「僕は、近いうちに死ぬかもしれない」
幼い頃からの悪友であり親友である久川洋壱(くがわよういち)から突如告げられた不穏な言葉に、私立探偵を営む進藤識(しんどうしき)は困惑し嫌な予感を覚えつつもつい流してしまう。
だが……しばらく経った頃、
仕事終わりの識のもとへ連絡が入る。
それは洋壱の死の報せであった。
朝倉康平(あさくらこうへい)刑事から事情を訊かれた識はそこで洋壱の死が不可解である事、そして自分宛の手紙が発見された事を伝えられる。
悲しみの最中、朝倉から提案をされる。
──それは、捜査協力の要請。
ただの民間人である自分に何ができるのか?悩みながらも承諾した識は、朝倉とともに洋壱の死の真相を探る事になる。
──果たして、洋壱の死の真相とは一体……?
(こちらは複数サイト様にて投稿しております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 13:12:14
41133文字
会話率:61%
雨は好きですか? 空は好きですか?
僕らは悲しみを乗り越えて行かないといけない。
空はそれを教えてくれる。
最終更新:2024-12-28 03:51:44
2602文字
会話率:38%
日本初の民間軍事会社、自衛軍。自衛軍は、国家の軍隊ではないが能力は特殊部隊、戦車、軍艦、戦闘機を持ち合わせ、アメリカに劣らない能力を持ち合わせており、各国の政府から注目されている。
しかし、表舞台にはほとんど見られない。そのため、&quo
t;影の組織"と呼ばれている。
なぜ、そのように言われるのか。
ある日、アメリカ合衆国にてテロ事件が発生した際、対応した警察官は次のように証言した。
「軍人のように武装し、日本語を話す集団がテログループに向かった。すると、すぐにテログループは全員殺されていた。そして、日本語を話す集団はいなかった。まるで忍者のように"影の組織"が来たようだ。」
所属している人間は、元自衛官・警察官は勿論のこと。元消防士や海上保安官、医師、看護師、教師等。様々な職業に身を置いていた人間が、様々な理由で退職。自らの意思であったり、スカウトにより自衛軍に入社した。
日々、訓練し世界一の精鋭を目指す。それが自衛軍だ。
「強い存在ならば、世界一の精鋭を目指すさ。」
軍事、笑い、悲しみ。様々なの要素が集まった民間軍事会社の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 00:53:50
83959文字
会話率:52%
都内で一人暮らしをする会社員・高瀬律は、過去の失恋の傷を抱えたまま孤独な日々を送っていた。そんなある雨の夜、彼の前に現れたのは、雨宮雫という謎めいた美女。彼女は“雨の日にだけ現れ、触れた相手の記憶を甦らせる”という不思議な力を持っていた。最
初は戸惑う律だったが、雫に触れるたび過去の甘美な恋の思い出や苦い後悔が鮮明に蘇り、やがて抗いがたい欲望と彼女への想いに翻弄されていく。一方、雫自身も誰かを救えなかったという深い悲しみを抱え、人々の記憶を呼び起こすたびに自分の過去と向き合わざるを得ない。雨音に包まれた夜、二人はそれぞれの“痛み”を胸に秘めながら惹かれ合い、雨に潜む秘密と記憶の真相へと近づいていくのだが――。果たして彼らは、忘れられない過去から解放され、新たな一歩を踏み出せるのか。雨の夜が繋ぎ合わせる、不思議な縁が交錯する大人の恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 22:00:00
7651文字
会話率:31%
不破派欲汚は就職氷河期でも最も冷え込んだ、199X年。バブルが弾けて数年後の日本。仕事を選べる環境では無くなり最低でも大学を出なければ大手に就職さえできないそんな時代。やっと手に入れた自分が望みに臨んだ企業からの内定獲得。しかし、内定を受
