜人を厳しく取り締まった。
それでも亜人の脅威は消えない。
正に
亜人vs貴人
どちらが真の人間かを決める為の威信をかけた勝負なのである。
生まれた時から周りも巻き込む不幸体質に苦労しまくってきた青年、土萌蛍。親に捨てられ、孤児院に見放され、果ては借金取りに絡まれて……。
だが不幸な青年は特別な力……異能を持つ貴人だった。
子供の頃からずっとガーディアンになりたかった蛍。
そんな蛍の十六歳の誕生日は特別な日になる。
※少年漫画並みにバトルシーンがありますが、主は主人公二人のドロッドロの恋愛小説メインです。結構真面目に蛍くんがヤンデレ気味です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 19:50:57
320154文字
会話率:41%
妹を殺され、異形の存在を憎むようになった西行望月は友達とともに金を稼ぐべく、人間社会の中に潜り込んでいる異形の存在である混血児のアジトに潜り込む。
そこにいたのは、人とほとんど姿かたちが変わらない存在で。
踏み出した一歩を契機に彼
は残酷で美しい裏の世界へ足を踏み入れるのだった。
ハーメルンでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 18:47:00
241377文字
会話率:26%
突如現れた謎の生命体・〈霧(アクルース)〉。
既存の兵器は無効。〈霧〉の出現により、人類は破滅の道をたどっていた。
そんな最中、〈霧〉に対抗する唯一の手段が発見される――。
これは、異形の化け物と人類の、闘争の物語である。
最終更新:2025-02-28 12:35:43
36718文字
会話率:50%
――『東京』の中心。
パンドラクライシスと呼ばれる事件をきっかけに、
人知を越えた生物『異形の者たち』が現れた。
異形の圧倒的な力を前にして、短期間で崩壊した東京は首都の機能を失う。
人類は防壁を築き上げることにより、
内界と外界で区分
けされ、
旧首都――内界では異形と戦う兵士『サイファー』を育成する施設が作られた。
――第十八区、関原養成所。
養成所の〝普通科〟に在籍する東堂宗二郎(とうどうそうじろう)は、
生徒の誰もが保有することの出来る魔力を扱うことが出来なかった。
自らを無能であると理解しながらも、それを良しとせず、
彼は自分にできる〝能力〟を成長させていた。
……そんなある日。
彼は〝魔導科〟の二年生。
『完全無欠』と呼ばれる養成所のエリート。
石蕗祈理(つわぶきいのり)と出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 07:40:00
912087文字
会話率:34%
2018/05/24 行頭(1文字下げ)編集。全て完了しました。
文章の内容そのものは変更ありません。
2018/04/22 短編投稿での活動再開しました。
過去作の補完になりますので、
場所は第三話&
lt;Epilogue>から下の【 】で閉じられた話になります。
完結しておりますので、全投稿可能です。
==========================
…………東京の中心で。
前触れもなく、空間に孔が開いた。
次元の向こう側から現れたのは『異形の者たち』と呼ばれる怪物。
人類は抵抗を試みるも、異形の圧倒的な力の前に敗北。
東京の中心を明け渡し。彼らが外部に広がらぬよう、
都市を囲むほどの大規模な防壁を築いた。
――事件から数年後。
完全封鎖された防壁の内側――『内界』は〝旧首都〟と定められ、
全ての元凶である、東京に開かれた孔を塞ぐべく、
内界の各地にある学校で特殊能力を持った子供たちを集め、
『サイファー』と呼ばれる異形殲滅専門の兵士を育成。
変わり果てた土地『異界』で異形と戦いながら進攻を試みていた。
壁の向こう側――『外界』にある士官学校を卒業した、
谷原真結良(たにはら まゆら)は自ら志願して、
内界の第十七区。旧三鷹訓練所へ、訓練生として転校する。
異形を倒し、かつて人が栄えていた土地を取り戻すため、
強い志をもって向かった先、彼女を待ち受けていた運命とは……。
※本文には残酷な描写が含まれていますので、御注意下さい。
続編につきましては、活動報告にてコメントしていきます。
宜しくお願いいたしますm(_ _)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-29 12:59:53
987991文字
会話率:34%
