ここは、棒人間たちが戦う世界。何の目的も無く、出会った相手を倒し自分のお話を終わらせていく。平面の世界に、終わりはくるのか…。
(連載小説ですが、基本一話完結です。)
最終更新:2017-03-23 19:00:00
7579文字
会話率:1%
コンビナート施設で働いている融(とおる)は月恐怖症の青年だ。
新月のときはまだしも、満月の夜ともなると極度に怯え、精神がまいりそうになる。
というのも、満月が物理法則を無視して、融めがけ襲いかかってくるからだ。幻覚や妄想なんかじゃない。あの
巨大な天体は形を変えつつも、れっきとした人を死に追いやる刺客なのだ。
満月は運動会の大玉転がしのサイズになって追いすがったり、ときにはエンジンカッターのように平面になり、融を切り刻もうと迫りくる。
なぜ、おれだけが月に命を狙わなければならないのか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-20 15:53:31
4986文字
会話率:0%
平面のものがパズルになる現象――『パズル化』が起こった世界。
バラバラになった少女と少年の話。
最終更新:2016-12-29 17:34:42
1669文字
会話率:36%
深夜、リビングのテーブルに佇むアルミ缶、彼の名前を'らい人'という。
それに掻き立てたれた僕は、彼について僕なりの言葉で述べてみたいと思う。
最終更新:2016-11-29 10:00:00
830文字
会話率:0%
異世界から来た『それ』の話。
それは、神ではなかった。
最終更新:2016-11-24 04:38:42
1299文字
会話率:0%
これからお話しする内容は完全なフィクションではありません。どこまでが現実で、どこからがファンタジー世界なのか。現実とフィクションの境界面をお楽しみ下さい。
一級建築士である宮崎直はある日、設計図を描いていて閃きを覚えた。そこから違う次元
の存在を知る。
世界には「2次元平面+高さ+時間」の4次元だけではなく、もう1つの次元「クラス」があったのだ。
私達のいる4次元世界。それとそっくり同じ大きさのものが無数に存在する。
それは何枚も何十枚もの、半透明な薄いトレーシングペーパーを重ねるかの様に。
私達がいるこの世界は「クラス100」。
宮崎はクラス99のマミと交信をする中で、もう1つの次元の層である「クラス」を往来する方法を知る。
クラス99から受け取ったテクノロジーをどう使うのか。
宮崎の集めたメンバーが、この世界を改革してゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-01 19:34:01
40422文字
会話率:43%
きみとぼくの関係について、ふたりで考えてみた。数学的な言葉が続いた。
最終更新:2016-10-28 02:00:00
375文字
会話率:0%
二次元世界に棲むサーフたち。彼らは平面を走り続け、ある時は他のサーフと戦い、ある時は彼らの死骸(破片)を取り込むことで自らの体の面積を大きくしていく。相手の体を取り巻き輪郭線を完全に囲ったとき相手を完全に自分の中に取り込むことができる。そ
して、彼の持っていた記憶、知識までも吸収できる。彼らが戦い、体を大きくしていくのには訳がある。サーフにも性があり、多くのサーノ(男性)がごく稀にしか出会うことがないサーナ(女性)を求め、『融合』を目指している。ただ、誰もその『融合』のことを知らない。
カイもそのサーノの一人。平面を走っているときにテラ、ムキと出会う。彼らは三人で合体することで共同体を作り、敵の体を取り込む効果以上に情報が共有できること、敵や障害物(固定面)を見つける能力が増してスピードアップできることなどを知る。
そして、多くの破片を吸収し、色々な敵サーノと出会い、固定面の存在理由を知ることになる。
次第に彼らに合流するサーノも増え、「共同体」は多くの単体が境界を接する「集合体」へと変貌していく。
そして、ある理由で離ればなれになっていたムキと再会し、彼が合流したとき、集合体に異変が生じる。集合体の中心に潜り込んでしまったムキにカイもテラも多くの仲間たちも吸い込まれていく。そこはかられが知覚することができない3次元の世界だった。
ムキこそがみんなが求めていたサーナだったのだ。彼らの意識は融合し、そして融合体は次第に回転し、サーフとしての最小単位である限界面積の大きさで次々と平面に放出されていく。これこそが新たなサーフの誕生であった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-20 10:00:00
36592文字
会話率:67%
私には一人の弟がいた。両親が不在がちな我が家だったので、弟は過剰なほどに私に懐いた。私もそんな弟を心底可愛がっていた。例えば、弟が好きなから揚げなどは、私の分も分けてあげたものだ。でも月日が経ち、大人になると私もしっかりしてきて、弟も平面上
