「ねえ、この家に、最近誰か侵入してない?」
母が言った。私は侵入者の存在に気づいていたが、侵入者が怖くて、知らないふりをしていた。
最終更新:2024-04-16 18:14:18
1810文字
会話率:16%
男爵令嬢のミリアンナは、10歳の時に馬車に轢かれかけて前世の記憶を思い出す。そして13歳で魔法学園に入学した時に、はっきりとここが前世で夢中になっていた乙女ゲームの世界だと思い出した。
ヒロインに転生なんてラッキーだと思っていたのに、全
然思い通りにストーリーが進まず、迷走して黒歴史を積み上げた結果自国ではどうしようもなくなってしまった。16歳で成人したのを機会に、バッドエンドが怖くて隣国に逃げることにした。
果たして運命の人は隣国にいるのか?バッドエンドを回避して、ハッピーエンドを目指すミリアンナの運命は?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 08:28:26
12541文字
会話率:60%
世界は病を認めない。
世界は弱者を認知しない。
世界は悪臭で腐敗した充満した世界。
そんな価値観で生きていた十七歳の少年、ライト・ヴァイス。
世界では英雄と呼ばれる有名人が次々に殺されていく。
父親であるヴァン・ヴァイスは世界一のプロレスラ
ーだった。
そんなヴァンもまた何者かの手により殺される。
母親であるカナリア・ヴァイスはヴァイスが亡くなった悲しみと仕事でのパワハラの被害に遭い鬱病になり、若年性認知症も患っていた。
ライトも躁状態、自律神経失調症と言う、鬱病の病に侵される。
しかし、それを知っているのは、一度診察しに行った医師一人のみ。
ライトは自分の症状を口にするのが怖くて誰にも言えなかった。
ライトは学校でいじめに遭う度に、感情が抑えられなくなり暴力を行使し問題行動を起こし続けていた。
それに等々耐えきれなくなった教師の一人がライトを生徒指導室に呼び出し、一カ月の停学処分とボランティア活動を命じる。
背けば退学と言う条件に悩まされたライトはカナリアをこれ以上苦しめないためにも、その条件を辛酸を舐める思いで受けた。
ボランティアの初日、班長を任されていたビンと言う中年の男性。
その男性が正にライトの運命を変える。
果たして、ライトはこの世界の逆境と闇にどう立ち向かうのか。
ライトのヒーローとしての物語が今、幕を開ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 14:18:15
263445文字
会話率:33%
俺、◯◯◯◯は名城中学に通う中学3年生。
今日は卒業式だから朝早くに家を出たんだけど、寝ぼけたトラック運転者にドーンと肩をぶつけられて難癖を付けられて怖くて失神。
そのまま異世界転生してしまった。
いや、身体はあるから異世界転移というやつな
のかもしれない。
俺の来た異世界はスケールが違う。
何せ顔面偏差値が高いから平均ちょい上のつもりだった俺の顔がブサイク扱いされる。
黒髪のブサイク呼ばわりされるがちゃんと傷付くからやめてほしい。
この世界においては黒髪が珍しいらしく、それで声をかけてくる人が居るんだけど、どうやら目的はそれだけではないらしい。
「あら、そこの黒髪のブサイクな人ちょっと待って」
「面と向かってブサイクとかやめてくれない?」
「丁度良かった。あの時の礼がしたくてさ」
潮騒香る海岸沿いに今居るのだが、近くに柑橘系の果樹園が有り、そこから山のようにデコポンを渡された。
「あるんだ……普通にデコポン」
この世界特有の生き物とかを期待してなかったとは言えないので少しガッカリした。
「ほら、これ全部持っていきな」
両手に抱えきれないほどのデコポン。
服の裾を持ってそこに乗っけて貰う形で持っているが、めちゃくちゃ重い。
「あの時のアンタが『名乗るほどの者ではありません』なんて言うから恩返ししたくても探しようも無いしさ……そうだ、ウチに寄って行きなさいよ」
「そ、それは助かるけど、まずこのデコポンをなんとかしたいかな!」
こぼれてる!
炉端にポロポロとこぼれてるから!
「ほーら、ウチの主人村長だったの覚えてない?鬼に取り憑かれて大変だったんだから」
「へ、へぇ、やっぱり居るんだそういうの」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 20:58:05
1428文字
会話率:11%
死ぬこと・・・それが怖かったあの日・・・今は
最終更新:2024-02-27 16:02:33
567文字
会話率:0%
死を恐れて泣いたあの日は
今は生きることが怖くて泣く
最終更新:2022-10-16 15:58:53
606文字
会話率:0%
多重債務者は、ブランド狂い。
イカはやっぱり、アオリイカ。
最終更新:2024-02-01 20:44:24
1479文字
会話率:58%
マーベラスな世界に乗り付けるのに、ハイエースで行くと思ってる奴って、頭の中お花畑。せめてアルファードにしとけよ。
最終更新:2024-01-26 20:23:01
1491文字
会話率:68%
予告編
「―あいつといると、弱くなる。戦士としての能力を失っていく。
それがたまらなく嬉しいんだ」
あなたがわたしを守ってくれるのはおカネもらってるからなの?怖くてきけないよ……!
