真面目に学生生活を送りたいと願う、レーヴィア高等魔導学校に通う識織《しきおり》 成志郎《せいしろう》は、ある日、友人の織枷《おりかせ》 律織《りつおり》から、いつものように学生生活外の面倒事を頼み込まれてしまう。
律織からの頼みは、『妖精の
捜索』。こちらの世界に何の理由があってか渡って来た妖精を、成志郎の魔法才能を持ってして探してほしいという願いだった。
結局、渋々と頼みを引き受け、妖精の捜索に乗り出した成志郎。
――その先で、彼にとって忘れられない記憶となる、月夜の下での邂逅物語が待っていた。
欠落の魔導士と、迷いの妖精。短い逢瀬を月夜の下で共に踊る、忘れ難い二人の時間が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 13:11:32
123425文字
会話率:43%
東京の空は、どこまでも灰色だった。梅雨の雨がようやく上がった午後、風間アキラはいつものように学校からの帰り道を歩いていた。制服の胸元には、少し湿った空気がまとわりつく。本当なら、帰ってすぐにゲームでも起動して、現実逃避の時間に没頭している
はずだった。だが今日のアキラは、少しだけ足を止めた。
坂道の途中にある図書館。その古びた建物は、いつ見ても人気(ひとけ)がなく、まるで時間から取り残されたようだった。
「なんとなく……寄ってみるか」
そう呟いたのは、自分でも理由がわからなかった。
図書館の奥、誰もいない閲覧席の一角。埃をかぶった一冊の書物が、まるでアキラを誘うかのように開かれていた。タイトルは『異界ノ門』——手書きの文字で書かれたその表紙は、ただならぬ雰囲気を放っていた。
「オカルトか? まぁ、暇つぶしには……」
パラリとページをめくった瞬間、文字が光り始め、視界が一瞬にして白く塗り潰された——折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 19:47:02
13226文字
会話率:42%
長野県の静かな田舎町。山々に囲まれたこの地で、私の暮らしは静かで、平穏だった。少なくとも、ハシビロコウを迎え入れるまでは。
祖父が他界して、私に家を残してくれた。その家は、小さな庭と池がついた、どこか懐かしい雰囲気の場所だった。庭を見
渡せるダイニングで朝食をとるのが、私の日課になった。
その日も、いつものようにコーヒーを片手にパンをかじりながら庭を眺めていた。そのときだった。
「……あれ?」
池の横に見慣れない大きな鳥の銅像が立っていた。灰色がかった羽、どっしりとした体躯、そしてどこか威厳のある表情。
「こんなのあったっけ?」
不思議に思いながらも、特に気にせず朝食を終えた。だが、翌朝になっても、その鳥の銅像は同じ場所にあった。
近づいてみると、鳥は静かに目を動かした。
「もしかして……これ、生きてる?」
それが、私とハシビロコウとの最初の出会いだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 23:56:41
955文字
会話率:46%
異世界「スピルシティ」。そこに住む青年、マズル・Bは、銃を武器に街の平和を守る生活…もとい、掃除から人探しまで請け負う何でも屋を営み、答えの見えない日々を過ごしていた。
とある日、いつものように仕事に向かった彼は不慮の事態により意識を失うが
、目覚めると二人の男と出会う。
もう一つの異世界「ハルトダム王国」。戦士ツルギ=ユウキは剣を片手に魔物討伐のクエストをこなす日々を過ごしていた。とある日、謎の依頼を受けた彼は、森の中で思いがけず気を失い、目覚めると二人の男と出会う。
別々の世界から集められたマズルとツルギ。謎の男の言葉に従い、二人は『縁』を探す日々を迎える。新しく二人に与えられた力"追体験"(リライブ)とは?
