『文具ひろば』という文具店を営む兄弟、影野瞬(かげのしゅん)と影野静(かげのせい)のもとに、近所に住む陣田与一(じんだよいち)通称陣さんからある相談が持ち掛けられるのです。『月日新聞』の勧誘がしつこく、住民達は困り果てているといいます。相談
を引き受けた彼らは本来の姿でつくもがみと組み、封印の力を使って勧誘の二人組を凝らしめるのでした。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-14 00:35:00
2597文字
会話率:0%
うたた寝していただけなのに異世界転生してしまった。しかも公爵家の長女、レティシア・アームストロングとして。
あまりにも美しい容姿に高い魔力。テンプレな好条件に「もしかして乙女ゲームのヒロインか悪役令嬢ですか?!」と混乱するレティシア。
溺愛してくる両親に義兄。幸せな月日は流れ、ある日の事。
アームストロング公爵のほかに三つの公爵が既存している。各公爵家にはそれぞれ同年代で、然も眉目秀麗な御子息達がいた。
公爵家の領主達の策略により、レティシアはその子息達と知り合うこととなる。
公爵子息達は、才色兼備で温厚篤実なレティシアに心奪われる。
幼い頃に、十五歳になると魔術学園に通う事を聞かされていたレティシア。
普通の学園かと思いきや、その魔術学園には、全ての学生が姿を変えて入学しなければならないらしく……?
果たしてレティシアは正体がバレる事なく無事卒業出来るのだろうか?
そしてレティシアは誰かと恋に落ちることが、果たしてあるのか?
レティシアは一体誰の手(恋)をとるのか。
これはレティシアの半生を描いたドタバタアクション有りの爆笑コメディ……ではなく、れっきとした恋愛物語である。
カクヨム、アルファポリスでも連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-13 17:50:00
54673文字
会話率:42%
突如として世界の各地で魔界と人間界を繋ぐゲートが出現した。
魔族の襲撃で人類はたちまち生存圏を奪われ、ゲート発生源から後退することに。
故郷を踏み荒らされ、悲観する人々。その中にも希望の存在が現れる。
『魔族狩人《イビルハンター》』。
神か
ら授かった奇跡・神能と呼ばれる異能を宿した存在だ。
戦闘能力の優れた10人を『神能十傑』と呼称し、奪われた土地を取り戻す作戦が計画される。
ゲート発生から2年。
故郷を取り返し、ゲートを封鎖することを目的とした第一次魔族大戦が幕を開ける。
甚大な被害を出しながらゲート目前まで迫るも魔族軍の猛追を受け敗走に終わった。
それからさらに月日が流れ、魔族を討ち滅ぼす可能性を秘めた英雄候補生が集められた。
英雄候補生特殊訓練施設。
不安や期待に満ちた英雄候補生の前に現れたのは地味な風貌の冴えない青年だった。
名は三刀屋奈津(みとやなつ)。
彼こそが魔族と最前線で戦い、その実力から魔族にも恐れられる魔族討伐部隊の秘密兵器だった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-13 14:37:35
50758文字
会話率:32%
20XX年1月22日、通学していた小学生二名が交通事故にあい、二人は重傷を負った。運転手は軽傷で済むも、病院先で行方不明となる。
警察は運転手を捜索するも、行方がわからず、そのまま事故処理としてこの件は幕を閉じた。
そして十年後の月日が経ち
、事故の影響で後遺症を持つ、朝峰陽羽はごく普通に生活を送っていたが、ある時青年と出会うことに。
同時に十年前、行方不明となっていた運転手が遺体で発見された。
陽羽はそのことを調べていくうちに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 22:44:00
628431文字
会話率:52%
ある組織から逃走を図った子どもたち。一人の少年、ティルはみんなを逃すため、船から脱出するのをやめる。残ろうとしたリアだったが、ティルの思いを受け、リアたちは逃走に成功した。しかしティルはある組織、通称ライディー騎士団に連行される。
そして三
年の月日が流れ、ティル探しをしていたリアとワイズがようやくティルと再会を果たすが、ティルがライディー騎士団の仲間となっていった。
リアたちは逃走生活を送り、ティルはリアたちを追う生活を送ることに。
果たしてリアたちの思いはティルに届くのか、そしてなぜ騎士団ができたのか、謎が明らかになっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 12:00:00
1310209文字
会話率:53%
最強の退魔師と謡われる一族に生まれながら、才能が欠如し、術者として落ちこぼれ、無能者、欠陥品言われた少年・星守真夜。
