ファンタジー小説についての雑感。
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最終更新:2022-08-07 11:18:17
481文字
会話率:0%
パプリカの中が、断熱のために空洞になっていると聞いた。自分の心の空っぽは、何かを断つためかと考えた。それもあると思った。それもあって、何かを得たいからもあると思った。あの声が聞きたくなる。
最終更新:2022-07-03 08:38:17
447文字
会話率:0%
普通の高校生である奏多(かなた)の胸に、ポッカリと穴が空いた。奏多は空洞になった部分を探すが、どこを探しても見当たらない。そんな奏多の前に、同じく空洞を抱えた女子高生、春香が現れ……。
最終更新:2022-06-27 15:51:01
3004文字
会話率:39%
子宮全摘出の手術を受けた少女は胎の中からする声に耳を傾けた。
ただ何かがおかしい。
胎の穴の中に潜む怪物の正体とは。
狂気と妄執、処女と穢れの螺旋が一つの胎洞で渦巻く。
最後に少女が知ること。
空洞には何が宿るのか。
最終更新:2022-05-26 20:20:28
8115文字
会話率:18%
某太陽系外探査計画による探査機が太陽系外に出てしばらくの事。
汎銀河知性統合体所属の初期知生体文明調査機構、その太陽系担当ユニットが太陽系外へと航行を続ける探査機と遭遇した。
非接触による調査と解析の結果、調査ユニットは探査機及び地球知生体
の目的を汎銀河知性統合体への友好的接触を臨んでいると判断し、判断を統合体本部へと委ねた。
統合体本部はこれを受け、初期文明支援政策の実行を決定。第一段階として地球知生体への接触と初期文明用技術支援を決定した。
それからしばらく時が過ぎたある日の事。
主人公津和島明は富士山来訪中足元に突如として空いた空洞へ落下し、命を落とした。
しかし何故か無傷で目を覚ます。
場所は落下前に居た駐車所傍の斜面ではなく見知らぬ白い空間。
自身が落ちたはずの穴はどこにもない。
混乱する明の頭の中に謎の声が響いた。
『シュミュレーションを開始します。テスターの感覚を仮想領域へリンク。認識加速開始。テスターは行動を開始してください』
これは手探りで試行錯誤しながら地球への技術支援を模索する宇宙人と、それをサポートする主人公の騒動記。
そしてレトロ趣味な主人公の影響で生成された古典的ダンジョンと、それに振り回される地球人の星へと至る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-28 04:06:15
6878文字
会話率:13%
1971年、アフリカにて掘削作業中に大きな空洞が発見され、その後、アメリカにて同じような空洞が発見される。
アメリカ政府の調査によりその空洞の謎は少しづつ解き明かされるが発見から20年後、世界中で同時に地震が発生する。
その地震の影響か、世
界中で同じような空洞が発見され、『ダンジョン』と名付けられたその空洞とそのダンジョンから漏れ出す『マギ』と言う気体により、世界は作り替えられていき…
念のためR-15としていますが、もしかするとそんな事無いかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-19 19:14:44
3973文字
会話率:0%
あらすじ
東京。
奇妙な殺人事件が多発していた。
そして巨大なサソリの死骸が発見される。
主人公。
月刊科学雑誌ATGC記者の星村隆二は
恩師で遺伝子工学の権威
量対大学教授大木と調査を始める。
そのサソリの
細胞を調べた時、
驚愕が走った。
普通、生物の身体は細胞は
メンデレーエフの元素の周期表の第二周期。
炭素、窒素、酸素が
主成分となり構成されている。
それがなんとこのサソリは第五周期、
スズ、アンチモン、テルルに
置き換えられていたのだ。
遺伝子工学の奇跡と言ってもいい。
大木は同級生で同じ研究室にいた
堆沢光一に疑問を持った。
彼こそ十数年前。
第二周期元素を第五周期元素に
置き換えることを考えていたのだ。
隆二は堆沢邸へ。
ガドラ出現。
その姿はまさに堆沢邸で見た
怪獣のイラストそのものだった。