異世界×異世界のW主人公による、第三者目線の追体験見聞録。
※追体験記(リライブレコード)とお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 18:11:27
362069文字
会話率:60%
俺、鷹城健人は妹の舞のことが好きで好きでたまらない高校一年生。叶わぬ思いのたけをSNS『シャベル』の裏アカウントで書き綴ることが日課になっていた。ちょうどイソップ童話で王様の耳がロバの耳であることを知ってしまった床屋が真夜中井戸に向かって『
王様の耳はロバの耳!』と叫んで気を紛らわせたように。
いつものように妹関連のことをシャベルに書き込んでいると、『ただいま兄貴攻略中』と名乗る人物からDMを受け取った。いわく、「妹と結ばれたいと思ってる人ですよね? 私も兄貴と結ばれたいと思ってます。良かったらこれから仲良くしませんか?」
かくして俺と『ただいま兄貴攻略中』氏あらため『マイ』との共同戦線が始まった。
俺は妹を、マイは兄貴を射止めるため、SNSを通じて知恵を出し合いながら道ならぬ恋の戦いを進めてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 23:05:50
80233文字
会話率:63%
日本に古くから社会の闇に存在し、そして今もなお存在する忍。
その現代に生きる忍の一人である影無颯天—かげなしはやて—は都会と田舎のちょうど真ん中に位置する町の高校二年生だが、表では平和に学業をこなしながらも裏では現代社会の闇や妖魔と戦ってい
る存在だ。
そしてそんなどこにでもある意味平和なある日、いつものようにクラスメイトと朝のホームルームを迎えていると突然教室内が光に包まれる。そして気が付くと召喚の間と呼ばれる一室にいて、そしてそこには王女がいて、
「ようこそいらっしゃいました、勇者様」
地球ではどこにでもいる高校生であるクラスメイト達だったが、この異世界でクラスメイト達はいろいろな職業〈クラス〉を、そして身体能力を強化を召喚された影響で取得しているらしい。そして異世界転移定番の魔王討伐を依頼されるのだった。
クラスメイトが自分の職業〈クラス〉に喜ぶ中、颯天の職業は完全に戦闘に向かない生産職だったが・・・
「これは‥‥」
しかし、颯天は自身の職業である錬金術師が最強となり得る可能性を見出していた。
これは異世界に召喚され、授かった職業が最低職の錬金術師-アルケミスト―でありながらも、己の技術と組み合わせ、独自の錬金術で異世界を旅し、やがて最強と謳われる忍の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 18:00:00
437040文字
会話率:50%
主人公、酒野漣は中学校で毎日不良グループから絡まれて、まるで奴隷のように扱われてきた。あそんな彼にも転機が訪れた。それは一瞬の出来事だった。いつものように校舎裏に呼び出され、おもちゃのようにされていると、突然居眠り運転の車が突っ込んできたの
だ。不運にも漣はその車にひかれて亡くなってしまった。しかし、次に彼が目を覚ましたとき、そこは魔法と剣士がいるファンタジーの世界であった。そこで彼は決意する。
「誰にもなめられないよう、負け組にならないよう強くなろう。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 23:41:50
93863文字
会話率:49%
——この世界には穴がある——
ある日突然発生した穴。the World hole またの名を「世界の穴」
この穴には様々な言い伝えがある。その中でも特に有名なのは、その穴を通った先には、『別の世界が存在するのではないか』ということだっ
た。
ある日の夜。いつものようにランニングをしていた青園空《あおぞのそら》は、突如発生した穴に落ちてしまう。
それは、ただの言い伝えだと思われていた『世界の穴』だった。
次の日、様々な人々がその世界から行方不明となり、穴の存在に全世界は本当だったのだと衝撃を受ける。
そして、人々は落ちてしまった穴の先に見たものは、今まで住んでいた世界とは異なる景色を目の当たりにする。
その混乱状態に現れたのは、謎の少女——キャリー
キャリーは穴に落ちた人々に告げた。
ここは自由の世界。あなたたちの住んでいた世界とは全く異なる世界。ここでのルールは一つ。王を殺さないこと。それだけ。それ以外は、盗みも、もちろん殺しも王以外の者なら罪には問われない。向こうでの法はここでは全く関係ない。そんな世界に今日からこの世界の住民になることを言い渡される。
