★★★★★富士見ファンタジア文庫より書籍発売(イラスト:大槍葦人先生)★★★★★
★★★★★電撃大王よりコミカライズ(作画:長月みそか先生)★★★★★
「人には等しく、8枠の天賦《スキル》ホルダーがある。【腕力強化】のような1枠ならよいが
、レアなスキルは4枠や5枠、あるいは8枠すべてを使ってしまうでのう」
天賦珠玉《スキルオーブ》が発掘されるオーブ鉱山で、ヒンガ老人は僕にそう語った。
だけど僕ら「奴隷」は契約魔術でスキルを取得できず、奴隷に未来なんてものはなかった。
それは運命の日。
鉱山を所有する貴族——つまり僕らの「主」がオーブ鉱山に視察に来た。
地震によって崩落する天井。貴族の脳天に直撃する岩塊。
貴族の死。
瞬間、僕らの契約魔術が消える。
目端の利いた奴隷は走った。スキルオーブが格納されている倉庫に。そしてレアなスキルを取り込むと、目を疑うような能力や魔法によって警備兵を薙ぎ倒し、鉱山から飛び出していく。
暴動だ。
出遅れた僕に拾えるオーブはなかった
——終わった。僕はまた奴隷戻りだ。
絶望したときに見たのは、「あり得ないスキルオーブ」だった。
ホルダー「10枠」を使う【森羅万象】《ワールド・ルーラー》。
使える人間がいないことから研究者以外、興味を持たれない、規格外のスキルオーブ。
だけれど僕は、【森羅万象】を取り込むことができた——なぜか?
それは僕が「転生者」だったから。
僕には一般人の8枠+8枠、「合計16枠」ものスキルホルダーがあったから。
鉱山は包囲され、出口は1か所。僕の手には謎のスキル【森羅万象】。
さあ、どうする——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-03 18:00:00
1238138文字
会話率:43%
僕はキッチンで晩ご飯を作っている。
妻は、ダイニングテーブルの椅子に座って、ぼーっとしている。
妻は152センチと小さい。顔も小さい。大きいのは目だけで、鼻も口も小さい。髪型は、ややくせのある黒髪ロングヘアだ。そんな感じなので、妻は3
3歳なのだけど、ぱっと見25歳くらいに見える。ちなみに僕は、身長168センチで、36歳。普通に30台半ばに見られる普通の男だ。
僕は、妻のことを、りのちゃんと呼んでいる。
そんなりのちゃんが、ちょこんと座って、ぼーっとしている。
対面キッチンなので、なんだか妻に見られているようで、僕としては面映(おもは)ゆい。
だから、りのちゃんに声をかける。
「何考えてるの?」
するとりのちゃんは真顔で
「森羅万象について」
と言った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-11 12:40:17
3322文字
会話率:21%
ネクスト・ジェネシス・オンライン。
知らない人はいない超有名VRMMORPGだ。
サービス開始からソロでやってきたアリスはこのゲームの古参プレイヤーだった。
そんな彼女含め沢山のプレイヤーが待ち望んだ日が訪れる。
第15弾大型アップデート「
森羅万象」
これにより新たなクエストやモンスターが追加され、装備も更に高いランクの装備が実装された。
しかし、人々は絶望の淵に落とされる。
大型アップデート適応時ログインしていた一億人ものプレイヤーがログアウト出来なくなったのである。
いきなり現実となったゲームの世界は最早自分達の知る世界ではなかった。
*この作品は以下の内容を含みます
・主人公最強
・女主人公
・百合成分あり?
・作者力不足
・誤字脱字あり?
