大神の神威を駈り、日本の幽世を人知れず管理する存在……神憑き、即ち人狼。そんな神憑きの一人である舞田総司は、婚約者である宇野鶴ついなとの待ち合わせのために急いで神憑きの仕事を済ませた折りに、禍魂に呑まれていた銀色の狼を拾う。その狼もまた人狼
で、西洋人の神憑き……ヌァザと名乗る記憶喪失の女性だったのだ。 幼妻と野生児、ボケとツッコミ、神と魔、少年と少女が跋扈する少し不思議な世界で、修羅場と恋が交錯する現代人狼神話譚、始まりまして候!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-09 09:10:26
8460文字
会話率:24%
『死神憑き』と呼ばれ畏怖される娘・ジークは、死神を視る眼を持っている。人の死期を知ることができる能力ごと“買われる”こと数回、今度は四人目の夫に離縁され婚家を出ることに。自力で遠い故郷に帰るべく路銀を稼ごうとする彼女は、地元の民も近づかない
廃城に宝が眠ると言われていることを知る。やがてジークは運命の出会いと共に、得た者に覇権を授けるという『至宝』をめぐる争いに巻き込まれることになるが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-20 21:11:51
18131文字
会話率:45%
退治屋一族、本家嫡子の少女と、産土神の異類婚姻譚。少女は妖嫌いの後継がず。後継を巡る当主会から、彼女のさだめは動きはじめる。傷を受け心を閉ざした少女を取り巻く、一族本家の人間、分家の思惑、そして産土神の男がいざなう人ならざるものの世界。果
たして、少女は次代当主を背負うのか。裏切りの糸を引くのは。霊山の封陣に眠るモノは。*土蜘蛛や天狗、蟒蛇や鵺、狐狸精、憑き物など妖の話を少しずつ盛り込んでいく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-06 22:49:41
67566文字
会話率:43%
特別なチカラ、それは子供に与えてはいけない禁断の薬物(キヤンデイー)。
最終更新:2012-04-19 20:08:48
172165文字
会話率:42%
「現代人はオカルトに夢を見すぎていると思う」。
名前と出自に悩まされる、犬神憑きの末裔、犬神清太郎。
非常に渋好みでリアリストな彼と、彼を取り巻く環境の、明記すべきでもない日常と、どうでもいい昔語りの話。
注 この小説は不定期連載です。作者
の気まぐれによって更新されます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-22 15:43:06
3829文字
会話率:31%
神憑家。
神を使役出来る唯一の家系。
そんな家系の末裔の神憑光希。
初の神無し!
代わりに死神が憑きましたとさ。
そんなこんなで大騒動!
最終更新:2010-03-07 14:31:06
9249文字
会話率:36%