兵役に出ているジニョン。兵役後の事を夢見ていた。それは、韓流スターとなって日本でデビューする事。
なぜスターになりたいのか?
そこには、もう一つ叶えたい夢が隠されていた。
少年期に、その原因となる出来事があった。
九年前の夏。
ジニョンはも
うすぐ十二歳を迎える年の夏休みに、親戚を尋ねて日本に来ていた。
ある日ジニョンが散歩していた時、運命の出会いが起こった。
女の子との出会い。その娘の名は美咲。ジニョンより四つ年下だった。
二人は友達になる。ジニョンは、毎日の様に美咲と遊んでいた。美咲の事をミニョルと呼んで、美咲もその呼び名が気に入っていた。そんな二人だったが、ジニョンは一月後には韓国に帰ってしまう。
その日がやって来た時、美咲はジニョンに恋をしていた。所謂、初恋。そして、ジニョンの方も同じ初恋だった。
ジニョンが韓国に帰る日、美咲も駅まで来た。そして、一つの贈り物を手渡した。
紙粘土で作った花だった。その中央には、二人の笑顔の写真が貼られていた。自分を忘れないでいて欲しいとの思いを込めて贈ったのだ。ジニョンはそれを喜んで受け取ると、別れ際に美咲に言った。
「必ず、もう一度会いにやって来るから…… ミニョルも僕の事を忘れないでいて欲しい」
美咲は泣きながら頷いた。
だが、ジニョンには心配していた事があった。九年の時が流れて、お互いが変わっている。それに、ジニョンが韓流スターになって日本に行ったとしても、美咲が韓流を好んで聞いているとは限らない。もしも関心が無ければ、広い日本で再会する事は難しいのだ。
その頃日本に居る美咲はと言うと、運命を感じていたのか韓流にハマっていた。九州に住んでいる美咲は、韓流スターを観る為に東京まで足を運ぶほどだったのだ。
美咲は、ジニョンを忘れてはいなかった。、ジニョンと居た時にきいた夢の事を信じていた。
「僕は、大人になったらスターになるんだ」
その言葉を、美咲は心から信じていた。
高校二年生になった美咲は、様々な韓流スターの出身地を調べた。
そんな時、美咲の目に飛び込んできた。それは一つの韓流スターのグループだった。リーダーの名前はジニョン。出身地は韓国の『忠州』。そして年齢も美咲より四つ年上。
「ジニョンが夢を叶えたんだ」
そう確信した美咲だった。もちろんそのグループのペンになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-22 09:46:06
9997文字
会話率:40%
二十二歳の誕生日、あたし村崎佳子は突然異世界へ。いまだに夢ではないか……と思いつつ、難なく衣食住を手にしてたあたしは「ツイてる!」のだ。そんな折、妖精という存在を目の当たりにして……
世界の力に憑かれ、『出稼ぎ少女』として過ごす日々。やがて
世界の危機に遭遇する――はずが、ひょんなことから厄介な相手に捕まってしまいそうです。「僕を助けて!」とか「じゃじゃ馬は飽きないなぁ」とか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-18 18:36:13
26091文字
会話率:36%
とあるマンションで暮らす十九歳男子の襲(かさね)と十二歳少女の葉月。あまり一般的じゃない二人の期間限定共同生活。
最終更新:2013-06-09 00:33:07
82419文字
会話率:49%
○○十二年十二月十二日、中二病的な十二の技名を十二秒きっちりで十二時丁度に唱え終わった時、異世界の魔王、十二を司るナニが中学校2年生の十三を召喚した!
「さいきょうの技を編み出したる魔言士よ!わがもとにきたれー!」
・・・そして十二年後、二
十六歳になった十三は突如として、永遠に十二歳の幼魔王ナニの元へと出現する!そこには十二年遅れで召喚された他の十一人がおり、
「今さら遅い。用は無い。帰れ。」
と言われて途方に暮れていたのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-29 02:10:06
7127文字
会話率:39%
東京では「ノベルズ」という喜劇が流行っていた。
そういう時代。
十二歳の新田フエコは真倥管を発明した。それは新しい可能性。
千場ヨウスケも新しい可能性を洗練させていた。
どちらも危険だ。触らないほうがいい。でも……、触りたい。
欲望に背くこ
とは、少しだけ堕ちることだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-27 23:46:57
152569文字
会話率:54%
いつの間にか転生していた。何故転生したのか分からないが、強きを望む母親のもとに生まれたマキナは日々を鍛錬と読書に費やしていく。母ノックスと、十二歳のときに出会った闇の精霊クロとともに、こんな平和な日々が続くと思っていたが……。
最終更新:2013-03-27 22:05:04
31995文字
会話率:29%
二十二歳、大学一年生。故に、三回浪人経験済み。ストレス社会で働くサラリーマンにしか見えず、実年齢よりも老けて見られる。移動手段はローラーブレード。右手にスマートフォン、左手にガラケー、正面にパソコンがデフォルト。そんな至って普通の大学生の俺
は、現代の世直し人であると自負している。何故ならば、俺の裏の姿は、偽りのリア充を爆発させる “別れさせ工作員”なのだから――。
とある探偵社で一癖も二癖もあるバイト達が巻き起こす、どたばたコメディ。彼らは偽りのリア充共を、きって斬って切り刻めるのか!? 厨二感満載でお届けする予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-20 10:04:18
36046文字
会話率:55%
関根昭敏、五十二歳。狛※大学教授。趣味は特になし(ただし愛妻家)。学生の間ではチョロいと有名だが、本人は自分なりに熱意を持って指導に当たっているつもり。美人に弱い。偏屈。