・不定期更新
・処女作
*百合成分を含む場合があるので一応ガールズラブにチェックつけておきました。
ただ、恋愛小説では無いのでそこまで成分は無いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-21 17:33:14
29095文字
会話率:17%
神の存在を証明したとき、人は神を従属させることを願った。そしてそれが全ての始まりだった。
魔人、魔獣、はたまた悪神、あるいは悪鬼羅刹。
かつて人間が空想した全ては最悪の災害として実現した。それが約千年前の神話血戦である。
あらゆる災害が意思
を持ち、神話の如く人間へと襲いかかった。
人類は異界を生み出すことで何とか事なきを得たが、意思持つ災害は虎視眈々と異界から抜け出す機会を狙い続けた。
そんなことも千年の時が経ち、伝承は途絶え、失われ、人類はそれを神話として再び空想へと落とし込んだ。
しかし、そんな中にも異界を研究する者も存在していた。また、千年の間に異界へと移り住むものも少なくなかった。長い時が過ぎれば、人も神も魔も遺恨を忘れていき、かつて人が生み出した異界は、神界とも魔界とも呼ばれるようになっていった。
かつての異界は時を経るにつれ、神話血戦以上のさらなる混沌を、今まさに謳歌していた。
そんな異界に移り住む者なんて馬鹿かロクデナシか、そうでなければ馬鹿かつロクデナシの両方なのは言うまでもなく、そして例には漏れず、異界においては最弱種族であるにも関わらず、あらゆる存在に喧嘩を仕掛けた異常者の集まりがいた。
その異常者達の目的は唯一つ。異界の空を蒼穹に染め上げること。
彼らは自らの目的を掲げるように、その名をコミュニティ蒼天大征と名乗った。
神からすれば意味不明。悪魔ですらも目を瞠る。
突如として異界に訪れた天災は森羅万象に問いかける。
「お前らの空は何色だッッッ!!!」
混乱極める異界の空に騒乱ならぬ蒼乱が訪れる!!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-06 22:23:03
7438文字
会話率:16%
世界を知る旅の途中で老人に出会う
人をたくさん殺してきた老人
そして若者は森羅万象を知る
最終更新:2021-07-31 22:47:53
905文字
会話率:38%
ある夜、星の光に誘われて二人が夜の外に飛び出す。
二人はそこで、星空を眺めながら星について談義を始めるのであった。
最終更新:2021-07-24 18:59:54
2403文字
会話率:58%
アダム・エバーソンは予言の巫女「イブ・アダムス」の神代スキル『予言者』により集められた勇者パーティーの『調整者』として魔王討伐のため冒険を繰り広げていたが、パーティーメンバーから「お前、何もしてないじゃん!?」とパーティーを追放される。
実はアダムは神代スキル「森羅万象」を持っており、万物の創造、操作、変換を操るスキルを持っていたが、「パーティーメンバーの成長を促し、魔王を討伐しろ」という「神の言葉」に縛られてしまう。
渋々ながら、このパーティーのバランサーとして、パーティーメンバーがギリギリ勝てる範囲に相手のステータスを弱体化させ、勇者達の成長を促してあげていたのだが、その事はパーティー内の誰にも伝わっていなかったようだ。
アダムを追放した勇者一行は、自分たちの知らないアダムの話しを聞かされたり、今まで平気で勝てていた魔物相手に苦戦を強いられたりと、数々の違和感の末、ようやくアダムの助力を知ることとなるがもう遅い。
その頃アダムは悠々自適の人生を謳歌するため、辺境の地にてスローライフでも送ろうとするが、急に訪れ、一緒に旅をする事となったイブ・アダムスに恋してしまう。
前に訪れた街で絡まれてしまったり、イブの「予言」に渋々駆り出されたりと、のんびり旅しながらも、数多の種族を救い、無双し、アダムは知らぬ間に『英雄』となっていく。
これはそんなアダムが「見る者すべてを虜にする」と言われるイブと家族を作る物語。
※※※※
イブ・アダムス視点の物語
「イブのお暇。〜恋焦がれていた彼が勇者パーティーを追放されたので〜」
も書き進めていきますので、興味があればこちらの作品もよろしくお願い致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-13 21:08:07
142385文字
会話率:44%
みずからの命をなげうってもいい。夜な夜な星の世界への旅に出て、銀河のほとりを羽搏(はばた)けたなら……。そのような願いをかなえるため、鴉(カラス)と名乗る少女の悪霊を鏡の中から召喚し、契約をかわそうとする女の子、憂愛(ゆあ)。
憂愛の姉であ
る(いとこ)は鴉から妹を守るべく、得意の刺繍(ししゅう)でもって悪魔よけの紋様を銀の糸で黒いワンピースにほどこし、布の鎧をまとって対抗しようとします。
自然界、ひいては森羅万象とみずからの詩を一体化させ、神にもひとしい力をもとうとする非凡な妹。妹を救出したいけど、平凡で刺繍しか取り柄のない姉に勝ち目はあるのか?