だが彼はある日、異世界の神に異世界へと召喚される。
そして異世界にて四年の月日を過ごし、強大な力を得て、勇者と共に異世界を
救った彼は、再び元の世界に戻ってきた。その力を得た状態で。
しかしそれは新たな始まりに過ぎなかった。
帰還した真夜は、今度は退魔師として、戦いに身を投じていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 15:45:08
1099987文字
会話率:39%
《青春×異能×SF》IF世界線の2027年。人体の限界を遥かに凌駕する遺伝子発現能力の存在が予想され、将来的な危惧がなされた。該当する二十七人の男女は協議の末、物心付く前に親族からも切り離され、人工の孤島での生活を強いられる。
それから十
五年余りの月日が流れた。
漠然とした不満や悩みを抱えながらも、年相応の麗かな日々をみんな送っていた。
ただ一つ。銀髪ハーフで可愛らしく、またムードメーカーでもあった女の子、ソフィアが十歳の誕生日の翌日に、孤島から消えたことを除いて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 00:10:00
346368文字
会話率:50%
地球とは似て非なる世界、パラレルワールド。
現代社会は混沌を極め、不必要な悪が蔓延していた。
不必要な悪とは、善を脅かす存在。
その不必要な悪を消す為に、必要悪もまた存在していた。
それらは一般の世界で『殺し屋』や『掃除屋』、又は『スパ
イ』などと呼ばれている。
その必要悪の世界で、伝説になっている一人の男がいた。
いや、現在も生きているので『いる』が正しい表現なのだが、表舞台から姿を消して既に20年。
その存在は忘れ去られようとしていた。
そんな伝説が消えて5年程の月日が経ったある日、一人の赤子が産声を上げる。
本来赤子というものは、誰かから産まれるものである。
しかし、その赤子は最初から普通ではなかった。
生を授かった瞬間、その傍には喜んでくれる親が居ないどころか、親自体が存在し得なかったのだ。
生まれた時から普通ではいられなかった赤子。
その者は普通を手に入れられるのか、もしくは全てから逸脱してしまうのか。
その赤子が自身の誕生の秘話と生きる意味を知った時、結局は普通ではいられないのかもしれない。
コードネーム『暗躍者082』。
作者前書き。
時と場合によれば、完全なる厨二病患者。しかしその実……凄腕のエージェントなのであった。
出生から存在意義。その全てが造られた者は、何を手にし、何を失うのか。
全ては物語の中で明らかとなる。
※注意書き※
パラレルワールドと表記していますが、殆ど地球です。
パラレルワールドと表記した最大の理由は、殺し屋(掃除屋)が現実の日本に存在しないからです。
シティ◯ハンターや幽◯白書、最近で言えばスパ◯ファミリーの世界観といいますか、地球といえども存在しない地球のお話といった感じで、そこについてはあまり深く捉えなくても問題ないです。
ジャンルもどれが適切かわからなかったので……
もし、『これだ!』というジャンルがあれば、変更が出来たらしたいので、是非教えて下さい。
物語用語解説
暗躍者とは、『暗殺』だけではなく、幅広い依頼に精通している者の総称。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-11 16:31:51
170057文字
会話率:30%
2年前の交通事故で愛する彼女である倉橋 花音(くらはし かのん)を失った主人公 萩野 柊(はぎの しゅう)。柊は花音を失った多大なトラウマを抱えながら絶望に心身を駆られる日々を送り続け、2年の月日が経った頃、精神病院に入院していた柊は「2年
前の花音を失った事故は何者かがトラックを遠隔操作を駆使して行ったもの」というニュースが入ってくる。そして柊は突然病室にやってきた女性、速菜 梨花(はやな りんか)と出会い、過去に行って、犯人が使用した遠隔操作の機械を回収するため、そして自身の未来を変えるため、過去へ飛ぶ事となる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-11 00:11:45
2305文字
会話率:78%
不治の病を患った一国の王。自分に残された時間すら曖昧なまま月日が流れる。やがて王は今まで我儘に生きてきた人生を最後まで貫く為にある考えに至るが・・・
最終更新:2024-09-09 00:58:03
1878文字
会話率:62%
――遠距離恋愛をしている彼女...海川恵美(うみかわめぐみ)に浮気をされた。
浮気相手は学校一のイケメンらしく、更に能力も文武両道の持ち主らしい。
―――ショックだった。
だが、未練がましいのが嫌だった俺は、あいつとの連絡手