だが、ただほっぽり出されるわけではなく、ここに来た人々には一つずつ、ランダムで『スキル』というものを渡されていた。
スキルを確認すると、空のスキルは『速さの上昇《スピード》』というスキル。このスキルは本人の身体能力に応じて、速度を無制限に加速できるという能力。
そしてキャリーはもう一つ言った。
この世界にも限界があり、いずれこの世界も崩壊するということも言われる。
絶望の中、できる選択は二つ。
この世界の崩壊とともに、一緒に死ぬか。
それとも、この世界から出て元の世界に戻って生きるかの二つ。
この世界から出る方法があると、ようやく希望が出てきた矢先、世界から出るための出口は誰にもわからないという最悪の事実も突きつけられる。
そんな最悪のスタートから人々は生き残り、無事世界から脱出できるのか——?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 15:38:53
37388文字
会話率:45%
いつものように学校から帰ってきてはパソコンの電源を入れゲームする日々。目的を達成して何気なく「このプレイヤーキャラクターをベースに更に改造して現実(リアル)に融通がきいて、俺の思い通りに改造して使えたら・・・」と思った事をそのまま口にしたセ
リフ。
気が付けば0:00。そのままいつも通りに寝た。
目を覚ませば洞窟の中の祭壇で寝ていた。しかも、自分の身体はゲームプレイヤーと同じ体になっていた・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 08:00:00
1609548文字
会話率:43%
学生時代のトラウマから、家にこもりきりの生活を送っていた21歳ニートは、コンビニへ向かう途中でカツアゲに遭うも、警官に助けられて家へ帰る。そしていつものように人生を悔いる彼は、いつの間にか眠りについていた。
目が覚めると、彼の体は空中
に浮いていた。
見慣れない街並み、知らない空気。そして彼の体は、どこからどう見ても成人男性ではなかったーーー。
※当作品は「カクヨム」にて同時掲載を行っております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 21:43:52
225336文字
会話率:30%
鹿野香(かのかおる)男49歳未婚ただの派遣、大手企業のブラック部署でいつものように忙しく働いていたら、突然森へ飛ばされた。それも部署ごと全員で!ゆっくり驚いている間に気がついたら誰もいなくなっていた。俺だけ置き去りですか?いいさ、俺をこき
使ってたアイツらとはおさらばして俺は異世界を満喫してやる!悲しくなんかないやい。だって俺、ゲームの魔法使えるから。皆んなは使えない?へぇ、そうなんだー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 18:00:00
649771文字
会話率:38%
日本各地に展開しているファミリーレストラン「MIKAZUKI」、MIKAZUKIをこよなく愛する42歳の霧雨 渉はいつものようにドリンクバーで珈琲を飲み寛いでいた。
突然、大型トラックが交差点を曲がりきれず渉の座っている席に突っ込んできて渉
は命を落とす…
不幸な事故に巻き込まれたことを悲しんだ神様は異世界へと転生を進める。
渉は乗り気では無かったが異世界でなら命を貰えて若返らしてくれるという提案を受け入れ異世界に転生することを選ぶ…
転生先はフォースサンデル大陸にある国グレイモルア王国に転生した渉は神様から貰ったスキル(レストラン)を活用して自分が転生する前にこよなく愛したファミリーレストランMIKAZUKIを開店させることを決意するのだった…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 23:59:25
64205文字
会話率:61%
平凡なサラリーマンの志賀谷正人は大人気VRMMORPGアザーワールド・オンラインを長年にわたってプレーしていた。
ある日、会社から帰宅した正人はいつものようにゲームにログインするのだが、そこはアザーワールド・オンラインの世界ではなく全く別
の異世界だった。
異世界に突如召喚されてしまったアザーワールドオンラインのプレーヤーたちは王から魔王討伐を依頼されるのだが……。
不運にも幸運値に極振りしてしまった主人公が運の良さだけで元の世界に戻るために奮闘?する物語です。
目指せ一話更新、一ブクマ!