けて数日後体に異変が起きる。布団から出れなくなり翌日救急車を呼ぶも「元気そうじゃん。酔っぱらってるくらいで救急車呼んだらダメだよ笑」と言われ切られる。誰にも頼れずそのまま衰弱。数日後、連絡が無いことから両親がアパートに来て発覚。両親の運転する車に乗せられ病院へ行きそのまま入院。両親は、訴えようとするが止める。
欲汚「そんな生ぬるいことをしても奴らは懲りないよ」
そこで立ち上げたのが、魔王株式会社。
病院で完治するまでに、数年かかると言われたことでさらに気を病み覚醒する。魔王に。
現世において魔王というのはファンタジーの世界という虚構の空間にしか存在しない。しかし、夢に見た企業内定を断らなくてはいけないことになり、苦しみ悲しみをひとりで抱え戦った。その結果、体に異変が生じ寝込み助けを呼ぼうと救急に電話したら軽くあしらわれた。ここで、一切の悲しみ苦しさから解放され気を失う。両親の助けにより病院に運び込まれ意識を取り戻すも医師からは完治に数年かかると言われ若い20代を謳歌することなく静かに余生を暮らすことを勧告された。その時に、体の奥底から出てくる不快ななにかがこみ上げる。
気づけば、起業していた。社名が、魔王株式会社。そう。CEOは不破派欲汚。ぼくだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 19:14:22
94234文字
会話率:61%
政略結婚から四年、ようやく子宝に恵まれたフィオナ。しかし、彼女は階段から転落してお腹の子どもを失った上、将来妊娠ののぞめない体になってしまう。この件をキッカケにフィオナは夫と離婚。浮気相手から夫とお腹の子を一度に奪われてしまった。
激し
く落ち込むフィオナだったが、ジョルヴィア公爵家で赤ん坊の世話役を探していることを知って働き始めることに。愛らしい公子の世話をしているうちに、少しずつ悲しみが癒えていく。
そんな中、献身的なフィオナに感化され、公爵アシェルが急接近。赤ん坊とフィオナに心からの愛情を注ぐように。
ところが、アシェルと出席した夜会の会場で、フィオナは夫と浮気相手と再会してしまう。「あなたのおかげで幸せになった」と笑う浮気相手。さらに、「石女」「女の価値がない」と蔑まれるフィオナだったが――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 00:12:46
15603文字
会話率:47%
わたしの好きな人には婚約者が居る。けれど、婚約者ができたばかりの好きな人にキスをされてしまった――――そんな場面からはじまる3組の恋模様をオムニバス形式で描きます。
【男爵令嬢メリンダの場合】
城で侍女として働くメリンダは、王太子ス
テファンのことを密かに恋い慕っていた。けれど、彼女の恋が叶うはずもなく、ステファンは公爵令嬢リズベットとの婚約が決まってしまう。
失意に暮れるメリンダ。そんなメリンダにステファンがいきなりキスをしてきた。
「僕はメリンダが好きなんだ」
愛しい人からの突然の告白。
(彼は婚約が決まっているのよ! こんなことをしてはダメ)
そんなふうに思いつつも、メリンダは禁断の恋に溺れていき――――?
【伯爵家執事レヴィの場合】
伯爵家の執事として働くレヴィは、お嬢様であるアリスのことをとても大切に思っていた。
そんな中、アリスと侯爵令息との結婚が決定。祝福の言葉を述べるレヴィに、アリスがいきなりキスをしてきた。
「私、結婚なんてしたくない! レヴィのことが好きなの!」
けれど、レヴィにはアリスの想いに応えてやることができない。
悲しみを堪え、レヴィは嫁ぎゆくアリスを見送る。
しかし、それから数ヶ月後、久々に会ったアリスは見るも無惨にやつれていて――――?
【伯爵家侍女メアリーの場合】
侍女のメアリーと伯爵令息ジェラルドは、生まれた頃から一緒に育ってきた。メアリーは密かにジェラルドを想いつつ、叶わぬ恋だからと諦めていた。
そんな中、ジェラルドに侯爵令嬢との縁談が持ち上がる。落ち込むメアリーに、ジェラルドがキスをしてきて――――?