段の全てを抹消する。
――それから数ヶ月が過ぎた。
しかし未だ、彼女の事を吹っ切る事も忘れる事も出来ない日々を過ごしていた。
時が経てば、あいつの事を忘れさせてくれると思っていたのに。
だけど俺の心の根っこには、まだあいつの事を諦めたくないという想いが
残っていたのだろう。
ハァ...なんてみっともなくて、未練がましいんだ。
そんな茫然自失の日々が続いた、とある日。
―――俺は暴走してきたトラックに跳ねられてしまう。
死ざまに、今度こそは良き女性と出逢いと願いながら、人生の幕が
下りるかの様に、俺の瞼はゆっくりと閉じていく。
そして瞼を閉じた次の瞬間、
俺は誰かの大きな声で無理矢理、叩き起こされてしまう。
その大きな声の主...女神メリアーナと名乗った女性が俺に言う。
勇者となって自分の管轄している世界で蔓延っている魔族達と、その親玉で
ある魔王を討伐して欲しいと。
最初は断ろうとした。
だがふと考える。
「勇者となって使命に没頭すれば、恵美の事を忘れられるのではっ!?」
これは恵美の事を吹っ切るチャンスじゃんとばかり、女神メリアーナの
嘆願を快く受諾した俺は、異世界に勇者として召喚されていく。
―――それから五年と幾数ヶ月の月日が流れた。
幾度の艱難辛苦を乗り越え、女神メリアーナの悲願だった魔王を見事
伐ち倒した俺は、メリアーナからの恩恵...『勇者』の力を報酬として
保持したまま、元いた世界に帰還するのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 21:12:18
216789文字
会話率:31%
※現在大幅修正中。(最終更新日:2016/5/18)
現在第二章まで修正済みです。そのため、第二章以降の話が繋がっておりません。
大変申し訳ありません。
修正完了時期は現在未定です。
最後に勝利を手にするのは「正義」
カル
ト教団「ビルガム」によるデパート爆破テロ事件。
数千人にも上る被害者を生み出したその事件は、10年の月日を経た今日であっても、人々の心に印象付けられている。
涙ながらにデパート跡地に花を添える者。
ぼんやりと連日テレビで放送されているテロ事件の特集を眺める者。
16時30分。
多くの国民がその瞬間に犠牲者を悼み黙祷を捧げる。
そんな中、とある事件が密かに幕を開け始めていた。
「青薔薇連続殺人事件」
残虐な遺体の傍に手向けられる青い薔薇の花束。
次々と殺されていく権力者達。
浮かび上がる20年前の女児殺害事件と10年前のテロ事件。
一体、誰の陰謀によって青薔薇連続殺人事件は起こっているのか。その真相を暴くことは、一体何を意味するのか。
20年前に殺された当時5歳の少女「緒方倫子」と、その犯人として逮捕された当時15歳の少年「峰村帝」。
事件を追う中で幾度となくその名が登場する彼らは、一体ーーー?
アメーバブログでは連載打ち切り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 08:01:14
386034文字
会話率:34%
舞台は天族、人間、魔族の三種族が生きており、様々な伝説が残る歴史の古い世界、キャメリア。昔から争いの多かった三種族は、神によって三つの領界に別れて暮らすように命じられた。神は天族の住む空の上の領界を天界、人間が住む地上にある領界を人間界、魔
族の住む大地の下にある領界を魔界とし、それぞれの種族でその種族が保有する領界を治めるように、とも命じた。
長い時が流れ、天族は時間の波にのまれて人間の記憶からその姿を消したが、たまに魔界から迷い込んでしまう魔族は人間に差別されひどい目にあっていた。時の流れの中で人間の魔族への差別はある程度おさまっており、今では共存も可能となったが、やはり魔族の人間界での地位は低かった。
そんな人間界の中にあるブロウ村という名の小さな村の村長の娘であるカレンには、ツバサという名の親友がいた。その子は魔界から迷い込んでしまった魔族の男の子でカレンと同い年、カレンが村の子達と打ち解けるきっかけを作った、カレンの大切な人だ。村の人々も普段は温厚で、カレンはツバサや村の同年代の子供達と平和に暮らしていたのだが、ある日、とある事件をきっかけにカレンとツバサは引き離されてしまう。しばらく月日が経って成長したカレンが、ツバサと再会するために村の外へ飛び出したことで始まる、王道冒険ファンタジー。
メインではありませんが、恋愛要素があるので恋愛のタグをつけさせていただいております。恋愛要素のある組み合わせはすべてNLです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 22:00:00
98372文字
会話率:51%
物語の舞台は剣と魔法のファンタジー世界。
エルフがいてドワーフがいて、ゴブリンやドラゴンのようなモンスターもいる、空想のような異世界。