みなさんよろしくお願いしますm(_ _)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 18:42:14
863724文字
会話率:51%
「ははーん、そういう感じね、ふーん、ほー……」
とあるアパートの一室。男は腕を組み、じっと床を見下ろしていた。
その視線の先――床に転がっていたのは、人間の指だった。
すべての始まりは、ある日、いつものようにポストを開けたことだっ
た。小さな紙袋が入っており、中には缶詰が一つだけ。差出人の記載はない。もしかすると母親が寄ったのかと思い、後で電話で確認したが違った。
消費期限の部分が削られており、気になったものの、缶自体には穴やへこみ、錆もなく新品に見えた。生活に困っていた彼は、ありがたくそれをいただくことにした。
それからというもの、毎日のようにポストに何かが届くようになった。
缶詰、カップ麺、レトルト食品、新品のシャツや靴下など、いずれも実用的で、今の彼にはありがたいものばかりだった。食品は例外なく、期限表示が削られていたが、味に問題はなかった。手料理が来たら、さすがに口にするのはやめておこうと身構えていたが、送り主はそのあたりをちゃんと心得ているようで、届くのは既製品だけだった。
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最終更新:2025-07-13 11:00:00
1860文字
会話率:33%
ある日のこと。男たち七人は、いつものようにとある長屋に集まっていた。
「おーい、長さん。……あれ? いねえのかな」
「奥さんもいねえみてえだな」
「ちっ、なんだよ、奥さんいねえのかよ」
「ひひひ、お前、あの奥さん好きだもんな」
「おめ
えもだろ。ったく……」
「まあ、勝手にやらせてもらいましょ。お茶を入れてくるんで、誰か運ぶのを手伝っておくれ」
「あいよー」
そう言って、八が台所へ向かった。少しすると、お盆を抱え、ニヤニヤしながら戻ってきた。
が、お盆の上に載っていたのは、お茶ではない。そのことに気づいた一人が八に訊ねた。
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最終更新:2025-07-08 11:00:00
2043文字
会話率:75%
ある日、とある町医者のもとを、一人の男が訪れた。
その顔はどんよりと曇り、眉と口元が情けなく垂れ下がっている。まるで辞書の『不幸』という項目に載せるべき挿絵のようだ、と医者は思った。
患者を安心させるのが医者の務め。いつものように明る
い声と表情で問いかける。
「はーい、今日はどうされましたか?」
男はおどおどと視線をさまよわせ、か細い声を絞り出した。
「先生……私、呪いをかけられたみたいなんです……」
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最終更新:2025-05-22 11:00:00
1894文字
会話率:56%
「リリス、今まで黙ってたけど僕には秘密があるんだ。それはね―――――」
「いや――――――――!!!!!絶対!!絶対言わないで!!!」
「でもずっと黙ってるなんて卑怯かなぁと思って。実はね――――――――」
「だ!か!ら!!言わないでって
言ってるでしょ!!??なにさらっと暴露しようとしてるの!?」
リリス・ウォルシュナット公爵令嬢は幼い頃から食べることと可愛いものが大好きな女の子だった。
八歳の時、母の親友である王妃に招かれたお茶会で天使のように可愛いらしい三歳歳下の第三王子リュークと出会う。
愛らしい容姿に目が釘付けになるもそっけない態度の王子にすぐ興味をなくし、それよりも贅を尽くした数々のお菓子に夢中になる。いつものように美味しいお菓子を大量に食べていると、つんつんしていたリュークが「それ…そんなに美味しいの?」と聞いてきた。
あまりにも豪快なリリスの食べっぷりを見て並べられたお菓子に興味を持ったようだ。
そのことを王妃に見込まれた(!?)リリスは、なぜか王宮でリュークとほぼ毎日、一緒に食事をする生活を送ることに。
お茶会での初めての出会いから十年―――十五歳になったリュークは幼少期から変わらず天使のような可愛いらしさだが、その可愛いさになぜかドジっ子属性が追加されリリスをどんどん追い詰める。
(納得いかないわ…なんで私ばかりがリューク様のやからしの被害に合うのかしら…主に恥ずかしい方向で!!)