「身分の差が何だって言うんだ! 俺は絶対、お前と一緒になりたい!」
※各組2万5千字程度の中編です。全体で見ると、10万字程度の長編となる予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 13:43:38
102289文字
会話率:28%
地上で勢力を拡大する闇魔法師に対抗するため、聖魔法の権化たる女神アルテミスは戦闘に長けた女神を一人地上へ降ろす計画を練る。しかし、地上転送魔法陣の誤作動により、アルテミス自身が地上へ降りることになってしまう。一度、地上へ降りれば女神であって
も、等しく人の寿命のルールの中で生きなければならない。闇を駆逐し、時には人間らしく生活し、喜び、悲しみ、また恋愛もする。一人の女神の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 10:27:22
476697文字
会話率:58%
クリスマス・カウントダウンのアドベントファンタジー。
そこは地球がアクアブルーに瞬いて、宇宙の中央に煌めいた時の少しだけ切ない物語。
平凡な田舎町に住む平凡な高校生のキトは悲しみに支配されたときに雪の妖精エイラと出会う。
これは
奇跡なのか? 偶然なのか?
二人が描くキセキとは?
クリスマスの夜空、あなたの心は何を魅る?
キトの成長と妖精の軌跡を毎日1話ずつ、あなたに贈ります。
2004/12/24まで毎日18時投稿です。
カクヨム様、アルファポリス様、小説Nola様でも同時投稿しています。
企画等に参加のため、企画に合わせて各サイトで個別に編集を行うかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 19:00:00
33497文字
会話率:23%
ある日、事故により両親を亡くした。
悲しみに暮れていると「大丈夫?」と心配して声をかけてくれた幼なじみの女の子。
その時主人公は幼なじみの女の子に恋をする。
その日からその子にいつもに増して話しかける。
そして中学の卒業式に告白をすると誓う
。
しかし、告白をすると彼氏が最近できたことが判明し失恋する。
その子と付き合いたい一心で生きてきたが振られ生きる意味を無くした。
自暴自棄になり無意識に歩いていると、突然スマホを見ながら運転しているトラックが信号を無視して、走ってきた。
そのまま主人公は轢かれた。
意識が遠くなる中「生きてる?」と耳元を囁いてきた女の子がいた。それは中学3年のときの同級生だった。
実はその同級生の人は、ある病院の院長の娘だったらしく、入院している間、ずっと世話をしてくれた。
主人公はそんな子に恋をしてしまう。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-24 00:00:00
5206文字
会話率:50%
死にたいと願った少年と狂った少女の、悲しくなるお話。
最終更新:2024-12-23 22:35:30
2570文字
会話率:47%
幸せについて、悲しみを忘れさせてくれる
キーワード:
最終更新:2024-12-23 21:42:07
272文字
会話率:20%
悲しみの分だけ、どう理解してる、分からないことだらけ
最終更新:2023-08-29 20:08:33
290文字
会話率:0%
悲しいこと、キミの好きな色、分からないまま
最終更新:2022-05-21 08:19:16
431文字
会話率:0%
この小説は挿絵があります 八木昴と 丘江詩音は仲の良い幼なじみだが詩音に悲劇が起こる・・昴は詩音を守れなかった悲しみと苦しみの中もがいていた・・そんな時謎の美少女アステル・ウオーレムが 現れ昴を異世界へと導く・・彼女の正体は聖獣ミロクだった
異世界ラダ・ナークに白い虚無と言う危機が迫っていた 昴は聖獣ミロクと一つなる事でとんでもない力を秘めることになる すいません。必ず最後まで書きます。今、準備中です。今年もよろしくお願いたします
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 03:06:57
237894文字
会話率:32%
親友を失った悲しみ...を潤す暇もなく呼ばれた場所にはその親友が?