詩と刺繍による魔法のひそやかで静かな闘いがはじまろうとしています。
創作とはいかなることか、をテーマにした幻想的なファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 23:13:17
9730文字
会話率:34%
すべての選択肢の可能性のある世界。それがパラレルワールド。
だが、現実には他の選択肢を選んだ未来を覗き見る事は出来ない。そう、人間には‐・・・。
わたしは人間ではない。この世の森羅万象すべてに精通している存在である。
下界ではある男が将
来についての選択肢に思い悩んでいるようである。いわゆる恋の悩みである。この男は諸事情により、三人の女性の誰かを選ばなければならないようである。わたしはこの男がそれぞれの選択肢でどのような運命を辿る事になるかに興味を持った‐・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-29 10:24:54
9643文字
会話率:24%
ガチャによってスキルを獲得する世界。最初の一回が最も重要視され、ハズレ認定されると、一生底辺が確定する。
冒険者になるのが夢だった主人公は、幼馴染と共に、神殿でレアスキルが確定する初回限定ガチャを回した。
けれど、幼馴染が《剣聖》と
いう超大当たりスキルを引き当てた一方、主人公が引いたのは《乱数調整》という意味不明な外れスキル。
その結果、あらゆる人々から無能認定され、冒険者ギルドからも門前払い。けれど、夢を諦めきれなかった主人公は、コツコツと、ガチャを回す為の資金を稼ぎ――「おいおい、やめとけよ。初回ガチャ以外は、ゴミスキルしか出ないぜ」「そんなの、やってみなきゃわかんねえだろ」「ま、止めはしねえけどさ」――「《森羅万象》《剣神の加護》《無限収納》か。聞いたことないな。……多分、また外れだな。よし、次だ次!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-11 17:32:33
4256文字
会話率:43%
2月3日神崎 2番目
オリジナル 漫画 実写映画化
●白河 一真(しらかわ かずま):主人公
20歳 182cm 端整な顔立ち 色白
赤眼 神童。2年前に勉強や知識 世界知るためアメリカへ。
●白河 真衣沙(しらかわ まいさ):義妹
養子
。黒髪ロング 黒眼。しっかり者
兄様 刀 術式 強い 164cm
●白河 摩莉那(しらかわ まりな):主人公の実姉 元々 病弱 今は完治して元気な身体。強い精神力 黒髪ショートボブ
左眼 赤い 右黒のオッドアイ 式術に長ける 潜在能力高い。兄さん。仲はいい
無口
●白河 真斗(しらかわ まさと):実兄。
黒髪 男前 赤眼 大剣武器 細身の筋肉質
186cm 家族に優しい 本当は一真が受け継ぐはずだったが本人その気なく代わりに第17代目の白河家当主に。
●白河 真咲(しらかわ まさき):一真 主人公の実姉。空手 合気道 式神
●白河 薙叉(しらかわ なぎさ):親戚の従姉。
●白河 末魏紗(しらかわ まぎさ):薙叉の実妹。一真の親戚。同い年。
●石搗 圓巴(いしづき かずは):親戚
退魔師の一族。金髪ロング ハーフ
●石搗 時音(いしづき ときね):圓巴の実姉。紫がかった黒髪ロング 金属と雷操る能力の他、笛の音色で自身の周囲空間に自身以外と自身指定した対象以外の動きをスローにする発生。174cm 白いコート 白いフィンガーグローブ 唯一 圓巴が逆らえない人物。
●石搗 勿雪(いしづき なゆき):圓巴 時音の実妹。黒いトゲトゲのボクシンググローブのようなものが両手につけてる武器
好戦的 脳筋 頭悪い 暴れることばかり。
163cm 力持ち 褐色 茶色眼 黒髪ショート
●石搗 穂琴(いしづき ほこと):末っ子。
落ち着いてる 常識人 清楚 可憐 儚げ
真面目 優しい 気遣い 気配り 家事。
黒髪セミロング。黒眼。黒いセーラー服。黒いニーソ。黒いローファー。
優等生 才女 容姿端麗。家族思い。
まとも しっかりしてる。
●石搗 合歓(いしづき ねむ):四女。
穂琴の実姉。ミステリアス 読めない