※この作品はカクヨムにも重複投稿する予定です。
治癒
魔法だけが発動しない魔法世界で、死んだように生きてきた男、傭兵のアストリアはある酒場で奇妙な魔法使いライナスと出会う。その男は世界に三人しかいないアークメイジに匹敵する魔力を持っているという。
ライナスはアストリアに死体回収の仕事を持ちかけ、ふたりは死体回収の冒険をはじめる。
あるダンジョンでライナスは血染めの裏切りを行い姿を消すのだった。
ライナスの謎を追うアストリアは帝国の首都で偶然知りあった盗賊のアルフレッドに魔術師のフランク・マクマナスを紹介され仕事をあっせんされる。
フランクの目的は治癒魔法を復活させることだった。そのためには黒髪の少女クレリアを東方の地へ護衛しなければならない。
アストリアが死んだように生きるのは彼が少年時代に恋をした年上の奴隷少女との悲恋に原因があった。
世界を救うための旅の中でアストリアの魂は再生されていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-28 10:47:24
364151文字
会話率:34%
【将来が不安です。眠れなくて怖くてすごくすごく怖いです】
【毎日がつらいです。自分でもたまにそれがどうしてかわからないけど】
【学校がいやです。生きていたくない楽になりたい】
【時々、線路が近く感じます】
政府により、安楽死が認められて
から一年。希望者は全国にいたが許可が下り、実際に行われたのは、いずれも重度の疾患を抱える者数名のみだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 11:00:00
1575文字
会話率:20%
モーベット侯爵ジョサイアは結婚式直前、愛し合っていたはずの婚約者に駆け落ちされてしまった。
急遽の結婚相手にと縁談がきた伯爵令嬢レニエラは、以前夜会中に婚約破棄されてしまった曰く付きの令嬢として知られていた。
間に合わせで自分と結婚するこ
とになった彼に同情したレニエラは「私を愛して欲しいなどと、大それたことは望んでおりません」とキッパリと宣言。
元々結婚せずに一人生きていくつもりで実業家になろうとしていたレニエラは、これは一年間だけの契約結婚にしようとジョサイアに持ち掛ける。
愛していない契約妻なのに、異様な熱量でレニエラを大事にしてくれる夫ジョサイア。それは、彼の元婚約者が何かおかしかったのではないかと、次第にレニエラは疑い出すのだが……。
また傷付くのが怖くて先回りして強がりを言ってしまう意地っ張り妻が、元婚約者に妙な常識を植え付けられ愛し方が完全におかしい夫に溺愛される物語。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 21:28:26
100242文字
会話率:36%
俺、白馬魁斗は現実世界が充実してなかった
成績も並かそれ以下、運動音痴、おまけにコミュ障…、学校でも家でも空気のようで俺には何もない……いっそ死のうか…いや死ぬのも怖くて無理だって…。
そんな時、目の前で美少女が橋から川へ飛び込んだ。
えっ
?自殺?いや、ちょ、ちょっとまって…!!
少女を助けようとしたが俺泳げないじゃん!?
そんなこんなで気づいたら知らない場所にいた。
「貴方はこの世界の女神の生まれ変わり、神子です。魔王を倒す為に呼ばれたのでしょう」
「えっそれもしかして勇者ってこと?」
「いえ、違います」
どうやら川に落ちたせいか神子というものとして異世界転移してきたみたいだが、勇者じゃないの?
「神子様、お手を、ボクが貴方を護ろう」
「神子様お下がり下さい、私の後ろに隠れて」
「神子ちゃんは今日もかわいいねえ。私のそばにずっといれば安全だからね?」
「君はみんなに守られていればいいんだよ、姫」
男性が魔法を使えないという異世界において、男性はどうやらか弱く守るべきものだったらしい。
って!俺のことみんなしてヒロインみたいに扱わないで!