最終更新:2024-12-22 10:00:00
113632文字
会話率:67%
幼いころ母親を亡くしたイリスは継母と義妹に虐げられながら生きていた。不衛生場所での生活、きつい労働、少ない食事のせいで、貧相な体となっていた。誰にも愛されず一生を終えるのかと思っていた時、公爵ジュール オベール
に求婚された。結婚後、清潔な
環境、美味しい食事、教養、友人、を与えてくれたが愛してくれることはなかった。なぜ自分に求婚したか疑問に思っていた時、ジュールが暗殺されたという知らせが届く。悲しみのあまり気を失うが、目覚めたら結婚する前の地獄の日々に戻っていた。求婚の理由、暗殺者の正体を知るためにイリスは立ち向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 10:29:59
2245文字
会話率:40%
「心の闇が具現化する都市で、俺は"黒翼の夜叉"になった――」
〜闇を断つのは、絶望か、それとも覚悟か——夜叉へ変身する運命はここに。〜
宗方凛は、影獣の襲撃で妹を失った過去を背負い、影獣との戦いに身を投じる19歳の青
年。彼は闇の守人「黒羽の夜叉」に変身する異能を持ち、絶望に堕ちかけた人々を守る使命を負う。だが、その力の根底には、自らの心に巣食う闇「無明」が潜んでいた――無明は凛の罪悪感や悲しみを揺さぶり、彼を影獣に堕とそうとする。
そんな彼の前に現れるのが、軽妙でおどけた性格の謎の存在・カゲモンだ。ユーモアを交えた軽口の中に、凛の心の奥底にある弱さを鋭く突く洞察力が垣間見える。ときに飄々と助言を与えるカゲモンの言葉が、凛を再び立ち上がらせ、闇に飲まれそうな彼に新たな戦い方を見出させるのだった。
「おいおい凛、お前の闇が深いほど、それに抗う意志も強くあるべきじゃないのか? 闇に飲まれるか否かを恐れるのは、まだ覚悟が足りない証さ。覚えとけ、光はただ暗闇を知る者のものだ」
冷静な戦士・玲音や、優しい看護師・光里ともに凛を支えながら、彼は心の闇との戦いに挑む決意を固める。しかし彼の前には、かつての過ちが具現化した強大な“究極の影獣”が待ち受けていた。
自らを超えるため、そして無明の誘惑に抗うため、凛は「黒羽の夜叉」として再び戦場へと立ち向かう。果たして彼は、自らの闇に打ち勝ち、真の光を見出すことができるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 08:00:00
133289文字
会話率:42%
とある世界、地球星ではその星に生きるアース皇国の地球人と地球星の衛星である惨月に生きる月の一族がずいぶんと長い間戦争状態にあった。アース皇国は太陽神の加護を受けて魔法を使い、月の一族は月夜の神・華救夜の加護を受け霊力を用いて術を使って、互い
の仲間を地球広海に沈めあっている。
そんな現代の月の一族の中でも強い霊力を持って月夜の神・華救夜に産み落とされた双子、ルーナクレシエンテとルナリェナはこの争いからくる悲しみと絶望しかきこえない世界に心を痛めていた。
だが、そんなある日。いつもの戦場でアース皇国の皇子達に出逢ったことで彼女達はこの戦争を止めようと決意した。
“おば恋。”シリーズに関連する1つの物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 21:20:00
119859文字
会話率:38%
人間界では異常な自殺者が相次ぎ、その裏には何者かが暗躍していた。人間たちが持つ負の感情、怒り、悲しみ、嫉妬、孤独、恐怖──それらの感情を糧に人間を絶望へと追い込み、魂を奪うことで力を増していく者たち。人々が不安と混乱に陥る中、攻撃は激しさを
増し、人々は絶望に飲み込まれていく。彼らの目的とは、、、。