現代日本、突如として世界中の人々が特殊能力に目覚め始めた。年齢や国、性別に関わらず、全ての人々に可能性が広がり、同時に異形の怪物が現れるようになった。特殊能力を持つ人間、そして怪物は世界を脅かす存在となり、各国は特殊能力の私的使用を厳しく禁
じる法律を迅速に成立させた。
主人公の伏見 啓介(ふしみ けいすけ)。家族を養い、平穏な日々を送るサラリーマン。世界情勢を理解しつつも、どこか他人事の様に考えていたのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 12:16:19
1791文字
会話率:34%
付喪神と妖など不思議な存在がいる世界。
その中でも隆盛を誇る国……日ノ本。この国は太陽を信仰し、三種の神器の力で降り注ぐ陽光から霊力を物質に取り込み活用する陽光技術……その恩恵で目覚しい発展を遂げた。
しかし日が昇れば影が出来るの
が世の常。
この国には、人とも神とも妖とも違う怪物が巣食う異世界への入口があった。
これは現世と異世界を股にかけた人と異形の戦いの記録。そして、後に極彩の陰陽師と呼ばれる事となる少年の物語である。
なんて事ない高校生活を謳歌する少年白波 響(しらなみ ひびき)。だが突如として禍々しい月と夜闇が支配する異世界──『影世界』へと迷い込み、『影』と呼ばれる異形の怪物に襲われる事となる。
そこに陰陽術で『影』を倒す陰陽師を名乗るギャルっぽい狐少女 尾皆 陽那(おみな ひな)に助けられ、日常の裏で連綿と続く戦いへと巻き込まれていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-27 18:02:11
500030文字
会話率:47%
異世界の神々による、世界の覇権をめぐるゲーム––“代行戦争“に巻き込まれた少年少女達。主人公哀澤慶次もまた、二つの世界を巻き込んだその壮大な戦争に、否応なく巻き込まれる……筈だった。しかし突如として彼の前に現れた自分と同じ顔をした何者かに、
与えられる筈だった『力』を奪われ空の上から放り出されてしまう。そして彼が落ちた先は「霧の森」と呼ばれる異形の神々が支配する場所で……。魔法も異能も持たないただの人間による神への挑戦が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 23:27:54
111021文字
会話率:22%
異形の生物――《アイソー》が人間と共存する現代世界。
クモに似た姿をした《アイソー》――ヴァニラと、その飼い主である少女――星宮英茉による、涙あり、血飛沫ありの恋物語。
※※愉快なタイトルをしていますが、虫要素、グロテスクな描写が多くなる
予定です※※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 23:44:30
4394文字
会話率:30%
15年前、とある山に星が落ちた。
そしてそれを機に、世界中で異変が起き始める。
なんと生まれる子供が異形だったり、一般人が突然異能に目覚めたりし始めたのだ。
当然、世界中は大混乱。それから人の世はしばらく荒れることになる。
そ
して現在。
数奇な生まれの星崎在守(ほしざきあるす)は伏魔師の育成機関に入学することになる。そこで出会ったのは原点である運命、『黄金の星』が人の姿をとった者だった。
彼女は星羅(せら)と名乗り、在守に熱烈なアプローチをかけてくる。
しかし劣等生である彼は星羅の意図が読めず、逃げ回ることに。
そこに現れる星の簒奪者たち。
いくら強かろうと女の子を害する悪党どもに在守は星羅を守ることを決意した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 01:41:25
2892文字
会話率:46%
現代日本に異形が蔓延る世界。それは人間を害し、生死を争う敵である。
それを駆逐するは死縷々士、太古よりその異能を以て異形と戦ってきた者たち。
激化していく異形との生存競争。
そこにある日失踪した名家の青年が君主となって帰還する。
強大な力を
手に君主は何を為す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 01:47:40
2669文字
会話率:47%
架空の都市ツクヨミシティで、夜の喫茶店「ヴァンピール」を営む吸血鬼「アデル」。
普段はただの喫茶店の店長だが、裏では悪の異形から町を守っている。
そんな生活を送る中、ある日過去最大級の強敵、狼男の「ロウガ」が現れた。
同時に、謎の狼
女「エルゼ」も現れる。
果たして、二人の狼人間の目的とは?
いったい最後にはどんな結末を迎えるのか?