大きな秘密を抱えた第三王子が、その秘密に絶対気づきたくない公爵令嬢を計算されつくした可愛さで魅了しつつ、外堀をがっちり埋めて囲い込む―――――!
☆一話あたりの文字数が多いので読みにくかったらすみません(ᗒᗩᗕ)
☆七話で完結予定
☆設定は非常にふんわりしております!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 07:10:33
55420文字
会話率:19%
シャーロット・エヴァンナは由緒正しき公爵家に生まれた
父、母、兄二人、弟に囲まれ育ったシャーロットはとても素直で、優しい性格に育っていく
16歳になったある日、いつものように家族で食卓を囲むとシャーロットの周りが光だしていく。
その
数秒後、シャーロットは『ニホン』という国に転生したシャーロットは色彩学園に転校することになるという謎設定に頭を抱えながら、たくさんの人を、、、救ったりぃ魅了したりぃする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 18:00:00
33672文字
会話率:53%
遊佐アギトは自分の人生全てに厭いていた。
無頼漢な父親に端を発する複雑な家庭環境、それを嘲笑い小馬鹿にしてくる近隣住民や同級生、その悪評は巷の不良達にも伝わり、アギトは謂れのない因縁を付けられては喧嘩をして過ごす荒んだ日々を送っていた。
そ
んなある日、いつものように喧嘩帰りのツーリングの途中で、アギトは自身の身体から謎の白い光が発生していることに気付き、それを振り払おうとしてバイクの操作を誤ってガードレールに衝突して海を望む崖下に落ちてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 12:00:00
408150文字
会話率:35%
ニート生活を送る息子の異世界転移の場面に出くわした挙げ句、しゃしゃり出て魔王退治のために異世界へ向かってしまうお母さんのお話です。
ある日、ニート生活を送る息子とその母親がいつものように口喧嘩を始めた時、突如女神が現れます。
そして、異世
界に行って魔王を討伐せよと勅命を下します。
いまの生活を抜け出せると考えた息子には渡りに船だと考えました。しかし、母親はそんな息子を異世界に向かわせることはできませんでした。
これは息子の代わりに異世界に旅立った母親によって綴られた手紙です。
その手紙はなぜかくしゃくしゃに丸められ、ゴミ箱に放り込まれていました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 19:06:14
13024文字
会話率:24%
学校の帰り道、いつものように友達と話しながら帰っていると十字路でガードレールで見えなかった車と接触した主人公。
頭を守る態勢で受け身を取り、地面との衝突をする瞬間に目をつむった。
痛みがないなと思い目が覚めると、見知らぬ人たちに囲まれ何やら
歓喜の声が上がっている。
これが噂の異世界転生か⁉いや死んではないと思うし転移か?と思う中、とりあえずこの世界の情報を探す。
よく見る前世でやっていたゲームや読んでいた小説などの設定ではなく、一度も聞いたことのない国の名前に王族の名前。
公爵でも王族でもないから悪役系の令嬢でも、光の魔力などもないから聖女でもないため主人公じゃなくてよかったと一安心をしたのもつかの間。
何故トラブルが起きるたびにこちらも巻き込まれるんだ!冗談じゃない!
チート能力とかはないし主人公みたいな素質もないけど、異世界あるあると元の世界で培った経験だけで生き抜いてやらぁ!
自分なりの生き方で今の自分の状態がこっちでもあっちでもどのようになっているのかを知るために、自分なりのやり方で生きる自分自身を探すとある尋ね人の日記風のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 11:58:57
65456文字
会話率:40%
処刑された。無実の罪で。
だが気がつくと、一年前に戻っている。
黒幕が、目の前にいる。いつものように、蛇のような目をして。
今度は、変えられるかもしれない。
私は、選択を間違えない。
最終更新:2025-07-11 00:07:24
6321文字
会話率:18%