そんな世界のとある日のとある夜、とある街のとある家で1人の子供が産まれた。
自己があり自我があり、意識
を持ち思考する子供だ。
その子供は〝アッシュ〟と名付けられた。
アッシュは前世の記憶を持つ転生者。
しかし記憶は欠落し破綻し歪んでいる。
転生するに至った死因はおろか、前世の自分のことすら思い出せない。名前も性別も生年月日もなにもかも。
誰と何を考え、誰と何を為し、誰と何を学び、誰と何を得て、誰と何を思ったか。或いは誰かなどおらず、何も考えなかったし為さなかったし学ばなかったし得なかったし思わなかったのかも知れない。
なにはともあれ、不安定で不完全な前世の記憶を持つ転生者アッシュにあるのは、前世で完結しその死を以て完成されるはずだった自分の、過程のない空っぽな結末だけ。
家族はいたのか、友人はいたのか、恋人はいたのか、職はあったのか、どんな容姿でどんな名前でどんな人間だったのか──今となってはもう分からないが、少なくとも生命を失い、記憶を失い、自分すらをも失ったアッシュ。
前世のものとは言え、それらはたしかにかつての自分にあったもの。
なにもかもを失い、中途半端な自分と共に新たな生命を授かったアッシュは、この人生ではいったい何を為して何を成し、何を考え何を感じて何を思い、どのように生きるのか──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 20:00:00
31458文字
会話率:31%
勇者と魔王の戦いから20年の月日が経った現代・・・勇者の生まれ育った国、ソルバース王国に住むスキルを持たない無能力(バニラ)体質の少年テラ・マーテルは無能力であることを周りに虐げられながらも自分の信じる道を目指して過ごしていた。
そんな中
、今日も学校のクラスメートからスキルを使った悪質な虐めと暴力を振るわれる。
精神的にも肉体的にも限界がやって来たその時・・・
テラは魔王の血筋のみが持つ『闇』のスキルを覚醒させる。
僕が魔王の子供?・・・それでも僕は魔王にも傲慢な勇者にもなる気は無い。『闇』の力でこの世界に『光』を齎して見せる!
魔王の仔として生まれたテラ・マーテルの世界に光を齎す冒険が始まる。
全ては『強く優しい人』になる為に・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 20:00:00
139249文字
会話率:60%
永歴五〇〇八年。医学、経済、政治、軍事、そして〈ブラッドタイプ〉と呼ばれる特殊能力の研究など多くの部門において最先端を勝ち取り、大陸の大半を支配下においていた超大国【蒼魔灯】は、命の在り方に対する思想の衝突により二つの国に分裂、三年後に開戦
した。以降二年に渡り、生きることに極端に固執する【リヴドシティ】と死を美化する傾向がある【死乃宮】は戦争を続けてきたが、いつしか両国は互いに大きな犠牲を出さずに戦うという〈暗黙の了解〉を取り付け、戦は自国への利益と周辺国への牽制を目的とした生温いものへと変貌した。
更に月日が流れた永歴五〇二六年。齢十七の少年少女四人を中心に、戦争は相も変わらず続けられていた。リヴドシティの軍隊〈アラウンド〉の最高戦力である暴君リンラと、頭脳派相棒のヒバル。そして死乃宮の軍隊〈鬼士〉のエースと謳われる戦姫アズハと、先読みが得意な双子の弟ユキハ。互いに互いを生神、贄と蔑んで呼び合う宿敵同士であると同時に幼馴染でもある彼らは、時折国の目を盗んでは最愛の友として交流を重ねていた。
ある日、戦場で敵としてしか堂々と対峙できない現状に強い不満を抱いていたリンラとヒバルは、自国の方針を変えようと革命計画を立てる。しかし要らぬ心配をかけたくないという理由から、アズハとユキハには内緒にしていた。一方、戦場とそれ以外の場とで態度が一変するリンラに不信感を抱きつつあったアズハは、彼女にとって自分がどのような存在なのか分からなくなってきていた。ユキハもまた、戦場で対峙した際にヒバルから告げられた「俺はお前を殺せるよ」という言葉に心が掻き乱されていた。そんな不安定な二人に死乃宮の軍人マヤが近づき、言葉巧みに疑心を殺意へと徐々に変化させていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 23:26:50
187977文字
会話率:57%
荒廃した地球に住まうことが不可能と判断した人類は、宇宙コロニーと火星に別れて暮らすようになった。
それから幾星霜の月日が流れたある日、故郷なる地球から双方に通信が入る。
その発信者は、人類が観測のために残していった二体のガイノイドであった。
彼女達は告げる。
『地球に新たなエネルギーを感知しました。この資源を利用すれば、人類は再び地球に住まうことが可能でしょう』
