(山岳遭難)行方不明の猟師1名 山中にて無事発見される。
先日、F県I郡M町で同町の男性2名が行方不明になった山岳遭難があり、I署は〇日、捜索願が出ていた猟師、○○○○さん(○○歳)をS山(標高××××メートル)で発見したと発表した。
同署によると、○○さんは今月上旬、狩猟のために同町在住の猟師△△△△さん(△△歳)と自宅を出たまま行方不明となっていたが、〇日午前10時40分ごろ、S山の山道から約200メートル離れた雑木林の中で意識を失っていたところを捜索に協力していた消防団員に発見された。(中略)なお、△△さんの行方は未だ判明しておらず、I署は○○さんの回復を待って事情を聴く予定。
(『〇日〇新聞』S27.9.XX 朝刊)
本件は、事件性無しと判断され、単なる遭難事故として処理されました。
だけど実際は、世間が想像したよりずっと悍ましき事が起きていたのです。
あの日、山でいったい何があったのか。
ほんの少しだけ、私の話にお付き合いください。
「山のタブー」を題材とした近代の怪談でございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-07 23:31:38
6002文字
会話率:16%
「今の日本には、戦艦よりも雑木林と言われようとも彼らが必要なのだ」
山本権兵衛首相は、そう喝破した。
第一次世界大戦において、日本は駆逐艦を主力とする遣欧艦隊を派遣した。
遣欧艦隊の主力となった駆逐艦の艦名は、植物、樹木、草木の名か
ら付けられていたことから、遣欧艦隊の駆逐艦には雑木林というあだ名が付けられた。
そして、当時の様々な限界から「雑木林」、遣欧艦隊は悪戦苦闘を強いられた。
だが、彼らの奮戦は決して無駄ではなかった。
彼らの奮戦とその経験を活かすことで、日本海軍は20年余り後の第二次世界大戦で「対潜作戦の悪魔」と、敵味方双方から畏怖される存在となれたのだ。
それについて、あらためて語る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-08 19:12:08
31437文字
会話率:21%
公園の中の雑木林を彷徨う私がみつけた、一軒の廃墟。その扉を開けると、ひとつの奇跡が待っていた。
最終更新:2018-06-21 12:57:22
10151文字
会話率:14%
かつての地球人類の文明は崩壊し、繁栄した世代は既に旧世代と呼ばれている。
文明崩壊の原因は、地球環境の変化によって農作物が取れなくなり発生した、食料品を中心とした極度のインフレが経済を崩壊させたことから起きた戦争だった。
進歩しすぎたテクノ
ロジーを用いて行われたその戦争は、地球文明が崩壊したと呼べる状態になってようやく終息した。
その後に続く約一世紀半の混乱期の後に、人々は残された大都市跡を中心に集まり都市国家を形成した。しかし今度は、食糧や残された資源の保有が問題になり都市国家間を中心として争い続けている。
これは、そんな未来の世界でジャンク屋として生計を立てるサファイア達が織りなす物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-26 13:11:43
28150文字
会話率:29%
何でもないごく平凡で本当に本当で、何もなかった人生を歩んだ主人公、圭吾は神様に転生を許された。
平凡な人生を歩んだ圭吾は、神様が願いを汲み取ろうとするも特に何もなく逆に神様に呆れられる始末だった。
そこにたまたま異世界からの神への強烈な願い
が届いたので、「とりあえず面白いなにかがあるといいな」というアバウトな願いを聞き届ける形で送り込んだ。
特典なし。(保留)
こだわりなし。
特に目立った特技なし。
肩書「神の使者()」の異世界無茶苦茶物語、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-27 22:39:42
22929文字
会話率:36%
冬の雑木林の樹木に人生を映す。(他にも出します。)
最終更新:2018-01-12 15:45:55
385文字
会話率:9%