隆二は再び大木とともに堆沢の下へと。
そこには。
堆沢邸の地下には巨大な空洞が。
太古の木や植物が生い茂り、
幻想的な光に包まれた第五周期生物の。
恐竜のDNAをもとに
遺伝子工学によってつくられた
怪獣たちの楽園だった。
草をはむ草食竜。
それを襲う肉食竜。
しかし現実世界では。
東京を火の海と化すガドラ。
さらにゾドスが。
迎え撃つ自衛隊。
自衛隊の猛攻をものともせず
球場をはさんで向かい合うガドラとゾドス。
ガドラはゾドスを倒し、海へと去った。
隆二と沖は自衛隊、警察とともに
堆沢邸の地下へ。
様々な草食竜、肉食竜の
楽園であるはずの空洞内は
様相を一変。
怪獣たちは何ものかにより
全て倒されていたのだ。
レーザー砲のようなモノで。
それがガドラ打倒の答えだった。
隆二たちはその一つを収めた
空洞内の研究施設を発見。
そこに設置されていたモニターに
堆沢が姿を現した。
ガドラが空洞内へ。
堆沢はレーザーでガドラを。
しかしガドラは倒れない。
怪獣たちを倒した重力波レーザーも
ガドラには通じなくなっていたのだ。
自衛隊は空洞の天井を撃ち
ガドラを生き埋めにする作戦に出た。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-11 01:00:15
109174文字
会話率:21%
孤児院で生まれ育ったアッシュは、街にあらわれた魔物との戦いで重傷を負う。
窮地を救ってくれた銀髪ショートの美少女リズの固有スキル「融合」により、古代神の力を体内を取り込むことに成功。
一命を取り留めるどころか、人類最強の力を手にしたアッシュ
は、リズとともに街を守る戦いに身を投じる。
これは規格外の力を手にした少年が、絶望を乗り越えて脅威に立ち向かう物語。
※31話で完結します
※他の投稿サイトにもアップしています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-06 17:00:00
96808文字
会話率:20%
夢の論理に統べられた世界での冒険譚だが、夢による創世と云う幻想小説ならではのモチーフが、何処か形而上的な香りを漂わせる仕方で語られる。
二部構成になっているのは、そこで一旦執筆を中断し、もう少し続けられそうだと云う理由で後日後の部分を
書き足したからだそうで、そう言われてみれば確かに何となく雰囲気が異なる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 17:29:50
9665文字
会話率:0%
空洞に一人暮らす男は、水槽を泳ぐ魚の美しさを絵で記録し続けている。
来る日も、来る日も、来る日もずっと。
ある日、たった一つだった美しさが、塗り替わった。
「私は、この最高の美を、最高だからこそ、ものにしたくなったのだ。」
比較することに気
づいた瞬間に、熱情は変質する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-08 21:02:53
2725文字
会話率:0%
某県林倉市林倉町。
十年ほど前に焼け落ちたこの都市は再開発がすすめられ、今なお開発中の都市であった。
その都市では一つの流行り病が存在している。
『病葉』と名付けられたその病は一種の精神病であるが、一度発症すれば精神のみならず肉体、そして空
間さえも変質させる病であった。
かつて焼け落ちたこの都市は平和な街だったのだという。
最も、そんなことは露知らず、彼等は当たり前の日常を過ごしている。
過去に学び、現在を通り、未来に思いを馳せて生きるのがごく当たり前の人生というものだ。
彼もまたそんな一人。けれども彼自身、病葉ではなくとも、別の病を患っている。
『ああ、私は君を正しく認識している、と思う』
『人間というものは自らを形作るにあたって根本的に“他人”という事象が必要なのだ』
『そして、それを全て失った君は自らを形作るにあたって様々なものが足りていない』
『だが――ああ、素晴らしいよ、糸久時邦。何もかもが足りていないが故に君自身には大きな空洞が存在している。その空洞はあらゆる空想を許容する。すなわち、君は、理想的な』
黒い海辺、純白の満月が輝く夜。