無表情 知性 聡明 落ち着いてる 動じない
天才。自然 植物 花が好き 詩を読む
人の死は輪廻転生 森羅万象と称する。
無口。大人びてる 160cm 白髪シニヨン。紫の眼。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-03 23:29:02
2500文字
会話率:0%
9月30日の深夜。
私の唯一の楽しみが明日やってくる。
1年に一度しか来ないその日は、私のもの。
宝箱に入ったおもちゃのようにワクワクして、鍵は誰も持っていない。
色は鮮やかに干からび、温度は停滞する。
光はゆるゆると遅延し、音は休日を
思い出す。
人は鼓動を忘れ、地球は自転をサボるのだ。
人、生物、物、森羅万象が静止した世界。
でも例外は1つ存在する。
私という例外が。
全てが静まり返るその0時00分、私だけが闊歩する。
そう、ここは私の世界。
私だけの世界。
それが9月と10月の間の日。
私はそれを‘アイダの日‘と呼んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-25 18:00:00
11255文字
会話率:21%
人の子として生まれた少年は、ある日突然……死の淵へと続く、闇の中に放り込まれた。
そして森羅万象の理 (ことわり)は必然的に、その少年と八百万 (やおよろず)のものを引き合わせた。
少年にとっては当然、はじめて目にする『人ならざるもの』の存
在。
それは奇しくも……『死神』だった。
目には見えない輪廻の縁 (えにし)に導かれながら、少年が感じるその先の……
思いもよらない不可思議な世界が今、広がり始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-17 00:00:00
142963文字
会話率:22%
ヒヤウイゴー
カモン
ヒヤウイゴー
カモン
募るは募集
募集中 ウオンチュー
桜を見る会 不快
ニューオータニ ダニ
あぼーん太郎 麻生
進次郎 無能
ナナナナー
ナナナナー
木の実ナナ タピ
る
汚物政権で
ゴメーン
まことに
スイマメーン
私はですね、幅広く募っているという認識でございました。募集してるという認識ではなかったものです。
「……」
私はですね、総理大臣でございますから森羅万象すべてを担当しております。
「……」
私はですね、下痢三でございますから深夜残尿は担当しておりません。
「ナンダコイツーーー」
というわけで、半分しかまだ出来てないわけなんですが。それにちょっと季節外れになってしまった。
妖怪のほうじゃなくて、アイドルの物語を先に書いたんで。
いや、妖怪も、バトルシステムというか、戦いの方法というか、敵の妖怪にどうやってダメージを与えるのか、その手段と仕掛けは考えたんですが。
話のほうも、オレオレ詐欺ででたらめに電話かけてたら妖怪が出ちゃって、不思議な事件が起こる……とか考えて、そんなことが、小学生の宮崎眞行が夏休みに自転車で日本一周する先々で起こると。
小学生のバトルだから、マンガになりそう。で、絵は描けるけど話がダメで、アニメーターは儲からないっていうから、その人たちがそれぞれの地元を舞台にして描いてくれそうな国褒めの要素も加えて、妖怪のチャートというか、判別帳というか判定表も考えてたら、長くなって。
おおげさに言うとクトゥルー神話をまた日本発でやろうみたいなことだから、元のやつを知らないで作るのもどうかと思って、でも、中ボスはいるけど組織はない、悪の軍団は塊ではあるが、悪に統一されて善なるものに敵対はしない。そういう日本的な団体を考えてて、また長くなって。
そうこうするうちに、意外な動画を見つけてしまって。
色川武大が書いてたファッツ・ウォーラーを動画で見て、屈託と表現されてたのがすごく納得できた。まさに一目瞭然で。それで、その関連でいろいろ見てたら……。
あ、また来た……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-14 18:27:42
18373文字
会話率:0%
ある時は、人だった。
ある時は、犬だった。