は正常な距離を置くようになった。でも、弟は未だにシスコンだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-16 09:32:23
563文字
会話率:58%
SiN
自国で蔓延る心喰の悪魔。祓えるのは祓魔師のみ。血縁者に多大な力が現れながらも、アレンにはその予兆もでていない。
そんな自分に大きなミッションが舞い込むが、まわりの皆が一枚上手。
<
アレンは例え平面の文字列の中でも決して主人公
を張れる立場に無いけれど、それでもかちりと合った歯車が協会、自国そして遠く離れた国までも巻き込んで回っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-05 14:00:00
13422文字
会話率:56%
平面世界フリーガーデン。
そこはどこまでも大地が続く肥沃な世界。
あまりにも広大な大地と、大地と同じく広大な空。
その空を飛ぶ者達がいた。彼らは飛空船と言う乗り物で空を飛び、宙を掛け、
広い世界を突き進んでいる。
いつかその果てが見えるそ
の時まで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-22 20:04:28
380167文字
会話率:46%
空を見上げるのが好き。
自分を見るのは嫌い。
最終更新:2015-11-28 01:00:00
336文字
会話率:0%
気分が落ち込んだ時、自分の気分をグラフにしたら、こんな感じ。
最終更新:2015-09-16 23:32:17
239文字
会話率:0%
我々の住む地球、その表面積の約五倍もの面積の、球体ではなく平面で不思議な世界、デウレート。
そんな世界の西の大陸では、昨今急激に勢いを増した強大な軍事国家、ベスティリア帝国が、諸外国への侵攻を繰り返していた。圧倒的な軍事力で周辺の中小
国家をまとめあげた帝国が、次に狙いを定めたのは、マグネビュエラ王国だった。
一年中国土の多くが霧で覆われる、風光明媚で豊かな国、マグネビュエラ王国。その穏やかな国民性から、版図の拡大を求めはしないが、強力な騎士団を擁し、決して外国からの侵攻を許さない。そんな二面性を持った国だ。
一方的な宣戦布告を告げ、侵攻を開始したベスティリア帝国。王国に対して仕掛けられる、様々な計略。そんな中、迫り来る帝国軍を迎え撃つのは、ある少女だった。マグネビュエラ王国第一王女、ピュエラ・アルマ・マグネビュエラ。そして、仮面を被った謎の女軍師、ファンテ。
今、たおやかな少女の手が、強大な帝国の牙城を穿つ―-。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-19 21:01:12
2423文字
会話率:40%
しがない予備校講師、スズキは奇妙な招待状を受け取った。謎の秘密結社とおぼしきグループから英雄とたたえられた。少しずつおかしくなる日常のなかで、彼はとてつもない寂しさに取りつかれ、マイという女と結ばれた。そんななか、汚職まみれだった予備校の
社長が変死をとげた。スズキは警察の標的になるが、それを救ったのが、平面的な顔つきの謎の男だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-15 13:02:52
32919文字
会話率:33%
「何処までも青い空」「平面的な絵画」どちらもTwitterのフォロワーの方の画像から着想を得たものです。よろしければお読み下さい。
最終更新:2015-03-21 20:24:26
272文字
会話率:100%
神様にたまたま拾ってもらった主人公が異世界を救う。
この話はその後の世界の話です。神様ジルエニスからもらったチートな武器防具で異世界を救った主人公は、彼の感覚で十数年後再びその異世界に行くことになりました。ただ前回の時は金銀装飾のロングソー
ドと蒼の鎧でやたら目立っていたので、今回は地味に行きたいなあ………神様にお願いしてみたら何だかとんでもない方向に。
チート(異世界救世経験者の英雄)+チート(神様の自重しない祝福)で、約五百年後の剣と魔法と竜の王道ファンタジー世界(話が進むにつれて何かがおかしい事になっていますが)に主人公は再臨します。
奴隷に値する闘奴の存在もあり、創作として割り切っていただけると幸いです。稀に主人公が外道になります。書いている人間の日本語力も低いですし、情感のある文章にしようと失敗しております。キモイ魔物や気軽に使われている流血描写など、楽しめる方は限られるはずです。
それでもよろしければお読みくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-31 15:00:00
414449文字
会話率:20%
この夏、太陽系最大の冒険がはじまる――! というわけで、ツーリング小説です(笑)。一人の少年が自転車で、湘南海岸から青森港まで、北に向かってまっすぐ走ります。直線距離にして約625kmの旅物語。近未来SFです。生還モノで完全にフィクション。