アデルの物語が今動き出そうとしている。
○この作品はカクヨム様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 08:40:48
9999文字
会話率:45%
2035年の夏、高校2年生の曽我天多の平凡な日常は突如として終わりを迎えた。
それは当たり前の日常、当たり前に訪れたある日の夜。正体不明の化け物「ファントム」に襲撃されたことを境に3つの組織の戦いに巻き込まれる。
ファントムを使役する白
いローブを纏ったある人物を崇める集団「信徒」
世界を維持し平和のために戦う、超常の力「ギフト」を扱う組織「アイギス」
異類異形の存在から日本を守るために暗躍する機関「ユスティス」
絶体絶命の危機に直面した曽我天多は、信頼する親友のダニー・マルコフに助けられたことにより一命をとりとめるが、突如として謎の頭痛に襲われたことによりなぜか忘れていた今は亡き妹を思い出す。
天多は、妹のような凄惨な事件を二度と起こさないために、ダニーが所属するユスティスの第07部隊「アナグラ」の一員として戦いへと身を投じてゆく。
ダニーの正体がアイギスの秘匿部隊「シークレットオーダー」から送り込まれたスパイにして、"妹の仇"であるとも知らずに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 12:00:00
193209文字
会話率:42%
20XX年
人類は選択を迫られていた
地球上に人類が誕生して500万年、文明が誕生してから5000年以上が経った現代。
世界人口は既に100億人を超え、環境を守りながら全人類の口に糊することは、既存の陸地のみでは不可能となった
。
そこで国連は、海上に大規模な人工島を多数建造し、そこに人類を移住させる計画、『移民島計画』を提出した。
幸いなことに各国からの出資金を集めることが出来た国連は、経済的に有力且つ海洋に面する国家の沿岸に移民島を建造し、国連事務局長直轄の『統制機関』を設立して各移民島の政務を担わせた。
しかしある年。移民島の一つが一夜にして壊滅する事件が発生した。
日本沿岸に位置する第二移民島内部で突如、正体不明の感染症が発生。感染者は次々に異形の怪物、〈異質体〉へと変化し、瞬く間に第二移民島を飲み込んだ。
この事態を受けた統制機関はすぐさま国連事務局長に事態を上申し、移民島に対する政治的権力を強化。第二移民島の住民の避難完了後に周辺海域を封鎖し、移民島の移動も厳格な水際対策で制限した。
更には設立当時から存在した各局で各国の技術者を招き、独自の兵器によって移民島の奪還のために作戦を行ってきた。
しかし、異質体は隙間風の如くどこからか移民島に侵入し、次々と移民島を壊滅させていく。
中でも四体の特殊な異質体が強力で、いかなる部隊も太刀打ちできない、と。あまりにも強力であるがゆえに、記録さえも殆ど残っていない、と。
そんな中、ある青年が率いる極秘チームが噂されていた。5人一組で、一人は真紅のスーツに身を包み、他の四人は真夜中のような色合いのスーツを着ている。
"彼女たち"は統制機関内で最も洗練され、最も期待されている部隊である、と。
家族と再び笑い合うため
故郷を奪った異質体を根絶するため
世界を救うため
そして、異質体という存在の真実を知るため
四人の少女は戦う。
例え
何が待っていようとも折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 05:55:19
20774文字
会話率:40%
『人類の皆さんこんにちは』シーズン2の序盤では、異界が崩壊し均衡が再構築された後も、日常は完全な平穏を取り戻していませんでした。異界とつながっていた場所では「残滓」と呼ばれる現象が発生し、日常生活に影響を及ぼします。
アルカディアのメンバ
ーたち(和成、葵、夏美、そして猫の7)は、地方都市で異界の力の漏出により暴走する異能力者を鎮めるため奔走します。その過程で7が持つ特別な力が明らかとなり、暴走する能力者を抑える役割を果たします。
一方、異界の残滓がさらに強力な異形として変化し、都市の平穏を脅かす新たな脅威として現れます。その中で、異国の姫「ChinaRibonn」が登場し、彼女の癒しの力が仲間たちを助けます。彼女とアルカディアのメンバーは力を合わせ、異界の影を撃退します。
また、政府やカルト教団も独自の動きを見せ始め、裁定者のDNAを基にした異能力者の人工生成や、裁定者を崇拝する教団による生贄の儀式が描かれ、物語はさらに混迷を深めます。アルカディアは次なる異界の扉の封印に向かう一方、政府と教団の思惑が交錯していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 01:00:00
175987文字
会話率:66%
いきなり現れた異形の化け物により、人類は為す術もなく世界を奪われた。大地は化け物に踏み荒らされ、河は干からびてしまい、空は厚い雲に覆われ晴れることはなくなった。
追い込まれ、粗末な人生を強要される人類は、その数を大きく減らし絶滅の一途を
たどる。
そんな人間の1人である10歳の少女リアニは、怪我をして動けなくなってしまった母親と、自分のための水と食料を恵んでもらいに、住処である洞穴近くにある村へ足を運ぶ。
外の脅威を全く忘れてしまうような平和な村で用事を済ましている最中、突如として村が化け物たちに襲われてしまう……。平和な村は一瞬で世界の脅威にさらされ、瞬く間に地獄へと変貌を遂げる。
その最中、なんとか化け物たちからの逃げることに成功したリアニは、村の出口で怪しい女性に出会う。