そんな状況の中一人の少女は、自分が特別な「資格」がある者だと知らされる。しかし彼女はこの世界に絶望していた。死別、暴力、裏切り、いじめ・・・。この世の不幸を味わってきた彼女にとってこの世界は救うに値するのか。かつて自分に酷いことをした人間や裏切った人間のために自身を犠牲に戦うことができるのか。彼女は自分の心と向き合い、葛藤することになる。人間たちは平穏を取り戻すことができるのか、それとも希望を捨て、闇に堕ちていくのか──。そして生き抜いた先にあるものは・・・。
「ホープ・ライズ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 18:21:50
10853文字
会話率:20%
弟の婚約者にナイフで刺し殺された第一王子のハインリッヒ。彼は次期国王として重大な欠陥があり王太子にはなれなかったが、政敵である第二王子のアデルハイトと仲の良い兄弟として育った。そんな二人の両親、国王夫妻が突如として命を失う。
アデルハイ
トは王太子として国王夫妻の国葬を担うために駆り出され、ハインリッヒもその補佐として忙しい日々を送っていた。政務の引き継ぎに即位式の準備まで。彼らの悲しみを多忙が忘れさせていた。その多忙ゆえにハインリッヒは自身に襲い掛かる悪意を察することが出来なかった。
アデルハイトの婚約者はハインリッヒを地下の個室に拘束し、その胸を躊躇なく突き刺した。ハインリッヒは弟の邪魔をしたくはないと、大人しく死を受け入れたはずだったが、彼の目の前に突如現れた『GAME OVER』がそれを拒んだ。
ハインリッヒは人生の攻略をしながら、最愛の弟のために回帰を繰り返していく。GAME OVERを回避するための彼の願いは何だったのか。どうして回帰が出来るようになったのか。そして、彼は回帰を繰り返していくことで、あることを悟った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 18:00:00
4033文字
会話率:15%
人類の希望。
魔王によって滅びゆく世界を救う救世主。
『勇者』と呼ばれた少女がいた。
彼女は人類を救う為に奮闘し、魔王軍の最精鋭である四体の怪物を倒し、魔王討伐まであと一歩という所まで来ていた。
しかし、勇者は最後の戦いで魔王に敗
れ、人類は再び奈落の底へと落とされる。
とある田舎村に住まう少年『アラン』は、勇者と呼ばれた少女の幼馴染だった。
彼は大切な幼馴染を奪った魔王に復讐を誓い、特別な才能のない無才の身でありながら、尋常ならざる努力で格上殺しの剣術を編み出し、遂には勇者との戦いで満身創痍だった魔王と刺し違える事で復讐を果たす。
しかし、仇を討っても彼女は帰って来ない。
悲しみと喪失感に支配される中でアランは命を落とし……気づけば幼馴染が勇者として戦場へ連れて行かれる前の時間へと逆行していた。
絶望の未来を知ったアランは誓う。
復讐の為に得たこの力で、今度は、今度こそは大切な幼馴染を最後まで守り抜いてみせると。
◆◆◆
日間ハイファンタジー4位!
日間総合7位!
まさかの、投稿開始から一ヶ月ちょっとで書籍化決定!
ありがとうございます!
◆◆◆
ハーメルンにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 12:26:39
556634文字
会話率:22%
侯爵令嬢のエルは、幼い頃、王都にいた吟遊詩人の歌声を聞いてから、歌うことが大好きだった。
第三王子であるアルト殿下に、その歌が気に入られ、自然と婚約者となったが、とある日、エルはアルトの浮気現場を目撃してしまう。
エルの歌には、本人にも
気づかない『人々を惑わす力』があり、アルトはそれを利用するためだけに彼女に近づいていたのだ。
全てを知ったエルは、悲しみの淵に、かつて憧れた吟遊詩人と邂逅し、アルトの企みを打ち砕くことを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-17 20:23:03
20156文字
会話率:36%