作者の願望も込めて(笑)、都合よく話を作ってます。お断りですが、舞台は異世界の日本です。ロケハンもして、せめて地理くらいは出来るだけ現実に似せようと努力したのですが、物語の都合上、あえて実際と大きく変えた箇所が多々あります。地域ネタ(グンマなど)やマンガ・アニメ(ヤマト)ネタも混ぜ込んでいます。以上、ご了解ください。ダメなら読まないでくれ。参考文献などは最後にまとめて記載。あと、微Hにつき要注意。娯楽小説ですので、よろしく。
完結済み
※※※ 以下あらすじ注意 ※※※
主人公・遠峰行は、初の異世界旅行でヒロイン・緑原蘭と出会う。
ところが事故により、二人して生還不可能エリアに放り出されてしまう。
生還するには神頼みくらいしかない。それには、高名な登山家・木藤文太郎が、この世界の“富士山”に登頂できたのか推理しなければならない。
結局のところ二人は、ビギナーズラックによって生還を果たす。
※※※ ここまで ※※※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-26 09:00:00
163077文字
会話率:33%
平凡で平坦な変わり映えのしない毎日を過ごす青年、主人公こと藤野藤樹は旅行サイトのワンクリック詐欺にひっかかる。それが彼の運命の分岐点であった。性格の悪い世界の真理(美女)に幸も不幸もとある異世界に奪われ人生を滅茶苦茶にされているという根拠無
縁言葉とその真理のために使いっぱしりならないかという最悪な選択を迫られる。復讐と異世界を救うために藤樹は異世界への切符をつかみ―― 『ハロ~ハロ~、こんにちわだぜ。なろう読者及び評価兼批判者の皆さん。まず先に伝えておくけれどこの物語は純度99.9パーセントの嘘と0.1パーセントにも満たない夢が詰まって出来ている物語――もといフィクションです。現実と区別して読んでくれることを希望するぜ。更に最近反抗的な漫画が増えてきた某少年雑誌の友情・努力・勝利なんて甘い三原則はこの幻想的な現実異世界には含まれていないので注意して留意してもらいたい。又、なろうのファンタジー小説でお馴染みのチート・ハーレム・ご都合主義は例外を除いて排除させてもらっているのでご了承ください。これらの注意事項に一つでも嫌悪や吐き気、勢い余った殺意をもよおす方はブラウザバックをオススメしておこう。ああ、後付け加えておくのならばこの物語は主人公を中心に展開していくわけなのだが、主人公が正義だとか悪だとかそういう枠組みで進んではいかないから、中二病的妄想や高二病的批判や大二病的軽蔑はあまり深くまでしないほうが精神衛生上スッキりするのでオススメしておこう。まあ、ここまで長らく注意警告を述べてきたわけだが、結局は二次平面上の文字の羅列の世界だから気楽に読んでくれ。所詮はイミのない道楽だ。こんなしょうもない物語で本気にならないでおいてくれ。それじゃあ、幸も不幸も何もかも奪われてしまった哀れと呼ぶには余りにも報われないっていう設定を貼り付けた主人公の戯作をどうぞ楽しんでいってくれ。』“真理ちゃん”より折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-02 20:00:00
18486文字
会話率:27%
グリムのメルヘンに触発されて書いた伝承メルヘン風創作メルヘンです。
ジャンルとしては一応魔法昔話です。
短いのですぐに読み終わると思います。
残酷な描写ありとなっていますが、メルヘンには『平面性』(簡単に言うと、登場人物の死を残酷なものと
して描写しない)という特性があるので、どの年齢の方が読んでも大丈夫だと思われます。
そもそも『童話』なので、当たり前の話ではありますが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-15 08:43:21
1714文字
会話率:42%
主人公・雨宮奈津は彼氏いない歴=年齢の残念系女子。容姿は悪くはなく、勉強もできて性格も優しい彼女が何故モテないのか……その原因は趣味にあった。小学四年生の時、偶然観ていた深夜アニメに影響され、それ以来奈津の人生は大きく変わってしまった。大好
きだったピアノ教室をやめ、代わりに通い始めたのは漫画教室。愛読書は宮沢賢治からライトノベルに切り替わった。そして、その中で最も深くのめり込んでしまったのが…ボーイズラブである。ひた隠しにしてきたつもりが、ある日ほんの些細なことでそれが全体に知れ渡ってしまう。それからの奈津は男子に不名誉なあだ名で呼ばれ、遠巻きにされてしまうようになった。しかし、奈津は「いつか彼氏が欲しい!」などという、無謀な野望をもつこともなかった。私には平面上の男の子がいれば大丈夫…そう思っていた矢先、奈津に差出人不明の荷物が届く。そのなかに入っていたのはなんと………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-08 22:01:37
1140文字
会話率:15%