わたし は居酒屋でバイトを始めて3か月。
大学でも同じ科の友達と頑張っていた。
社員さんもみんないい人たちで仲良くなった頃のこと。
わたし が本当に大切なものに気付く物語。
最終更新:2015-12-28 15:59:33
805文字
会話率:39%
『僕』
皆様は奇跡というのをご存知でしょうか?
僕は境香(さかい かおる)と申すものですが昨日まで少女をやっておりました。今日の朝起きたら狂喜乱舞する両親と、霊媒師の(巫女服姿でした)婆さんが僕の部屋にいて「男性化成功じゃ!」と満面の笑みと
Vサインで迎えてくれました。
事前確認などありませんでしたし、以前に妙な素振りもありませんでした。
用意してあった男子用の制服を渡すと、ベッドの上で固まる僕をおいて両親は仕事へ、婆さんは札束を手に家を出て行きました。体がありえない事になっているので今日は学校を休もうと思います。
『私』
す、すーすーする。スカート穿くなんて生まれて初めてだよ。
スカートの下から足が見える。男だった頃に何度もチラ見した存在になっちまった。外に出たくねぇ。いや……待てよ?別に兄ちゃんの言うとおり女子の制服着なくてもいいんじゃないか。
「樹紀、考えてることは分かるがその顔だとバレバレだ。どう見ても女にしか見えない。」嘘……だろ?
「男の中に女一人の微妙な空気を味わいたいなら好きにしろ。」ぬぐう。
「大体なんだよ兄ちゃんの友達!女体化ビームって!?」
「て、寺生まれなんだよ。」「意味分かんねぇーよ!?しかもあの人始終半笑いだったし。」
「イツキ、いいからもう行くぞ。」「姉ちゃんはいいの?こんな私でいいの?」
「担任にはもう話したから安心しろ、信じてなかったがな。」「姉ちゃん!そんな手際のよさいらないよ!?」
……僕と私のTSライフ、はっじまるよー。(涙声)
(出落ちです。本編がおまけです。三話に分けた短い話です。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-01 16:20:42
5339文字
会話率:29%
超能力者を育てる学園で大崎綾は、能力も器用に扱えず、学力は平均、数学が壊滅的という劣等生。しかし、人には言えない秘密は一級品。なんとこの世界、私の前世じゃそこそこ人気の乙女ゲームでした。主人公の女の子は着々と男の子たちと仲良くなってるし、み
んないい人です。――さて、ここで問題です。綾の見解は本当にあっているのでしょうか。いえいえ、もちろん答えは否ですよ。地味な平凡少女に絆される学園の美男美女、って感じでいいかがでしょう?……そんな話。■誤字の報告をくださった方々に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-15 00:31:11
11991文字
会話率:34%
わたしが両手をひろげても、
お空はちっともとべないが、
とべる小鳥はわたしのように、
地面(じべた)をはやくは走れない。
わたしがからだをゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴るすずはわたしのように
たくさんのうたは知らないよ。
すずと、小鳥と、それからわたし、
みんなちがって、みんないい。
金子みすずさんが大好きです
比べるべくもなく詩の才能などありませんが
気が向いたら書いていこうと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-10 16:35:26
1961文字
会話率:0%
みんな違ってみんないい。風見鶏学園で繰り広げられるどたばたコメディ。4月は入学の、そして、残酷な月。新入生たちは、ときには傷つけ合い、ときには協力し合い、理不尽な社会と対決していく(?)。大人はきたない~~!
・・・え?金子みすずって自殺し
たの!?
※この作品はフィクションであり、作中に出てくる固有名詞は実際にあるものとは一切関係がありません。また、それらを批判することを目的としたものでもありません。
4月編、終了しました。それに伴い、題名を変更しました。目指せ! 1日100ユニーク!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-15 09:51:44
122197文字
会話率:57%
ある朝小谷は、息子が読んでいた絵本の一文に惹かれる。その絵本の一文から、小谷の過去の記憶が引き出されるのだが……。
キーワード:
最終更新:2007-01-31 22:46:39
13675文字
会話率:20%