実家の近くにあった雑木林はこの上ない、思い出の場所だった。そこでの出来事で教えられた実体験を糧に、悟は成長していく。しかし、思い出の雑木林はなくなり、独りで生きていくようになるにつれ悟は、、、
最終更新:2017-12-07 20:43:15
3069文字
会話率:0%
周りを雑木林に囲まれた高台にひっそりと建つ、私立ひととせ高校。
そこに通うこの物語の主人公たちは特にこれといって代わり映えのない日常を送っていた。
地域で大きなイベントもなく、あるのは田んぼと畑、それと……喫茶店ぐらい。
今日も4人は
放課後喫茶店に寄り、取り留めのない話に花を咲かせるのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-26 15:27:28
9506文字
会話率:70%
住宅地に取り残された雑木林。
そこに居を構える男が、敷地内に廃棄家電を運び込み、ゴミ屋敷になっている。
そんな投書があり、俺は取材に出向いた。
するとそこには作業場があり、初老の男が二人でゴソゴソやっていた。
最終更新:2017-07-14 18:15:36
14169文字
会話率:48%
二0XX年、政権与党の民自党が、日本国憲法九条改正を国民へ向けて叫ぶ中、横須賀の第七艦隊米海軍基地が、国籍不明の武装集団からテロ攻撃を受けるという、未曾有の事態が国内で突如発生した。深夜未明に侵入した武装集団は、海軍基地施設内に壊滅的なダ
メ―ジを与えた後、横須賀市街地へと標的を移した。これにより自衛隊は個別的自衛権によってようやく事態収拾へ動き出せたのだっただが、街中へ散った武装集団は至る所で対峙した自衛隊員諸共に自爆テロを計り、横須賀の街を焦土とさせてしまった。後にヨコスカ・ショックと名付けられた未曾有のテロ事件の発生により、これまで改憲反対だった国民意識は軒並み改憲へと振れ出した。更に、死刑囚を恩赦で自衛官に仕立てる特任自衛隊法が、九条改正と伴に施行された。
ヨコスカ・ショックの二年後、軍需企業として名高い菱井重工業CEO、菱井佐奈江の姿が練馬区のあるマンションにあった。彼女の父、健三郎が数日前にアフガニスタンでの視察最中にテロリストに惨殺され、その首謀者を見つけ出す協力をある男へ依頼する為だった。探偵業を営む片山浩というその男は、過去に天才ハッカ―として名を馳せた人物だった。片山と助手の娘、ミカ・ベネットが顧客から依頼されている案件協力を佐奈江が出来るという条件で、片山は調査の為のマルウェアを作成すると約束した。
片山の案件は、スキ―事故で意識不明となったあるプロスポ―ツ選手の実態調査だった。脳死状態なら契約不履行としたかったスポンサ―からの依頼だったが、マネ―ジャ―は吉澤幸雄という闇社会の男で、匿われた世田谷の大邸宅内は雑木林に阻まれ、無頼漢が犇めいて調査は困難だった。佐奈江はそんな二人に開発中だった91式夜間偵察用強襲強化ア―マ―「ナイトバ―ド」を提供する。ナイトバ―ドを装着したミカは邸内へ忍び込み、無頼漢達を駆逐した後に昏睡したアスリ―トを確認した。
約束通りに作成したマルウェアで片山は、佐奈江が疑っていた米情報機関施設をハッキングし、大量の情報を引き出した。驚いた事にその中には、吉澤の追跡調査報告が何故か大量に含まれていたのだった。更にファイルには、アフガニスタンでのテロも、その施設の主であり、情報機関が組織した「ISMO(諜報特別任務機関」の仕業だという証拠もはっきりと残されていたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-12 21:36:57
149248文字
会話率:46%
町はずれの雑木林はいってはいけない。子供同士で遊ぶのはもってのほかだ――
翠はその言葉を無視して幼馴染と雑木林に来ていた。
「もういいかい」という声と「もういいよ」と返す声。それがあまりにも遠すぎて、小さすぎて広い広い雑木林から幼馴染たちを
探しだすなかだんだんと雰囲気にのまれ恐怖を感じ始める。そんな翠に一匹の黒猫が寄り添い……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-05 12:39:52
4502文字
会話率:38%
『胡桃の中の蜃気楼』 フレデリック・キングスリー スピンオフ アレンとフレッドの出会い編です