そんな関根先生が遭遇する、別段たいしたことのない事件の数々です。
※ほんぶんは、いように、ふりがなが、おおいよ。
※めんどくさいんでふりがなやめました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-21 01:34:52
44723文字
会話率:20%
田上耕平《たがみこうへい》は三十二歳のシングルファザー。彼は息子の翔太《しょうた》の通う保育園で、この春役員となってしまう。役員仕事をなんとか逃れてきた耕平だったが、この度のクリスマス会にて、とうとう強制参加を任ぜられてしまった。
しかも、
翔太と同い年の園児、秋元真凛《あきもとまりん》の母親と一緒に、『赤鼻のトナカイ』の寸劇を披露する羽目に陥る。
彼と彼女は最悪の出会いをした因縁ある関係で……。
クリスマスは子供達だけのもの? そんなことはないはず。普段頑張っているパパやママにだって、きっとサンタは贈り物をくれるはず……。
素敵なクリスマスを皆が送れますように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-18 00:26:10
27765文字
会話率:40%
悲しい時。つらい時。寂しい時……。
そんな時にこの店〈カフェ・セルリア〉は開店いたします。
お代は結構です。貴方の《笑顔》で―。
十二歳の文学第6回に応募して、見事に落ちた話です。
最終更新:2012-11-27 14:37:52
5641文字
会話率:44%
階段からずっこけて、目が覚めたら知らない場所。なんて王道ロマンみたいな展開ならよかったけど、なぜか『わたし』は『わたし』じゃなかった!体は強制性転換された元少年で、現美少女として隣国へ家庭教師だって?でもわたし、天才っていわれるほど頭よくな
いのに!イケメンを期待した隣国の第一王子はまだ十二歳だし、とにかく女の子率高くて玉の輿は狙えそうにもないです。ヒロインがとにかく前向きにがんばります。R15は保険です。場合によって下ネタ多し。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-25 14:55:38
12782文字
会話率:41%
彼女とか欲しい気もするけどやっぱいらない三十二歳。
幼馴染みのやってる飲み屋で、女の子と出会うけど別に、ただそれだけ。
でも別に毎日が恋につながってなきゃヤダとか、思ったりもしないお年頃。
最終更新:2012-11-22 09:41:20
6430文字
会話率:70%
三十一歳の亜美は二十二歳の恋人、敦志と別れることになった。原因は亜美の浮気だったが敦志は別れたくないと言う。
最終更新:2012-10-29 13:13:10
5646文字
会話率:34%
話の筋は桃太郎。しかし色々おかしい。
お爺さんが専業主夫だったり、お婆さんが一人じゃなさそうだったり。
桃太郎が齢十二歳にして悪だったり、雉が精神を病んでいたり。
そして鬼ヶ島にいるのがオニとオニとカニだったり。
なんだか変なお話の桃太郎
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-30 21:26:15
8091文字
会話率:13%
会社でも管理職にいる俺は社のメインフロアを出ていく部下たちを横目で見ながら、残務をこなす。出前でカツ丼が取ってあり、仕事が一つ終われば食べるつもりでいた。二十二歳で今の社の企画部に入ってきて、普段からずっとパソコンに向かっている。三十代も後
半に差し掛かり、迷いが減る分、疲れてはいたのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-14 14:20:18
3134文字
会話率:100%
一人は赤く、もう一人は黄色い子。二人が出会いそして繰り広げられる様々な困難。立ち向かうは全ての因果。黄色い子と赤い子は果たしてそれらに打ち勝つことができるのか?ちょっぴり恋愛な12歳の子。不思議と不気味なミステリーが入れ混じるストーリーへお
いでませ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-06 06:59:57
25470文字
会話率:37%
夏休み、の言葉で思い出す風景はいくつかあるけれど、そのうちでも印象深いのは十二歳の時のそれだ――。
花火大会を廻るいくつかの思い出。
「『小説家になろう』で企画競作するスレ」から、お題「夏休み」で書きました。
最終更新:2012-08-03 15:27:45
4737文字
会話率:25%
☆十二歳の夏、レイは人間として暮らしていた。だが、ある晩、彼はヴァンパイアとして覚醒する。
動揺する彼の心、そして母のアメリアや二人の友人との関係はどのように変化していくのか。
最終更新:2012-07-11 12:53:45
24068文字
会話率:56%
二十二歳の女の子真奈ちゃんちには、突然イケメンロボットのローさんがやって来た。とりあえずシェアハウスという関係で一緒に暮らし始めた二人は、どんどんどんどんお互いに好きになり合ってく。でもローさんの知られない過去はこの恋をとめるんですか…二入
の愛は続けるんですか…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-11 17:41:30
8750文字
会話率:56%
別に神の手違いという訳でもなく、ただ本当の偶然に死んでしまった主人公は、何時の間にか自らを神と名乗る学校の親友と二人だけで其処に"存在"していた。
彼は転生を許可され、吸血鬼の少女として再び異世界で人生(?)を歩む
こととなる。
■少しずつ最強系。
■主人公の絵が入りました!
【現在全面改定中(6/1~)】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-03 18:41:18
244858文字
会話率:49%