どこにでもある街角。その光景を解説するモノがいる。
まだ明けやらぬ早朝からの光景は、通学児童が自動車に撥ねられたことを映し出し、事故後の救出劇をも克明に映し出した。
しかし、交通事故となれば自動車に責任がおしつけられてしまう。歩行者に原因が
あったということを証明できないからだ。
ところが、運転手の無実を信じて家族や仲間が懸命に目撃者探しをしても、動転して忘れたり、さまざまな思惑がはたらいて真実は究明できない。
一部始終を目撃していたモノは、掟を破ってある行動に出る。
その、あるモノの義侠心はどんな結末を招くのか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-21 18:41:35
2695文字
会話率:5%
新興宗教の巣窟に、仲間を助けに潜入したサンライズ。
耳ピアスの不良オヤジに変装した彼は、収容所とも言える施設内で時には抗い、時には従い、危険な任務に挑む。
何を信じるのか、信じないのか。自分自身でいるためのよりどころは何か……そして、仲間と
共に無事に脱出できるのであろうか!? 設定は1998年
※2014.7.10 全体をややアグレッシヴな方向に書き足し、書きかえました。読まれている方には混乱ありまして申し訳ありません。
他サイトと重複公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-10 20:49:47
75635文字
会話率:33%
”4月14日 今日僕は好きな人に告白する”
”脩平”が告白しようとしていた意中の同窓生”響子”が告白直前に目の前で急に倒れた。
病院に運ばれた響子に下った病名は「原因不明の脳死」。
このままでは一晩と持ちそうにない現実に絶望した脩平の脳裏
に浮かんだのは山奥に佇む廃屋の様な稲荷神社
そしてそこに現れたのは秒速比1/999の次元に乗ってやって来た時聖結界の巫女・御代だった。
神の炎である御灯(みあかし)を使い、他人の回想録である幻燈(げんとう)へ入って行く二人は、歪んでしまった響子に纏わる心の因果応報を正す事で、降りかかった運命の因果変動を試みる。
命と時間の因果応報を描いた生命慈酷譚第二弾
誰も知らない春の中、時間と絆の間に咲いた救出劇が今、始まる―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-14 23:53:31
9939文字
会話率:41%