明らかに異質な雰囲気を放つ彼女を前に、リアニは恐怖で体が動かなくなってしまう……。
声にならないような声を必死に紡いで、彼女の名前を聞き出す。
彼女はこう名乗った。
「あたしは――終焉の魔女よ」
これはリアニと終焉の魔女との出会いから始まった、波乱に満ちた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 02:30:00
230198文字
会話率:32%
突如現れた異形の怪物シャドウに致命傷を負わされた紫童リンネ。同級生の魔法少女星崎カンナは秘術によって彼の命を救うが、副作用でリンネは敵に襲われやすくなってしまう。
「おまえには魔法を覚えてもらう」
妖精の指示で身を護るための訓練が始
まるなか、カンナや同じく同級生の魔法少女レナと交流を深めていく。
四人いる魔法少女の中でもカンナの才覚は凄まじく、新しい魔法を創り出し、敵幹部のひとりを倒すなど順調だった。
その矢先、敵の大規模無差別攻撃が発生。大勢の犠牲者が出た上に魔法少女の正体が晒されてしまう。カンナは編み出した記憶操作魔法によって家族も含めた一般人の頭から少女たち個人の存在を消した。
個を忘れ去られ、魔法少女としてはバッシングをされながらも戦う少女たち。そんな少女たちを忘れずにいるリンネだけが彼女らに寄り添う唯一の存在となっていた。
迎えた最終決戦で敵の親玉、始祖が復活。大勢が死に、魔法少女にもひとり犠牲が出る中、カンナの奮戦によってとうとう始祖を異次元に封印することに成功。勝利を喜ぶ最中、次元の壁を破って這い出た始祖の触手がカンナを襲い、それを庇ったリンネが負傷、さらには異次元へと連れ去られてしまう。
次元を超えて助けにきたカンナたち。しかし焦りを突かれたカンナは始祖に操られ、リンネに致命的な傷を負わせてしまう。取り乱すカンナを、リンネはなけなしの力で落ち着かせ、気を失う。
残されたわずかな時間で、レナは次元を切り裂きリンネを元の世界へと送り返す。しかしそれが限界だった。魔法少女たちは始祖の触手に飲み込まれる。
現世に戻った瀕死のリンネを、自称「改造人間」の四ノ宮リリカが迎える。傷を負ったことで適合者としての資格を得たリンネは、妖精界の遺物「アーティファクト」を与えられて命を繋ぐ。
得た新たな力とともに、リンネは魔法少女の救出を誓う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 21:30:00
85817文字
会話率:43%
これは昔々……と言ってもそれ程昔ではないけど。日本の埼玉県にある病院でまるで犬のような毛並み、牙の生えた赤子が生まれた。
それ以降、数々の異形な人間が現れていった。この異常な社会で犯罪件数は上昇していった。そんな中、犯罪を犯す人たちに対
抗する人たちが集まった。それが異形となった警官たちだった。
その活躍を見た当時の内閣総理大臣らが彼らを賞賛し、こう呼びある課を作った。
「零課」と。
そして現在、日本の約九割以上が“能力”を持った人たちが生活し、様々な職業が変化していく中、ある組織が巷を賑わせていた。それが『徒陰』と呼ばれる組織であった。徒陰の殆どが他の能力より劣っているとされる動物型と呼ばれる能力者たちだった。主人公である憾咲夢は『徒陰』を捕らえようと奮闘するが……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 00:10:33
294166文字
会話率:50%
人の怨念、執念、あるいは全く偶発的に生まれる異形の存在「妖魔」
妖魔と異なり、人の形を保ちながらも、人外の力を手にした異端の存在「鬼」
世界の各地に存在し、この世で最も繁栄している生物「人間」
常に争い、時に協力し、三者は古来より生存を続け
て来た。
これは、一人の人間の物語。
小さな村に生まれた「長陽 辰之助」(おさび たつのすけ)は十歳の頃に村を焼かれ、家族を惨殺された。
殺した者の名は「神薙 荒」(かんなぎ こう)
その男の手掛かりを掴む為、「礎静町」(いしずちょう)という町へやって来た辰之助。
そこは任侠が管理し、統率する事で成り立っていた。
一見は平和だが、裏ではとある女が支配する悪党の町だと判明する。
紆余曲折を経て、二人の協力者と「討魔隊」と呼ばれる、妖魔から人を守る為に作られた組織の協力を得る。
果たして辰之助は、街を救い、神薙に近づく事ができるのか。
この戦いは、まだ序章だ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 13:00:00
293334文字
会話率:53%
千年前、「天の慟哭」と呼ばれる原因不明の未曾有の大洪水によって、地球の文明は殆ど水に呑まれた。生き残った人々は国家の概念を無くし、被害の少なかったかつての東京を中心に、この星を一つに繋ぐ共同体国家を築き上げた。
風来坊の父と二人、絶海の孤
島で育った少年、山田としお。ほとんど人と関わる経験をしてこなかった彼は、晴れて中学入学を機に、父と別れて寮に入り、都市部の学校に通うことになる。
としおは憧れの都会を散歩していたある日、突如人間の世界とは異なる、異常な雰囲気の空間に迷い込んだ。そこには人間を襲う異形の怪物が潜んでおり、としおはそれらに危うく殺されかける。瘴気にあてられ朦朧とする意識の中、彼の視界に映ったのは、円形の頭を持ち、その周りをフリルが縁取る、また別の異形であった——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 01:24:32
47993文字
会話率:49%