「僕の大好きな友人は、このブルーベルの花の色の瞳をしているんだよ」
教会の裏手にある雑木林の、足下を埋め尽くすブルーベルの絨毯の間を縫うように
歩いていた兄は、少し遅れてその背中を追っていた僕を振り返り、晴れやかな笑顔を向けた。
兄が逝ってしまった二年後、僕はブルーベルの瞳の少年に出会う。
彼は、兄が晴れやかな笑顔で語っていた友人の弟だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-04 20:45:28
4425文字
会話率:24%
物書きが趣味の男子高校生、猟矢は雑木林で見つけた光の輪で異世界に転移してしまう。彼を呼び出したのは復讐に駆られる亡国の生き残りの少女。
見知らぬ異世界で"歩み始める者"は最初の1歩を踏み出す。これが世界を一変させると知ら
ずに。
これは"大崩壊"に至る時代の物語。魔法が当たり前に存在し、万魔が跋扈していた時代。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-30 19:39:33
191771文字
会話率:36%
僕が降りたバス停は雑木林に囲まれた場所にひっそりと立っていた
最終更新:2017-01-27 21:55:30
2779文字
会話率:43%
高校時代、僕は友人二人と、忌まわしい体験をする。
卒業し、その出来事を忘れていたが――僕達は、解放された訳ではなかったらしい。
最終更新:2017-01-19 01:00:00
18265文字
会話率:36%
ざく、ざく、ざく。
主人公はある日、アパート裏の雑木林から聞こえる、不気味な音を耳にする。
そしてアパートの住人は、消えていく。
最終更新:2016-12-17 17:11:27
7614文字
会話率:32%
バレンタインデーの夜、ある物を探すために雑木林に迷いこんだ早紀は、血の色をした月光のした、白い光を放つ"ソレ"に出会った――。
※この作品は、webサイト「裏路地迷町(http://cyss.sakura.ne.jp/
roji_m/)」、「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-30 02:21:21
27200文字
会話率:33%
雑木林で一つのスーツケースが発見された。
最終更新:2016-04-13 10:25:48
2071文字
会話率:54%
東京郊外に住む木野崎恵は魔術師の家系に生まれた。生まれた時から強力な魔力を持つ者の証である星印が首にあった。木野崎家の雑木林は近所では有名な不気味な場所。恵は幼い頃から現在高校三年生までの間、いじめられ続けていた。そんないじめに耐え、近々起
こると言われている災いに備えるため、魔獣のサーシャと共に魔力の特訓を毎日続けていた。いじめ、親子関係、初めての友だちなど、周りの様子に上手く対応し、戦いに挑んだ魔術師の少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-17 14:51:30
59853文字
会話率:62%
見えない力に引き寄せられるような形で、ふと訪れた雑木林。その中で俺は、地面に被せられた奇妙なフタを見つけた。
フタを外すと、その下では深い奈落が口を開いていた。
覗き込んでみると、底は見えず、中で闇が揺らいでいるようであった。
―――数日後、俺はそれと同じ形のフタを、公園のベンチ近くで見つけた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-04 00:06:24
4995文字
会話率:0%
世にあふれる、物事に興味を失いかけた現役大学生、来栖新人《くるすあらと》。
そんな彼が頼みの綱として握ったのが宝探しだった。
初めて一年ほどが経つころ、とある神社付近の雑木林で
「夢の宝地図」と書かれた地図らしきものをを見つける。
それがこ
の世界で来栖新人が見つけた最初で最後の宝となった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-30 19:38:16
9362文字
会話率:16%