ある時は、猫だった。
ある時は、鳥だった。
ある時は、虫だった。
ある時は、魚だった。
何千何万と輪廻を繰り返す自分の生涯――
この作品は『カクヨム』様にも掲載しております。
最終更新:2020-10-11 22:17:44
4972文字
会話率:1%
普通の高校一年生になった僕は、登校途中に理想の女性に出会う。
清楚で女友達と話しているときに、うふふと笑う笑顔に恋した。
この高校を選んだ動機の一つマン研に入部した。なせならば、僕の大好きな現役漫画家の藤田先輩が所属しているからだ。漫
画家志望の僕は彼に弟子入りしてデビューする計画だ。
でも、「森羅万象研究会」ってのがほんとの名前らしく、もののけ狩りのメンバーにされてしまう。
ただ、ひとより性欲が強いってだけなのに・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-05 21:11:16
6631文字
会話率:28%
北海未来は、この世の森羅万象あらゆるものの「味」を感じることが出来る「味覚少年」である。
異変が起きたのは、高校入学一ヶ月後の、五月の初日。
持ち前の「味覚」で、電車を待つ間にいつも世間話をしている幼馴染の父親の”奇妙な不在”に気づ
く。その幼馴染の少女より話を聞けば、「自分の家はシングルマザーで北海家から経済的支援を受けていた」と話し、さらにあろうことか、未来のことを「お兄ちゃん」と慕う始末。
混乱のまま、吹奏楽部に所属するクラスメートの相談を受ければ、音楽準備室でもおかしな事件は起きていて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-24 16:00:33
84590文字
会話率:48%
笹藪に囲まれた東西南北荘の住人が巻き起こすお話し、第5弾です。あっちとこっち(現代と2000年前)の森羅万象と四神たちが巻き起こす物語です。
今回、登場する神さまのお名前を、これまでとはちょっぴり変更させて頂いてます。
最終更新:2020-09-23 15:07:13
32418文字
会話率:44%
この世界の名前はニルヴァース。
森羅万象が業の光――ルーラハで構成されている。
十一の都市から成り立つ大国フォルフヨーゼ。
その主要都市、マルクティアで暮らす一人の男。
あらゆる生命、物質に含まれる業光を利用して特殊な金属を鋳造する鋳物
師。キャストールと呼ばれる男には、イェフナという血の繋がらない唯一の家族がいた。
年に一度、マルクティアで行われる降誕祭に参加した二人。
そこではフォルフヨーゼに平和と繁栄をもたらした律業の巫女と大地の守護神、ゴウレムを祝福するための式典が例年通り催される。
――はずだった。
大国の総覧者。
フォルネリウス王が扇動して祝福が成された時。脈動する大地。
フォルフヨーゼの治安を維持し、
降誕祭を成功に導く要とも呼べる存在。
己の業を律して世界を侵す力、律業術を扱う者――
律業の系譜達でも予期することが出来なかった最悪の事態に、
男はイェフナと共に巻き込まれてしまう。
それが災厄の始まり。
世界に溢れた悪しき業が、男の人生を大きく歪ませていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-22 15:54:09
112441文字
会話率:44%
〜第一章〜
どこにでもいる普通の男子高校生『東山 輝』はひょんな事から貧乏神となってしまった。そこへ突如として目の前に現れた天空の女神『天子』。
「あなたは貧乏神に取り憑かれている。貧乏神であるあなたが他の人間に触れ、触れられをすれば世界
中が貧乏神だらけになってしまう。その前にあなたを殺します」
果たして、輝の運命や如何に!?
〜第二章〜
貧乏神に戻って四年後。五人の女神達と平和に暮らしていた東山 輝に魔の手が伸びる。
低級神誕生の謎。
森羅万象神の存在意義。
神引きの本来の目的。
その全てが今、暴かれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-19 12:00:00
360641文字
会話率:58%