今からおよそ100年後の日本に、突如脅威的な力を持つ巨大な化け物『オーガ』の群れが出現する。政府軍は国民の生命を守るべくこれらの対応にあたるも、このオーガの力のためになす術がないのであった。同じ頃、東京都八王子山林地帯において討伐行動に出て
いた防衛省管轄公益法人東京陸運保険機構が未知のオーガをつれた記憶喪失の青年と接触し、これを保護する。
他方、オーガの出現とともに進行を開始したおそるべき計画『チャプター9』。そんな裏舞台の暗躍にも気づかぬまま、青年は記憶を求め、愛すべき仲間を守るためにただ外道どもを制する戦いに身を投じるしかなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-11 00:17:02
447158文字
会話率:48%
仮題名「ドリフター」は、浮遊する=サーフィンの波待ち状態と、オフロードで四輪ダートマシンが横滑りしながら前に進む様=ドリフトのイメージを掛けたもの。
主な登場人物
三崎 次郎=主人公。都内大学法学部四年。
田村・小森・吉岡・中野=大学の友人
。
土井=三崎の出身高校の同級生。自動車チューニングショップのオーナー。
大野 宏美=元恋人 次郎と同い年だが現役合格のため音大の卒業生。
鈴木 恵子=海で出会った次郎の彼女。
栗田 陽子=恵子の友人。
1970年代に創刊された「ポパイ」「ファイン」など、ベタな「サーファー」世代とロックやディスコ、ライブハウスなど、初めて日本に上陸した若者文化や時代を表現した作品です。不安と経済の停滞で苦しむ現代の日本では考えられない、一部不愉快な部分もあるかと思います。
執筆は2005年で「デンパンブックス」というサイトに投稿していたのですが、ウイルス被害によってサーバーダウンしたまま、この作品も消えてしまったのですが、最近古いPCのファイルを整理していて、偶然、執筆原稿を発見しまして、こちらに投稿させていただきました。
編集前の誤字脱字、取り敢えずそのまま投稿してしまいます・・・(^^ゞ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-03 17:35:24
40322文字
会話率:58%
浜辺の旅館に女が置き去りにした三歳男児。
忘れ形見は老夫婦が愛情を傾け我が子のごとく育て上げた
旧制一中を首席で卒業し一高に合格をする。
浜辺の旅館に偶然泊まった弁護士の目にとまり都心にある事務所の書生(弁護士見習い)に雇われる
突
如いなくなった母親の愛着の旅館から弁護士という世界に飛び込んでいくのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-02 17:15:52
24292文字
会話率:21%