迷子になった猫を探して欲しい。
謎の淑女がアズダルク城を訪れ、僕らにそう告げる。
僕らは、早速、迷子になった猫を探すためアレウス山脈の坑道を訪れるが、そこで見たのは、今まで見たこともないゴブリンの姿であった。
「アレウスの聖騎士」「名もな
き聖剣の使途」の続編となっています。
続編とはなっていますが「名もなき迷宮の行方」だけでも、物語として完結するように心掛けておりますので、ご安心下さい。
全六話で毎日20:00に更新します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-25 20:00:00
20190文字
会話率:30%
第十聖騎士ルディは、ひとり客室でうなだれていた。
次第に思い出される昨夜の出来事。
そして颯爽と現れた従騎士イザベルにより物語は思いもよらない方向に動き出す。
※この小説は以前に投稿した「アレウスの聖騎士」の外伝です。
最終更新:2015-03-01 00:00:00
28159文字
会話率:24%
千五百年以上も前、永く続いてきた一つの戦争に終止符が打たれた。しかし、それは締結や平和的解決ではなく、新たなる問題に発生によるものだった━━。突如世界に蔓延した未知のウィルス、それは空気感染し、たった数分で人を《不死者(アンデッド)》へと
変えてしまう狂気の細菌だった。千五百年の時を経て、人間達は五つの種族と国に分かれた。細菌自体は死滅したが、その後遺症として《不死者(アンデッド》となった人間が横行闊歩する土地━━《感染大陸》が形成された。五つの国の一角に位置する聖帝国家《キャメロット》の《聖騎士》アレク・ディオナードは、その土地へと繋がる一筋の道、そこを死守する《屍獣》を倒す命を受ける。が、その《屍獣》は今まで誰ひとりとして一太刀入れる事すら不可能だった魔物。死を覚悟したアレクの前に、しかし、一人の少女が現れる。少女の名前は、エレメア。《不死者》でありながら、人間としての自我を持つ、諸元にして最先端を歩む、謎の少女だった━━。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-13 19:39:53
15807文字
会話率:28%
魔物と呼ばれる存在が、人類の敵として脅威を振るう世界ドラグノア。
魔物に対抗する存在は、ただひとつ。
聖剣と呼ばれる特殊な能力を持つ剣を自らの魔力を用いて創造し、その力をもって人々を魔物の脅威から守る聖騎士のみである。
高校生ながら
今だに中2病から抜け出せない桜井祐也は、学校の帰り道雷に打たれ気付いたら、何故かドラグノアにいた。
そして全くの偶然ながら、竜を退けるきっかけを作ることで、助けた1人の美少女フェイト•アリシエーターから王立聖剣学園への入学を打診される。
これは、ただの中2病の少年が必死に成り上がり、いずれその名を世界に知らしめる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-27 22:27:43
3127文字
会話率:23%
代々《聖騎士》によって守護されている王国ガランバルド。先代の聖騎士が亡くなり、封印の石に自らを収めた《聖剣》を引き抜く次なる英雄を誰もが待ち望んでいた。そんな頃、王都で乞食をしていた少女イヴはご飯をくれた怪しい男にそそのかされ、《選定の儀
》を行っている王宮へと乗り込んで…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-20 16:45:56
53634文字
会話率:53%
☆現在の最新話3-24 「人の尊厳、人の誇り」
鬼神と魔剣使いという存在によって、世界エクスぺリアが滅亡しかけた。聖騎士の活躍により、その戦いに終止符を打った時代から約千年。
相反する二人の人間が数奇な運命で出会った。
安定した
生活を得る為に騎士登用試験へと志願し、冷静沈着で強い現実主義を持つ元傭兵、ゼス。全ての人を救う、そんな騎士物語によくある理想を体現する為、鍛え上げた実力で騎士になろうとする貴族令嬢、シェリー。
戦術、性格、思想に至るまでの真逆な二人が、国の巨大な陰謀に巻き込まれていく。
これは現実の深い闇を知る青年と理想の眩い光を目指す少女との間で織り成す、二人が行き着く答えを見つける異世界ハイファンタジー奮闘記。
※本作品は私が小説家としての原点であるサイト「StartLine」様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-05 07:00:00
238045文字
会話率:36%
山頂にある名が刻まれていない小さな墓標の前で、聖騎士リアナは故人を偲びながら2年前の出来事をふりかえる。
すべては隣国のイスマリア皇女を母国の次期王位後継者であるカイン王子の妃として迎える勅命を受けたことから始まった。
カイン王子を思
い慕うリアナとってそれは恋敵を自ら迎え入れることになると苦悩する。
皇女は本物か影姫か知らされていない状況の中、リアナは想いを断ち切ろうと思いながらも嫉妬を感じてしまう。
だがイスマリア皇女は優しく手を差し伸べ自分に正直になれと諭す。
そして隣国アステルベルク皇国を発って2日目、気持ちの整理がつかないリアナの前に魔物を従えた妖魔の大群が襲い掛かる。
決死の逃避行の最中、聖騎士の証でもあるペンダントに自分やカイン王子のことを侮蔑された言葉を思い出して秘めた力を使うことを拒み、共に護衛していた兵達が次々と倒されて次第に追い込まれていく。
果たしてリアナは絶体絶命の窮地を凌ぐことが出来るのか!
そして守るべきイスマリア皇女は本物なのか!
クライマックスは誰もが想像し難い結末を迎える――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-05 14:50:07
83860文字
会話率:22%