それは悪夢の始まり。花開く美しい恋の音。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-21 18:00:00
29022文字
会話率:41%
【ゆえに生まれた子どもは眼球を持たない。代わり、眼球が収まっているはずの空洞には無数のバクテリアの抜け殻がガラス玉のような塊となって埋まっている。薄水色に透き通るそれはこの世のものとは思えないほど美しく、どんな宝石よりも高値で売れる。】
胎
児の眼球を食うバクテリアに侵され生まれた男性が、妻と産婦人科に行き待合室で少年とお話する話です。
(別名義で書いていた小説の再アップであり、この作品はnote、カクヨム、エブリスタ、Tumblrにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-24 20:11:11
5465文字
会話率:61%
「――大好きだったのに」……その一言を元カノが残してから、私の心にはぽっかりとドデカイ空洞が生まれた。
大学生になったある日、私は赤崎という男に一冊の文庫本――『人間失格』を押し付けられる。私の大学生活が滅茶苦茶になったのは全てこの『人間失
格』と赤崎のせいに他ならない。赤崎のせいで友人数がインフレを起こして、私の周りには赤崎の息がかかった連中しかいない。
しかし、そんなある時、行きつけの喫茶店で私は運命的な出会いを果たした――彼女は水本さん。自尊心高めの女子高生なのであった。
※なろう用にタイトル変えてます。
原題『初夏に笑う隣人』。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-16 01:00:00
36355文字
会話率:47%
魔法使いアミラを含む勇者パーティは無事魔王を打倒し、勝利の凱旋を果たした。しかし、優秀な魔法使いであったアミラにはたった一つ致命的な欠点があった。人類の象徴とされる勇者パーティを飾るには余りにドブスだったのである。
パーティメンバー達の
嫌悪感、皇帝の政治的判断によってアミラは理不尽にもパーティメンバーを追放され、更には命を狙われる事態にまで発展する。仲間からの裏切り、これまで国家に忠誠を尽くしたことが報われない無念、そして母親の死。全てを失い己の命すら惜しくなくなったアミラは元パーティメンバーへの復讐を心に誓う。
「ブッ殺してやる…!皆殺しだ…一人残らず必ず、必ず復讐してやる…!!」
糞男への復讐は何が相応しいか?ぽこりと金玉を叩いてみれば、空洞なのかな小気味の良い音がする。中身を確かめるからトンカチを貸せ、きっと諸悪の根源はここに詰まっているのだ。復讐の貫徹に理性が邪魔をするのなら狂うことこそが正道であると知れ。
イーハトゥーブ・イーハトゥーブ、全ては遠き理想郷。
※誤字脱字報告大歓迎。感想も遠慮なくどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-30 20:02:52
58307文字
会話率:50%
プールに不気味な少年が現れる。
最終更新:2020-08-04 16:10:53
954文字
会話率:8%
燃える。赤い炎。陽炎。
黒に当てられた光は焦がす。
始発も終点もない、ただの空洞。
最終更新:2020-07-27 21:11:18
1954文字
会話率:32%
ラテンオーケストラのアンコール、舞台袖でバンドネオンを抱える男。「空洞」と「本当の自分」が矛盾する、「他者」のいない「他者」に関する掌編。
最終更新:2020-07-14 11:47:26
7189文字
会話率:0%
冷たい空洞に落ちた彼が目にするものとは。
最終更新:2020-06-21 02:11:25
1143文字
会話率:0%
『“それ”は夢。希望。はたまた永遠。
お前にとっては"力" だった』
これは一人の娘によって引き起こされた事の顛末
最終更新:2020-04-20 15:11:18
811文字
会話率:65%
あんなに褒めてくれた髪を、今切り落とした―――……
最終更新:2020-03-28 10:00:00
804文字
会話率:48%
マスクがチョー品薄の背景にあるのは・・
最終更新:2020-04-18 12:59:07
340文字
会話率:6%