その言葉を受け、宇宙コロニーと火星に住まう人間達は歓喜し──決意した。
『地球に還る』
しかし、そのためには一から覇権を得なければならない。
こうして、宇宙コロニーVS火星の者達による地球争奪戦が始まるのだった。
*この物語は自作「次元融世アルスディアhttps://ncode.syosetu.com/n8542gf/」をリブートした上で更にリアレンジしたものになります。元にした作品を読まなくて大丈夫です。
*この作品は小説家になろう様オンリー作品となります。
*不定期更新となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 10:13:49
15801文字
会話率:22%
抜けない。ふとマリンはそう思った。
明くる夜、マリンは船に乗った。
マリンの大航海はここから始まる…と思うじゃん。実際は、ただ働き、必死に身体を動かしても航海も何も教えちゃくれない。
月日だけが過ぎ去ろうとしていたその時、急遽船長が急
な病で倒れ、新しい船長は、えっ!?マリン???それで良いのか。
「アタシら、船長の事何も知らないんですわ。ただ、次の船長には、新しく入って来た娘を選びなさいと、そう言われまして…」
だからって、いきなり船長が木端なマリンなのは、どうかと思う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 16:31:58
27219文字
会話率:37%
この世の全ての英知を習得したと言われる始祖の賢者に拾われた赤ん坊は大人となり王都所属の大賢者という名ばかりの称号を手にすると、その知識と力を求めて近づいて来る輩を目の当たりにして人とはとても醜いものだと知り一人で過ごす事を決める。
それか
ら長い月日が流れると嘗ての弟子の娘が唐突にも訪ねてきて、弟子入りさせて欲しいと頼んできた。しかし私利私欲で魔法を使おうとする者達には愛想が尽きていた大賢者はとある課題を彼女に出すことにした。果たしてその課題とは――――
※大賢者という魔法に関しては天才的に変な男と、元気と活気溢れる声と行動が自慢な少女と旅をする物語。二人は王都や帝都……さらには亜人が住んでいるとされる魔界へと趣、そこで色々な人と関わる事で何か大切な物を得る旅路。※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 18:00:00
191627文字
会話率:42%
一人の幼い少女が暗闇の中をひたすら走っている。
ハァハァと吐く息が白くなる冬の寒い時期だった。
何時から走っているのか、足は縺れる縺れる。
フラフラしながら動く足は止めない。いや、止めてはいけない。止めたら最後。
少女はずっと追いかけてくる
親だったモノをちらりと見ながら走る。
「あっ、、、」
雪に隠れていた木の根に引っかかっり、盛大に転けてしまった。幸い雪が積もっていたので大した怪我はしなかった。
怖さと寒さで我慢しきれなくなった少女は大きな声で泣いた。
助けて、怖いよ、寒いよ。
幼い子供の拙い語彙力で全部を説明するのは出来なかったが、吐き出したように叫んだ言葉は全て本心であった。
バケモンが近付き、少女を殺そうとした時、黒色の軍服を着た青年二人組がバケモンを倒していた。
倒し終えると震えている少女を一人が抱き上げ、名前を聞いた。
「君の名前は何かな?」
「、、、ルナ、、、」
「ルナちゃんか、いい名前だね」
優しく微笑む男性。
「ほら、オウバイも抱き上げてみなよ!」
ルナを抱き上げた青年は刀を持ったオウバイと呼ばれたに話しかける。
オウバイは言った。「ショウゾウ、その子はどうするんだ?」
ショウゾウはルナを抱き上げながら言った。
「本部で保護しよう」
「却下」
「え〜、、、」
却下という返答に納得いかないのか怪訝そうにオウバイに目を向ける。
「東京支部で良いだろ」
オウバイの出した案に渋々納得し、ルナは東京支部に保護されることになった。
それから十一年の月日が流れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 07:46:34
16780文字
会話率:34%
王が生まれた時から私は王の記録係となった。
私は王の初恋を知っている。
その恋が叶わないと諦めた事も、その恋を捨てられないでいる事も…私はずっと見てきた。
そして月日が経ちその恋が叶った時。
王が生涯彼女だけを愛する事をずっと見守っていくと
誓ったのだ。
※例に漏れずヒーローは愛が重いです。
視点は基本的に記録係中心ですが、語り口調で話は進みます。
3万字前後で完結した物を他のサイトにて掲載or連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 00:00:00
9563文字
会話率:16%