ラブコメになりそうでならない?異世界ドタバタコメディ。
思いつき次第の気分転換更新です
他作もよろしくお願いします
カクヨムにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 17:47:14
23294文字
会話率:31%
対話なんてもんについて
最終更新:2023-12-11 21:59:14
396文字
会話率:0%
プロローグ
人は恋をする。
その人がいればもう何もいらないと
思うくらいに
恋はまさに盲目だ…
そんな人が、そう思える人が欲しかった。
欲しかった……だが僕の愛は歪みきっていた。
たくさんの人にチヤホヤされて
馬鹿みたいに愛され
て
死ぬほど求めらながら
首を思いっきり絞められて
死にたい。
歪んだ……
歪みきった愛が欲しかった…
けど…嫌われるのが怖くて言えなかった。
でもそんな時に現れたんだ。
彼女が……
僕の目の現れた運命の人
何もかも僕の全てを受け入れてくれた。
まるで僕が求めている事を
わかっているかのように
その願いすらも叶えるように
だがそんなの当然だった。
だって……
僕は僕自身に恋をしたのだ。
最高に狂った愛を求めるために
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 07:00:00
28736文字
会話率:18%
運がいいことに転生する事ができた主人公(他川人志)。
前世での経験からアドバイザーが楽で儲かる仕事だと勘違いした主人公そして自分では魔物退治が怖くて嫌な主人公は「万能(マルチ)アドバイザー」という職業にゴリ押しでしてもらい転生するのであった
。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 21:38:13
1905文字
会話率:27%
たまに夢を見る。
駅の改札から逃げ惑う人々。
" 〇〇が無事で "
私の腕の中でどんどん冷たくなっていくーー。
" 本当によかったぁ "
ーーの腹部から流れ出る血。私はハンカチで力一杯
抑える。だけど、止まらない。
" ずっと怖くて言えなかった "
寒い時に握るとカイロの代わりになって暖かいーーの手。今は信じられないほど冷たいーーの手が出血部を抑える私の手を握った。
" おれはずっとお前のことが "
その夢を見た後は酷い喪失感に苛まれる。それはまるで、大切な何かを忘れてしまったような感覚。
それでも、
「かーわーいーいー!どの服もミリアたんにピッタリ!端から端、みんなちょうだい!」
という騒がしい父に、
「あははは!今日も寝坊したんだって!お嬢様!」
「ま、俺たちは昨日の夜から今まで飲んだくれてるんだけどな!」
「よっ!人でなしー!」
「ちげぇねぇ!ぎゃははは!」
毎日飲んだくれる領民達に囲まれて幸せな日々を送ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 20:03:08
24021文字
会話率:39%
君が書いた詩の「あなた」が誰なのか、片思いする私は怖くて聞けない
最終更新:2023-11-17 23:41:55
231文字
会話率:50%
精一杯生きようと思っても、死ぬときが来る。その瞬間が怖くて、なにもできなかった余命わずかな少女は、ある日海からやってきた人魚と、1つの契約を交わす。少女が見つけたかったもの、未来に託したかったものとは?
最終更新:2023-11-05 02:21:12
1613文字
会話率:4%
虹ヶ丘小学校に七不思議には、こんなものがある。
好きな子の誕生日、その子が登校するより先に引き出しにプレゼントを入れておくと、両想いになれる――。
かわいらしい外見を持つが引っ込み思案な性格でクラスでは目立たない女の子、藤村咲は、淡く
思いを寄せる隣の席の男子、浅葱青磁の誕生日が明日だと知る。
日直で早く登校する彼より先に学校に辿り着くのが困難と判断した咲は、夜のうちにプレゼントを入れておけばいいと思いつく。
暗い校舎に忍び込むなんて一人では怖くて行けないと、よりによって当のアサギを連れて――。
だが、二人は知る由も無かった。
ほかにも、イタズラやただの噂ではない七不思議が、この学校に存在することを――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 03:23:43
34614文字
会話率:29%
乙女ゲームの世界のヒロインに転生したものの、逆ハーを狙ってざまぁされ破滅したミルカ。処刑されたと思ったら、別の乙女ゲームのヒロインに転生していた!今度こそ逆ハーしてやると意気込むミルカだったが、前世と同じように攻略対象に声をかけようとした瞬
間、目の前に行動コマンドが現れるようになった。おまけに、本来のゲームにおける好感度アップ選択肢がめっちゃグロい色で表示されるようになってる!?ミルカは怖くて別の選択肢をチョイスした。またある時は好感度アップ選択肢も普通の色で表示されることに気づいたミルカは、もしかして破滅フラグがわかるようになってる?と考えた。破滅を避けつついい感じに幸せになりたい!そしてできれば今度こそ逆ハーを!もちろん無理のない範囲で!そんなミルカの奮闘物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 01:24:26
34769文字
会話率:43%
理由が解らないまま生家で無視されて育ったレガテリテ。
学園の卒業と同日に嫁がされ、生家に二度と戻ってくるなと父親に伝えられる。
初夜教育も受けていないレガテリテは旦那様にされることが怖くて仕方ない。
けれど、旦那様の望みならと必死で
我慢して受け入れる。
旦那様のサルバシアは忙しいらしくて、週に一度しか帰ってきてくれない。
寂しいと伝えると週に二度帰って来てくれるようになる。
レガテリテの不幸は妊娠してから始まる・・・。
初夜教育もされていなかったのだから、妊娠がなにかも解らない。
体の中で蠢くものがおぞましくて仕方なかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-25 22:00:00
27748文字
会話率:22%
「けしんとがおじゅうて、ぼっけもんな務まりもはんよ、セシル(←死ぬのが怖くて、冒険者は務まりませんよ、セシル)」見習いのナイトであるセシルがある日ダンジョンで出会ったのは、単独で階層のボスをぶち殺す一人のサムライの少女だった。スミレ、と名乗
った少女は外見こそ可憐な大和撫子だったが、頭の中身は脳筋戦闘至上主義者の薩摩系女子である。パーティに加わったスミレにセシルは怯えつつもひかれていくのだが、そんな二人に凶悪なボスモンスターが立ちはだかるのだった。「良か敵じゃ。あん首を持ちければ兄上も姉上もさぞかしお喜びやろう。行っど」(注:本編で薩摩弁はあまり使用しません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 17:00:00
65713文字
会話率:54%