豊富な資源と広大な領土、そして祭政一致による巨大な世界帝国を築いているエフェス。
緑豊かで牧歌的、争いは好まないが誇り高き平原の民の国、ラシケント。
そして世界中の大商人が集まり、共和制を導入している商業都市国家マーシャ。
百年の永きに渡っ
て争いを続けたエフェスとラシケントだったが、十年前に休戦協定を結び、人々はつかの間の平和を謳歌していた。
人々はこの平和が永遠に続けばいいと願っていたが、折からの水不足にラシケントはダムを建設する事で、ただでさえ水の乏しいエフェスに対し、供給制限を秘密裏に画策する。
事はすぐにエフェス側に知られる事となり、エフェスの首都、デトラに赴任していた元宰相の娘、エンド・ガーウィンは、ラシケントの権力闘争の犠牲にされようとしていた。
圧倒的な力を前にして、希望を捨てない人々。
平和を願う凛とした瞳。
その向こうに見えるのは、血の海か、それとも楽園か――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-16 21:03:31
115648文字
会話率:53%
何となくこのまま流されて一生を終えることが嫌だった俺。
高校時代からなぜかずっと俺の隣にいる広人。
人に使われる仕事に飽きた男まさりな由生。
趣味のコスプレに思う存分時間を使いたかった彩香。
ちぐはぐな4人が集まり、共同出資でスタートした、
学校に副教材を提供する会社「オフィスH2O(仮)。」
H2Oを成功させるべく、教師をしている同級生たちを尋ね歩く。同級生たちを通して成長していく、4人の等身大の姿を書いていきたいです。
高校時代の回想も多いので、ジャンルは学園にします!
※筆者は会社員でも経営者でもないので、知識不足はお許し下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-16 23:28:43
7671文字
会話率:8%
自称天才マッドサイエンティストのミチルにゾンビにされてしまった俺。日々ミチルの発明品の実験などで酷い目に遭わされるように。
しかし憎めないのは美少女だからだろう。かなり残念ではあるが。さらには類は友を呼び、かなりの変人奇人が集まり始める
がどうしてだろう。皆揃って美少女ときた。
ただし、もう一度言うが変人奇人だ。美少女には変わりないがなっ。
そしてゾンビな俺も変人だ。いや、もう人じゃないんだけどさ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-19 23:18:49
23894文字
会話率:41%
この世界には魔力というもので満ちている。それは人であったり、エルフであったり、獣人であったり、動物であったり、木々であったり、そして大気であったり。それが神族や、魔族だったり。『在るもの全てに魔力が存在する』そんな世界。大昔、ある人物が魔力
という存在を確認してから人々の生活への糧となる。魔力を使用することにより、人は火を得、光を得、そして、力を得た。やがて、人が集まり、村が出来、街が生まれ、気づくと国となっていた。魔力による発展は留まる事を知らず、年を追うごとに人々の生活は進化していく。これはそのような世界で唯一、魔力を持たないという異端の人物の物語である………。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-07-09 15:50:02
27553文字
会話率:36%